まずは何と言っても、吾郎や薫などの懐かしい面子の声が久々に聴けて、すごく嬉しい気持ちになりました。
あと、次回予告の後、大吾が「夢の舞台へかけあがれ!」と言ったのも個人的にはアツかったですね。
また途中で、心絵が流れたときは、やはりテンションが上がりました。
とまあ、感想もだいぶ述べさせて頂きましたので、この辺りで終わりにします。
では第一話、よろしくお願いします。
第一話
はじまり
幼稚園に通っていた頃、俺には、とても仲の良い女の子がいた。
その子と俺は家が近くて、いつも幼稚園への行き帰りをともにしていた。
それに、よく一緒に遊んでいた。
また驚くことに、下の名前が同じ”ミチル”だった。
幼稚園に通い始めた頃は、特に問題はなかった。
しかし、年を重ねるにつれて、段々と問題が起こり始めた。
まず、いろいろ言葉を覚えるようになってきた同年代の子たちに、いつも一緒にいる自分たちのことを”ふーふ”と言われるようになった。
今思い返すと恥ずかしい話だが、その頃は特に気にしてはいなかった。
むしろ本当に、好きあっていた気もするが、それはまた別の話だ。
また、その女の子のことを好いている男児によく絡まれるようになった。
わかりやすくいうなれば、一緒に遊ぼうとしたところに横入りされることが増えたのだ。
俺は、あまりその女の子と遊べなくなっていった。
ずっと一緒に遊んできた子と、遊べなくなる。
子供心ながらに、それがすごくイヤだったのを覚えている。
そして、負の連鎖は止まらない。
なんと、親の都合で引っ越すことになり、その女の子と唯一保てていた行き帰りの接点を失ってしまったのだ。
一応同じ幼稚園に通い続けることはできたが、これをきっかけに、その女の子とは毎日幼稚園で顔をちょっと合わせるだけになった。
とにかく、何とかしようとしていた。
どうにかしてその女の子と遊ぼうとしていた。
そこで思いついた手段。
それが、”あいのこくはく”だった。
子供とは極めて恐ろしい存在だと本当に今となっては思う。
結果が成功か失敗かについては断定できないが、次の日から再び、その女の子と遊べるようにはなった。
その後、卒園して小学生になった。
その女の子とは同じ小学校で、俺はすごく嬉しかった。
だが、小学生となると、幼稚園のころと同じではいられない。
男の子は男の子と、女の子は女の子と遊ぶのが普通だ。
いっちょ前に羞恥心のかけらみたいなものを持ち始めていた当時の俺は、その女の子を若干避けるようになっていった。
そして。
最大の問題が起こった。
ある日突然、俺がその女の子のことを好きだということが皆の間で言われ始めたのだ。
後で知ったのだが、このことは幼稚園でその子のことを好いていた男児、そのいとこがその男児からそれを聞いたとのことらしかった。
そして、その当時の俺は、半端な羞恥心のために、それを否定した。
それでも尚、俺は同級生からいじられる日々が続いていた。
ちなみにその女の子は、そのことに対して特に声をあげてはいなかった。
それが、より俺を同級生からのおちょくりの対象にした。
俺は、すごく悩んでいた。
今さら認めたところで、どうせ皆からはからかわれることになる。
かといって、このまま否定し続けるのもなんかイヤだった。
そんな時だった。
俺は再び、親の事情で引っ越しをすることになった。
救われたと思った。
俺は、誰にも何も告げることなく、通っていた小学校を出ていくことに決めた。
小学二年生、六月下旬の出来事である。
だが、事態はそれでは止まらなかった。
転校して一週間くらい経った頃。
自宅に、一本の電話がかかってきた。
俺に用があるとのことだったので、電話を受け取ると、
「美智琉くんのイジワル」
という言葉が聞こえ、電話は切れた。
俺が好きだったその子から浴びせられた一言。
まだ小二の子供である俺の心を傷つけるのには、十分すぎるほどの威力だった。
こうして俺は、初恋に失敗した。
とてつもない失敗を犯してしまった俺。
しかしこの後、俺を大きく変える出来事が起こるのだった。
あとでちまちま回想する流れも考えましたが、この時期の話から時系列的に書く方がいいかなとなんとなく思ったので、こういう感じになりました。
のんびりと見守って下さればありがたい限りです。
前書きでアニメの感想を書きましたが、次回からも今回のような流れでいこうと思っているので、そこのご理解をよろしくお願いします。
ちなみに、私は原作の方は今のところ全巻持っているので展開は知っているのですが、アニメ、しっかりと楽しんでいく所存です。
そういえば今更ですが、アニメ第一話は、漫画では詳しく描かれていなかった部分の話でしたね。
アニメオリジナルのキャラクターとか、この先出てくるんでしょうかね?
とまあ、色んなことに期待をしつつ、今回はこの辺りで失礼します。
ここまで読んで下さり、ありがとうございました。