読者の皆様おはこんばんにちは。
神様ですよ。
今回は2回目のぞろ目回。
今回も 僕が介入する場面があるけど、ちょろっとだけなので、どうか許してほしい。
では始まり始まり~
「次の方どうぞー」
ガチャ
「失礼します…」
「はいどうも~。22番 黛
「は、はい…」パタン
ストン…「あの、僕死んじゃったんですか?」
「はい。覚えていらっしゃらないのですか?」
「………あー。思い出しました (警官から逃げてたら、車にはねられた んだよな…なんてこった。大学受験失敗して父さんに迷惑かけて、その上こんな死に方するなんて。まだ今までの金も返してないのに…)
…ごめん、父さん」
「(かわいそうに…)」
「ま、死んじゃったものはしょうがないですね!それでそれで、ここってやっぱり神様転生だったりするんでしょうか!(転生ですか!特典ですか!やっべー、テンション上がるーぅ!言葉おかしくなる! てか、この人神様かなぁ?邪神系転生とかヤダな。いやいや、神様ならこの思考読んでたりして…やっべ。今からでも悲しみ感じるべきか?いやいやもうこうして考えてる時点で―――)」
「(訂正、かわいそうじゃないわ。たくましいな、うん)よろしいでしょうか」
「!あ、はい」
「黛さんの考えている通り、ここは死んだ方を神様が無作為に選び、特典を与えて転生させる、そんな場所となっています」
「(やっぱ、読まれてた!い、今も読んでます…?)」
「はい、読んでますよ」
「( (;´・ω・) おーのー…)」
「詳しく説明すると『かくかくしかじか』という仕組みです。よろしいですか?」
「はい(ややこしいな。転生先も特典もサイコロの目次第…僕の他にも転生者いるな。22番ってことはバトロワになったりとかするのでは…)」
「それはないですよ。転生者の皆さん、それぞれ別個の世界に転生するので」
「(心ォッ!)驚かせないでくださいよ」
「申し訳ありません。
では、早速ですがサイコロをどうぞ」
「はい………(―――神様)」
からか―――
―pause―
「祈られたら 応えなくちゃあね」
―pause―
「正しく応えはしないけど」
ん
⚅⚄
「(おお…)」
「6と5です。神様が転生先を決定することになります。どこの世界になるのかは転生直前にお教えします」
「神様…(頼むぞ神様、頼むぞ神様!)」
「続いては特典です。『かくかくしかじか』でまずは“アイテム特典”の数を決めていただきます」
「はい(神様お願い、最大お願い!)」
ヒュッ!!
カッ!
―pause―
「おっけー」
―pause―
かちん
⚅
「おお! 」
「おめでとうございます。6なのでくじを6枚引いてください」
「はい!(神よ!あなたが神か!神だった!)」
がさごそがさごそ
147・・・1884・・・486・・・1225・・・1647・・・932
「では特典の説明をさせていただきます
まず1つ目は147番『
「ん?(どっかで…)」
「これは『BLEACH』に登場する敵
「(あ~…ん?)あの、この特典って、破面の斬魄刀が特典になってるってことですか?」
「そうですね。
………ええ、はい。黛さんのお考えの通り、死神の斬魄刀との違いとか、そもそも斬魄刀とは持ち主の魂を―――とか、お考えのことは分かります。しかし、神様がそう設定して用意されたので、この特典は
「(かなり当たりじゃないか?…破面の力、それも第3十刃の力がゲットできるかもってのは、いきなりラッキーじゃん!しかも、ハリベル様ッ!『いつも息子がお世話になってます』のあの人が とか!あ、でも触れない………視姦で十分)」
「(うわあ…)『
「はー(あの水操るのって、解放前も出来んだ。知らなかった)」
「続いて、2つ目の特典は1884番『着せかえカメラ』です」
「(聞いたことあるのキター)」
「はい。ご存知、ドラえもんのひみつ道具で、映画なんかでは割と登場することの多い、便利で有名なアイテムです。
服のデザイン画をカメラにセットして、対象となる人に向けシャッターを切ると、その人の着衣がデザイン通りのものに変わります。複数の対象者を一度に着替えさせることも可能です。
説明によると、衣服を一旦分子にまで分解し、再構成するという原理で着替えさせるので、デザイン画を入れずにシャッターを切ると、服の分解だけが行われて再構成がされないようで、対象者は全裸になってしまいます」
「無作為にパシャパシャすると全裸パニックを引き起こせるというわけですね」
「………まぁ、そういう使い方も可能ではありますね」
「3つ目の特典は486番『オーズドライバー+オーメダルセット+鴻上ファウンデーションのメダルシステム等』です」
「!」
「要は仮面ライダーオーズの変身アイテム、補助アイテム、武装諸々まとめてに若干のオマケをつけた特典というわけです」
「………(やったーッ! オーズ、オーズ、オーズ!好きなの来たよ、うれしいよ!)」
「ドライバーとメダルの内容は、『CSMオーズドライバーコンプリートセット』の内容を元に再構成したセットになっていて、
ドライバーとコンボ可能なコアメダル各種(3種×3枚=計9枚の組)
タカ・クジャク・コンドル
ライオン・トラ・チーター
クワガタ・カマキリ・バッタ
サイ・ゴリラ・ゾウ
シャチ・ウナギ・タコ
プテラ・トリケラ・ティラノ
コブラ・カメ・ワニ
イマジン・ショッカー
スーパータカ・スーパートラ・スーパーバッタ
エビ・カニ・サソリ
サメ・クジラ・オオカミウオ
シカ・ガゼル・ウシ
セイウチ・シロクマ・ペンギン
ムカデ・ハチ・アリ です」
「えー…っと…」
「イマジンメダルとショッカーメダルは1枚ずつスーパー系も1枚ずつでで、それ以外が3枚組なので計113枚のメダルですね」
「膨大…」
「さらにセルメダルを無限枚です。『真のオーズ』として覚醒した折には必要になるでしょうから」
「(『真のオーズ』………! やっべ、暴走する。しかも113枚もコアメダル取り込むとかやばいじゃん!転生したと同時にメダルの器化だよ、ウヴァさんの二の舞だよ!とんだはずれじゃないか…手厚い特典が呪いレベル…!)」
「っと、大丈夫ですよ。そうはなりません。特典は体内にあるわけではなく、一体化するわけでもなく、なんというか魂に寄り添うというか…とにかく黛さんの危惧されたことは起こりません。黛さんがご自身の考えでメダルを器を溢れさせるほど飲み込まない限り、暴走する危険は皆無です」
「そうなんですか。よかった…」
「続けます。最後鴻上ファウンデーションのメダルシステムは
・ライドベンダー
・カンドロイド各種
・メダジャリバー です。バースシステムに関しては別枠なのでありません
欲しかったら自作してください。セルメダルはありますし、技術と知識と資金があれば似たようなのができるかも…ですよ?」
「は、はぁ…(僕の力と頭じゃ無理だな、うん)(オーズ…うろ覚えだなぁ。こんな事ならDVD借りて見ておけばよかった)」
「では、見ますか?」
「(またナチュラルに心を) 見るとは?」
「『仮面ライダー
「是非!」
――視聴中――
「ポップコーンどうぞ」
「あ、ありがとうございます」
――読書中――
「コーヒーどうぞ」
「ありがとうございます。 あつっ!」
「ふう…面白かった」
「それはなにより」
「では次に行きましょう。
1225番『レジロックの入ったモンスターボール+レジアイスの入ったモンスターボール+レジスチルの入ったモンスターボール』です」
「おぉ!おお?(モンスターボール?………あー、また神様の無理矢理感のある特典か)」
「はい。そんな感じです。ポケモンを特典として贈るために神様が考えた『生き物が特典じゃないから!入れ物が特典だから!たまたま入ってるだけだから!』という感じです。
その中でもこの特典は当たりです。なんたって3体セットですからね。
『いわやまポケモン』レジロック 高さ1.7m 重さ230.0kg
『ひょうざんポケモン』レジアイス 高さ1.8m 重さ175.0kg
『くろがねポケモン』レジスチル 高さ1.9m 重さ205.0kg
三体合わせてレジ系とも呼ばれる、ポケットモンスタールビー・サファイアに登場した伝説のポケモンです」
「はい(知ってる。というかギガスいないんだな)」
「あー、レジギガスは初出がポケットモンスターDP・Ptなので…らしいです」
「なるほど…」
「わざ はレベルわざだけですが忘れることなく、一度覚えれば全て使用可能です。ポケモンが倒された場合、ボールをいったん自分の中に戻すことでひんしから回復させることができます。
こんなところでしょうか」
「そうですね…あ、その“わざ”、僕知らないんですけどそれについてはどんな風になっているんですか?」
「はい、それは『ゲームのように使えるわざやHP、レベルなどが表示される』ようになります」
「なるほど」
「5つ目の特典は『ウルトラスーパーオールマイティワクチン』です」
「(ドラえもん?)」
「はい、ドラえもんです。ドラえもんのひみつ道具の一つで効果は『あらゆる伝染病に効果のある強力な万能ワクチン。地球上にない病原体をも退治することができる。』というもので、端的に言ってこれを使えば感染性の病気にかからなくなります」
「すっげ…」
「それ以外説明することもないのですが。“すっげぇ”んです」
「はい」
「最後、6つ目の特典は『ボンゴレリング(7)』です」
「おぉおお…(リボーンか!…リングか~。僕、炎灯せそうにないよなぁ~。覚悟とか、受験勉強さぼってだらけてた僕が、なあ………)」
「………この特典は黛さんもお察しの通り、『家庭教師ヒットマン
そして、この特典のおまけとして、黛さんには全属性の波動をプレゼントします」
「お!(全属性⁈)」
「特典を100%使いこなせるように、という神様の意向です。イメージは嵐の守護者:獄寺隼人さんのさらに強化バージョン。彼の場合はメインの“嵐”に出力で劣るものの、計5つの炎を使うことができました。それの上位互換で、
『1人が複数の属性の素質を持つこともあるが、大抵の場合は波動の強い属性は1つのみで、残りは微弱であるとされる』
という原作設定をブレイクし、黛さんには全属性平等の波動をプレゼントです」
「それはまた、スペシャルなチート感ですね(期待しないでおこう。結局下地があるだけで炎を出せるかどうかは僕の覚悟次第なんだから)」
「ここまではマーレリング・ヴァリアーリングの特典と同じなのですが、さらにさらに、この特典にはおまけがつきます」
「まだあるので」
「はい。
そのオマケとは、ズバリ“
「『
「あー、そっちじゃなくて、『血統』の方のです。まぁソレも付いてくるのは間違いじゃないんですが」
「(おっと)………なぜ?」
「“リング争奪戦編”でラストに『7つのリングを集めた時「ブラッド・オブ・ボンゴレ」に新たなる力を授ける』とありました。『受け継がれしボンゴレの至宝よ 若きブラッド・オブ・ボンゴレに大いなる力を!』の言葉と身に着けた七つのボンゴレリングで
「はー………」
「あと、説明は…
リボーンの世界に転生するのでなければ、その世界に『死ぬ気の炎』というモノは存在しません。その世界の人間にこの特典を貸し与えることで、『死ぬ気の炎』を扱えるようにすることもできます」
「(力を分けるとか、こわいなぁ。僕だけのとっておきにしておいた方が得だと思うんだけど………まぁその時になったらまた考えよう。うん)」
「続いては“能力特典”です。では」
「(サイコロですね)はい」
からん、からからん
⚅
「(~~~ッ)」
「あ~…出目は6 はずれ ですね。なんというか」
「はい、はい。大丈夫です(ハズレかよ………!翻訳が欲しかったな~!あー、あ!)」
では転生です。
あなたは6つの神からの贈り物をもって別世界に転生します。
今のあなたの自我を保ったまま、赤ん坊からあなたは人生をやり直します。
これからあなたの生きる世界に私たちは関与しません。
あなたがこれから手にする力で何をしても、それはあなたの自由です。
私たちはあなたが亡くなった後に、あなたの人生を閲覧しますが、評価するわけではありません。
転生を実行します。それではよき人生を
「ありがとうございました(ありがとうございました)」
「はい行ってらっしゃいませ。
黛さんの転生先は―――
***********************
―――『ハイスクールD×D』の世界でーす」
「な! な」
「はじめましてこんちゃーす。神様だぜい」
「神様…(神様?やばいこの展開は、)」
「うぃうぃ。
さぁ、サイコロを振ってくれ。
その結果君は………くふふ(^^♪
まぁ、さっき君がやってたのと同じさ。中身は教えないけどね。さ、振って」
「………(やばいやばいやばい。主人公不遇スタートの物語冒頭だ。神様、邪神だったのかよ!僕、聞いてない!!)」
「邪神とは面白い事を言うね。まぁ、いいよ。神様寛容だから。ゆるしてしんぜよう。二度目はないよ?
振れ」
「()」
⚂
「ほぉ~ほぉ~………」
「な、なんなんですか」
「いんやぁ? べぇつにぃ?」
「え、あの(出目3の意味は)」
「教えない。どーせ、転生したらわかることだしねー。『ハイスクールD×D』も知ってるよね?」
「……はい、そこまで詳しいわけじゃないですけど」
「なら問題ないだろう、タブンネ。
それじゃあ、さようなら。今度こそ転生だ。せいぜい楽しませてくれ給えよ」
「ありがとうございました…(―――)」
「じゃあの」
No.22 黛克英
黛は世界を支配する王の嫡子として産まれた。偉大な父のもと、全てのものが頭を垂れ国民は偉大な王を称える。王は元一般人の黛が想像もしないようなことをして、世界で人生を謳歌していた。
黛は王の後を継ぎ、世界を自分のものにするため自分を高めた。求めれば全てが手に入る状況で、しかし将来のためそれらすべての誘惑をはねのけ王になるため努力した。
努力が芽吹き、認められ評価され、威厳・実力ともに後継者としてふさわしいものに成長しいよいよ世界の全てが手に入る―――
というところで“夢”から覚めた。
王になれるという高揚感、王になれるという達成感、王になれるという幸福感。夢から覚める前、黛の中にあった素晴らしい感覚はすっかり消えていた。自分が新生児室で横たわる赤子でしかないと気づいた彼の中にあったのは空虚。
空虚は焦りを生み、大きくなった焦りはやり場のない怒りに変わり、膨れ上がった怒りは絶望へと変わった。
≪若干のオマケ≫
これがそうだった。大きな欲望の器を形作るための、セルメダルを取り込み、コアメダルを取り込み、特典を十全に使いこなすために、神様が善意で付けた“オマケ”。
“夢”は夢であるがゆえに、あやふやで 不確かで、彼の欲望の器は限りなく広がりを持ち、その全てが空っぽの、暴走の危険も皆無の オーズとして最良のものとなった。
ただ、それは黛に深い深い絶望を与えた。
それでも彼は絶望で心折れることなく、“夢”から生きる原動力―欲望―を見出した。
「“夢”を夢のままで終わらせない。この“夢”を叶えるまでは、私は、僕は…俺は!――
――死んでも死にきれない」
絶望の中で一点の曇りもない純粋な死ぬ気と覚悟が全身を支配し、
黛克英 死ぬ気の到達点に至り、“夜の炎”が新生児室に吹き荒れた。
覚悟の炎を心に灯し、決意した。
「“夢”を『現実に』―――」
世界の全てを手に入れてやる。
彼の欲望は世界そのもの。夢は『世界征服』。
No.22 黛克英 兵藤一誠
体が出来上がるまでの数年間、その間を斬魄刀との対話・神器との対話・死ぬ気の炎のコントロールに使った。時間は有限。正しい努力は報われる。そして怠った者は怠っただけの報いを受ける。それを前世と夢で理解していたから、一日も無駄には出来なかった。
感覚を研ぎ澄まし超直感を用いて最高の肉体の在り方を直感し、晴の活性と雨の鎮静の炎で肉体改造・肉体矯正を行った。
呼びかけ続け3年、ドライグと対話成功。神滅具覚醒。オーラが漏れるのを鍛えた炎コントロール(雨の炎)で抑えた。
呼びかけ続け5年、『
(初めはボコボコにされたが、『
ある程度出来上がった小学生時代、「遊びに行ってきます」と両親に言って
夜の炎でワープ。レジロック・レジアイス・レジスチルを相手にバトル。レベリングも並行して行った。
深夜、霧の炎(構築)で自分を作り出して抜け出しワープ。特訓。
わずかな睡眠時間も精神世界でのティア・ハリベルとの破面の力の特訓に費やした。
原作開始までの約10年間、真摯に鍛えた。
炎圧・発炎量が膨大に、何より炎の純度が極まった。 霊圧は上がり、技の冴えは増した。
『真のオーズ』に覚醒。大量のセルメダルを身の内に取り込む。
神器―禁手化を越え、覇龍も越えたステージに到達。神器の中の残留思念(怨念)はメダルに飲み込まれた。ドライグの意識もセルメダルの中に溶けつつある。
肉体改造の結果、人を越えたマッスルを身につけた。瞬発力と持久力を兼ね備えた英雄の肉体に完成した。
駒王学園高等部二年生―原作開始
はぐれエクソシストを皆殺し、堕天使4人を叩き潰し、聖女を保護。
その足でリアス・グレモリーと接触。町に堕天使が侵入していて、それを撃破し神器所有者を保護していることを告げる。
その上で自分が神滅具『赤龍帝の籠手』の所持者であることを明かし、魔王様に雇ってほしいから仲介してほしいと頼む。
リ「私の眷属にならない?」←駒が足りず転生させられなかった
代わりにアーシアを紹介してみた。好感触。“お兄様”にも連絡してくれるとのこと。
その日は帰った。
アーシアとは、言葉は通じないが心は通じた。
にゃんにゃんした。←理由:アーシアはなんだかわからないうちに救出されたこと(神器を抜き取る云々はレイナーレが殺される前にボロっと零しました)で精神ふわふわ状態、そんなときに一誠の王気(身の内にあるものの威圧感・存在感)にあてられ、寄りかかった。
翌日、フットワークの軽い魔王様がやってきた。
要約すると
一「魔王直属の兵隊になるから上級悪魔にして。地位と家と給金、くれ」
サ「オッケー。赤龍帝を味方にできるなんて心強いよ。ウチ神滅具ないからさー」
という感じ。裏でアーシア、リアス眷属になった。←ア「一誠さん(イッセーさんにあらず)が悪魔になるのなら私も」的な。
その後、色々あった。
冥界でお披露目回 「人間をいきなり上級悪魔にだと?」と侮る貴族たちを“存在感”『王の威厳・覇気』で圧倒し、身につけた悪魔の礼節・マナーで牽制した。
⇒貴族「なんかすごかった(小並感)」
(魔王セラフォルー・レヴィアタンと魔法少女ミルキーについて語り合い気に入られた。←この時のために特訓の合間にシリーズ全部繰り返し見て、監督やスタッフのコラムなんかにも目を通し、研究しておいた。)
魔王様から許しをもらい眷属集めに出かけ、1週間で集めた。
赤龍帝の“力を集める”性質・「他者を引き寄せる才能」と超直感、『
表の世界の不運な天才科学者や追放されたマッドサイエンティスト
裏の世界の魔法研究者や禁忌に触れた錬金術師グループのリーダー等々。
大道芸人や宗教家、思想家、詐欺師、ホームレス、幅広く人材と接点を持った。
『
その帰り道、コビカエルが駒王学園に攻めてきていたので『颯爽登場!』して「レジロックキミに決めた!」『赤龍帝の籠手』で倍加・譲渡で「ロックオン」「ばかぢから」でぺしゃんこにした。
回収に来たヴァ―リ「まさか召喚したモンスターに戦いを任せるなんてな。意外だが、なかなか楽しめそうだ。じゃあな、俺の宿敵」
三大勢力の会談が開かれ、テロった。
大活躍。
ギャスパーを“夜の炎”のワープで取り寄せ、倍加した“雨の炎”の「鎮静」で暴走を止め、間抜けにも転移してきたカテレア・レヴィアタンを同様に“雨の炎”で昏倒させ捕縛した。
ヴァーリを「バトルしようぜ!」と言い出すように誘導し、テロリストになったと自白させたところでタイマン勝負。
キン!
キン!
キン!
シャチ!! ウナギ!! タコ!!
シャッシャッシャウタ!
シャッシャッシャウタ!!
『Welsh Dragon Balance breaker!!!!!!!!』
「
ヴァーリが戦闘態勢をとると同時に、“夜の炎”で真ん前にショートワープ。
シャウタコンボの特殊能力『液状化』。鎧の隙間から入り込み、口・鼻・耳から更に体内に侵入し、倍加した“嵐の炎”で「分解」した。
一瞬で決着はついた。断末魔もなく、死体もなく、現在過去未来で最強の白龍皇はこうして打倒された。
冥界では会談での活躍が取り上げられ、一躍時の人に。
そのタイミングで、以前仲良くなったレヴィアタン様のツテ(特撮番組『マジカル☆レヴィアタン』)で撮影スタッフや制作会社、監督俳優その他スポンサーなどを集め、特撮ヒーロー番組を制作した。
『仮面ライダー
←転生前のイッキ見でキャストのセリフ一つ、背景の効果一つとっても完璧な記憶を持っていたのでそれを元に、冥界TV版に【リスペクトして、オマージュ】した。
番組は大ヒット。仮面ライダーOOO、そして兵藤一誠は子どもたちのヒーローになった。
ちなみに、原作の『おっぱいドラゴン』と違って利権は一誠個人のもので、おもちゃなどの収益の配当も兵藤一誠個人に支払われた。(収益は研究資金に……)
ここらへんで学校を辞め、両親親戚から自分の記憶を消し、悪魔の権力で転居させた。今まで育ててくれた感謝を込めて数千万円の現金を贈り、以後関わることはなかった。
レーディングゲーム新人戦。グレモリーVSシトリー
―――割愛。
グレモリーVSアスタロト
→テロ対策に観覧席にて待機。各勢力のお偉いさんと挨拶。「コンゴトモヨロシク」
テロリストが乗り込み、案の定アーシアが捕らえられてしまった!
キン!
キン!
キン!
クワガタ! カマキリ!! バッタ!!!
ガータガタガタキリッバ! ガタキリバ!
からの分身生成―ブレンチシェイド―。さらに禁手化「赤龍帝の鱗」。
“夜の炎”で10体送り、残り40体で観覧席を襲ったテロリストの首をカマキリアームで刈り取った。
ゲームフィールドに出現した旧魔王派、9/10体で
『赤龍帝の鱗―多重展開〈顎〉―』
クワガタヘッドを覆うようにドラゴンヘッド生成、バッタレッグで飛び跳ねて
『Boost!Boost!Boost!Boost!Boost!Boost!Boost!Boost!Boost!』
『Transfer!』
「ただの魔力弾」+「倍加譲渡」+「雲の“増殖”」
×9
絨毯爆撃。
1/10で
クワガタアームを雷の『硬化』で強化し、ディオドラの首ちょんぱ。
アーシアをワープさせ、呆然とするディオドラ眷属たちをクワガタヘッドからの雷撃(倍加譲渡)で皆殺した。
一件落着。
オーディン護衛に魔王様の勅命により参加。
ロキが現れ、フェンリルを召喚してきた。ヴァーリと同じようにシャウタコンボで内側から燃やしてやろうと、液状化→口に入り、
神殺しの牙に噛み千切られた。
―――舐めてた。神獣、舐めてた。
痛みと喪失感で意識を失い、
『
覇龍発動、暴走。
『
ドラゴンの巨体にシャウタの情報が流れ、おまけに液状化中だったことで、有機的な怪物の形態をとった。
龍の頭部、電気ウナギウィップ(極太)(腕部と融合)、タコレッグ(巨大化・増殖)
触手の化け物みたいになった。
セルメダルをスタミナに、炎を昂らせながら暴れまわり、ハリベルが精神世界で一誠の目を覚まさせるまで暴走を続けた。
<ひょうどういっせい は 『神殺し』のしょうごうを てにいれた!>
オ「久しい、ドライグ」
一「………(やべぇ)」
オ「ドライグ? ………ドライグの炎、不思議。我、初めてみた」
一「………あー、その」
オ「我、グレートレッド倒して静寂を得たい。一緒にグレートレッド倒す」
一「(どうする…?利用できるか?いや危険すぎる。でも世界にケンカ売るなら最高の兵器が必要だし…?)」
オ「グレートレッド倒す」
そうしてオーフィスが居候った。
知っているのは眷属(技術チーム)とアーシアのみ。彼らと一誠で、お菓子あげたりゲームしたり千葉のアレに連れて行ったり、接待した。中でもアーシアにめちゃ懐いた。
―――それから半年余りの時が流れた。
英雄派の京都修学旅行襲撃や魔獣騒動は、暴走し怪物になったオーズを見た曹操が戦力不足と判断したために起こらなかった。
そして、
技術チーム「兵藤さん!遂にできました!」
一年とかからずメダル解析終了。ヤミーを生みだすことが可能に。
早速その時のためスカウトしておいた目的に沿う欲望を持った人間にメダルを投入しヤミーを生ませた。
『その欲望、解放しろ』チャリンッ!
『
世界中にこのヤミーをばらまく(情報収集用)→神話世界を含めたすべての世界に鬼のようにばらまき、情報収集用に利用した。
ヤミーが集めた情報は宿主に送られた。膨大な情報を処理できるように彼を改造(本人も望んだ)。
→『REBORN!』原作の
→要は“一人ミサカネットワーク”
〈煽り合いが見たい〉という欲から生まれたヤミーを使い、下級悪魔を扇動。「現魔王は無用。“仮面ライダー”がいればいい。退陣しろ!クーデター政権め!」←煽られてこのようなおかしな要求をする民衆が増えた。数は少なかったが声は大きく、メディアもこぞって取り上げ冥界は揺れた。
アーシア「リアス様、皆さんにサーゼクス様のことをわかってもらいましょう!」
煽られ発生したデモ行進に向け演説することをアーシア提案()。
リアス「冥界の皆さん!聞いてください!」
ヤミー憑依「うるせぇ!無能魔王の妹が!」
普通の民衆「「「「「そうだそうだ!~~略~~ひっこんでろ!ゴルァア!!」」」」」
遂にリアス・グレモリーに向けて攻撃が放たれデモ隊と反デモ隊の衝突が発生。
兵藤一誠(元凶)「モウヤメルンダー()!」
鎮圧。
マッチポンプにより現魔王の支持を落とし、自分の評価を上げた。
サーゼクス「妹を救ってくれてありがとう。~略~どこかの家が悪評を広げているのかもしれない」
(元凶)「私が探りを入れてみます!」
そうして大義名分の元各貴族の当主に会い、
約束を反故にされ会社倒産、ホームレスになったおっさんの〈約束を守らせたい〉ヤミーで、悪魔貴族と裏取引。現魔王派から自分につくように密約を結んだ。
裏工作を行って、確実に支持者を増やし、
ゼクラム・バアルのような「転生悪魔が?認めんぞ!」な者(大王派)は秘密にしていた「ムカチリコンボ」の毒を食事に混入させ昏睡状態にした。
『劇場版 仮面ライダーOOO BEGINNING 幸せの赤い鳥』公開
*小説の「アンクの章」を映画化したもの
初日舞台挨拶に冥界中の注目が集まる。主演他の兵藤一誠登壇
転移
隔離空間(『いつもの採石場』のような)に転移させられてしまった。
見上げれば戦力を整えた英雄派の軍勢。
神滅具所有者、神器所有者。英雄の血・魂を継ぐもの。
悪魔に散発的襲撃を行い、救出し自陣に加えた転生悪魔。
全員が禁手かそれに類する境地に至り、ベストコンディション。
目の前には上位神滅具『
英雄派幹部ゲオルグの上位神滅具『
曹操「やぁ、赤龍帝。いや、仮面ライダー…だったかな?
俺は曹操。禍の団英雄派のリーダーだ」
一「………知ってるよ」
曹「俺を知っているか、うれしいね。
君を倒すために集めてみたんだんが、どうかな。君のような怪物を倒すのに加減していられないからね」
一「随分と、集めたものだな」
曹「まぁね。………あぁ、うん。
悪いが赤龍帝、倒させてもらおう。これ以上はモンスターたちの我慢がきかないそうだ」
一「………」
アンチモンスター達が殺到する。
転移に巻き込まれた魔術ドローンカメラを通して、その模様は冥界中に発信され続けていた。悲鳴を上げるテレビの前の悪魔たち。どよめく会場
曹「おかしい………」
ゲオルグ「曹操、上だ!」
兵藤一誠はモンスターに身を隠し、『
霊子を固めて足場とし空中に立った。
ゲ「ショートワープか。この空間内で行えるとは出力が桁外れだな。だが相当な負担だったはず。何度もできるものではない」
曹「総員構え!目標上空の赤龍帝だ!」
一「遅い」
キン!
キン!
キン!
ライオン! トラ!! チーター!!!
ラ・タ・ラ・タ?! ラトラーター!!
<ウォォォォォォォォォォォォォォォォォ!!!!!!!!!
『Boost!Boost!Boost!Boost!Boost!Boost!Boost!Boost!Boost!Boost!Boost!Boost!Boost!Boost!』
英雄派「なんだ?!まぶし ッッッッ!!」
炎上。
素でも容易く湖を干上がらせる MAP兵器『ライオディアス』
+光源に“嵐の炎”。炎の光は反射増幅し拡散。炎の属性『分解』を熱波に乗せる
+出力上昇。「倍加」
ゲオルグが霧で防御。だが張り終わるまでのわずかな時間で壊滅状態に。構成員の大半が蒸発。防御系神器所持者も熱でとろけるほど。
アンチモンスターも小型と超大型は死亡。残ったモンスターも熱に苦しんだ。
曹「(なんてことだ…撤退?ここまで大見得を切っておいて撤退したら………そうだ)スタミナ切れを狙うぞ。あんな大技がいつまでも続けられるはずがない。悪魔の体力でもすぐに底をつくはずだ」
―――数十分後
ゲオルグの霧が『分解』に侵され、熱が侵入。
「熱い、熱い」
じわじわと気温が上昇。
痙攣、脱水症状、頭痛、吐き気、めまい、意識混濁
熱中症。
遂に霧の維持ができなくなり………
英雄派全滅。
幹部は辛うじて生きている(神器抜き取るため生かしておいた)ものの、他は分解されて塵も残らず消滅した。
一「勝ったぞ!(カメラに向かってピース)」
ヒュッ!―――ドスッ!!
一誠に突き刺さる槍。神殺し、神滅具『
曹操は意識を失ってはいなかった。完全に意識を失う前に『
突き刺さった槍は神々しい光を放ち、オーズを破壊した。
曹操「――は、ははは。勝った、勝ったぞ!」
ザクッ
歓喜する曹操を背後から黄色の爪が貫いた。
曹「ば、そんな」
一「あれはダミーだ。仲間が倒れて焦ったな。曹操」
曹「(な、―――しまった、意識が……)」
一「俺は術師じゃないから、見かけだけの『構築』だったが…騙されてくれてありがとう。“雨の炎”を注入した。お休み、英雄様」
(→超直感で反撃を感知し、ダミーと入れ替わりに短距離転移。
ラトラータコンボの消音機能で忍び寄り背後からトラクローで刺殺。)
崩れていく空間。
英雄派をもう二度と目覚めないレベルの高純度“雨の炎”で意識を『鎮静』させ、解禁された“夜の炎”でまとめて冥界研究機関にワープ。
めでたしめでたし。
―――とはいかない。
サ「どうしよう。上位神滅具3つも手に入っちゃった。パワーバランス崩れる。案の定国民は調子乗ってるし現体制への風当たりは増すばかり。和平も危ういぞ」
かわいそうなまおう。
ヤミーを使っての情報操作・印象操作で支持率急落。
さらに
「仮面ライダー無敵!」
「上位神滅具3個と仮面ライダーがいれば」
「停戦解除しろよ」
「現体制無能すぎ。働いてるの仮面ライダーだけじゃん」
「戦争!戦争!」
世論を誘導した。
上級悪魔の貴族たちの後押しを受け、出馬。
一「現体制の解散させ、悪魔のための新体制をきづくことを約束します!」
―――当選。魔王就任。
転生悪魔が魔王になることに反対したものは、ヤミーに煽られた狂信悪魔たちによる徹底的アンチ行為、人格否定によって黙らされた。
『このくそ野郎!』
『悪魔の恥さらしめ!』
『ぬるま湯につかるだけの低レベル!』
『てめーみたいな無責任のクズのせいで冥界はめちゃくちゃだ!』
『改革・革命の志がわからないのか!』
『与えられるだけの家畜が!』
などなど。
元魔王の4人は実家に帰ってもらった。実権をはく奪し、政策に口出しすることもないようにした。実質的なクーデター。
就任式典。前日。
「オーフィス」
「ドライグ、グレートレッド倒しに行く?」
「いや、オーフィスにプレゼントがあってね」
「プレゼント?お菓子?」
「いやいやもっといいものだよ」
ス…
「?それ、なに」
「言っただろ?プレゼントだよ」
チャリン
「?―――?!」
チャリン チャリン チャリン
「まだ入るか」
「ドライグ?! おかしい、我」
チャリン
「うちの技術者の計算だともう溢れてもいいころなんだけど、さすが『
チャリン
「うぅぅ………グッ!あぁ うう…」
「ねばるなぁ。なら時間つぶしに喋ろうか。
今お前に入れたのはコアメダルって言って、生命エネルギーを凝縮させたもの。中でも『恐竜系』コアメダルは“無”の属性、
「うぅぅ………?」
「俺の中のセルメダルが神器の残留思念と混ざり合ったのを思い出して、実験してみたんだよね。ほら、3か月前に『蛇』くれたでしょ?あれ使って」
「波長が合うっていうのかな、融合してくれてね。もっともメダルが耐えられず粉々になっちゃったんだけど」
「そっからトライ&エラーでメダルの“枠”を強化して、完成したわけ」
「うう!? ど、らいぐ……ぅ!」
「もうドライグはいないよ。今朝完全に溶かした。時間をかけて『調和』したおかげで赤龍帝の力が完全に俺に馴染んだ。『倍加』も『譲渡』も『透過』も俺の思いのままに扱える。これに龍神の“格”と『無限』が加われば世界に敵はいない」
「ああああああああ!」
「戻れ、俺のコア!」
6枚の恐竜メダル、力の全てを抜かれオーフィスは屍となり動かなくなった。
就任式で新魔王 兵藤一誠は全世界への宣戦布告を行い、冥界を戦争に駆り立てた。
眷属に神滅具を授け、『絶霧』と“夜の炎”を『倍加』によって強化。ケラヤミーの情報とリンク、ピンポイントワープゲートを生み、そこから強化ヤミーと強化モンスターの部隊を派遣。重要拠点を奇襲した。
心酔する悪魔・一万年前の大戦を思い出し魔力を昂らせる悪魔の父祖、戦争に志願する悪魔にはボンゴレリングを貸し、『家庭教師ヒットマンREBORN!』の世界の法則を与え、
覚悟のないものも炎を灯せるように『
魔力によらないこれらのアイテムによって下級悪魔でも戦力として計上できるようになった。
→ちなみに装甲服の材料になったのはレジスチル。
レジスチルの“他のどの金属よりも頑丈で、固さだけでなく伸縮性にも優れている、地球上には存在しない物質”を使用。
「だいばくはつ」させて加工。特典として収納回復、また出して「だいばくはつ」の繰り返し。おかげでなつき度が急落した。
アナザーバースを指揮官にヤミーとモンスターで蹂躙。神格級が出てきたらオーズが転移して対応。
その戦術で まず天界を制圧、天使を『宗教家』の作り出したヤミー(強化)で洗脳、冥界堕天使領制圧。堕天使幹部皆殺し。支配完了。
仇敵を蹂躙したのち、武力による世界征服に乗り出した。ヤミー監視システムによって情報戦で有利な魔王軍は急所を狙って転移させ、思う存分殺戮と略奪の限りを尽くした。
一「蹂躙して支配する、権利をはく奪し尊厳を奪い、弄び、悪を成す、それが悪魔だ!国民諸君、親愛なる悪魔諸君! 『悪』であれ!『魔』であれ!」
「魔王様万歳!魔王様万歳!」
―――数年後、世界のほとんどが悪魔の支配地域となり、生き残った人間・神話世界の住人は隠れ潜むか、悪魔の奴隷・家畜として生きていた。神格は世界維持のため必要な者以外は根絶やしにされた。主神級はオーズの手により消滅したが、強すぎない神は捕縛され、達磨→リンチ→愉快なオブジェ(ギミック付き)に作り替えられ、展示・販売された。
まさに悪魔の所業。
―――ある一般的な悪魔親子の会話
子ども「すっごい面白い!これね!このボタン押すとね、悲鳴上げるの!「やめてくれ~」って。楽しい!
ねえ、ねえ、お父さん。わたしもこれほしい~」
お父さん「こらこら、この前 玩具買ってあげただろう?神は数が少ないから高くてお父さんの給料じゃ買えないよ」
子ども「え~。だってもう悲鳴上げなくなっちゃったんだよ?人間ってだめだよね。すぐ壊れるんだもん。最初はいい悲鳴上げてたのに、もっともっと ってやったら壊れちゃった」
お父さん「しょうがないなぁ………。また買ってきてあげるよ」
子ども「わぁーい!ありがとうお父さん。わたし妖怪とかいうのが欲しいな」
お父さん「ははは………母さん、説得しなきゃ…」
メダル・ヤミーシステム、死ぬ気の炎応用システム。これらの活躍で安全に奴隷化を行い悪魔に逆らえなくしていた。
増える領土、増える奴隷、敵がいなくなり、世界征服も完成間近になるほどに兵藤一誠の政務は忙しさを増した。苦痛ではなかった。ついに“夢”が現実になる。世界の全てが自分のものになる。
部下「おめでとうございます!」
一「? なんのことだ?」
部下「え?あれ………もしかしてまだご存知ではなかったのですか?!」
部下「アーシア様が―――」
一誠は病院へ走った。そこには赤子を愛おしそうに抱きしめるアーシア(悪魔的第三次成長により巨乳美人に成長)の姿が。
アーシア「一誠さん」
兵藤一誠は何も言わず、赤子を受け取った。腕の中に命の重みを感じた。赤ん坊の暖かさを感じた。我が子の息吹を感じた。
なんとなしに、涙が頬を伝った。
こんな感覚は“夢”の中でしか感じたことはなかった。
高揚感。
達成感。
幸福感。
絶望が埋まっていくのが分かった。いつか失った『
兵藤一誠は“満たされた”
“夢”を起点に広がった
夢幻の器が満たされた。なれば当然、器は溢れ、魔王は石となって砕け散った。
と同時に、兵藤一誠がもたらした異世界のアイテム・概念が消失し、武器を失った悪魔軍は奴隷の反逆を抑えられず、壊滅。
数百年後、悪魔という種は絶滅された。
………………………………………
はい。
そんな感じで22番でした。お待たせして申し訳ありませんでした。
今回の主人公のプロフィールは活動報告にあげてみたので興味ある方はそちらもぜひ。
→https://syosetu.org/?mode=kappo_view&kid=190385&uid=223131
あー、文才が欲しい。『超一流作家の卵』ほしー!
あ、諸事情あり今夏最後の更新になります。
読んでくださった読者様、また来てくれると嬉しいです。
感想くれると嬉しいです。
質問・感想・「これ無理あるだろ」という苦言、
なんでもオッケーです。答えます。感想くれたら狂喜乱舞します。
ではではー。