「次の方どうぞ―」
ガチャ
「し、失礼します」
「はい番号札10番、服部弓太さんですね。どうぞお掛けになってください」
「は、はい。えっと………」
「えぇ、その通り。服部さんには転生をしていただきます。私はそのための設定や準備を担当します。まず転生について説明させていただきます。『かくかくしかじか』です。わからないことなど、質問はありますか? 」
「(なるほど)いえ、大丈夫です」
「では早速、転生先の世界を選択していただきます。サイコロをどうぞ」
「はい…やっ! 」
からからから
⚂⚁
「おー…おぉ…」
「3と2なので、服部さんの転生先は『BLEACH』です。説明はいりますか? 」
「あー…いえ、大丈夫です(一応全巻読んだし、知っているし、まぁ大丈夫だろう)」
「では次に特典についてです。特典は『かくかくしかじか』という仕組みになっています。まずは“アイテム特典”の数をサイコロの出目で決めていただきます」
「はい」
かっ! からんからん
⚂
「お、おおー…」
「出目は3ですね。ではくじを3枚引いてください」
「はい」
がさごそがさごそ
241・・・992・・・169
「では、特典の説明を始めさせていただきます。241番これは『
「スタンド? ディスク? 」
「はい。スタンドはご存知ですね? ジョジョの奇妙な冒険に登場する形を持った超能力。これはそのスタンドを、6部のホワイトスネイクの能力をモデルに、『手に入れればスタンド能力を身に着けることができるアイテム』ということにして、神様が作った特典です。この特典は『灰の塔』なので服部さんは『灰の塔』スタンド使いになります」
「『灰の塔』ってどんなスタンドですか? 」
「3部に登場したクワガタの形をしたスタンドで、口から伸ばした針で舌を引きちぎるやり方で殺人を行っていました。特筆すべきはスピードで、序盤とはいえあのスタープラチナもこれを捕らえることはできないほどでした」
「おお……質問なんですが、スタンドってBLEACHの世界の人から見えますか? たしかスタンドはスタンド使いにしか見えず触れず倒せないって感じだったと思うんですが」
「そうですね。そこはその通りです。神様もその通りお作りになられているので、死神も虚も破面も滅却師もスタンドを見ることも倒すこともできません。ただ…」
「なんです? 」
「この転生に、霊力付与のようなオマケは含まれていませんので、死神や虚が服部さんのスタンドを見ることができないように、服部さんも死神や虚を見ることができません」
「え」
「転生してから何らかの手段で霊力を身に着け、高めれば可能ですが」
「そ、そうですか……(まぁ、原作に関わらなければ、いいのか? )」
「では2つ目992番『ヒールボール×375個』です」
「は? ボール? 」
「はい。ポケットモンスターシリーズにて登場する不思議な生き物「ポケモン」を捕まえる道具、モンスターボールの一種で、捕獲率は通常のモンスターボールと変わらないが、捕まえたポケモンのHPと状態異常を完全回復させるという特徴を持ったボールです」
「え? いや? えっと、モンスターボール、ですよね」
「はい」
「モンスターボールって、僕が転生するの「BLEACH」ですけど」
「大丈夫です」
「へ? 」
「そうなってもいいように、この特典はモンスターボールという名ですが、その制限がなくなっていますから」
「どういうことですか…? 」
「端的に言って、この特典は「生き物なら何でもボールに捕まえられるモンスターボール」です」
「………」
「あ、生き物と言いましたが、虚などの霊的存在もちゃんと認識していれば捕獲可能です。ただし、捕まえるためにはゲーム同様弱らせる必要がありますが」
「………」
「それと、この特典は消費系です。ゲームと同様に、捕獲に失敗したボールを再利用することは出来ず、消滅します。ただ捕獲成功したボールは中身込みで特典として登録されるので、もし壊れても、修復されます。ゲットした生き物が瀕死状態になっても収納することで回復されます」
「………」
「そして捕まえた生き物は、何かを倒すことで経験値を獲得し、レベルを上げることができるようになります。レベルを上げればモノによってはゲームでいうところの進化をするかもしれません。そうでなくてもレベルを上げれば、ソレは力を増し、強くなります」
「………」
「他の機能としましては、【なつき度】があります。これはゲームでは基本的にポケモンの世話をすることで上げられます。手持ちにいれる、レベルを上げる、アイテムを使う、毛づくろい等をすることなどですね。それと同じように捕まえた生き物の世話をしたり、コミュケーションをとることで、システム的に“確実に”上昇します。始めは服部さんに攻撃的でも徐々に徐々に態度が軟化して、懐いてきます」
「………」
「こんなところでしょうか、他に質問は? ………ない。そうですかでは次に行かせていただきます」
「………」
「最後の特典は169番『
「えっと」
「この特典はお察しの通り、第3十刃:ティア・ハリベルの従属官の一人、シィアン・スンスンの帰刃名です。この特典は破面の斬魄刀と刀剣解放を“アイテム特典”という形にしたものです。死神の斬魄刀のように斬魄刀の意思として「シィアン・スンスン」がいて、彼女と対話なりを行うことで、帰刃ができるようになります。そうすれば破面としての力を使うこともできます」
「なるほど…これって、気配とか霊圧とかどうなるんですか? 」
「はい。まず気配なんかは人間です。基本的に特典は外部から感じ取ることは不可能ですので、破面の力を宿していてもそれを察知されることはありえません。霊圧も同様ですが、一般人並ではなくなります。わかりやすく言って、死神や虚、幽霊なんかを見ることが可能になります」
「それは(良しっ! なのか…? )」
「このくらいでしょうか…他に何かありますか? 」
「いえ、大丈夫です」
「では次に“能力特典”を決めていただきます。サイコロをどうぞ」
「はい…」
からん からん か
⚄
「………」
「5ですね。服部さんの“能力特典”は『○○○コントロール』に決定いたしました」
「………(どうしよう、すごくいらない。え、そっち期待されてんのか僕…いやいやいや、無理だって。困る。え、だって、え)」
それでは転生です
あなたは3つと1つの神からの贈り物をもって別世界に転生します。
今のあなたの自我を保ったまま、赤ん坊からあなたは人生をやり直します。
これからあなたの生きる世界に私たちは関与しません。
あなたがこれから手にする力で何をしても、それはあなたの自由です。
私たちはあなたが亡くなった後に、あなたの人生を閲覧しますが、評価するわけではありません。
三度目はありません。二度目の人生を、後悔なく過ごせるかはあなた次第です。
転生を実行します。それではよき人生を
「説明、ありがとうございました」
「いえいえ、お役目ですので。服部さん、行ってらっしゃいませ」
サイコロとは言え、やっと出ました『BLEACH』。『Fate/』の方はいつになったら出るのか。
No.10 服部弓太
転生してから数年間かけて対話を行い何とか刀剣開放可能に。
親に頼みこみ、空座町から遠く離れて、帰刃。「黒腔」を開き虚圏のメノスの森へ。こそこそと隠れながら戦闘を行い肩慣らししつつ、ヒールボールで
←何度か愛染の命で動く
ポケモンのゲーム要素により、捕まえた最下級大虚は確実にレベル(霊圧)を上げ、中級大虚に進化()した。←捕まえた数十体が全て。服部、「あ、これやべぇ(いい意味と悪い意味で)かも」と思う。
時間をかけて「
しばらくして、初期に捕まえた大虚が二回目の進化。最上級大虚大量発生(共食いすらしていないのに、数十体が最上級に。ポケモンのレベル概念のたまもの)
高校生になる年齢に。強制的に戻され、空座第一高校に入学させられる。←幼少期からここまでずっと虚圏で暮らしていた。家族からは神隠しとか失踪とかそんな感じで、戻された当初はめっちゃ驚かれ、質問攻めにあった。
そして特に黒崎さんたちと関わることもなく、原作開始。←朽木ルキア転入。
原作終了の3年と少し後までひっそり目立たず静かに過ごす。←霊力が高いことで石田君に一時期観察されたりしたが、特に変わったところもないことからただの霊的資質が生まれつき高い一般人(要はドン・観音寺的な)だと判断され見逃された。
黒崎一護が家庭を築き原作が終了したのを確認し、虚圏に帰還。シェルター展開し厳選したシェルター強化に利用できる能力の手持ちを出し、強化。そして「みんな出てこい! 」
また戦わせる。←もしかしてという期待があった。
「・・・おや!? 最上級大虚のようすが・・・!」
「おめでとう!最上級大虚は破面にしんかした!」
まさかの3回目の進化。
その後服部弓太は(人としての)寿命が尽きるその時まで、より強固で堅牢で発見困難になったシェルターの中で、自分に懐く破面およそ300体に主人として慕われながら過ごした。
※※※
はい。
・アニ鰤の東仙要がメノスを管理しているという設定はギャグと考えています。
Q.なぜ服部さんはこんなことをしたのか
A. 服部さんは前世で普通に進学して、普通に就職し真面目に生きていました。しかし何の面白みもなく交通事故で死んでしまって、次の人生では何かを成しとげてやると考えていました。転生先はBLEACHの世界。仮に好きに暴れたりすれば自分よりも強い敵が来て、あっさりやられてしまう。なのでまず味方を作ろうと考え、危険を冒し大虚をゲット、育てることにしました。
ところが思ったより大虚も懐けば可愛いもので、「こういうのもいいかも」と思い、進化したことで話せるようになり好意を向けられるのがうれしくて、最上級大虚にもなればほぼヒト型で、破面なら(最上級大虚からの破面化なので)どっからみても人で、懐いてくれるのがうれしくて「もうこれでいいや」と思うようになりました。
そもそも、
どれだけ戦力を投入しても、更木剣八に勝てる気しないし、浦原&マユリの研究者コンビから逃れられる気がしない。
というのがありました。ぶっ壊れ強者は本当に どんな強いのをぶつけても束でかからせても勝つビジョンが見えないし、ドラえもん的二人には感知されただけでoutという考えがありました。実際そんな感じですよね。
ちなみに、男破面:女破面=3:2 ぐらいの比率でした。←虚にメスは少ないはずだが、彼らは共喰いによっての進化ではなく、魂の重なり自我が乏しい最下級大虚からの進化なので、適正進化というかハングリーさに欠けるというかで、女の自我が表面化して進化した個体が多かった。(というこじつけ設定)
各破面の名前は特徴をもじっただけ。服部さんはそこまで記憶力よくなかったので。
例:ウーサ←兎型だから
ミキズ←三本傷が顔についているから
或いはボールに数字を書いて、その数字をもじって名前にしたり。
例:40番目にゲット→シージュ(♀)
87番目にゲット→ヤナ(♂)
などなど。 まぁ、ダリフラの13部隊とかアマゾン牧場とかと同じ名付け方ですね。
Q.服部さんハーレム?
A.えっと、はい。
彼は幸せでした。
唐突な自分語り
今回の話を書くにあたり、家にあったBLEACHの漫画などを改めて読んでみたんですが、初期は虚それぞれに個性があってよかった。怪奇路線でいっていたら、ああいう感じに虚の事件を解決する話だったのかな。それも見たかったなって。実写映画どうなるのか。気になります(見に行くかどうかはともかく)。
それと、漁っていたらDSソフト『BLEACH The 3rd Phantom』が出てきて、うわぁ懐かしい と思いやってみたら、セーブデータが男主人公女主人公2パターンの温泉シーンで止まっていました。
………男の子だったんだなぁ(過去の私)って。
男主人公ver.の方が、女主人公で妹のまつ梨・ゲームオリキャラの詩葉さん・志波空鶴さんの三人の温泉シーンが見ることができるので得でしたね。
うむうむ。
乱菊さんとか空鶴さんとか、巨乳キャラが戦闘シーンでぽよんぽよんおっぱい揺らしてて、えかった。
追記
この回の転生者服部さんの、R-18リンクです→https://syosetu.org/novel/160616/1.html