サイコロ・くじ引き転生【短編集】(改題)   作:しゃしゃしゃ

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久しぶりにファミマに行ってみたらいつの間にかエロ本コーナーがなくなってた。無くなるとは言われていたけど、いつまでも無くならないから、気にしなくなっていた。別に利用していなかったのに、なんでだろう…とても寂しい気持ち。


後書き(本編)



☆□ 49番 金森慎吾 享年16歳の場合

「次の方どうぞ―」

 

ガチャ

 

「ど、どうも…失礼します」

 

「番号49番、金森慎吾さんですね。席にどうぞ」

 

パタン

 

「……これってもしかして“転生”ですか? 」

 

「えぇ。やっぱり最近の人は言う前に分かっちゃうんですね。ただここの転生は少々変わっていまして、説明させていただきますと、『かくかくしかじか』ということなのです」

 

「なるほど…(産まれなおせる時点で相当いいなこれ)」

 

「では、サイコロをどうぞ。転生先を決めていただきます」

 

「はい」

 

 

 

からんからから

 

 

⚄:⚃

 

 

 

「お! 」

 

「5と4で自由選択ですね。おめでとうございます。では早速決めてください」

 

「え? ちょっと考える時間とかは…? 」

 

「んーと、あんまり長く悩まれてもいい選択はできないと神さまがおっしゃられまして…20分以内に決めていただく決まりに………」

 

「う、うーん………」

 

 

 

―――10分後

 

 

「決めました」

 

「どこにしますか」

 

「『PSYЯEN(サイレン)』の世界でお願いします」

 

「おおー………あれ、金森さんよくご存じですね」

 

「ジャンプ+のアプリで読んで面白いなって。なにより超能力がある世界ですし………転生の説明の通りなら、何もしなくても第一ゲームには参加できるんですよね? 」

 

「ああ、なるほど。…確かにこの転生システム的に参加できますよ。テレホンカードも必然として手に入れて、サイレン世界に行って、大気を吸って、サイキッカーとして覚醒することができます(死ななければ、だけど)」

 

 

 

 

 

 

 

「では続いて、金森さんの転生特典を決めていきたいと思います」

 

「よっ、待ってました」

 

「転生特典は『かくかくしかじか』という仕組みで、まずは“アイテム特典”の数をサイコロの出目で決定します」

 

「サイコロですね、それじゃ投げます」

 

 

 

 

 からん からから

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「はい。出目は2 、くじを二枚引いて下さい」

 

「はいはい」

 

 

 がさごそがさごそ

 

 

1822・・・628

 

 

 

 

 

「では特典の説明をさせていただきます。

 まず一つ目は1822番『ツキの月』です」

 

「月? 」

 

「はい。これはドラえもんのひみつ道具の一つで、『劇場版ドラえもん のび太のアニマル惑星』で“とっときのやつ”として登場したものです」

 

「ドラえもん…あぁ、ツイてるとかツイてないとかの、幸運的な意味での「ツキ」ですか! 」

 

「その通り。この道具はゴツゴーシュンギクという薬草から作られる、三日月の形をした飲み薬で、効果は『飲めば3時間、信じられないくらいツキまくる』というものです」

 

「あからさまにご都合主義」

 

「ですね。ちなみにこの手の道具にありがちなしっぺ返しや、不運の揺り返しがこの道具にはありません。ただ、今までツイていた幸運がなくなるので、落差で不幸になったと言えなくもありませんけど」

 

「ふむ…これを飲んでいれば第一ゲームも突破できますかね? 」

 

「どうでしょう…。ツキの月は飲んだ人間が普段不幸なほど、幸運になるので、金森さんでどのくらいの幸運バフが効くかは…。それに、3時間で公衆電話までたどり着けますかね…? 」

 

「うーん…………。

 でもまぁ、好きな時にラック補正をつけられるアイテムがゲットできたと考えれば、嬉しい、です? 」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「では続いて、二つ目の“アイテム特典”、

 628番『贄殿遮那』です」

 

「シャナ? 」

 

「お、ご存知です? 」

 

「え、あ、いえ、にいちゃ――叔父の本棚に、そんなタイトルのがあったなと」

 

「あぁなるほど。それは多分これの原作のですね。

 『贄殿遮那』はその灼眼のシャナに登場した………(宝具とかどうとか説明めんどくさいな)端的に言うと武器であり、刀です」

 

「刀」

 

「正確には全長約130cm、刃渡り約108.3cm、柄約21.7cmの鞘を持たない大太刀で、能力としては『刀そのものに対するあらゆる力の干渉を受け付けない』というものです。刀自身にしか効果は及ばないので、使用者も守るとかそういうバリア的な効果は期待できません」

 

「んー、と…よくわからないんですけど、つまりどういった武器なんですか? 」

 

「例えばこれから金森さんが転生する世界の主人公である夜科アゲハさんの『暴王の月(メルゼズ・ドア)』。あれをこの贄殿遮那を構えた金森さんが喰らったとします」

 

「はい」

 

「すると、贄殿遮那は傷一つないが担い手の金森さんは普通に食われて消えるという感じになります」

 

「あ、あぁ~…そういう…PSI(サイ)を切り裂いて無効化とかは? 」

 

「無理ですね。どこぞの右腕のような異能を打ち消す効果は持っていませんので。言ってしまえばこの刀は 破壊不可能な大業物 って感じで、「普通の刀では俺の腕に耐えられん! 」みたいな達人の使うもので、担い手(あなた)が素人剣士だったら、鉄パイプ以下の代物ですね」

 

「うわー…そういう感じですか(剣道とか習うかな? うーん、でもなー…)」

 

 

 

 

 

 

 

「最後は“能力特典”選択です。準備はよろしいですか? 」

 

「大丈夫です! 」

 

「ではどうぞ」

 

 

 

 

 からんからからから

 

 

 

 

 

 

 

「出目は3 、『翻訳』ですね」

 

「…やったーーー! っしゃーーーッ! 」

 

「おめでとうございます」

 

「ありがとうございます!!(これで英語の授業が地獄じゃなくなる!! )」

 

 

 

 

 

 

 では転生です。

 

 

 

あなたは3つと1つの神からの贈り物をもって別世界に転生します。

今のあなたの自我を保ったまま、赤ん坊からあなたは人生をやり直します。

これからあなたの生きる世界に私たちは関与しません。

あなたがこれから手にする力で何をしても、それはあなたの自由です。

私たちはあなたが亡くなった後に、あなたの人生を閲覧しますが、評価するわけではありません。

三度目はありません。二度目の人生を、後悔なく過ごせるかはあなた次第です。

転生を実行します。それではよき人生を 

 

 

 

 

「行ってらっしゃいませ」

 

「行ってきます! 」

 

 

 






No.49 金森慎吾

 生まれて数年、体が出来上がったころ、父親に頼んで剣術道場に通わせてもらった。(いいところに入門できるように『ツキの月』服薬)
 先生「君、才能ないね」
 金森「( ゚д゚)」

 道場側に入門拒否されたので、素振りと筋トレと走り込みと喧嘩と睡眠とをして来るべき戦いに向け必死に鍛えた。


 そして高校一年生、サイレンのテレホンカードゲット! 早速入国管理という名の07号のプログラム入力を受けて、第一ゲームGo!



 夜科アゲハ・雨宮桜子(クラスメイト)と合流し、スタート地点で地図をゲット、「馴れ合いはごめんだね」みたいなめんどくさいツンデレムーブで速攻ゴールへ(『ツキの月』服薬)。
 →効果が切れ、禁人種(タブー)と遭遇。全身傷だらけになりながら贄殿遮那でイルミナ破壊、撃破!

 先に現代に帰って、出待ち。→「やーやー、生き残れてよかったねぇ」




 力の目覚め。
 サイキッカーに。学校を休んでひたすらSPIの修行。→もともとイメージはしてきたので、とんとん拍子で上達。簡単なテレキネシス習得!
………贄殿遮那ファンネル。
 一週間じゃろくに身に付きはしなかったけれども。


 第二ゲームは特に何もせず。→SPIを身につけていることについてめちゃくちゃ怪しまれた。

 終了後、強制連行。
 「その刀は何なのか」
 「どこでSPIのことを知ったのか」
 「一人で何をしていたのか」
 「何を知っているのか」

 色々問い詰められたが、黙秘権を行使。

 夜科達とともに影虎さんにシゴかれ、ライズ習得。

 後はひたすら修行!修行!修行!
 学校行きながらSPIを育てて、持久力アップ!
 テレポーターになりたいと思って、瞬間移動をイメージするものの、失敗、失敗、失敗の連続。
 金森「そもそも瞬間移動とかどうやればいいんだよ。イメージの仕方が分かんねーよ」

 第三ゲーム、原作絡まずに速攻クリア。

 第四ゲーム―――ぼっこぼこ。
 →飛ばされた先で禁人種と星将2人が待ち伏せしているということをうっかり忘れていて、ズタボロ。
 逃げて戦って逃げて戦って、星将は夜科組が引き受けてくれたけど、禁人種はうじゃうじゃ残っているし、エルモア・ウッドは会ったことないから助けに来てくれない…。

 死の淵で『変身能力者(シェイプシフター)』の能力に覚醒。
 禁人種に変身することでなんとか危機を脱した。

 肉体変化で傷を癒していると、ネメシスQが夢喰島にとか言ってきた。スルーして現代に帰ろうとしたけど、帰してくれない。
 仕方がないので飛行機に変身して夢喰島にGo!

 07号の下でネオ天草の奴らを待ち構え―――

 金森(あ、ここで奴ら倒したら、雨宮さんの裏人格表面化しないし、天樹院のシェルターもW.I.S.Eに発見されないじゃん)

 ひっそりかくれてやり過ごした。


 以降、最終ゲームでもひたすら原作回避して、かかわらず「はやく原作終われー、終われー」と願いながら過ごし、はれて原作終了。



 以降は高校生兼サイキッカーとして何不自由ない生活を送―――、


 原作終了後、
 金森「一目惚れです、結婚してください」
 07号『寝言は寝て言えチキン野郎』

 夜科達に先んじて夢喰島から07号を救出し、デート!(嫌がってる? 気のせいです)

 ラブラブカップル(テレパスでめっちゃ暴言はいてくる)!

 カップルといったらカップル。
 高校卒業後は転生特典を活かして通訳の仕事に就き、アパートで二人暮らし。
 完全に夫婦だね!(指一本触れようものならマインドジャック)


 その後、07号を追ってきた政府お抱えサイキッカーとのバトルや、並行世界を見るヴィジョンズが指導者を勤めるテロリスト集団から07号を奪い返す事件があったが、割愛。

 それらを通して、彼女の閉ざされた心が―――とかも割愛。


 最終的に、『変身能力者(シェイプシフター)』が極まって、ほぼ不老不死になるものの、07号が老衰したので、後を追って人生を終えた。










 はい。
 前回の反動でハッピーエンドにしてみました。どうだったでしょうか。
 ………うまく書けなかった、です。
 今回は、「原作にはかかわらない」というスタンス?の主人公を書いてみたかったんですが、なかなかうまくいかなかったですね。不完全燃焼な感じ。
 今回の転生者の掘り下げがなかなかできなかったので活動報告の方にまとめてみました。
 ↓
https://syosetu.org/?mode=kappo_view&kid=224619&uid=223131

 ではまた次回 ちゃおちゃお~。
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