サイコロ・くじ引き転生【短編集】(改題)   作:しゃしゃしゃ

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★□ 31番 林実 享年14歳の場合

 

 

「次の方どうぞー」

 

ガチャ

 

「どうも失礼しまーす  」

 

「31番の林 (みのる)さんですね。こちらへどうぞ」

 

「あ、はい」

 

パタン

 

 スチャ

 

「(もしかして…)」

 

「あの~」

 

「はい」

 

「ここは、転生とか、そういう感じのアレをするところでしょうか!」

 

「はい、その通りですが」

 

「やった!! 」

 

「………」

 

「いやー、やってみるもんですね! まさか本当に異世界転生できるなんて! 」

 

「えーっと…」

 

「あ、すいません。ついテンションが上がってしまって」

 

「いえ、その、大丈夫ですよ。早速転生についての説明をさせていただこうと思うのですが、よろしいですか?」

 

「はい!お願いします!」

 

「はい、『かくかくしかじか』ということになっております」

 

「なるほど…なんにしても、転生してハーレムオリ主になれるってことですよね⁈ 」

 

「あ~………」

 

「なんですか? 」

 

「いえいえ、なんでもありませんよ(ハーレムねぇ…年齢とオタク歴からいって、健全っちゃ健全なんだろうけど、想像力が足りないなぁ…。彼女いない歴=年齢のDTが志しても無理な話なんだよなぁ。立場を置き換えて相手側から考えてみれば、奇特な人でもない限り愉快な関係に思えないことが想像できるだろうに)」

 

「あ、サイコロでしたね。(良いのを頼みます! )」

 

 

 

からんからから

 

⚅:⚄

 

 

「お~! (キてる!これは主人公フラグ来てるんじゃな~い?! )」

 

「出目は6と5。なので転生先は『神様が決定』です。

 次は特典を決めていただくわけですが『かくかくしかじか』な仕組みとなっております。初めに“アイテム特典”の数を決めてください」

 

「はい

 (6 6 6 6 6 6 6 6 6 6 6 6 6 6 6 6 6 !!!)」

 

 

 

 

 

からん!からからから

 

 

 

 

「おおー」

 

「はい、出目は4 なので特典は4つ。くじを4枚引いてください」

 

「はい(むーん…)」

 

 

がさごそがさごそ

がさごそがさごそがさごそ

 

 

 

547・・・1618・・・1467・・・1022

 

 

 

「はい。では特典くじの説明を始めさせていただきます。

 まず一つ目は547番『ゲーマドライバー+仮面ライダースナイプ保有のライダーガシャット各種+ガシャコンバグヴァイザー(ツヴァイ) 他』です」

 

「………花家先生ですか‼ 」

 

「そうですね。『仮面ライダーエグゼイド』に登場するドクターの一人、元放射線科医の花家大我先生の変身する仮面ライダースナイプへの変身アイテム各種セットです」

「セット付属のライダーガシャットは

 バンバンシューティング

 ジェットコンバット

 ドラゴナイトハンターZ

 ガシャットギア デュアルβ

 仮面ライダークロニクルガシャット×2本

 ゼビウスガシャット

 バンバンタンクガシャット

  です」

 

「ちょっと待ってください? さっき言ってたセットにバグヴァイザーもありましたよね? つまりポーズが使えるクロノスにも変身できるんですか⁉ 」

 

「はい。ただし―――」

 

「よっしゃ! 時間停止とか勝ち確チートキタ! 」

 

「(何度も敗れていましたけどね…)

 ただし、です」

 

「はい? 」

 

「ただし、クロノスに変身するためにはバグスターウイルスに完全な抗体を体内で作る必要があります。わかりますよね? 」

 

「え、ええ。わかってますよ。そもそも変身するには適合手術をしなきゃいけなくて、バグルドライバーⅡを人の身で扱うには、あらゆる種類のバグスターウイルスの感染をものともしない完全な抗体を身につける必要がある…んでしたっけ? 」

 

「正解です。そして、この特典においては、“適合手術”は神様が転生の折に施してくださいますが、それ以上の“完全な抗体”を与えてくれるなどはしてくれません」

 

「え⁈ じゃあ、どうすればいいんですか! 」

 

「原作において、花家先生が行ったように苦しみ悶えながらもクロニクルガシャットを使って抗体を生成し続けてください。起動しても問題なくなれば変身できるようになりますよ。本編の発言だったりから、目安は7年間ですが、プロトガシャット使用とか花家先生の場合とは異なるでしょうから10年ほど苦しめば適合できるかもしれませんね! 」

 

「………(まじかー。痛いのも苦しいものやだよー。ま、いっか。変身できなくっても。スナイプにはなれるんだし)」

 

「ちなみにデュアルβも原作通り変身の反動が来たりします。ある程度慣らしていってから使わないと、カイザギア装着者みたいになるかも…」

 

「ええぇ………」

 

「他、何かありますか? 」

 

「えと、うーん………あ!

 俺、バグスターウイルスの感染者になるわけじゃないですか」

 

「はい、そうですね」

 

「病院とか、健康診断で『新種のウイルスだ! 』とか、騒がれたり悪用されたりしませんか…? 」

 

「大丈夫ですよ。適合手術で得た抗体が残留するウイルスを駆逐してくれるので、そういう時は変身や抗体作りを控えればモーマンタイです」

 

「そうですか、よかった」

 

 

 

 

「では質問は以上のようですので、次の特典の説明に移ります。

 2つ目の特典は1618番『タケコプター』です」

 

「タケコプターですか? 」

 

「はい」

 

「あの『そ~らをじ~ゆうにと~びた~いな~♪』の? 」

 

「はい」

 

「………」

 

「………」

 

「あー……えー…っと。

 …なにかでタケコプターがマジであったら飛ぼうとすると頭皮が持っていかれるとか聞いたことがあるんですけど、そういうのは」

 

「大丈夫になっています。神様パワーで作られたものですから。揚力ではなく反重力によって飛行するタイプです」

 

「なるほど(よくわかんないけど)」

 

「時速80㎞で飛び続けると8時間でバッテリー切れになりますが、一回特典として消せばバッテリー満タンで再出現します」

 

 

 

 

 

 

「続いて3つ目の特典は1467番『(キング)の駒(かっこ)悪魔の駒(イーヴィルピース)(かっことじ)』です」

 

「(かっこ を口で言いやがっとぞこいつ)」

 

「なにか? 」

 

「いえいえいえいえ」

 

「林さんもご存じのとおり、悪魔の駒(イーヴィルピース)とは『ハイスクールD×D』に登場する、人間を含めた他種族を悪魔に転生させる原作の始まりにかかわるアイテムです。使用することで転生悪魔となり、人外のパワーや一万年の寿命、万能言語能力などの体質を得て、魔力を用いた魔法を扱うことができるようにもなります」

 

「はい」

 

「そしてそんな悪魔の駒の、存在しないとされている『(キング)』の駒。それが林さんの3つ目の特典です」

 

「たしか、10倍とか100倍とか尋常じゃない強化がされるんでしたっけ? 」

 

「はい。それとともに、増大する力に耐えきれなくなるものもいる、という欠陥があるのですが、それは神様パワーで何とかなるようにしてありますのでご安心ください」

 

「そうですか。んー、でもなー。一万年の寿命とか、ぶっちゃけ長すぎですよね」

 

「あー、まぁそうですね。でも林さん飽きたら自殺すればいいじゃないですか(前世みたいに)」

 

「それもそうですね! 飽きたら…えーっと、銀十字で心臓でも貫いて自殺することにします! 」

 

 

 

 

「最後に4つ目の特典は1022番『キトサン×∞個』です」

 

「無限個? キトサンってなんかの薬ですか? 」

 

「はい、無限個っていうのは、『消費系アイテムだけどいくらでも出して 使えるよ』という意味です。

 そして『キトサン』はR(ルビー)S(サファイア)からポケモンシリーズに加えられた、「とくぼうを上げる」基礎ポイント上昇ドーピングアイテムです」

 

「?(とくぼうを上げる? なんの意味があるんだ? )」

 

「直接的に言うと、これを飲み続けると魔法とか、超能力とか、そういう物理的な攻撃以外の攻撃が全く効かなくなります」

 

「は」

 

「わかりやすく言うと、全身幻想殺し(イマジンブレイカー)(ただし攻撃でない回復や補助は効果あり)みたいなものです。例に挙げただけで実際幻想殺し(イマジンブレイカー)というわけではありませんよ? 」

 

「はい、ええ。はい」

 

「むしろ『CØDE:BREAKER(コード:ブレイカー)』の“珍種”の体質のほうがわかりやすいかもしれません」

 

「うん? なんですかそれ」

 

「知らないんですか。これは失礼しました。

 なんにせよ、これを飲み続け「とくぼう」を限界値以上に高めれば、林さんの転生する世界がなんであれ、物理的な手段でもってしか害せなくなるということです」

 

「いいですね、それは」

 

「あ、幻想殺し(イマジンブレイカー)と違って、攻撃を無効化するだけで、異能で生まれたものを消したりとか、そういうのはできませんので。

 それと、魔法で強化した拳 とかは「物理攻撃」判定なので注意してください」

 

「そうなんですか(あぶねー。つまり魔剣士とかモンクとか、そういうのがやばいってことか)」

 

 

 

 

 

 

「では次に“能力特典”を決めていただきます。どうぞ」

 

 

「はい…!」

 

 

から、からからから

 

 

 

 

「しまったー…」

 

「出目は3 『翻訳』ですね」

 

「はあー…(悪魔に転生するんだから、いらねーっての。いや? こっちは読み書きもできるようになるみたいだから? いいっちゃいいんだけどね? )」

 

 

 

 

 

「それでは転生です」

あなたは4つと1つの神からの贈り物をもって別世界に転生します。

今のあなたの自我を保ったまま、赤ん坊からあなたは人生をやり直します。

これからあなたの生きる世界に私たちは関与しません。

あなたがこれから手にする力で何をしても、それはあなたの自由です。

私たちはあなたが亡くなった後に、あなたの人生を閲覧しますが、評価するわけではありません。

二度目はありません。二度目の人生を、後悔なく過ごせるかはあなた次第です。

転生を実行します。それではよき人生を 

 

 

 

「ハーレムオリ主になれるように頑張ります! 」

 

「あー、はいはい。せいぜい刺されないようにお気をつけて~。

 

 あ、林さんの転生先は『オーバーロード』の世界でーす。

ばいばーい」

 

「へ? 」

 

 

 

 

 

 








No.31 林 実
 転生時―――『普通に優しい両親がいて、普通に豊かでも貧しくもない一般的な家庭』に生まれた。(←『オーバーロード』の西暦2100年代世界においては中の上程度のちょい富裕層。カチグミ)…野原家の今昔の評価みたいなもん。

 オバロ世界に転生とは戸惑ったが、異世界転移を念頭に置いた将来設計を立て始める。

 3歳から「仮面ライダー」に変身。バグスターウイルスの抗体生成開始。←幼児の肉体にとっては超々苦しかったが、耐えた。苦しみ悶え泣き出しそうになってもぐっと我慢した。

 両親の稼ぎのおかげで小中高と進学、ホワイト企業(企業関係者か優秀な学歴の持ち主しか入社できない)に就職。←課金額確保のために必死で頑張った。脇目も振らず灰色の学生生活を送った。


 2126年 DMMO-RPG『YGGDRASIL(ユグドラシル)』発売
 発売と同時に購入。即プレイ。
 初めのころはソロでプレイして、しばらくしてギルドができ始めたころに中堅ギルドに加入。(ゲーム内ギルド数最盛期には上位50位以内に入っているレベル)

 給料の大半(両親と同居しているので本当に九割九分)を課金につぎ込み廃人廃課金ゲーマーの仲間入りを果たす。←ギルメン「お前…まじかよ。パねえなお前…えぇ…なにこれヤバ…」


 転移後のことを考えてアバターの種族は人間種(ハイエルフ)。職業は悪魔系モンスターのテイマー兼サマナーを主軸に色々。
※種族600 職業2000あるんだから、きっとハイエルフだってある。



 2138年、サービス終了が知らされ、例にもれず林実(アバターネーム『りんりん』)の所属していたギルドも解散することに。ギルド保有のアイテムなどを分配され。「ありがとうございました。またどこかで。楽しかったです」―――解散した。

 12年間の間に構築しておいた情報網を使ってソロのワールドアイテム所有者に接触。
←リアルマネートレード要求。P「ええで」
  ←ワールドアイテムゲット!

 サービス終了時、手に入れたワールドアイテム『タルンカッペ』を使ってナザリック地下大墳墓に誰にも(警報システムなどにも)察知されることなく侵入。

 一緒に転移した。


 時間が過ぎてもゲームが終わらない(=転移成功)を確認したのち、セバスが来る前に急いで外の世界に脱出!
 ナザリックの縄張りの(現在未来)外まで逃走!! (痕跡を残さないように『タケコプター』で空へ逃走)


 村々を経由し、情報収集を行いバハルス帝国方面に移動。
 帝国領にて身を潜め、スキルや魔法、特典のチェックを行う。
  →バグスターウイルス抗体もちゃんとあった。特典付属なので魂にくっついてきてくれたらしい(林考察)

 帝国貴族領に入り、その貴族を召喚した『口だけ悪魔(エイプリル・デヴィル)』を使って洗脳し仮宿とした。⇐原作を追いつつ、来るべき時を待つため

***
 ワールドアイテム装備で
 アインズVSシャルティア見たり、
 リザードマンVSナザリック見たり、
 ヤルダバオトVS王国見たり、
***

 洗脳していた貴族経由で、帝国王国の戦争が起こるという情報が入り、「そろそろかー」とカッツェ平野近郊に向かう。


*原作9巻、戦争直前。ナザリック警備網の範囲外の草原にて。

『バン!バン!シューティング! 』

「第弐戦術 変身」
『ガッシャット ガッシャーン! レベルアーップ! 』

『ババンバン!バンババン!バンバンシューティング!』

 仮面ライダースナイプ シューティングゲーマー レベル2に変身。
 ばらまかれたアイテムを打ちまくり、エナジーアイテムを露出させる。
 しばらくして目当ての超レアエナジーアイテム『巨大化』を発見。『高速化』のエナジーアイテムと一緒に確保して、

『ガッチョーン!』

『ジェット!コンバット!』

「第参戦術」
『ガッシャット! ガッシャーン! レベルアーップ! 』

『ババンバン!バンババン!バンバンシューティング!』
『アガッチャ‼』
『ジェット!ジェット!イン・ザ・スカイ!ジェット!ジェット!ジェットコンバット!』

 仮面ライダースナイプ コンバットシューティングゲーマー レベル3に変身。
 空に上がり、視覚センサー『アイライトスコープ』を使って戦場を見て、タイミングを計る。

 アインズ様 超位魔法『黒き豊穣への貢(イア・シュブニグラス)』発動。7万人が贄として捧げられ黒い仔山羊が召喚された。
   「メェェェェェエエエエエエエ!!」
王国軍壊滅状態、アインズ様仔山羊に乗った。

 『い・ま・よ!! 』
 2200km/hのコンバットシューティングゲーマーに『高速化』を使って、まさに目にもとまらぬ速さで戦場にエントリー。


『ステージ! セ レクト!』


 空間生成装置によってガシャットデータから仮想空間を生み出し、アインズ様とマーレと仔山羊たちを転送。

 困惑警戒している間に転移妨害の最上級課金アイテムを使用し、逃走を不可能とし、『タルンカッペ』を外し、姿を現す。


「―――初めまして、アインズ・ウール・ゴウン魔導王…いやギルド「アインズ・ウール・ゴウン」ギルド長モモンガ様? 」

「それはッ! いや、お前は(パァ…) お前は、プレイヤーか」

「ええ、ええ。あなたが警戒していた、自分以外のユグドラシルから転移してきたプレイヤーですとも」

 マーレが追いつき、アインズ様をかばうように前に出ようとするが、アインズ様はそれを制し

「一体何の用かな? 」
 と聞いた。

「話が早くて助かりますね。今日私があなたに会いに来た理由はですね、『我々』とあなた方で不可侵条約を結びたいと思ったからでして、ええはい」

「不可侵条約? 」

「はい。いかがですか? 」

「こんな場所で急に言われてもな…そういう取り決めをするならばふさわしい時と場所があるだろう」
 突然のことで先送りにしようとするアインズ様。マーレの手前、支配者ムーブを崩せず、保留にしようとしたので。
「力をお見せしましょう」と言ってレベルアップ。


『バンバン シミュレーションズ!』

『I ready for Battleship!
 …… I ready for Battleship!」』

「第伍十戦術」

『デュアルガシャット! ガッチャーン! 』

『巨大化!』

『デュアルアップ!』
『スクランブルだ! \テーレーレ!/ 出撃発進!バンバンシミュレーショ~ンズ!発進!』

 仮面ライダースナイプ シミュレーションゲーマー レベル50(巨大ver.)に変身。
 →キュウレンオー(設定上46m)と同程度、約45m


 唖然とするアインズ様を眼下に収め、仔山羊たちを蹴り上げ、爆撃、一塊に集めて、

『ガッチャーン!キメワザ!』
『ガッチャーン!』

『バンバン・クリティカルファイアー!』
 哀れ仔山羊たちはしめやかに爆散。
『ミッション コンプリート!』

「どうでしょうか、我々の力、知ってもらえましたか? 結びましょうよ、あなたのところには、プレイヤー一人だけなんでしょう? わかってますよ? 」

 その後いろいろやり取りをして不可侵条約を結ぶことになった。
 アインズ様的にも、レベル90で高耐久を持つ黒い仔山羊を雑魚のように扱える相手(しかも何人いるかわからない。自分たちのこれまでも知っているよう)を敵に回してナザリックを危険にさらす真似はできないと考えたゆえ。

~~
「我々はスレイン法国の南方に広がるエイヴァーシャー大森林のエルフの王国を支配下に置こうと考えています。なのでそこには手を出さないでください。それを守っていただけるのであれば、こちらから干渉することは今後一切ありませんので」
「あ、あとマーレさん? 私に向かって魔法・スキルどちらでもいいので攻撃してみてください」

「え⁈ えっと…」
 マーレ、許可を求めるように見上げる。
 アインズ様、頷く。

 どーん。

 無傷。
「きかぬわー」←わかりやすく表現

「「えー」」←わかりやすく表現

「スキルや魔法では、我々は倒せませんので。では」

 ゲームエリアを解除し、『タルンカッペ』装備。
 エルフの王国(原作11巻幕間より)を目指して飛び立った。



 エルフの王国、あほ王のいるところに見当つけて、空からドーン!
←光臨したように演出。


「なにものだー」

「われはかみなり。エルフのかみなり。愚王を除き、エルフを救済せんとするものなり」

「ほざいたな くせものめー」


 ユグドラシル廃人プレイヤーとしての素のレベル100ステータスでボコる。←こっちは魔法効かないからね。楽勝でした。

 国民の前に引っ立てて行って「神として」対人用第十位位階魔法で ド派手に処刑。

「かみさまー」
「かみさまー」

 崇められた。乗っ取り成功。
 手始めに国境のエルフたちを下がらせ法国の部隊を召喚した「霧纏う女魔皇帝(ミスト・イビル・エンプレス)」を使って根絶やしにした。

 ダークエルフの集落も吸収合併して国名を『アルフヘイム妖精神国』として、以来「りんりん(王の駒で元ハイエルフの悪魔【D×D版】に転生)」が死ぬまでの一万年間、独立を保ち、ナザリックの世界征服を免れた唯一の国となった。





 神として君臨するにあたり、神殿が築かれ、以来そこで暮らした。
 月一ぐらいで食料や巫女が捧げられた。
→日がな一日神殿にこもって何をしているのかだって? 言わせんなよ。

 一万年間でできた子どもは約100人(ハイエルフ+DD悪魔で出生率極低ゆえに)
 子育ては自ら行い、傲慢に育たないように躾けてからエルフ社会に送り出した。罪を犯したり国民に無体な真似をした子どもは責任をもって矯正し、それでも治らなかったら殺した。
 残った子供は40人ほどだった。


※国民からの評判※
 「守護神様」は前王とは違い、ただ力としてあり、無茶をいうでもなく、法国のような外敵を排除し、危険なモンスターも退治してくれる。ありがたやありがたや。

 初めのころは下剋上を狙ったり、打倒しようとする者もいたが、そういうものは国民の前で一騎打ちにて打ち破り、力を見せつけた。そのうちそういうものもいなくなった。



 はい。
 楽しんでました。林さん。
ちなみに死後のアルフヘイム妖精国は魔導国に吸収されました。

 ちなみに林さんが「りんりん」を悪魔系モンスターに特化させた理由はエロ目的です。既存のキャラデザでエロい感じのが悪魔系モンスターは比較的多かったのでそうしました。
 召喚したモンスターが従順なのは原作で知っていましたから。

なんちゃってステータスなど挙げとくのでよかったら
https://syosetu.org/?mode=kappo_view&kid=198161&uid=223131

ではではー。





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