俺の名前は。   作:kwhr2069

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どうもこんにちは、10月に入りましたね。
今日から中学生編となり、タイトルも変わり、これから本格的に物語が進んでいく...はず!

ではでは、よろしくどうぞ。


第弐章:中学1年生編
第十九話


俺の名前は

 

 美智琉。

 

 君は、この名前を見たときにどう感じるだろうか。

 ”ミチル”と聞いて、男子と女子のどちらを思い浮かべるだろうか。

 

 

 この名前は、何を隠そう自分の名前であり、そして自分は男だ。

 

 こういう名前を、最近ではキラキラネームとして世間はくくっている。

 

 俺は、自分のこの名前の女っぽさが少し苦手...というか嫌いだ。

 

 

 

 そしてこの物語は、そんなコンプレックスを持った少年が、とあるきっかけで始めたスポーツに没頭していく()()()()()()()()()である。

 

 

*  *  *  *

 

「私は、沢弥生って言います。横浜リトルでセカンドをしてました。よろしくお願いします」

 

「同じく横浜リトル出身、相楽太鳳です。ショートしてました、よろしくお願いします~」

 

「えっと、私は佐倉睦子です。三船ドルフィンズで外野をやってました、よろしくお願いします!」

 

 

 俺の横の位置に立った三人が、それぞれ自己紹介をしていく。

 

 野球部の入部希望、ということでグラウンドに来たら、先輩たちが待っていた。

 今この場にいる新入部員は5人。

 女子がさっきの三人で、それに俺と、もう一人男子がいる。

 

 そして自己紹介は、そいつの番。

 そういえば、佐倉とこの男子は、今日の朝俺が見かけた二人で、クラスメートじゃないか。

 

 確か、名前は...

 

「三船ドルフィンズではキャッチャーやってました、茂野大吾です!

 姉ちゃんが去年までこの野球部にいたので、知ってる人もいるかもしれませんがその弟です。

 まあでも俺は、全然ヘタクソなんですけど...。とにかくこれから、よろしくお願いします!」

 

 先輩方が若干ざわつく。

 

 

 …なんか、一人だけ自己紹介長くない?

 ん?原作...主人公...?わけわかんねえこと言ってんな。

 

 

 と、次は俺の番だと思いだした。

 

「鹿瀬少年野球クラブ出身、牧篠美智琉です。できれば名字で呼んでくれると助かります。

 ポジションはサードでした。これから、よろしくお願いします!」

 

 

「OK、皆ありがとう。俺が、キャプテンの茅ヶ谷綜だ」

 

 綜先輩が、先輩方の真ん中に立って話す。

 

「…てことでいきなりなんだけど、まずは俺たちと一緒にウォーミングアップからやろうか」

 

 

「「は、はいっ!!」」

 

 

*  *  *  *

 

 キ、キツイ...。

 なかなか...ハードなアップだな...。

 

 

「おいおい、かなり疲れてんなあ牧篠。」

 

 

 声をかけられ、そっちを見る。

 

「ケン先輩...お久し、ぶりです...」

 

「なんだ?ホントにヘロヘロじゃねえか(笑)」

 

「いや...これはきついですって...。毎日これやってるんですか?」

 

「もちろん。まあ、じきに慣れるさ。」

 

「そうですね...頑張ります!」

 

「その意気その意気。

 …ああ、そうだ。綜がこれから、六対六の試合形式で戦うって言ってたから、よろしくな」

 

「試合形式...なるほど、よろしくお願いしますね」

 

 

 

 そして。

 綜先輩の指示で練習が進む。

 どうやら、六対六の変則的な形で歓迎試合をするとのこと。

 

 

 だが。

 

「すみません先輩、一年生側、五人なので一人足りないんですけど...?」

 

「ああ、だからそっちには、一人入ってもらうよ。

 丁度ピッチャーがいないみたいだし...椿、頼んでいいか?」

 

 そう言われて出てきたのは、先輩たちの中で唯一の女の人。

 

「オッケー、いいよ。

 かわいい後輩ちゃんたち、私は綾部 椿(あやべ つばき)。よろしくね~」

 

 綜先輩に返事をし、こちらに向き直って軽く手を振る。

 気さくな感じだ。

 

 その後綜先輩が、試合は三イニングでやることを告げた。

 打順や守備位置などが決まり次第始めようということで、一旦二手に分かれる。

 

 

 

「それで...」

 

 綾部先輩が切り出す。

 

「ポジションはまあ被ってないからいいとして、打順どうしよっか?」

 

「はいはーい、私、1番打ちたいんですけど」

 

 真っ先に手を挙げるのは相楽。

 

 

 しかしここは...

 

「俺、少年野球の時から1番打ってたんだけど」

 

「えー、早い者勝ちじゃない?こういうのって」

 

「いや、悪いが譲れないね、俺が1番打つから」

 

 二人の意地がぶつかり。少し言い合う流れに。

 止めにきたのは綾部先輩だった。

 

「ちょっと落ち着いて二人とも~、ねえ太鳳ちゃんって左打ちでしょ?」

 

「はい?まあそうですけど...」

 

「今マウンドにいるケン...うちのエースのことね。…左投げなのよ。

 だから1番は、美智琉ちゃんに譲ってあげてくれる?」

 

 …ん?今、なんだかとてつもなく恐ろしい呼び方をされた気が。

 

「先輩がそう言うなら...はい、私2番で。じゃ、1番は任せたよ美智琉()()()

 

「1番譲りありがとう。だが、ちゃん呼びだけはマジでやめてくれよ。…先輩もですよ」

 

「え~可愛い呼び方だと思ったのに。残念」

 

 

 …こっちはおかげで軽く心臓抉られてるんですがそれは。

 

 

 その後、先輩自身はラストバッターを打つよ、と言い。

 それを受けて残りの三人で少し話した結果。

 沢さんが3番、茂野が4番、佐倉さんが5番を打つことに決まった。

 

 

「よ~し!じゃ、張り切っていこうね、後輩諸君!」

 

 先輩のその言葉を合図に、ホームを境に先輩たちと向かい合うようにして並ぶ。

 

「「よろしくお願いします!!」」

 

 そして、試合が始まる...!

 




本編の文字数は短め、これが平常運転。これからもおそらく、大抵はこんな感じです。

自分の中の相楽ちゃんイメージと、彼女の実際の原作内での感じがちょいズレてるのでキャラがブレ気味かも...です。他のキャラについても、多少そうなってしまうところがあるかもしれませんが、そのあたりはご了承いただけると。
また、なるだけスピーディにテンポよく進めたい...ですが、私の力量の問題上少々グダってしまうかもしれません。そこもご了承いただければ。

…と、マイナスなことを書いてしまいましたが、日々UA数やお気に入り数が増えるたび、大変嬉しい気持ちにさせてもらっております。
『皆様の閲覧は私の光』
これからも皆様には、何卒よろしくお願いしてもらいたい所存ですm(_ _)m

では長くなってきましたし、今回はこのあたりで失礼します。
ここまで読んで下さり、ありがとうございました。

※11月10日18:40に一部分修正を致しました...が、さして深い意味もないのでお気になさらず。
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