サイコロ・くじ引き転生【短編集】(改題)   作:しゃしゃしゃ

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UA一万突破 わーい。ありがとうございまーす。
エロが書きたい…でも、気分が乗らない………そんなわけでまたまた更新。

FateとBLEACHに転生する人はまだかなー。サイコロの目が出ない。

後書き(本編)


★□ 5番 霜越洸 享年18歳の場合

「次の方どうぞー」

 

ガチャ

 

 

「ここってもしかして…」

 

「番号札5番、霜越洸さんですね? どうぞ席にお座りください」

 

 

キィ

「あのこれってもしかして『神様転生』ですか? 自分、死んだ覚え、ないんですが」

 

パタン…

 

「ええ、神様転生です。最近の人は察しがよくて助かります。そして、えーと、霜越さんは…就寝中の事故死となっていますね。本棚が地震で倒れて下敷きになって、です」

 

「そうなんですか…(詫び系じゃないのか。なら邪神的なのか? )」

 

「では転生についての説明をさせていただきます。『かくかくしかじか』となっております」

 

「『まるまるうまうま』。なるほど」

 

「というわけで、転生先の世界を決めます。サイコロをどうぞ」

 

「………(自由来い、自由来い! ) っ! 」

 

 

からからからから

 

 

 

⚅:⚄

 

 

 

「(違う…! そうじゃないっ…! )」

 

「6と5、神様が決める、ですね。では神様に問い合わせを行います………………………………………………はい、はい。え、わかりました」

 

「どうですか? 」

 

「残念ですがお教えすることはできません。転生直前にお伝えします。その………頑張ってください」

 

「なんですかそれ!(すごく悲しいものを見る目だよ! 怖いよ!)」

 

 

 

「次に特典を決めていただきます。特典は『かくかくしかじか』というふうになっています。サイコロ赤いのを渡してください」

 

「はい」

 

「ではどうぞ」

 

「っ! 」

 

 

 

からから

 

 

 

 

 

 

 

 

「………」

 

「おー。まぁまぁですね。では3枚くじを引いてください」

 

「はい(まぁ、一つとかじゃないだけましか)」

 

 

がさごそがさがさがさごそ

 

 

 

 

1384・・・3・・・1924

 

 

「説明をさせていただきます。1384番、これは『Zガン』です」

 

 

「『Zガン』? 」

 

「はい。漫画『GANTZ』に登場する武器の一つです」

 

「あー! あーはいはい。あれですね。大阪編で登場した重力で押しつぶすような」

 

「はい。100てんめにゅ~で手に入る上位武器で、対象を圧殺する銃です」

 

「(これは幸先がいい。いい感じに強力な武器が手に入った! )」

 

「………」

 

 

 

 

 

「では2つ目の特典は番号3番、『スベスベの実』です」

 

「え」

 

「説明すると、『スベスベの実』は漫画『ONE PIECE』に登場する女海賊、金棒のアルビダの食べた悪魔の実で、食べた者を摩擦ゼロの全身スベスベ人間にします」

 

「え」

 

「スベスベになったことで物理攻撃はほぼすべて無効。そして、副次効果があり「美容的な意味で」全身スベスベにもなり、無駄な脂肪やそばかすが消え、食べた者を絶世の美人に変えてしまいます」

 

「!」

 

「はい、ちなみにこの特典は霜越さんだけが使えるわけではありません。他の方に食べさせることも、もちろん可能です」

 

「はい、ありがとうございます」

 

 

 

 

「では最後に。1924番『予定メモ帳』です」

 

「(おぉ?)」

 

「これはドラえもんのひみつ道具の一つで、書き込んだことが現実に起こるようにできるひみつ道具です」

 

「おお! (大当たりキター!!)」

 

「まずこのメモ帳は『(空欄)が  (空欄)と・に  (空欄)で  (空欄)』という書式の紙がとじてあります。その空欄の部分に書き込むことでそれを現実にすることができるのです。

 

  例えば、ドラえもんが書いたものでは『(パパ)が  (今すぐ)・に  (おかし屋)で  (どら焼きを買ってくる)』と書いたところ、仕事をしているはずのパパが、書いた直後にどら焼きを買って帰ってきました。

 

 ただし、こじつけに近いところもあり、正確に細かく指定しないと予想外の形で書いた予定が実現することになります。

 

  のび太くんが『(静香)が  (のび太)・に  (今ここ)で  (チューをする)』と書いたときにはキスではなく、しずかちゃんがのび太に〈ペンのインク〉をチュー〈とぶっかけ〉しました。チューではなく、接吻と書いて入ればできたかもしれませんが、このように書き方によって思っていたのと違う結果にもなってしまうこともあります」

 

 

「でも、すごい道具ですよね」

 

「そうですね。使い方さえ謝らなければ、現実化可能なことならできないことはないといってもいいでしょう」

 

「(すごい…! やった! やった!)」

 

 

 

 

「では次に“能力特典”を決めていただきます。サイコロを振ってください」

 

「はい」

 

 

からから

 

 

 

 

 

 

「よっし!(自分ツイてる! もうこれ最高じゃね? 向かうところ所敵なしな感じ)」

 

「1なので、『アイテムBOX』ですね。使い方は感覚で分かるようになっているので、赤ん坊時代の暇つぶしにでもどうぞ」

 

「はい」

 

 

 

 

では、転生を行います

 

あなたは3つと1つの神からの贈り物をもって別世界に転生します。

今のあなたの自我を保ったまま、赤ん坊からあなたは人生をやり直します。

これからあなたの生きる世界に私たちは関与しません。

あなたがこれから手にする力で何をしても、それはあなたの自由です。

私たちはあなたが亡くなった後に、あなたの人生を閲覧しますが、評価するわけではありません。

三度目はありません。二度目の人生を、後悔なく過ごせるかはあなた次第です。

転生を実行します。それではよき人生を 

 

 

 

「いってらっしゃいませ、霜越洸さん………あなたの転生先は『名探偵コナン』です。あなたの転生に幸多からんことを、お祈りします」

 

「? ………‼‼‼‼

 ま、待って。ちょお! 待ってーーー! 」

 

 

 

 

 

 

 

 





No.5 霜越洸
 転生直後、産声と同時に「嫌だァァァァ!」という意味での泣き声を上げた。
 体を動かせるようになり、迷わず『予定メモ帳』に

 (霜越洸一家)が(アメリカ)・に(父親の転勤)で(引っ越す)
 (霜越洸)が(両親)と・(米花町の外)で(幸せに暮らす)

 などと書き込んでみたが、効果はなく、工藤新一と共に米花保育園に入学。死神の住まう街での暮らしをスタートする。
 小中高と新一・蘭とクラスメイトだったが一言も口をきかず、避け続け、「いっそ撃ち殺そうか」と思う心を「いなくなったら、事件が野放しになる」と必死に押し殺し、学生時代をひっそりと過ごした。
   積極的に関わりを避けていたが、何度か死体を見たりした。吐いた。

 そして、原作終了。
 高校を卒業し、大学生に。原作終了に伴い、強制力も消えたため、米花町から引っ越し、第二の人生をスタートさせた。

 予定メモ帳を補助に使い、怠けず勉強して、自分の実力で有名大学に入り、両親が自慢できる学歴を手にした。

  (霜越洸)が(霜越洸が転生者だということを受け入れてくれて、優しくて、甘えられることに抵抗のない、可愛げがあって、少しぬけていて、頼りになって、霜越洸の足りないところを補ってくれるような、霜越洸を裏切らない、霜越洸を好きになってくれる、人生を共にして一緒の墓に入ってくれる、一緒にいて楽しい、霜越洸と相性最高な、美人で、素敵な彼女・お嫁さんになってくれる女性)・に(大学)で(出会い、付き合い、結婚して、一生連れあう)  と『予定メモ帳』に記入。

 『予定メモ帳』に書いたとおりの女性と出会った。書いた通り、転生者だということも受け入れてくれた。意気投合。交際。

 数年間の交際を経て、結婚。双方の両親と友人たちに祝福され、夫婦になった。←彼女のお義父さんに「娘さんをください」言ったとき、殴られた。のち和解。

 夫婦になってしばらく、子どもが生まれ、幸福の絶頂。

 30代半ば、順調に昇進し、子どももすくすくと育ったころ、気の迷いで、魔が差して、うっかり、職場の若い女性と浮気してしまった。それは「一夜の過ち」でなかったことに双方したものの、この一件で霜越洸は「浮気」にはまり、『予定メモ帳』で「都合のいい女」と浮気を繰り返すようになった。

 バレないはずもなく、妻にバレ、問い詰められた。
 洸は「まぁ、なんとかなるだろう」と楽観し、のらりくらりとごまかした。

 そんな嫁さんがかわいそうになる日々が続き、洸52歳、息子も一人立ちしたころ、遂に嫁さんに殺された。衝動的な殺人。
 その後とある探偵に捕まった彼女は「息子が一人立ちするまではやめようと思っていました」と語った。




 はい。
 洸さんサイテー。浮気男死すべし、といった感じで。
幸せENDにするか迷って、(コイントスで表だったらそうしよう)で裏だったので浮気殺されENDになりました。

 『Zガン』と『スベスベの実』は未使用でした。

 今回、名探偵コナンの世界、ループやサザエさん時空ではなくちゃんと時間が進む世界でした。ちゃんと原作は原作として消化し、高校生で終了しました。

 嫁さんは愛する夫に浮気されながらも、ずっと洸さんを愛し、尽くしていました。でも裏切られた憎しみや悲しみも確かにあって、それが胸の内に溜まっていき、子どもが独り立ちし、心残りが無くなったことで、旦那のように「気の迷いで」「魔が差して」「うっかり」殺してしまいました。そして、殺人を事故のように偽装するも、たまたま居合わせた探偵に暴かれ捕まりました。偽装した理由は「息子が犯罪者の息子になるのを防ぐため」。
 浮気癖を除けば、良き夫・良き父親・良き会社員でした。
過ちは怖いですねー。


ではまた次回お会いしましょう。
ちゃおちゃお~(某ヒットマン風に)
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