サイコロ・くじ引き転生【短編集】(改題)   作:しゃしゃしゃ

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 独自設定あり。いつもより長いです。後書き(本編)1万字越え。
追記:これ書いたおかげですかね。サマーなタマモが来てくれました!ありがとう。ありがとう。ボニー!は来てくれませんでしたが。………追い課金しよっかな…。


後書き(本編)


☆□ 11番 芦村義隆 享年23歳の場合

 初めまして。

読者の皆いつも応援ありがとうございます!

神さまですよ。

今回は2部始まって初ぞろ目回。なので少し変わったことをしてみようと思うのです。

今回は僕が介入する場面があるけど、ちょろっとだけなので、どうか許してほしい。

では始まり始まり~

 

 

 

「次の方どうぞ―」

 

ガチャ

 

「………」

 

「こちらにどうぞー」

 

「はい」パタン

 

テクテクテク スチャ

 

「番号11番、芦村義隆さん。よろしくお願いします」

 

「あの、ここは…」

 

「はい、ここは転生先と持っていく特典を選ぶ場所となっています」

 

「………神様転生、というと? 」

 

「そうですね。そして私はそれらの説明をさせていただく役目を担うものです」

 

「………(俺は確かに死んだはず、なら本当に? )」

 

「よろしいですね? 転生と言ってもここの仕組みは少々変わっていまして、『かくかくしかじか』という仕様になっています」

 

「………(むぅ、まぁ勝手に転生先を決められるよりまし…か? )」

 

「では、このサイコロを振って転生先を決めていただきます」

 

「はい(安っぽいな)」

 

「む」

 

「?」

 

「コホン。ではサイコロを振ってください」

 

「っ」

 

 

 

から―――

 

 

 

―pause―

 

「ささささ。っと」

 

―pause―

 

 

 

 

 

⚅⚄

 

 

「(おお…)」

 

「6と5です。神様が転生先を決定することになります。どこの世界になるのかは転生直前にお教えします」

 

「(結局神様が決めるのか…運ないなぁ俺)」

 

 

 

 

 

 

 

「さて続いては『特典』を選択していただくわけですが、これもサイコロとくじで運任せで決めていただきます。ちなみに特典は二種類あり―(略)―です。“アイテム特典”の数をサイコロで決めていただきます。青い方を振ってください」

 

「はい(6,6,6,6,6,)」

 

 

から―――

 

 

 

―pause―

 

「ささささ。ふぃーっと」

 

―pause―

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「おお! 」

 

「おめでとうございます。6なのでくじを6枚引いてください」

 

「はい(よっし!っし!)」

 

 

がさがさ

 

1680・・・2146・・・184

 

 

ごそごそ

 

1178・・・1932・・・340

 

 

 

 

 

「では特典の説明をさせていただきます。1680番は『山びこ山』です」

 

「………え? 」

 

「えっと、その、はい」

 

「『山びこ山』…ドラえもんの? 」

 

「はい。機能は、【これに向かって言葉を発すると一定時間後に「山彦」となって帰ってくる。言葉が帰ってくるまでの時間は、1秒間から24時間までの間で調節できる。】でざっくり言うと録音機ですね」

 

「それただのICレコーダー…(もっと他に、ぐぉぉ…)」

 

「山彦は一度に複数個登録できますが、機能はそれくらいですね。映画版の『改良型山びこ山』は音や光線も反射できる優れモノなのですが…これはただの山びこ山です」

 

「(ぐう…)」

 

「よろしいですか」

 

「はい(くっ。次は良いのでありますように)」

 

 

 

 

 

 

「2個目の特典は2146番『断ち斬りバサミ』です」

 

「ハサミですか? 」

 

「はい。アニメ「キルラキル」に登場した纏一身博士が製作し、纏流子さんが武器とした、対生命戦維兵器です」

 

「あぁ~(あれか)」

 

「この特典のおまけというか、仕様として、断ち斬りバサミの性能をいかんなく発揮できるようになっています。芦原さんが纏流子さんでなくても、小さくしたり元に戻したり、変形させて《弩血盛武滾猛怒》にすることが可能です」

 

「それは(武器として…まぁ良し、なのか? キルラキルの世界でなくても、普通に刀剣系の武器として使えば…)」

 

 

「何かほかにありますか」

 

「……例えば、不死身系の敵に対しての再生阻害とか、そういう能力はありますか? 」

 

「えっと、残念ながらありません。『断ち斬りバサミ』の力はあくまで生命繊維の生命を断ち斬るものなので、他の物には効果がないと神様が設定していますので」

 

「そうですか(ぐぬ)」

 

 

 

 

 

 

「3個目の特典は184番『聖文字(シュリフト)“F”(恐怖)』です」

 

「それは、なんですか」

 

「漫画「BLEACH」に登場した敵、ユーハバッハが自分の能力を発展させ星十字騎士団(シュテルンリッター)のメンバーに与えた、『聖文字(シュリフト)』の一つで作中では「エス・ノト」に贈られた文字です」

 

「(知ってます)…その、“アイテム”じゃないですよね」

 

「………そうですね。ほぼ能力に近いものですね」

 

「ですよね」

 

「神様の考えたことなので…」

 

「(神様…)」

 

 

「説明を続けます。この特典は「The Fear(恐怖)」。命中すると相手に絶大な恐怖を味あわせる光の棘のような矢を放ち、敵を発狂させることができます。そしてこの特典には大きなおまけがついています」

 

「(もしかして? )」

 

滅却師(クインシー)としての力です。虚、霊体を消滅させる矢を放つことは基より、大気中に偏在する霊子を自らの霊力で集め、操る能力がおまけとしてついてきます。

 足元に作った霊子の流れに乗って高速移動する『飛廉脚(ひれんきゃく)

 霊子を固めた弓と矢『神聖滅矢(ハイリッヒ・プファイル)神聖弓(ハイリッヒ・ボーゲン)

 無数の糸状に縒り合せた霊子の束を動かない箇所に接続し、自分の霊力で自分の身体を操り人形のように強制的に動かす『乱装天傀(らんそうてんがい)

 自身の血管に霊子を流し込むことで肉体を強化させる戦闘術、攻撃をより高める『動血装(ブルート・アルテリエ)』、防御を高める『静血装(ブルート・ヴェーネ)』の2種からなる『血装(プルート)

 影と呼ばれる、影の中に霊子による異空間を作ることができる能力。それを通じて拠点の作成や移動を行うことができます。

 そして、『滅却師完聖体(クインシー・フォルシュテンディッヒ)神の怯え(タタルフォラス)”』。The Fear(恐怖)による完聖体「神の怯え」は棘を飛ばすまでもなく、姿を見せるだけで、相手の視神経から恐怖をねじり込ませ発狂させる。目を瞑っても瞼に焼き付き恐怖は倍増し逃れられず発狂させる。

 

といったような能力を全て習得可能な土台をオマケした特典となっております。」

 

 

 

「はー(すっげぇ………ん? )

習得可能ってことは、特訓しないと使えないということですか? 」

 

「そうですね。『聖文字(シュリフト)“F”(恐怖)』自体はそのまま使えますが、滅却師としての能力、おまけの部分は修行して使えるようにする必要があります。なんとなくの使い方は感覚で分かるようになっていますので、直観に従って修行すれば大丈夫ですよ」

 

「はぁ…(才能の問題とかあるしなぁ…転生先の作品が幼年期から地獄のバトルものだったら、きついかもしれないなぁ…)」

 

 

 

 

 

「では4個目の特典です。1178番『ホウオウの入ったモンスターボール』です」

 

「ポケモン?(またアイテムじゃないし…)」

 

「はい。ポケットモンスター金・銀及びHG・SSの舞台ジョウト地方に伝わる伝説の鳥ポケモン。ほのお/ひこうタイプ、たかさ3.8m おもさ199.0㎏の「にじいろポケモン」の入ったモンスターボールが特典です」

 

「モンスターボールが、ですか…」

 

「はい。そういうことになっています。鳳凰のレベルは45。生き物を倒すことでレベルを上げることができます」

 

「私の指示には従うのですか?(ゲームじゃ、人からもらったポケモンはバッジがないと従わないし。俺に攻撃とかやばいぞ)」

 

「それについてはご安心ください。ちゃんと指示に従ってくれます。生きているので芦原さんの対応次第でホウオウの態度が変わったりしますが、とりあえず指示に従ってくれるのは間違いないですよ」

 

「なつき度 的なものがあると? 」

 

「というより普通の、飼い主に対するペットの反応ですね。ポケモンは そのあたり違いますが。例を挙げると悪の組織の幹部のポケモンとかでしょうか。トレーナーが非道を行っても、ポケモンはよほどでないと見限らないし、懐いたままだったりするじゃないですか。それと同じ感じです」

 

 

「な、なるほど(よく分から、いやうん 分かった)」

「ホウオウの力とかは、どのようなものなんですか? 」

 

「?」

 

「確か、ホウオウは命を与えるとか、そんな感じだったじゃないですか、それは…」

 

「ああ、それは………アリです。ただし甦らせるのは4年に一度3体までです」

 

「その期間の縛りは…? 」

 

「さぁ? 」

 

 

 

「モンスターボールが特典なので、仮に大ダメージを負い“ひんし”状態になっても、ボールに戻し自身の中に収めれば回復します。

あとは…わざ。覚える技はレベル技のみですが、覚えられる数の縛りが解かれているので、覚えられるだけ全てをいつでも使うことができます」

 

「わざ…私ホウオウがどんなわざ覚えるのか記憶にないんですけど…」

 

「問題ありません。HPバーやレベル、使えるわざなんかがゲームのように見えますので、それを見れば一発です」

 

「それなら………。

考えたのですが、もしも私が死んだとして、ホウオウの力で蘇生は可能ですか? 」

 

「えっと………

………はい、即死でなければ可能です。芦村さんの死と同時に特典も消滅するので、ぎりぎり瀕死の重傷なら死の直前にホウオウの力で蘇生できます」

 

「(ギリギリ…タイミングが合わなきゃ間に合わないのか…)」

 

 

 

 

 

 

 

 

「5つ目の特典は1932番『アンキパン』です」

 

「………(来たよ、ハズレ臭漂うものが…)」

 

「言わずと知れたドラえもんのひみつ道具の一つで見かけはスライスされた食パン。その機能は『ノートや本のページに押しつけ書かれた内容をパンの表面に写して食べると、その内容が確実に暗記できる』というものです。ドラえもんいわく味は悪くないそうで、のび太もジャイアンもそのままでもおいしそうに食べていました」

 

「そうでしたね。でもこれって確か体外に排出すると覚えたことみんな忘れてしまうはずじゃ」

 

「そこはご安心を。神様印の『アンキパン』は消化吸収で記憶に完全に定着し、決して忘れないようにアップグレードされています。もちろん食べた時点で暗記完了です。大きい方で出した場合でも記憶に残り続けるということです」

 

「おお(それなら心強い)」

 

「これは消費系の特典なので、いくらでも出すことができます。この特典がある限り食べ物に困ることはないでしょう。そういう意味では当たりですね」

 

「おお!(そりゃそうだ!なんだ大当たりじゃないか)」

 

「もういいですかね? 」

 

「はい」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「最後、6個目の特典は340番『(タスク)のスタンドDISCと競走馬(名無し)+爪回復用ハーブ』です」

 

「スタンド、ですか」

 

「はい。ご存知ですね? 」

 

「それは、はい。ジョジョの奇妙な冒険の、3部から登場する形を与えられた超能力…のような物ですよね」

 

「大体そんな感じです。そしてこの特典はそんなスタンド能力を“アイテム特典”にできないかと神様が考えて設定したもので、6部に登場するスタンドDISC をアイデアにした「スタンド能力者になる特典」です。

 そしてこの特典は第7部スティール・ボーン・ラン主人公ジョニィ・ジョースターのスタンド能力『(タスク)』と、そのポテンシャルを発揮するためのおまけである「馬具を装着した馬」と爪を回復させるための「ハーブ」。そして何より重要な【 「回転」の概念 】からなるものとなっています」

 

「………(ジョニィか…ジョジョリオンやゲームのCMなんかで知ってはいるけど、7部自体は未読だからわかんないんだよなあ)

 その、『(タスク)』というスタンドがどんな力を持っているのかについての説明をお願いします。

 あと、「回転」というものについても」

 

「はい。

 このスタンドの基本能力は

『自身の手足の「爪」を高速回転させ、爪のカッターにすることができる。

「爪弾」とも呼ばれ、銃弾のように射出することが可能。また、撃った爪はその場ですぐに生え変わるため連射性も高い』

というものですが、『(タスク)』は4部の広瀬康一の『エコーズ』のように精神的な成長を見せるとともに、スタンド能力も進化していくスタンドです」

 

「………」

 

「第一形態の『(タスク)Act.1』は発動時のもので、

 そこからジョニィが黄金長方形の軌跡でもって爪弾を回転させることで進化したのが『(タスク)Act.2』。能力は進化し、爪弾の威力は倍ほどにアップ。さらに爪弾が着弾した「穴」が数秒間敵を自動的に追尾する能力が追加。その分爪の回復が遅くなりましたが、ハーブを摂取することにより、一分で回復させることができます。

 そのためのおまけのハーブです。

 そしてトラウマと向き合い、ある聖者の導きにより迷いを捨てたことで進化したのが『(タスク)Act3』 「黄金の回転」を纏った爪弾を自分自身に撃ち込むことで、自分の体を「穴」に隠すことができるようになり、体の一部だけを「穴」を介して別の場所へ出すことも可能に。「穴」は任意の位置に移動させることが出来るので、事実上、空中でなければどこへでも移動することができ、体の一部だけを「穴」に巻き込んで移動させるといったことも可能なため、「穴」から腕を出すことで射程距離を伸ばすことができます。そしてその回転する「穴」は、ジョニィ以外の者が巻きこまれると「穴」の回転エネルギーにより破壊されます

 馬を黄金長方形のフォームで走らせることによって生まれたエネルギーを、鐙を使って受け取り、応用することによって進化したのが最終形『(タスク)Act.4』。「馬の走る力を利用した回転」とツェペリ家に伝わる「黄金の回転」を合わせることによって生まれる、無限の回転エネルギーを内包し、その無限の回転を纏った爪弾は次元を超越し、あらゆる防御や妨害、果ては次元すらも問答無用で貫いて敵にダメージを与えることができます。これによる攻撃は一度当たったが最後、そのパワーからは逃れられることは出来ませんが、唯一Act.4による「無限の"逆"回転」を撃ちこむことによってのみ完全に無効化することが出来ます。

 

 そして「回転」というのは普通の回転ではありません。ジョニィの相棒であり親友となったジャイロ・ツェペリのツェペリ家が継承する肉体を動かさずに掌にある物体に「回転」を加える特殊技術です。本来は鉄球を回転させその振動が生み出す「波紋」によって様々な効果を引き起こすことができる「技術」です。鉄球に自然界に存在する「黄金長方形」を見て使用できる「黄金の回転」を加えることによって真の力を発揮することができます。

 この技術は『ジョジョの奇妙な冒険』の世界以外には存在しません。しかし特典のおまけとして転生先の世界であなただけが技術を会得し、極めることができるようになります」

 

「………(話が長くて覚えきれない? ん? あれ一言一句覚えられてる? )」

 

「話が長くなりましたが、ここでの説明は芦村さんの脳内に記録されて、転生後も忘れることはありませんのでご安心を。

 「回転」についてですが、2部のジョセフのように、生まれつき使用することができます。ただあくまで使えるだけで、ちゃんと修行して使いこなすまでいかないと、爪弾に回転を載せるまではいかないでしょう」

 

「ああ、なるほど(心読まれた? )」

 

「………」

 

「他には、特にないですね。ありがとうございました」

 

「はい」

 

 

 

「では次に“能力特典”を決めていただきますサイコロを振ってください」

 

「はい」

 

からんからんからん

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「お」

 

「出目は1 『アイテムBOX』ですね。おめでとうございます」

 

「ありがとうございます(むむむ、どう使うか…アンキパン保管しとくとか? いやいや…倉庫代わりにできるな。本とか入れておくかな)」

 

 

 

 

 

では転生です。

あなたは6つと1つの神からの贈り物をもって別世界に転生します。

今のあなたの自我を保ったまま、赤ん坊からあなたは人生をやり直します。

これからあなたの生きる世界に私たちは関与しません。

あなたがこれから手にする力で何をしても、それはあなたの自由です。

私たちはあなたが亡くなった後に、あなたの人生を閲覧しますが、評価するわけではありません。

三度目はありません。二度目の人生を、後悔なく過ごせるかはあなた次第です。

転生を実行します。それではよき人生を

 

 

 

「ありがとうございました」

 

「はい行ってらっしゃいませ。

芦原さんの転生先は―――

 

 

 

 

***********************

―――『ハイスクールD×D』の世界でーす」

 

「! あなたは? 」

 

「はじめましてこんちゃーす。神様だぜい」

 

「神様…」

 

「うぃ。神様がなんで出てきたのって顔してるね。

ああ、違う違う。転生先告げるためだけに来たわけじゃないよ。それくらいならアレにやらせるって。ボクが今回出てきたのは君の生まれを決めるためさ。

 君の転生番号がぞろ目だから。理由はそれだけだよ。

 さぁ、サイコロを振ってくれ。中身は教えないけどね。どの番号がどんな生まれになっているのか、それは教えてあげない。さ、振って」

 

「………」

 

 

 

 

 

「ほーほー。

 2だね。

 それなら今度は3つのサイコロを同時に振ってくれ。

 説明?それならこの後にしてあげるよ。ほら振って」

 

 

 

⚁ ⚂ ⚄

 

 

 

「うんうん。2と3と5か。

 2×3×5×100で3000年か。

 ってと、説明しよう。このサイコロは生まれを決めるためのもの。そして最初の出目2は『3個のサイコロの出目で積を出し、それに100をかけて出た数の年数分原作から遡り生まれる』だ。

 そう。君は『ハイスクールD×D』のスタートする西暦2000年代の3000年前、紀元前1000年代。日本でいえば縄文時代に転生する訳だね。

 ははは、そう絶望した顔をしなくても大丈夫。君には期限付きの『不老不死』を与えよう。あと『病気への完全耐性』もね。期限は原作が始まるまで。それまでの間、君は若い青年の姿のまま老いることも死ぬこともなく、病に倒れることもない。四肢が欠損しても内蔵が損壊しても修復される。漫画の『亜人』と違って、死ななくても治るけど、痛みはあるからあまり怪我はしない方がいいと思うよ。

 ますます絶望したようになったね。………あ~、なら『精神耐性』もつけよう。これで君は不老不死でも狂うことはない。そんなに強い効果を持ってはいないから安心したまえよ。喜怒哀楽は失われない。人間らしい情動ができなくなるようなこともない。某鈴木さんの状態異常無効スキルほどじゃないよ。

 ………いやぁ、ごめんねぇ。でもま、恨むならこの出目を出した君自身の運を恨んでくれたまえよ。

『僕は悪くない。』

『君が悪い君が悪い

 君が悪い君が悪い

 君が悪い君が悪い

 君が悪い君が悪い』

『君が悪くて』

『いい気味だ』

 

なんちゃって。悪いのはこんなのを考えて、君に押し付けたボクなんだけど、諦めて。

 君が3000年と数十年、どうやって生きるのか、楽しみにしているよ。

じゃあ、

 

『さようなら。またの機会はございません』

 

芦村君。いやヨシタカ君。長い時を、自由に生きることをお勧めするよ」

 

「―――!!!!」

 

 

 

 

 

 




**駒王町の最寄り駅は、新宿駅まで電車で一時間らしいですね。大体関西圏。東京都でいうと、高野駅までが大体それくらいでした**

No.11 芦村義隆
 転生し、絶望した。世紀でいえば紀元前10世紀。(ソロモン王即位が紀元前970年代。中国は周の時代。立川の聖人は二人とも生まれる前。)
 しかし、持ち直し、生まれた共同体の中で成長していき14歳ぐらいで所帯を持ち子どももできた。(所帯っていうか…だが。少なくとも成人した)。
 そして、17歳。不老が働き始めた。一切老いなくなり、段々化け物を見るような目で見られるように。
 共同体を束ねる長のような者に「なぜお前は老化しないのか」と聞かれ、咄嗟に手塚治虫先生の『火の鳥』を思い出し「火の鳥の血を舐めてこうなった」と説明。
 火の鳥を捕らえる。案内しろ。となり、近くの山に案内し、そっとホウオウをボールから出す。「おお!これが火の鳥か!」→皆殺しにしてホウオウの背に乗り飛び立った。

 人の手の入っていない山の中に降り立ち、修行開始。ホウオウには「適当にレベル上げしといて」と言って飛び立っていかせた。
→山ごもり。食い物はアンキパンが主食で、動物狩って肉食ったりした(狩りとかは普通に暮らしていたころ大人たちに習った)。山にこもって最初の頃は野生動物に襲われたり、食いもんが本当になかったり、水が見つからなかったり、寒さ暑さに参ったり、本当に『不死』じゃなかったら死んでいた。木の実とか(気づいていなかったけど)毒持ってるのが多かった。『病気への完全耐性』なかったら七転八倒苦しんでいた。気づかずもりもり食ってたけど(当然まずい。でも他に食べるものないし。アンキパンだけでは飽きるのだ。餓死はしないけどお腹はすくのだ)。
寝てる間に獣にむしゃむしゃされたりもした。すぐ生えてきたけど、トラウマでしばらく熟睡できなかった。
 まずはアンキパンで自分の持っている記憶・知識を全部改めて記憶した。→歴史の知識とかもろに未来の知識だし。これから3000年も過ごしたら絶対忘れてしまうだろうから。すごくじゃりじゃりしたが、神様の『病気への完全耐性』の効果で、特にお腹壊したりとかはなかった。
 滅却師としての修行もした。霊子を収束・固定・放出を繰り返しいつでも「弓と矢」を構えられるように特訓。飛廉脚の速度と持続力強化の特訓。『血装(ブルート)』の切り替えの特訓(無意識でも発動できるようになるまで)。「The Fear」の光の棘の展開速度・射出速度を上げる特訓。効果そのままに形を変えたり、大きさを変える特訓。等々。
何より重視したのは霊圧探知の技術を磨く特訓(むしゃむしゃのトラウマ)。おかげで微弱な霊圧も感知できるようになり、夜襲にも対応できるようになった。
 断ち斬りバサミを振るったりした。『動血装(ブルート・アルテリエ)』使う時と使わない時で重さが全然違うのでそれに慣れる特訓など。→才能なかったのか特訓してもぶんぶん振り回すようにしかならなかった。
 『(タスク)』の特訓も行った。競走馬は名前を「タニノハヤテ」と名付け、ハヤテと呼んで乗ってみたりした。最初はなれなかったが馬に乗るのも段々慣れ、爪弾も狙ったところに撃てるようになった。黄金長方形は自然に囲まれた中で数年で見つけられるようになり、自然に当たり前のように黄金の回転を込められるようになるのには数十年かかった。Act.1からAct.2、Act.3 Act.4完璧に使いこなせるようになるまで100年かかった。
(年月は石に傷をつけて計測)
 修行開始から数十年してホウオウがレベル100になって帰ってきたので、ホウオウと生身でバトルしたりした。戦闘の特訓のため。一撃必殺の「The Fear」の棘や『(タスク)Act.4』は無しで。←被害が半端なくなるのでその特訓の際はどこぞの無人島とか地形を変えても問題ないところでやった。某 虚刀VS全刀の巌流島みたく、島の大きさが半分になったりした。大体ホウオウのせい。


 300年ほど経って(弥生時代)、山に人が入ってくるようになったので下山。久しぶりに人に会ってみようと思い、生まれ故郷(のあった場所=のちの駒王町)に行ってみたら、滅却師がいた。そしてその力で王様になっていた←芦村の子どもが滅却師の力を受け継いでいたらしい。
 自分の不始末だったと後悔。鍛えた感知能力で自分と同じような霊圧の者を探りながら旅をし、暴れているものはぶっ殺し、暴れていないものは効果を弱めた「The Fear」で貫いた。死体を埋めた後には木を植え、柵で囲った。

 思い立って、世界中を旅してまわった。←そういえばここ『ハイスクールD×D』の世界だった。なら神様とか怪物とかいるよな。自分がどのくらいなのか知るいい機会だ。よしいこう。
 当時存在していた神や怪物連中にケンカ吹っ掛けて回った。←300年の修行はだてでなく、「The Fear」の棘や『(タスク)Act.4』なしでも十分勝負になった。負けそうになったらホウオウに「ふきとばし」てもらって離脱した。
そんなこんなで生まれてから400年ほどになり、霊力が足りないと感じるようになる。←主神級にはどうしても地力で劣って有効打を入れられなかった。光の棘も爪弾も当たれば勝てる力だけど、そうじゃなくて、戦って勝てるようになりたいと思い。『血装(ブルート)』主体の戦闘スタイルなので、霊力はあればあるほどいい。

 生まれ故郷に帰りあばら家を建て、故郷に新たに住んでいた者たちに「入ってくるな」と命じて閉じこもり、Act.4を自分に撃ち込み「無限に死に」続けた。←浦原さん曰く、「霊力ってのは魂魄が消滅の危機に瀕した時に最も上昇しやすい」ということなので。当然死の感覚や痛みはあったけれど、「死なない」ってわかっていたし、100年の神魔とのケンカで死ぬこともいっぱいだったのでそこは無視して、霊力アップのため死に続けた。
急激な上昇はなくても、魂魄側は何とかこの死に続けから脱しようと、危機を感じて霊力を上昇させていった。少しずつ少しずつ。←まぁ、「無限の回転エネルギー」を霊力で破るとかオイオイだけども。「無限だよ? 無限」

 そうして100年200年と時が経ち、霊力が馬鹿みたいに大きくなり、したがって霊圧も馬鹿みたいに大きくなった。そして普通の魂魄が耐えられるわけもなくあばら家のそばの村は消えた(霊圧に当てられて心身を喪失するものが増えたため呪われているといって他の土地に移っていった)。
 芦村「あれ? 人の気配が…? …あ~。いったん止め止め」←逆回転で撃ち込み「死に続け」を止める。
 霊圧を制御する修行開始。元々山ごもりで霊子の固定なんかはマスターしていたので制御は1年もかからずコツをつかんだ。
 また、撃つ。「死に続け」る。霊力を上げる。

 「死に続け」ているから、飲食も睡眠も必要ないまま時間が経ち更に300年経過。
生まれてからおよそ900年ごろ。
 とっくの昔にあばら家は還り、植物が生い茂り、芦原は自分の血潮で育った木に取り込まれていた(電柱飲み込んでぐんぐん成長する木みたいな感じ)。
 そしてその木が切り倒されそうになったので覚醒。身動きが取れなかったのでAct.3で体を木の外に出し、ハヤテ(馬)を出しAct.4逆回転撃つ。「穴」を木の表面につけてそこから現れ、「木を切るな」と言った。
 そうして説得し、その切ろうとした者たちの国に行くことに。
→成長限界を感じていた。
 『不老不死』のおかげで魂魄強度がありえないほどに強固で大きな器な芦村義隆。それでも限界なほどに霊力が高まった。そんな訳で修行終了なのでした。


 国につくと、「呪いの大樹」から出てきた男として引っ立てられた。←「呪いの土地」で、急成長した大きな木「きっとこの木が人の生気を吸い取ったんだ。これは呪いの木だ!」…急成長の種は芦原の霊力のこもった血しぶきで育ったから。



「お前はいったい何者だー。木の中から現れただとー? さては怪異妖の類かー。たたっ斬ってくれるわー」

「どうぞどうぞー。それで気が済むのならー」

「なんだとー。死ねー」
スパーン!

「気は済みましたかー」

「ば、馬鹿な―。なぜ生きているー。貴様はいったい何者なんだー」

「んー。あのー、火の鳥ってご存知ですかー? 」

「はぁー? 知らない訳がないだろー。誰もが知っている伝説じゃないかー」

「不老不死になった男のこともー? 」

「当たり前だろー。摩訶不思議な力で好き勝手していた長たちを誅殺してまわったやつだろー」

「それは俺だー」

「え」

「証拠に火の鳥を呼んだぞー」

「え」

「た、大変ですー! 大きな鳥が!真っ赤で虹色に輝く鳥が降りてきましたー! 」

「え」




「え」


 と、こんな感じで伝説の不老不死の英雄「あしむら(の)よしたか」としてその国で暮らすようになった。祭祀のような立場に就き、修行して狩猟して祭りやってアンキパンを施して女を抱いて祭りやって子どもと遊んで死者を看取って年月を過ごした。
 そして紀元前が終わり(およそ)西暦が始まった。誕生から1000年が経過。
→立川の聖人のジョニデ似の方を見に行こうぜ!で飛廉脚を使ってとりあえず西に出発。なんとなく普通と違う魂・霊圧の人を探して何人かの後に救世主と出会う。
ミーハー感丸出しでつきまとった。言葉が最初分からなかったけど数年経って分かるようになった。そして教えやら何やらを『山びこ山』で録音した。(某救世主の肉声ですよ)
 磔刑に処される時も最後の瞬間まで見届けた。
 日本に帰る途中、白い龍と赤い龍がケンカしていたので「俺も混ぜろよー」と八つ当たり気味に参戦。
→ホウオウとのコンビネーションで攻撃。「邪魔だ!」とばかりに叩き落されるが飛廉脚で接近、『滅矢(プファイル)』を無数に放ち目くらましにして喉元に駆け上がり『動血装(ブルート・アルテリエ)』全開で片断ちバサミ・武滾流猛怒(ぶった切るモード)を突き刺し、龍の体を切り裂いた。
 明確に敵と認識され「半減」されたり「減少」されたり「反射」されたり、「倍加」した力でバラバラにされたり「譲渡」して速度が上がった火球に燃やされたり「透過」する攻撃に防御ぶち抜かれて殺されたりした。
 ただ死なない。死んだ傍から復活して自身の的としての小ささと機動性で翻弄し、攻撃を死に覚えて回避し、ホウオウには「しんぴのまもり」を張ってもらったり「せいなるほのお」で状態異常を狙う攻撃をやってもらった。
 ドライグもアルビオンも「なんだこいつ…」と若干引き気味になるまでバトッた。

 戦闘は七日七晩(それ以上)続き、「いい勝負だったな。またやろうゼ☆」といって芦村は帰った。→二天竜「「なんだったんだ、一体…」」
  芦原は遥か格上との濃密な実戦経験を手に入れた。その代わりホウオウのなつき度ががくっとさがった。


 ちょいと寄り道して、
紀元34年頃帰郷。元の生活に戻った。

 数十年がたち、西暦70年頃、ヤマトタケルノミコトと名乗る男がやってきた。ホウオウを狩りに来たといったので「だめだよ」といったら「力づくて!」と来たので軽くのして転がした。
 目が覚めたヤマトタケルノミコトの武勇伝を『山びこ山』に録音しながら酒宴を開く。今度は毒殺しようとしてきたが、当然効かない。何事もなく穏便に終了し、就寝。
 寝込みを襲ってきた。あえて受け入れる。心臓一突き。死亡。
 でも生き返る。「不老不死は本当だったのか」
 すごすごと帰っていった。

 数年後、兵隊が押し寄せてきた。←『聖文字(シュリフト)“F”(恐怖)』使用。極小サイズの光の棘(効力抑え目)をポツリポツリと降らせ、兵たちを恐慌状態にして戦わずして追い返した。←見ていた者たちからは、芦村は何もしていないのに、ただ姿を見せただけで軍勢を圧倒したように見えた。

 その後、特に何もなかったが芦村の国での対応・反応が少しずつ変わっていった。尊敬の対象から、信仰の対象になっていった。
 そのうち消えるだろと思って放置していたら、100年後には立派な社を建てられ、捧げものや生贄をいただくようになった。←捧げものは果実とか肉だったのでありがたく頂き、生贄は何故か少年だったので戦士に育て上げて送り返した。

 自堕落な神様ライフを送っていたところに皆既日食。西暦240年代。←卑弥呼だ。
というわけで社を飛び出し卑弥呼様に会いに行き『山びこ山』に肉声ゲット。ついでにアンキパンたくさんと鏡や()()を交換した。(『アイテムBOX』行き)


 神様に戻ったけど、主張のぶつかり合いでケンカになったり、信者が混乱するようになってきたので、きちんと設定することを決意。
 数年後、作り上げて発布した。紙がないので口伝で伝えていった。
→してはいけないことと、するべきことをわかりやすくまとめた。
 ホウオウを神に据えて、自分はそれと一体でありつつ、ホウオウの意思の代弁者と言う立ち位置に設定した。
 信仰による御利益は、長寿健康・厄除け・五穀豊穣。そしてふわふわでおいしい食べ物(アンキパン)の施し。飢饉で食い物がない時も助けてくれる。
→年に一度信者のもとを訪ねパンを与える。
 信者が増えてからは全部回るのは苦しくなったので代理の者にパンを届けてもらった。(アンキパンは痛まなかった。ふしぎ~。さすが22世紀のひみつ道具。痛まずカビが生えたりもしないなんて、怖い怖い)

・・・名付けて「芦村鳳凰教」 (成立西暦250年頃)


 200年後、数世代を経て宗教が根付いた。
生活の一動作にも、自然に宗教儀礼が織り込まれ、お祈りの対象も「ホウオウ様」と「芦村様」に固定化された
当たり前の・昔からの・慣習のものになった。
最初はまごついていた祭事や供物の奉納、教義などなど、万事がうまく回るようになった。

 ちなみに、その数百年間で子どもはいっぱいできた。そしてその子どもたちは例外なく滅却師の力を持っていた。そのため、隔離して芦村の目の届く範囲に置き、管理した。偶に顔を出して力の使い方を教えてあげたりして、戯れた。





 飽きた。(西暦500年頃)
ので、「ちょっと行ってくる」と言ってホウオウに乗って地球一周の旅に出た。
 各地の神仏・怪異にケンカ売りながら旅をして、気配を察知し、とある島に。
 赤龍帝と白龍皇の神器所有者が死闘を繰り広げようとしていた。

「俺も混ぜろよー」

「「お、お前はッ!」」

「ぷすすー。なにそれみっともねー(煽り)」

バトル

双方ともに『覇龍』使ってきた。

『てごわかった…』


 オーフィス発見!
 「バトルしようぜ!」 「お前、だれ」

→ひたすら攻撃したが傷一つつけられなかった。断ち斬りバサミは砕けるし、『矢』は回避されるし、「穴」に落としても平然と出てくるし、それでいて何気ない一撃で防御全無視して貫かれ殺された。

 「強い」と言われたが、【無限】に全く歯が立たなかった。

「うううううう!!!」←みっともなく悔し涙を流し逃げ帰る芦村義隆


 帰って、色々八つ当たりして、悔しさは三日寝たら忘れた。
「勝てない相手がいるとは。まぁでも敵対する理由ないし、俺はなにも最強目指しているわけじゃないしなー。それはそれでいいや」




 「そういえば「影」の修行すっかり忘れてた」と。
 「俺閉じこもって修行するわ。ホウオウ様は置いておくから後はよろしく」
と、教団の№2に全てを任せ、社に閉じこもって修行を開始した。
  自身の影の中に霊子を操って空間を作る修行。空腹も忘れ、餓死しても修行に集中した。
 50年ほど続け、影の中に小さな町程度の空間を作ったり、家具や仕切りを作ったりできるようになった。
 突然中断させられる。

 西暦567年、飢饉発生。
 報告を受け早速芦村は動いた。
 (アンキパン取り出し→アイテムBOXに詰め込む→ホウオウで低空飛行→村々にパンの雨を降らせる)
 信者が増えた。

 不正とかあるかもなー。
と思ったので、内部監察部署を設立。メンバー全員に光の棘(微弱)と霊圧(ちょっぴり解放 ゴゴゴゴゴ)を使って、裏切ろうとか騙そうとか、そういう意思を折って仕事に就かせた。
 それからしばらく、20年ごとぐらいに修行・中断・処置・修行という感じに日々を過ごした。


 「聖徳太子? サインくださーい。肉声プリーズ」とか「蘇我入鹿? うわー!CM見てましたー」とか「聖武天皇? あー伝記読んだよー。大仏?いいよいいよ作れば? 」とか頻発する飢饉の度にホウオウに乗ってパンの雨を降らせながら過ごした。
 「影」も完成し、交わった影と「影」をつなげることもできるようになったので、本格的にすることが無くなり、瞑想したり・遠出して神器所有者(特に二天竜の)とバトルしたり・信者とふれあったり・子どもと戯れたり・自分を崇拝する女子を抱いたり・歴史上の有名人と交流したり、だらだらとした生活を送っていた。
→この頃のマイブーム
 ・「影」の中の空間を弄って住みやすい楽しい所にする。
 ・ホウオウの羽を紡いで衣服に織り込み、衣を作った。(「虹色に輝く」神さまっぽい衣服ができた。以降それを着用するように)



 「やることがなくなったー」
→「そうだ。「影」を各地と繋げよう」

 日本全国津々浦々を巡る旅に出発! (西暦812年・花見が公式行事になった年)
一人では寂しいので子どもたちと一緒に。

 40年ほどかけて日本の大体の影と「影」をつなぐことに成功。

 更なる強化を求めて神社仏閣の戸を叩き、「術とかそういう異能系を教えてください」と頼んでみるものの、「カエレ」と言われ、習うことかなわず。(他神話体系もケンカ売りまくったせいで全く相手にされず)


 そのままだらだらと信者に崇め奉られながら、教団の総本山で霊圧を研ぎ澄ませつつも、退廃的な日々を送ること数百年。
(700年代後半は鈴鹿御前と坂上田村麻呂夫婦に絡んだ。
 900年代後半は源の大将や頼光四天王の活躍を見て楽しんだ。酒呑童子や茨城童子の鬼の酒宴に参加したりもした。人肉や血の杯も食した。まずかったのでパンを出したら「甘い」と喜ばれた)




 そして西暦1120年ごろ、玉藻前こと九尾の狐(白面金毛九尾の狐)が安倍泰親に正体を暴かれ、宮中から去ったという報告を受ける。
 霊圧感知を最大にして国中を駆け回り、狐を発見。(極々小さい違和感今までの鍛錬がなかったら魂が微妙に変なことに気づかなかったかもしれないほどの、小さな小さな違和感で発見)

 教団に連れ帰る。
 O☆HA☆NA☆SHIしようとしたら、お得意の話術であっさり懐に入られ、
「何をしてほしいのだ?」
 と聞かれたので

「仙術とか、医術とか、その話術とか、とにかく色々を教えてくれ。師匠になってくれない? 」

「よかろう(嘘だが)」

「ほんとに? やったー」

で、騙されて房中術で一気に生気を吸い尽くされ死んだ。腹上死(ある意味男の夢だよね)。

注)交わる前に、白面金毛九尾の狐は宮中にいた時の「平安時代の一般的な美女」スタイルから、「芦村義隆の考える美女」スタイルに変化しました。(ぬら孫の羽衣狐~千年魔京ver
~をご想像ください・あくまで容姿だけです)

 けど、当然生き返った。
「な?! 確かに生気を全て吸い尽くしたはず! 貴様!なぜ生きている!」

「よくもやりやがったなー」

 そうして、そのまま二回戦、三回戦に。
三日三晩、七日七晩、それ以上交わり続け、吸い尽くされ続け、死に続けた。
その内、狐の方も仙術で芦村の肉体を内側からぶっ壊したりしてきたが、『乱装天傀』で腕が腐り落ちても、脳がとろけても、内臓が破裂しても止めなかった(死に続けはしたが)。ただ死に続けるだけでなく、死に覚えて房中術を学び、発動。最終的に地力の強さで勝利! 仙気も吸い上げた。

 力の差とか、「影 繋げたからもうどこ行っても逃げられんよ」という説得で、教えてくれることに。


「じゃあ師匠、仙術教えてー」

「わかったわかった。ここをこうしてこんなふうに、こうじゃ」

「ここをこうしてこんなふうに…こう? 」

「そうじゃそうじゃ。(ふっふっふ。そのまま世の邪気や悪意も取り込んで破滅してしまえ)」

「おー! できたー? 」

「はぁー?(な、なぜ。どうして正気を保っていられるのじゃ?! )」←『精神耐性』のおかげです。

「ん? なんかおかしいような…? 」

「(ぎくぅ!)」

「師匠~? 」

「………」



 そんなこんなで紆余曲折、すったもんだがあったけれど、芦村はあらゆる学問に通じる師匠をゲットしました。
 国から狐を匿ってるだろ、出せ。と命令されたが、すっとぼけた。
 強制的に調べるぞ。と脅されたが、そっちがその気ならと強気でけん制した。


 師匠から仙術を習い、妖術を習い、幻術を習い、医術・話術・礼節や芸術技能/知識も習った。(少なくとも)紀元前20世紀から生きている、最低でも1000歳年上の狐は伊達じゃなかった。
 芦村も何だかんだ2000歳越えということで、身の内の尋常じゃない霊力を仙気に変える術理を編み出したり、霊圧感知と仙術の生命感知を合わせてより精度の高い探知法を作り出したり、滅却師として鍛え上げた霊子の収束能力を“気”の収束吸収に応用したりした。


 きつね師匠は初めこそ悪逆非道・残虐無比の『白面金毛九尾の狐』だったが、芦村と房中術の鍛錬(建前)やっているうちに悪性が鳴りを潜めていった。
←師匠の邪気・悪意を芦村が吸収し、芦村の『精神耐性』によって正常な生気を師匠が吸収していたから。





………そうして“悪”をデトックスされた きつね師匠は芦原に惹かれていって、愛を告白して夫婦になりました。

 (ちなみに、ウン千年の邪気はマジ半端なくて、『精神耐性』でガード/正常化できなかった分が、芦村の精神性をちょびっと悪寄りにしました。
 具体的には“色”方面の欲望自重が減りました)



 西暦1181年、養和の飢饉発生。
いつものように空からパンを降らせる傍ら、捨てられたり死にかけになった幼児を拾って帰った。

 光源氏計画! < ドン !

 最高権力者の権力をフルに使い、社の裏手に学校を建てさせた。
 アイテムBOX内に保存しておいた食材を使った栄養満点の食事。きつね師匠(生体医術のプロ)監修の理想的な運動。体の中と外から計画されて鍛えられ、成長する幼児たち。

 体に歪みがあれば矯正し、流れる気や精神が歪めば仙術で矯正し、そうして美しくなるように育てていった。
 もちろん学校であるから、幼児たちには きつね師匠から「礼儀」や「所作」、「言葉遣い」なんかの教育を受けた。(ある程度成長したら、R-18な知識やテクニックなんかも)

 で、っていう。


 そしてその間に源義経らにも会ってみたりしました。壇ノ浦の戦いは上空から観戦しました。「おー。あれが八艘跳びかー」



 西暦1274年。一回目の元寇が起こった年、時同じくして仙術の修行がひとまず完了したので、またまた世界を飛び回りケンカを吹っ掛け始めた。

「おっ、白龍皇?やっほー」

どっかーん。
ぐちゃぐじゅ!(仙術で内臓が腐っていく音)


 またオーフィス発見。リベンジマッチ(一方的)
当然敗北 だが、名前を憶えてもらうことに成功。




 西暦1397年 鹿苑寺金閣完成。「金閣?! へー、これが金閣寺かー」
このころには精神もだいぶ戻ってきた。
(→学校ハーレムはどうしたかって? いつの時代も捨てられる子どもはいる。そういうこと)

(金髪碧眼の子も欲しいなー)でヨーロッパに飛んだが、折しも1300年代後半は黒死病の大流行。かかっているかどうかの見分け、自信がなかったので、赤ん坊の死体を見つけてホウオウの力で生き返らせて連れて帰った。4年に3人ずつ。




 西暦1467年 応仁の乱。世にいう戦国時代スタート。

 いつものようにケンカを売った帰り道でコロンブス発見。言葉は通じなかったが、パンを出して警戒を解き航海に参加した(何回か殺された)。
友人()関係になり、サン・サルバドル島到着!→略奪・虐殺発生。「ちょっ!なにしてんのよ!(芦村はコロンブスのことは少年時代の伝記でしか知らなかった)」
 歴史への影響とか考えると、止めることもできないので傍観。どうしようもなくなって逃げた。


 1534年 織田信長誕生。「ノッブ」と呼んでつきまとった(正体を明かさずに)。流石に年を取らないのでバレてしまったが、その後も人生を見守った。
 ルイス・フロイスやフランシスコ・ザビエルなどの宣教師にも会った。織田信長の友人として、「芦村鳳凰教」教祖として。←救世主の肉声聞かせてやった。

 宣教師が布教目的でやってくるのにしたがい、天使や悪魔や堕天使といった聖書勢力が日本に入ってくるようになった。
ので、滅却師(子どもたち)部隊を使って魂ごと消滅させた。



 その後、「ノッブ」は歴史通り死亡。秀吉が後を継いだ。交流を重ねた。
 晩年、秀吉に「自分も不老不死になりたい」とか言われたが(ヾノ・∀・`)ムリムリ と返した。

 時代は徳川に移り、また仲良くしようとしたら、「こっちくんな」と言われてしまった。しょうがないので表舞台から姿を消した。
 そして、秀吉との会話で思い浮かんだ、「動物を妖怪変化にしてみよう」を実践することに決めた。
 ①犬猫を集める。気を送り込む。←失敗=爆散
 ②成功した個体を肌身離さず、仙気を送り込み続ける。←餓死したら失敗
 ③寿命以上に生き続けたら成功!←化け犬・化け猫。立ったり喋ったり。

 幾百の屍を越えて成功。方法を確立させることができた。きつね師匠に教育をお願いし、変化ができるようになったら発情期に×××した。
この間約300年。基金の際には飛んで行ったり、オーフィスとの戦闘も継続して行ったりしていた(〇年後に待ち合わせね で)。


 西暦1800年代には 白面金毛九尾の狐 の邪気は綺麗さっぱり消え、完全に元に戻った。よってハーレムは自然消滅。しかし妖怪ハーレム(仮)は残った←殺すわけにはいかないしねー。



 西暦1868年の通称神仏分離令により暴走した民衆に「芦村鳳凰教」は攻撃を受けた。その頃には全国各地に存在した支社や信者たちが襲撃を受け被害に遭った。
各地を巡り、光の棘を降らせて鎮圧してまわった。


 その後、神々が裏側に隠れるようになっていく中でも、表舞台に立ち続け、日本の趨勢を見守った。第二次世界大戦では「この戦争負けるよ?」と予言()してバッシングを受けたりした。

 戦時復興期にはいつも通りパンを配った。子どもに混じって「ぎぶみー・ちょこれいと」と言ったりもした。

 西暦1967年 東京オリンピック、きつね師匠と観戦した。
 西暦1970年 大阪万博。月の石見るために並んでいたら「芦村義隆」とバレて見るどころではなくなった。

 1990年頃、「あれ?悪魔来ないぞ?」←他宗教の総本山を悪魔の領地にできるか。

(やべぇ、原作始まらないぞ…? )

 うちを領地にしてみたら?と提案できるわけもなく(仮にできたとしても、シスコンのルシファーが、“鳳凰”のお膝下に最愛の妹をいかせるわけがない)。恐れられて嫌われて、どうしようもないまま時は過ぎ、冥界ではリアス・グレモリーが生まれ、一年後には人間界「芦村町(駒王町)」に兵藤一誠が生まれた。


 17年後、原作開始時。原作は始まらなかった。ホウオウと芦村の存在する町に堕天使が来ることもなく、兵藤一誠は神滅具の所有者だと気づくこともないまま生涯を送った(父親は祖父から仏教徒だったが、母親は鳳凰教徒だったので、御守り【ドラゴンの力を集める特性を抑えるもの】を授けた)。

 老化が始まり、『不老不死』も『精神耐性』も消失した。

 不本意に超原作ブレイクしてしまった罪悪感に悩み、自分があと()()()数十年しか生きられないことに絶望した。
 きつね師匠や生み出した妖怪娘たち、子どもたち、そして「芦村鳳凰教」の幹部に『不老不死』でなくなったことをぶちまけた。
 仙人としてならまだまだ生き続けられるが、気配で異形にはばれてしまう。そうなったら攻め込まれるかもしれない。自分は死んでしまうかもしれない。どうすればいい…と弱音を吐いた。


 「死なないで」と言われたので。仙人になった。


 そして、その後数千年間生き、きつね師匠が消滅したのを見届け、『無限の龍神』オーフィスと最後の死闘を繰り広げ、『滅却師完聖体(クインシー・フォルシュテンディッヒ)神の怯え(タタルフォラス)”』を発動。渾身の攻撃で“恐怖”をほんのわずかに抱かせることに成功し、生れた隙をついて『(タスク)Act.4』の無限の回転エネルギーを打ち込んだ!

 抵抗できない死の感覚がオーフィスを襲い、“恐怖”が増し、狂乱。その間にもどんどんエネルギーは伝わって・・・

・・・芦村は「逆回転」の爪弾を撃ち込んだ。

 「オーフィスに勝った」と満足して、ボロボロの龍神に勝ち誇りながら『神聖滅矢(ハイリッヒ・プファイル)』で自殺し、魂ごと消滅した。









はい。
長くて申し訳ありませんでした。
 疲れたー。歴史おさらいとかホントに疲れました。
 芦村さんが外国にあまり関わっていないのは、作者が世界史の教科書をどこかにやってしまったからです。世界史の資料集が欲しい。

 間違いがあるかもしれませんが暖かい目で見逃してやってください。

芦村さんと きつね師匠の間には子どもがいました。

 最後に、芦村義隆さんの身長は157㎝でした。(縄文時代の人なので)
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