はろはろー。11話ぶりこんにちは、神様ですよ?
恒例、4回目のゾロ目回だ。
ちょろーっと手出しはするけれど、くじは完全運任せで引いてもらっているから安心してね?
「次の方どうぞー」
ガチャ
「…………、」
「はいこんにちは~、44番 川上珠さんですね? こちらにどうぞー(ふーむ、タマというわりに結構厳ついのにゃ) 」
「え、あ、はい…」
「覚えていらっしゃらないのかもしれませんが川上さん、あなたは死にました」
「…はい」
「そしてもう一度人生を歩む機会を与えられました」
「はい…? ああ、そういうことですか。僕はてっきり…(『死役所』的なものかと)」
「えぇえぇ、川上さんが考えている通り、ここは転生の間…みたいなものです。私も死刑囚じゃなくて神様の使いですし」
「(心を) ! えっと、あの…」
「大丈夫ですよ。川上さんが口下手なのはわかっていますから。そのままで聞いてください。
川上さんにはこれから転生をしていただきます。ただし転生先も特典も、自由に選べるわけではありません」
「………(特典…ああ、「殺しちゃってすまん。代わりに○○あげるわ」なやつか)」
「まず川上さんにはサイコロを振るってもらい
『かくかくしかじか』
というわけです。わかりましたか? 」
「はい」
「では早速、転生先のサイコロを振ってみましょー! 」
「お、おぉー…」
「はい、これがサイコロです。青赤の順で、先ほど見てもらった出目と同じ転生先に転生していただくことになります。
それでは、どうぞ! 」
からんから―――
…………。
⚅:⚄
「はい、出目は6と5なので『神様が自由に転生先を決める』です」
「………(嵌められてない? 大丈夫かな…)」
「あー…、神様はそこまで無茶な転生先にはしないと思いますのでご安心ください」
続いては特典です。『かくかくしかじか』という風になっています。まずは“アイテム特典”の数をサイコロで決めていただきます」
「一番は6個ってことですか? 」
「はい、特典の最大数は出目が6であった時のアイテム特典6個です」
「………………(神さま! )」
からんから―――
⚅
「おっ」
「おめでとうございます! 出目6なのでくじを6枚引いてください」
「はい(よっし! )」
がさごそがさごそ
2302・・・1842・・・1826・・・2512・・・2274・・・427
「では特典の説明をさせていただきます。
まず一つ目は2302番『No.045 大社長の卵』です」
「??? 」
「えっと、『HUNTER×HUNTER』って漫画はご存知ですよね? 」
「はい」
「それのグリード・アイランド編ってわかりますか? 」
「………あぁ(アニマックスで昔見た気がする。リメイク前? だっけ? 新しい方のアニメでもやったんだっけ? )」
「まぁ、それです。この特典は、それに出てくる指定ポケットカードの一枚で説明文によると【1日3時間手の中で温めることで1年後~10年後に現実となって孵る卵。温める時に願う気持ちが強いほど早く孵化する。】です」
「……(? つまり…? )」
「つまり、この特典を
「大社長………」
「大社長です。自分で会社を立ち上げることになるのか、どこぞの大企業の後継者となるのか、それはどうなるのかわかりませんが大社長になれるわけです。カチグミ人生オメデトー! です」
「はあ………(喜ぶべき? なんだろうか? でも、社長って大変そうだよな…でも社長かー…大社長…)」
「二つ目の特典は1842番『手投げミサイル』です」
「物騒な…(でもちょっとコミカル)」
「これは『ドラえもん』のひみつ道具の一つでその名の通り手で投げられるミサイルです」
「………(聞いたことないな)」
「劇場版ドラえもんに登場したひみつ道具ですからね。
手のひらサイズのミサイルというよりはロケットのような形で、ドラえもん曰く『必ず当たる』。劇中でその威力が披露されることはありませんでしたが、ドラえもんの『龍なんか簡単に退治できる』という言葉にふさわしいだけの威力を持っています」
「やばい(やばい)」
「特典であるので何発でも投げられますし、かなり強い特典だといえますね」
「………あの、コレを人に向けて投げたらどうなるんですか? (爆発の威力にもよるけど、巻き込まれないかな? )」
「人に向かって投げたら標的にされた人間は間違いなく死にますね。
川上さんは~………そうですね、近くの標的に向けて投げたのなら、爆風とかが来るかもしれませんね」
「(やっぱり)」
「なにはともあれ、物理的に破壊力大の無尽蔵ミサイル兵器が手に入ったということですね。おめでとうございます」
「…はい(よろこんでいいものなのだろうか)」
「三つめは2512番『わざマシン:ギガドレイン』です」
「ポケモン? 」
「はいポケモンです。ポケットモンスターシリーズに登場する、手持ちのポケモンに“わざ”を覚えさせるどうぐ 「わざマシン」の一つです」
「ギガドレインって確か…HP回復するやつでしたっけ(…いや、そんなことより、わざマシン貰ってもポケモンの世界に転生するわけじゃないんだから、使い道なくない? あー、ハズレひいたか)」
「はい。ギガドレインは草タイプのHP吸収系のわざの最上位で、与えたダメージの半分を吸収し、自身のHPを回復せるわざです。
そして、川上さんが心配なされている問題ですが、ご安心ください。ちゃんと使えますよ、川上さん自身が」
「僕が? 」
「神さまいわく―『あ、これポケモンだけしか覚えさせられなかったらポケモンの特典引けなかったやつらギャン泣きじゃん。やっべ』とのことでして、特典としてのわざマシンは人間にもわざを覚えさせることができるようになっているのです! 」
「おお、おお………(つまり、僕がギガドレインを覚えて、敵に「ギガドレイン! 」ってしたらキューンポポポン、キュインキュインキュインッ! ってなるわけか! )」
「そうですね。ギガドレインは特殊わざなので、特別接触する必要もなく攻撃可能ですよ。あと、コレはあくまで“アイテム特典”なので、他の人にも使わせることはできます」
「(…そうか、他の人にも。………あ、そうか、死にかけの人に覚えさせれば、体力を回復させて助けたりとかできるのか! )」
「そうですね、そういう使い方も可能です。最後に一つ言っておくと、おぼえた技はゲームのポケモンと同じ「わざ」なので、使う度にPPを消費します。なので、使っているとPP不足で使用できなくなります。ギガドレインのPPは10。なので10回使ったら改めてわざマシンを使って覚え直してください。わかりましたか? 」
「はい(覚え直しか…連続使用は避けた方がいいのかな? ………いや、違うな。能力の拡散防止に使えるのか。わざのもとになるわざマシンは僕が持っているわけだから、僕が誰かに使わせてもその人は10回しかギガドレインできない。そういうことか)」
「………………」
「四つ目の特典は1826番『どこでもドア』です」
「どこでもドア………」
「言わずと知れた代表的なひみつ道具ですね。行きたい場所を口にしてドアノブをひねれば、そこと繋がる。遠く何光年も宇宙の先や、異次元以外ならどこへだって行ける夢の道具です。瞬間移動というわけではないので、ドアから出てくる場面を目撃されたらかなり怪しいですがそれ以外はとても有用な道具といえるでしょう」
「そうですね」
「ちなみに、このどこでもドアは、転生先の地図と川上さんの思念読み取りのハイブリット形式なので、異次元でも宇宙の先でも川上さんが一度行ったことのある所ならどこでもドアの記憶装置に座標が記録されて、どこでもドアで行くことができるようになります」
「あ、っと…(異次元とかある世界なんですか? )」
「神様次第なので分かりませんね。ただそのような世界であった場合、ということです」
「わかりました」
「五つ目の特典は2274番『No.016 妖精王の忠告』です」
「またHUNTER×HUNTERですか」
「ですね。今度の特典の説明文は【あなたに足りないもの、直した方がいいところなど優しく諭して的確なアドバイスを与えてくれる。たまに呼んでもいないのに現れることがあるが少しうっとうしい】ということで」
「………」
「要するに、実体化させるとRPGゲームの王さまみたいなふくよか髭もじゃの妖精爺さんが出てきてアドバイスをしてくれるという“アイテム特典”です」
「………」
「ある意味あたりだと思いますよ? 何の裏もなくあなたのことを思って優しくアドバイスをしてくれる相棒と考えれば」
「………そう、ですかね」
「あー、まぁ、年を取ればわかりますよ」
「えっ、はい」
「ラスト、六つ目の特典は427番『ホッパーゼクター+ベルト他ツール×2』です」
「? 」
「(知らないのか…)ではこちらの映像をご覧ください」
* 小一時間 *
「(地獄兄弟…そういうのもあるのか…)」
「はい、分かりましたね? 彼ら矢車想・影山瞬が変身する仮面ライダーキックホッパー・仮面ライダーパンチホッパーへの変身ツール一式がこの“アイテム特典”です」
「2セットですね」
「はい。地獄兄弟的に2セットであるというのと、もともとホッパーゼクターはリバーシブルなので、パンチとキックで特典を分ける理由はないなということでして」
「なるほど…いや、たしかに(2セット…誰かに…いやいや、そもそもゼクターは資格者じゃないとだめじゃない? 僕は変身できるのか? )」
「ゼクターに川上さんは資格者として登録されていますので変身は問題ないですよ。ただ川上さんのお考えの通り、川上さん以外が変身するのは難しいですね。資格者に選ばれないと」
「やっぱり…」
「“アイテム特典”の次は“能力特典”です。
サイコロをどうぞ」
「はい」
からんからから
⚁
「出目は2 “能力特典”は『鑑定』です」
「………(できれば、翻訳がよかった…大丈夫かな。大社長になるとして、外国語出来ないのは問題じゃないか? )」
では転生です。
あなたは6つと1つの神からの贈り物をもって別世界に転生します。
今のあなたの自我を保ったまま、赤ん坊からあなたは人生をやり直します。
これからあなたの生きる世界に私たちは関与しません。
あなたがこれから手にする力で何をしても、それはあなたの自由です。
私たちはあなたが亡くなった後に、あなたの人生を閲覧しますが、評価するわけではありません。
転生を実行します。それではよき人生を
「ありがとうございました」
「はい、いってらっしゃいませ」
***********************
「は? え? (ここどこ? 真っ暗で何も見えない)」
「どうもこんにちは、神様です」
「(声が耳元に! )」
「ひっひっひ。声だけを届けているからね。触れようとしてもそこには何もないよ」
「………」
「んー、それじゃ早速サイコロを振ってもらおうかな。何のためにとか、そういう質問は受け付けないからそのつもりでね? 」
「………」
⚀
「ほーほー、出目は1か。
それなら今度は3つのサイコロを同時に振ってくれ。
説明?それならこの後にしてあげるよ。ほら振って」
「………(なんなんだいったい)」
⚅:⚄:⚄
「ヒューッ! デカい目が出たねー!
6×5×5(×1)で150年かー…。
おっと、ごめんごめん。説明しよう。
このサイコロは生まれを決めるためのもの。そして最初の出目“1”は『3個のサイコロの出目で積を出し、出た数の年数分原作から遡り生まれる』だ。
え? 転生先? 知らないはずだけど聞く? 『ハイスクールD×D』って物語の世界。
ね? 知らないでしょ?
どんな世界って……、天使とか悪魔とか堕天使とか、妖怪とかドラゴンとか神様とか、そういうやつが実在する世界だよ。
ははは、そう絶望した顔をしなくても大丈夫。君の特典は戦闘に向かないものが多いけど、原作前に死なれちゃ面白くないからね。
君には期限付きの『不老不死』を与えよう。あと『病気への完全耐性』もね。期限は原作が始まるまで。それまでの間、君は若い青年の姿のまま老いることも死ぬこともなく、病に倒れることもない。四肢が欠損しても内蔵が損壊しても修復される。漫画の『亜人』と違って、死ななくても治るけど、痛みはあるからあまり怪我はしない方がいいと思うよ。
………あ~、大社長の卵とかがあったね。表に出るなら老いてないと不自然か………なら『認識操作』もつけよう。これで君は不老不死でも怪しまれることはない。君の年齢や衰えについては誰も深く考えられなくなる。
例えば、君が結婚して子供を作ったとして、妻子が君の年齢をとっくに超えていたとしても
『あれ? お父さん若くない? ―――ん? 私今何を考えてたんだっけ? 』ってなる。だから安心するといい」
「―――! 」
「アハハなんかいってる(@のび太)。
じゃー行ってらっしゃーい」
No.44 川上珠
原作開始の150年前―――日本の江戸時代に生まれる。
転生者としての家庭の恩恵によって、食うに困らず優しい両親の元すくすくと育った。
→「この時代に大社長っつってもなー…」とあまり真剣に温めなかったため『大社長の卵』は なかなか孵らず。
キックホッパーとなるために体を鍛える。→どこでもドアを使って人気のない場所に。
親戚が亡くなったとかで、14歳の頃とある金融業の庄屋に勤めることに。←1年後卵孵化。
子会社のトップを任され、みるみる業績を伸ばし、大政奉還のごたごたで傾いた親会社を飲み込んで急成長。
ギガドレイン(HP吸い取り衰弱)とどこでもドアによる潜入調査その他諸々で商売敵をぶっ潰し、妖精王からのアドバイスを受けながらトップとしての威厳と迫力をもとに事業拡大。
海運・鉱業・造船・不動産と広げながら、『鑑定』を駆使して人材発掘も行い大社長の道を邁進していった。
政府に対して多額の献金や人材派遣を行い、戊辰戦争では武器や軍需品の商いを行い巨万の富を得、政府に太いパイプを持つようになった。
華族の娘を嫁に貰う。貴き身分の方々とのつながりができた。(妻とは政略結婚ゆえに愛はなかった)
国外にも度々どこでもドアで出張して、眠れる天才(『鑑定』で)をスカウト(「金も資材もいくらでも出すからウチ来ない? 研究し放題だよ? 」)。
→ゼクター分解、研究。
→ゼクターの資格者を見つけ、協力を求め、彼と川上でダブル変身。装甲を破壊しサンプルゲット。
→強度に優れたヒヒイロノカネ
→桂皮重で耐衝撃性の特殊ケミカル繊維
→強度と弾性率を持つサインスーツ
の分析・製造方法特定を命じた。
→マシンゼクトロン分解、研究。
→内蔵されているロケット弾の研究と再現性の確保。
→イオンエンジンを自前で再現できるように研究。
→手投げミサイル分解・解析。
→大型化・威力強化 目的。ありえないオーバーテクノロジーで天才たちを刺激することで起こる技術のブレイクスルー狙い。
一八七三年のキリスト教解禁から何年かして、聖書勢力が日本に流入。
→『鑑定』でHP見つつ、「ギガドレイン」でギュインギュイン捕獲。(悪魔・堕天使・天使、エクソシスト等)
→人体実験。素材()剥ぎ取り。“魔力”&“光力”の科学的解析。雌雄何体か捕獲できたので繁殖実験。
→→うまいこといかない。
押しも押されぬ大財閥の大社長となった川上珠。なんだかんだ子どもも二姫三太郎と恵まれ、順風満帆な日々を送っていた。
(妻:「あの人は家柄が目当てで私を妻にした。初めはそれがとても嫌だった。彼のことも、ただの業突く張りにしか思えなかった」
「でも今は違うわ。ゼロからのし上がって富と権力を追い求める姿…人の才能を見抜き導く優秀さ…その輝きと野心に私は魅せられてしまった」
「私は最期まで彼のそばで、彼を愛し支えていよう。あの人が私を何とも思っていなくても」)
孫が生まれたころゼクターの解析がほぼ終了。ゼクターの「ジョウント」、ライダーの「クロックアップ」等の時空間に関わるオーバーテクノロジーも古今東西の天才たちが集結したことによって見事つまびらかになった。
国に働きかけ、秘密裏にゼクター量産化計画を開始する。
←他にも、「タキオン粒子砲」「イオンビーム光弾丸」「高圧縮プラズマ砲」などなど。ゼクターから得られたテクノロジーを兵器転用。
←防具の面でも、『50口径の機関銃の掃射の衝撃も吸収し、5000度の高温、絶対零度の低温からも装着者の身を守るというサインスーツを用いた簡易ライダースーツを。
←大型の輸送用ジョウント装置、負担を小さくしたクロックアップ装置。念のための『クロックダウンシステム』
←高密度タキオン粒子ミサイル(着弾した周囲一帯は高密度に圧縮されたタキオン粒子の解放によって原子崩壊、消滅する)
などなど…完全に戦争するための備えを国の金と工場を使って量産。
量産は日清戦争には間に合わなかったものの、日露戦争には余裕で間に合った。
→圧勝。各国に日本と「川上財閥」のテクノロジーを見せつけ余裕で満州、半島その他領土を接収。
→⁇「ふこくきょうへー! 」(資源採掘・人材育成)
→⁇「こくぼー! 」(技術興進・国家礼賛)
第一次大戦前、妻大病により死亡。川上珠、亡くしてはじめて気づく。
冥界下り(黄泉の国)
→悪魔たちへの人体実験などで生み出した対
妻は帰ってきたが死人だったので「ギガドレイン」覚えさせて日々減っていく
―――『仙気』で体の内から根気強く治していくしかないよ、と言われたので
妖怪筋から猫妖怪の長老 参曲 のもとを訪ね仙術修行をつけてもらうことに。幸い妻は才能があり、一度死んだことで自然や気を感じ取り一体化させやすい体質になっていたので数年で習得は困難ではなかった。
世界がシベリアだソビエトだ講和だといっている間にも、精力的に働き続け対超常用装備がまるで歯が立たなかった反省を生かし装備の改修と日本神話群との対話を行った。
←神々「え? 大母さん人間生き返らせたの? どんなやつどんなやつ………うっわ、この人間の旦那すげぇ! 会いに行こうぜ!(意訳)」という感じで神々がお茶しに来たり見学に来たりするようになった。
衛星兵器打ち上げ成功。妻、仙術会得(キョンシーというか、半死人というか、死体を魂が動かしているというか…よくわからない存在になる)。
世界恐慌。日本も影響を受けたものの、それはともかく世界中にジョウントが可能に。
日本側の工作により、中華民国が日本に対し宣戦布告。
→圧勝。
→これ以上の日本の勢力拡大を畏れた各国が連合を組み第二次世界大戦勃発。
→各神話勢力、自神話体系が侵されることを畏れ、それとなく暗躍。日本に対し攻撃開始。
→そう来ると思って、
用意しておいた『対神話間戦争用術式』を起動。
タキオン粒子の時空歪曲によって
神々を根絶やしにして、各国連合軍をタキオンミサイルの威力で降伏させて、戦争は終わった。
川上珠は世界一会社の社長にして、世界一の金持ちになった。
21世紀を迎え、原作が始まる時代になったが、物語は始まらなかった。
→冥界とは条約が結ばれ、駒王町が「領地」になるなどということもなく、兵藤一誠には神器が備わっていなかったため。
→→聖書の神の死は公になった。“システム”は日本政府が奪った。神器は配られることはなくなった。
原作が始まる時間になったことで、川上珠は老いるようになった。
会社の引継ぎを行って、後継者に全てを託した後は妻とともに惑星探査ロケット(タキオン粒子による時空冬眠装置付き)に乗って
享年235歳(150+85)。
数々の有人惑星を探査し、異星人と友好を結び、宇宙の発展に尽くした。
妻の房中術@仙術で見た目は若々しかったが、生きることに満足したと言って、すっと眠るように息を引き取った。
はい。
いかがだったでしょうか。ゾロ目特典でアイテム特典がいまいちだったので頭をひねって世界規模にしてみました! 日本がなんかすごいことになっているのは転生者のせいです。作者に責任はありません。なんかキャラが勝手に動いた。勝手に世界中の神々ぶっ殺して、世界一の国になってた。
ちなみに作中で生き残っている神秘存在は日本在来の怪異・妖怪・神々だけです。他所のは滅ぼされたり剥製になったりしました。侵略はしていないので、悪魔のように自分の世界があるやつらは自分の世界に引きこもって生きています。人間界に現れたらサーチ&デストロイです。
人間様は怖いですね………でもあいつら簡単に記憶とか認知とか操ったりしますからね…。
本当は川上さんの妻もただの記号のはずだったのに(だから名無し)、セリフ書いてたらなんか情が出てきて、気が付いたら川上さんが黄泉の国に殴り込んでた。すごいっすね。
裏話として、
川上さんがセラフォルー・レヴィアタンの眷属になるルートもあったんですよね。(原作開始150年前が沖田総司死亡年といい感じに近いので、サーゼクスの話を聞いたセラフォルーが自分の眷属探しに日本に来て川上さんと出会って~みたいな)
その場合、川上さんとセラフォルーは結婚してました。
色々障害を描きつつ、ソーナちゃんに「お義兄様」と呼ばれる感じに。(量産型ホッパータイプは元々悪魔の戦力として考えていました。悪魔なら1時間くらいクロックアップしっぱなしでも体もつかな? って)
そんで、コイントスで決めたら表が出たので人間ルートになりました。悪魔ルートも書いてみたかったかな……。
そんなわけで今回はこの辺で。
28日にはスパイダーマン! わくわくどっきどき!
ちゃおちゃお~♪