早速ですがまずは、アニメ最新話や、語れていなかった部分についての感想を。
何よりも、7月のクールの変わり目からOPとEDが変わったことは外せないでしょうね。
私事なのですが、以前かられをるさんのことが好きだったので、ED歌唱のことを知ったときはすごく嬉しかったですね、はい。しかし今回は、OPが良すぎますね(あくまで一個人の意見ですが)
『ドリームキャッチャー』…大吾君がキャッチャーしてますからね、その辺も踏まえられてるんだとしたら200点あげたいです(何様だよ)
そして、卜部アンディバッテリー。15話でも思いましたが、最新話でも依然としてやはり安心感が凄いですよね、本当に。
とまあ、長々しくなってきたので感想はこの辺で終わりにします。まだ話し足りない分は来週の前書きで。
では、本編に参りましょう。
シーンは、道塁ちゃんがマウンドにようやく上がり、一死で二塁に美智琉、という状況から。
どうぞ、よろしくお願いします!
試合の行方
柳沢がバットを振りぬき、打球が飛んだ瞬間。
俺は、走り出した。
その打球が、外野まで飛んでいくのだと確信して。
しかし、だった。
ふと振り返ったときに見えたのは、大きくジャンプして打球を捕ったセカンドの姿だった。
戻ろうとしたときにはもう既に遅く、捕球されたボールはベースカバーに入ったショートに送られた。
セカンドライナーでダブルプレー。
イヤな感じで攻撃を終えてしまった直後、四回表。
先頭打者の1番道塁ちゃんにセンター前ヒットを打たれ、初ヒットを許す。
送りバントの後、3番打者はレフトフライに抑えてツーアウト二塁。
打席には、4番の眉村渉が入る。
道塁ちゃんの双子の弟で、キャッチャーマスクをかぶっている。
ボールが先行してしまい、カウントが悪くなった三球目だった。
甘く入ったボールを見逃さず、完璧に捉えた当たりは。
ライトの頭を越え、外野の柵も越えていく。
同点のツーランホームラン。
冷静な表情を崩さずダイヤモンドを一周する眉村。
…なんだかいけすかないやつだ。
このホームランで動揺してしまったのか、滉は続く5番打者に死球を当ててしまう。
6番打者にはカウントを悪くし、スリーボールワンストライクからの五球目。
滉の左を抜け、二遊間へ打球が飛ぶ。
センター前ヒットになるかと思われたが、そこには菊地原がいた。
捕球し、セカンドへトス。
カバーに入ったショート間宮がボールを受け取り、セカンドベースを踏んでアウト。
これで、スリーアウトチェンジ。
ベンチに戻ると、滉が「ごめんなさい」と謝ってきた。
「点とられたからってそんな暗い顔するなよ、滉は十分投げてるじゃねえか」
「でも...せっかくのリードを守れなくて...」
「味方が点を取られたなら、その分取り返せばいいだけじゃねえか。
絶対に点を取り返してやるから、だからもう、そんな風に考えるんじゃねえぞ」
「…はい!」
そう返事をした滉を見ている俺に「あいつもなかなか困ったやつだな」と声がかかる。
「何言ってんだ勝一、お前の方がよっぽどだよ。滉はまだ素直だし」
「なんだよそれ、僕が素直じゃない、ってこと?」
「まあ、そういうことになるな」
「…ひどいな(笑)」
そう言いながら浮かべた笑顔には、どこか寂しさが含まれているような気がして。
「…絶対、勝つから」
俺はそう言って、その場を離れた。
しかし、前の回の途中から登板している相手エース眉村道塁の前に、4番筒本はセンターフライ、5番内樺は見逃し三振、6番糸魚川はファーストライナーと、三者凡退。
前の回もそうだったが、少し急な登板だからかまだ若干ボールが荒れ気味だしたまに甘い。
それでもこの投球。敵ながらあっぱれ、という風に思える。
攻守交替して五回表。
この回の滉は、本来のピッチングを取り戻す。
7番から始まった相手の攻撃を、空振り三振、セカンドフライ、サードゴロで抑える。
対する五回裏。
リズムを掴んだのか、この回から道塁ちゃんの投球はこれまでのさらに上をいくものに。
伸びのある良いストレートがコースにビシバシ決まり始める。
結果、7番からの攻撃だったこの回、三者連続三振。
調子がいいのか、全く手が付けられないように感じる。
そしてそれは、否応なく滉のピッチングに影響を与える。
もうこれ以上の失点はできないと感じ、これまで以上に神経を使って投げ始めた滉は、この回先頭の1番道塁ちゃんに四球を与え、さらに続くバッターにも連続フォアボールを与える。
東斗はこのチャンスで、安全に送りバントを選択。
なんとかワンナウトは取れたが、二、三塁というピンチで、打席には先程ホームランの眉村渉。
ストライクを一球も投げることができず、フォアボール。これで、満塁。
このピンチにマウンドに集まる鹿瀬少年野球クラブの内野陣。
見ると、緊張からか滉の顔には大量の汗が...
いや、違う。
滉は、スタミナが限界に近付いているのだ。
「滉...お前...」
そう言おうとした俺を、手で制す滉。
「自分で招いたピンチです。…自分に、投げさせてください」
マウンドのところまで来ていた監督に、そう力強く言い切る。
「…いや、まあ滉にはもちろん投げてもらうつもりだぞ?
誰も特に準備させてなかったからこんな場面で交代するわけにはいかないしな。
今のエースはお前だ、滉。カッコいいとこ、見せてくれよ」
そう言い、ベンチに戻っていく監督。
「後ろは絶対、守ってやるから。安心して投げろ」
「私も。滉君のこれまでの頑張り、無駄にするわけにはいかないもん」
「きつくなったら、後ろを見ろ。俺たちがいる」
「最後のピンチだ、滉。思い切って投げ込んでこい」
間宮、菊地原、内樺、森戸がそれぞれ声をかけ、守備位置に戻っていく。
「滉、お前の後ろは、頼れる先輩ばかりだろう?」
「そうですね」
「自信もって投げろ!絶対このピンチ、抑えようぜ」
「はいっ!」
再開後、初球。
振りかぶって投じられたのは、今日最速で最高のボール。
審判のストライクという声がグラウンドに響き渡る。
「………」
サードランナーの道塁ちゃんが何か言った気がしたが、聞き取れなかった。
二球目。インコースの際どいボール。
バッターが手を出す。
完全に詰まった当たりが、俺の前に転がってくる。
冷静に前に突っ込み、捕球し、ホームへ送球。
キャッチャーの森戸が捕り、素早く一塁へ送球。
判定は、アウト!
ホームゲッツーだ。
ため息がこぼれる三塁側ベンチと、歓声に湧く一塁側ベンチ。
最高の形で、無失点で切り抜けることができた。
次の六回裏の攻撃は、1番の俺から。
とにかく勝ち越し点を取るために、なんとしても出塁しなくてはならない。
前の回の三者連続三振という悪いイメージを、しっかりと取り払わなければならない。
思考の末、俺がたどり着いたのは――。
そういえば。この場で言うことか分からないんですが、Twitter始めました。
アカウントは『@wakiwaki_2069』です。色々あってカオスな感じの垢になっていますが(笑)フォローしてくださると嬉しいです。
最新話を投稿する時はツイートしますので...って、そういえばこの小説は毎週土曜17:30定期投稿だから、あんまり意味ないですね。
まぁでも、感想とかそっちの方で送られてきてもすごく嬉しいと思うので、よろしくお願いします。フォローバックはさせてもらいますので。
あと、ここで予告です。
現在連載中の小学生編は、今月いっぱいで完結を迎えることになります。
10月からの秋クールでは、ようやく中学生編に入っていきます!
いやぁ...ここまで長かった(笑)…といっても新章は、中一時から描写していくため原作には到底追いつかず、まだまだ長い道のりなんですけど。
では長くなってしまいましたが、今回はこのあたりで失礼させてもらいます。
ここまで読んで下さり、ありがとうございました。