サイコロ・くじ引き転生【短編集】(改題)   作:しゃしゃしゃ

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 ポケモン剣盾…switchいい加減買おうかなぁ………。正直時間とかないしさー…買っても小学生だったあの頃みたいにやり込めないからなー。

後書き(本編)


★□ 40番 銅田弥 享年17歳の場合

「次の方どうぞー」

 

ガチャ

 

「こんにちはー……? 」

 

「はい、こんにちは。40番銅田(どうた)(わたる)さんですね。こちらにどうぞ」

 

「………(察し。転生…神様転生………? ナンバリングされているということは、邪神系の転生者サバイバルかな? )」

 

(ストン)キィ…

 

「始めに断っておきますが、私は神さまではありません。神の使いです。

 そして、この転生はお考えの通り神様転生ではありますが、転生者さんが転生する世界は一人一人別々で、転生者同士でバトルすることもありませんのでご安心ください」

 

「………心読めます? 」

 

「はい」

 

「あー………(サトリン、サトイモ)」

 

「スイスイスイ」

 

「サトってオサトが」

 

「サトポッポ」

 

「「サトります」」

 

「「………」」

 

「いえーい」

 

「い、いえーい…」

 

「(天使さま、案外ノリいいんだな…)」

 

 

 

「それでは、『かくかくしかじか』こういう訳でこういう風に転生してもらうことになります。理解できましたか…? 」

 

「ええっと、はい。(サイコロで決めるとか、TRPGのノリか? いや俺やったことないけどもー。転生先のリスト見る限り楽な世界に行くには自由のがいいな…Fate系の世界に特典持って転生とか、抑止力案件じゃないか?“世界の意思からくる排除”受けかねんぞ…)」

 

「では、転生する世界から選んでいただきます。サイコロをどうぞ」

 

「………(選ぶって、サイコロじゃん。俺に賽の目を操作する能力や技術なんかないっつーの)」

 

「どうぞ」

 

「………神様仏様、4・5・6の4か6を………ッ! 」

 

からん からから からん

 

 

⚅:⚁

 

「出目は6と2、これは『ポケットモンスター』の世界ですね」

 

「おお! (割と、いやかなりいいんじゃあないか? 黒い任天堂要素が見え隠れするとはいえ、命の危険はそれほどではないはずだ)」

 

「ポケモン世界に転生してもらう場合は、転生する地方を決める必要がありますので、サイコロを一つ追加で振ってください」

 

「分かりました。

 …振る前に、あの、リストではどうなっていましたっけ…(忘れた)」

 

「こちらです」

 

   ⚀ カント―・ジョウト地方

   ⚁ ホウエン地方

   ⚂ シンオウ地方

   ⚃ イッシュ地方

   ⚄ カロス地方

   ⚅ アローラ地方 

 

「………分かりました」

 

「銅田さん的には、どこがいいですか? 」

 

「え? えーっと…(正直どこでもいいっていうか、カロスのフレア団はリアルガチで危険だからそれ以外ならどこでもっていうか…)」

 

「ふむふむ。サイコロ、どうぞ」

 

「あ、はい」

 

かっ からからから

 

 

 

「出目は6ですね。

 銅田さんの転生先は『ポケットモンスターSM』舞台のアローラ地方に決定しました」

 

「まぁ、まぁ…(島々か…南国、アローラの自然と海。………年中水着回(゚∀゚)キタコレ!! )」

 

「(あー…)では続いて特典の選択に移ります。よろしいですか? 」

 

「はい! 」

 

 

 

 

 

 

「転生特典は『かくかくしかじか』で“アイテム特典”と“能力特典”の二つがあります。まずは“アイテム特典”の数をサイコロの出目で、決めていきます」

 

「はい………(そんなことより“能力特典”の5番のが気になるんですけど―! )」

 

「(スルスルスルーでいこう。心の声なんてキコエナーイ)どうぞ、振ってください」

 

「はい」

 

 

からんころころ

 

 

 

「………」

 

「出目は2、よって銅田さんの“アイテム特典”は二つです。

 くじを二枚引いてください」

 

「はい………(ぐぬぅ……転生先の賽で運使っちゃったか? ともあれ良いの来い! )」

 

 

がさごそがさごそ

 

 

 

565・・・953

 

 

 

「特典の説明をさせていただきます。

 一つ目は565番『グロテスク』です」

 

「グロテスク? 」

 

「『グロテスク』とは、人類を無意識に滅ぼそうとする地球の尖兵“地球陣”を殺すために、地球撲滅軍・開発室が発明した透明化スーツです」

 

「(地球撲滅軍…? 地球人? なんのこっちゃ)」

 

「西尾維新先生の〈伝説〉シリーズの第一作『悲鳴伝』に出てくるハイテクアイテムです」

 

「西尾維新先生ですかー(納得じゃわ)」

 

「透明化スーツ『グロテスク』はバッテリー式で、4時間以上の充電で3時間、180分運用可能。充電が切れればコスプレみたいなスーツ姿をさらすことになるのでご注意を」

 

「なるほど…(バッテリーかよ…コンセント? 充電っつったって、え、まじかよ)」

 

「充電器付きです。使用前にはコンセントから充電して使用してください。

 また、スーツ体にぴったりフィットしたデザインになっていて、一人では着脱が不可能です」

 

「えー!? 1人で着られないんですか!? 誰かに手伝ってもらわないと着ることもできないとか、なんですかそれ! 」

 

「仕様です」

 

「………(そういったって……特典のこと話して、着るのを手伝ってもらう仲間…? ううん………あ、捕まえたポケモンに着せてもらえればいいんだ! )」

 

「ですね。

 ちなみに透明状態での動きが鈍重にならないために、軽量化されているので防御力はほぼ皆無です。

 肩口にスイッチがあるので透明になるときはそれを押してください」

 

「(………考え直すと厳しいな、透明なっても何ができるっていうんだ? 犯罪行為に使うにしてもポケモンの感覚をごまかせる気がしないぞ……)」

 

「この『グロテスク』は良くも悪くも透明になるだけです。つまり音や匂いを誤魔化すことはできません。歩くときは足音を立てないように、動く時は空気を揺らさないように注意してください。作中でこれを使用していた空々(そらから)(くう)も急に動いたことで危うく地球陣に存在を気取られそうになっていましたし」

 

「そう、ですか…(役に立ちそうにねぇ! 無理じゃん! どう利用しろっていうんだよ! 待ち伏せするとしても3時間じゃどうにもならねぇよ! )」

 

「(どんまい)」

 

 

 

 

 

 

 

 

「二つ目の特典は953番『(ボックス)兵器・雨フクロウ(グーフォ・ディ・ピオッジャ)+雨のリング』です」

 

「ボックス兵器…リボーンですか! 」

 

「はい。未来編にて敵役となるミルフィオーレ6弔花の一人、グロ・キシニアのサブ匣、フクロウ型匣兵器。鎮静の性質を持つ雨の炎を全身にまとい、作中では雨の炎の洪水で、相手の意識を失わせる戦法を披露しました」

 

「骸の憑依したフクロウですよね。確か…ムクロウ? 」

 

「よく覚えていますね、それです」

 

「ですか………リングって俺、死ぬ気の炎灯せるんですか? 」

 

「ええ、死ぬ気になれば」

 

「死ぬ気に」

 

「覚悟を炎に変えるイメージ! 頑張ってください。

 ちなみに、ポケモンもリングをはめさせれば生体エネルギーを死ぬ気の炎に変換できますよ」

 

「へ? 俺以外もリング使えるんですか? 」

 

「あなたが特典を貸すことで、『家庭教師ヒットマンREBORN!』の法則が伝播します」

 

「危険ですね…(独占しなきゃ…)」

 

「………」

 

 

 

 

 

 

 

「最後に、“能力特典”を決めていただきます」

 

「サイコロですね(5,5,5,5,5,5,5,5,5!! )」

 

 

からん からからから

 

 

 

 

「……ったぁーーー!! 」

 

「おめでとうございます(棒読み―)。

 出目は5“能力特典”は『○○○コントロール』です」

 

「ありがとうございます!! (ひゃっほー! )」

 

 

 

それでは転生です。

 

 

あなたは2つと1つの神からの贈り物をもって別世界に転生します。

今のあなたの自我を保ったまま、赤ん坊からあなたは人生をやり直します。

これからあなたの生きる世界に私たちは関与しません。

あなたがこれから手にする力で何をしても、それはあなたの自由です。

私たちはあなたが亡くなった後に、あなたの人生を閲覧しますが、評価するわけではありません。

三度目はありません。二度目の人生を、後悔なく過ごせるかはあなた次第です。

転生を実行します。それではよき人生を 

 

 

「ありがとうございました」

 

「私は何もしていませんよ…まぁ、ほどほどに」

 

「捕まるような真似はしませんよ! 行ってきます! 」

 

 

 

 

 

 





No.40 銅田 弥

 アローラ地方メレメレじまに生まれ、島内ですくすくと育つ。
 8歳の時、海で遊んでいたら倒れている野生のワンリキーを発見。初ゲット(父親のポケモンボールで)。

 トレーナーの資格が得られたのでワンリキーをパートナーに、引っ越してきたカントー出身のトレーナー(SM主人公)と同時期に『島めぐり』に出発。

 ゴーリキーと共にハラの大試練を突破。
ワタル「カイナ(NM(ニックネーム))、ほのおのパンチだ! 」
→・・・=雨の炎の鎮静効果付与チート技。

 ワ「ムチュール、ゲットだぜ! 」
 ワ「ドロバンコ、ゲットだぜ! 」
 ライチの大試練突破。テテフ 死ぬ気の炎に興味を抱き、襲撃。

「テテテ~? フフフ♪ 」
 島の守り神、カプ・テテフが勝負を仕掛けてきた!

――カプ・テテフとの勝負に負けた ワタルは 目の前が 真っ暗に なった!――


 ワ「アマカジ、ゲットだぜ! 」
 ワ「ガルーラ、ゲットだぜ! 」

 ストーリーに関わることなく、粛々と島めぐり進行。
 クチナシの大試練突破。
 ハプウの大試練突破。

ワ「トリトドン、ゲットだぜ! 」

 見事大試練達成したと思ったら、突然開いたウルトラホールにボッシュート。

 それから数か月、未知のウルトラスペースで一人放置。
⇒そのウルトラスペースは人間が生存できない極限世界だった。銅田弥の全身が死を覚悟し、死ぬ気の到達地点へと奇跡的に至る。
 究極の炎圧と純度の雨の炎で、肉体を保護し、生き延びた。

 戻ってきて、国際警察に保護されたが、ウルトラオーラが検出されなかったため、リラや主人公のようにUB(ウルトラビースト)を集める撒き餌とされることもなく元の生活に戻った。


 そして15年後、
 アーカラじまで「マッサージルーム・ドウタ」を営んでいた。



リポーター「アローラの名人! 」
♪~軽快なイントロ~

リ「今日はアーカラじまで今話題のマッサージ師、ドウタさんのお店にお邪魔しています」
ワタル「こんにちは」

(アローラ地方のみならず、全国にその名をとどろかせるマッサージ名人、銅田弥。彼のマッサージを受けた者は皆眠りに落ちてしまうといわれている)

リ「ドウタさんはゴットハンドの持ち主だと呼ぶ人もいますね」
ワ「私としては過分な評価だとは思っているのですがね。私はただ疲れた人々を癒すことができたらと思ってマッサージしているだけですから。でもその評判のおかげで、たくさんの人が着てくれるのは嬉しいです。不眠症に悩む方が私を頼りに訪れてくれたりしましてね。彼らの助けになれればそれ以上のことはありませんよ」

リ「ドウタさんはメレメレじまの出身ということですが、なぜアーカラじまで? 」
ワ「アーカラのことが好きになったから、というのもありますが、それは理由の半分ですね」
リ「半分…ですか? 」
ワ「ええ――」

(突然、内線が鳴り出す)
ワ「失礼………。わかりました。すぐに運んでください」
リ「何があったんですか? 」
ワ「急患です」

(それからまもなく、動けないように拘束された男性が運び込まれてきた)

ワ「またですか…では処置を始めますので運んでください」

(彼は拘束された男と共に部屋の中に入っていった)

リ「あの、一体何なんですか? あの人は一体…」
ジュンサ―「ああ、カプ・テテフの鱗粉を大量に浴びたポケモンハンターよ」

リ「ポケモンハンター?! 密猟者ということですか? 」
ジュ「そうなのよ。島の守り神を捕まえようってわざわざ他地方からね。15年前にリーグができたじゃない? それでアローラについて、他所の人にも観光地以外の良さが伝わるようになったけど、カプの力を自分のものにしようとする人もいてね…」
リ「それで……でも、なんでここに? 」

 高度に制御隠蔽した雨の炎を指先から放射して意識を眠らせるマッサージで全国的に有名となり、千客万来予約満杯になった。
 また、カプ・テテフの鱗粉でラリった人を鎮静化させることができる人間としても頼られるようになった。
 ポケモンスクールに島めぐり経験者として講師になったりも。

 一時的に空席になったアーカラ島の島キングに“代行”として就任したことも。
→テテフに気に入られすぎて引継ぎが滅茶滅茶大変だった。半年程度だった代行が結局3年間やることになった。


 手持ちの
カイリキー・ルージュラ・アマージョ・バンバドロ・ガルーラ・トリトドンに看取られながら亡くなった。(死因:脳梗塞→肺炎併発)


 独身。子ども無し。
 経験なし。非童貞、初体験は数えで8つの頃。

……………………つまり、




はい。
 ケモナー? ポケナー? な銅田弥さんでしたー。
手持ちについて、詳細はコチラ↓

https://syosetu.org/?mode=kappo_view&kid=209100&uid=223131


 マッサージ店経営ですけど、薄い本案件は一切ありませんでした。ほんとだよ。
 熟睡させられたお客さんの前で手持ちとイチャラブセッ………とかはしてたけどね。スリルを楽しんでいたんだよ、スリルをッ!

 今回、『グロテスク』は何の役にも立ちませんでした。銅田さんも使ってみようとして諦めました。透明になれたからってポケモンがいる世界じゃあ、だからどうしたと見破られかねませんし。代わりにもう一つの方はメチャメチャ役に立ちました。これありきの話作りでした。

ではまた次回~。




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