サイコロ・くじ引き転生【短編集】(改題)   作:しゃしゃしゃ

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 弟に感想とダメ出しをもらい、若干書き方を変えることにしました。詳しくは活動報告に。

後書き(本編)


第二部
☆□ 1番 高野誠 享年17歳の場合


………………

⚀ ⚁ ⚂ ⚃ ⚄ ⚅

「神様の気まぐれにも困ったものですねぇ。ひと段落したと思ったら面白いからもう一回送るとか、まぁいいですけど」

 

 

コンコン

 

「おっと、さっそく来ましたか。どうぞー」

 

ガチャ

 

「えっと………」

 

「どうも初めまして転生第二弾、記念すべき一番手、高野誠さん。どうぞ席にお座りください」

 

「もしかして神様転生ってやつですか? 」

 

「はい、『かくかくしかじか』というわけです」

 

「なるほど」

 

「では、転生先の世界を決めます。サイコロをどうぞ」

 

「はい………やっ!」

 

から からからから

 

 

 

 

 

⚅:⚃

 

 

 

「 ! 」

 

「おー、当たりです。おめでとうございま~す! 」

 

「 っし…!」

 

 

「では、早速ですが、転生先を決定していただきます。どこに転生しますか? 」

 

「…………今すぐですか? 」

 

「あぁ、いえ。時間はたっぷりあるので、どうぞごゆっくりお考え下さい。なにせ一生を左右する選択ですからね」

 

「確かに」

 

「でも、これ決めないと特典の選択に移れないので」

 

「はい、わかりました」

 

 

………………………………………………

………………………………………………………………

……………………………………………………………………

………………………………………………………………………

 

 

「(スピー…)」

 

「………決めました」

 

「へ? あ! はい、何の世界ですか? 」

 

「『ひなこのーと』でお願いします」

 

「はい、わかりました。参考までにですが、なぜこの世界に? 」

 

「えっと…転生するの、主人公の生まれる土地に転生するなら、ひな子さんの生まれ育った、存在しているのかも不思議なほどの、ド田舎に産まれるわけですよね」

 

「ですね。物語の舞台は別ですが」

 

「そんなド田舎なら、同い年同士、幼馴染として、こう、その………仲良くできるかなぁって…」

 

「あぁ…まあ、そうなれるかはあなた次第ですよ。頑張ってください」

 

「はい! 」

 

 

 

 

 

「さて次は特典です。特典というのは『かくかくしかじか』というわけです」

 

「なるほど………武器とかだったら困りますね」

 

「日常系の作品ですからね………ではまず、“アイテム特典”の個数を決めます。どうぞ」

 

「ほいっと」

 

からん

 

 

 

 

 

 

 

「2ですね。では2枚くじを引いてください」

 

 

「はい」

 

 

がさごそがさごそ

 

 

1142・・・1144

 

 

 

「おー」

 

「あれー? 混ざってなかったんでしょうか。こんな連番気味になるなんて」

 

「いやー混ぜたはずなんですけどねー。っと、説明します。

 

 まず、1142番。これは『ルリリの入ったモンスターボール』です」

 

 

「ポケモン? 」

 

「はい、皆さん同じ反応を成されます。この特典はあくまでモンスターボールが特典で、中のポケモンはオマケ…というのが神様の言い分となっております」

 

「そ、そうですか…」

 

「このボールの中のルリリはゲームと同じように懐かせてレベルを上げればマリルに進化します。レベルを上げることで わざも覚えていきます。そのわざの方はルリリを見つめると浮かび上がる仕様になっています。ゲームが基本ですね。図鑑ない訳ですし。体力やレベルも凝視することで浮かんできます」

 

「レベルを上げるって、どうするんですか? 」

 

「バトルしてくだされば」

 

「ばとる」

 

「そこら辺の野生動物に『みずでっぽう』撃って、瀕死にさせれば経験値もらえますよ」

 

「えぇ………」

 

「まぁ、高野さんの転生先なら強くする必要もありませんし」

 

「そうですね。えさはどうすればいいんでしょうか」

 

「普通の食品で大丈夫です。特典の一部なので空腹で死ぬことはありませんが、ポケモン自身の自我はありますので食べたいそぶりを見せたら食べさせてあげるのがいいでしょう」

 

「わかりました」

 

「では次、1144番は『ニョロトノの入ったモンスターボール』です」

 

「ニョロトノですか…ポケスペのニョたろうを思い出しますね」

 

「ゴールドのですか、ニョロボンとの連携攻撃とかカッコよかったですよね」

 

「僕は『ほろびのうた』で仮面の男のクソ強デリバード倒したのが印象に残ってますね」

「そういえば、ニョロトノってことはレベルは? 」

 

「はい。最初からレベル25です。当たりですね。育成の手間が短縮されるわけですし。これは神様の気まぐれですね」

 

「喜ぶべきなんでしょうか…? 」

 

「うーん…」

 

 

 

 

「では次、“能力特典”です。サイコロを」

 

「はい。6以外! 」

 

 

からん からから

 

 

 

 

 

 

 

「よしっ!」

 

「おめでとうございま~す。2なので『鑑定』ですね」

 

「いやー助かります。僕人の名前おぼえるの苦手で…学校の先生の名前もクラスメイトの名前も、全く覚えられないので…。話しかけようにも名前が出てこないせいで「ねぇ」とか「あのー」とか声掛けで気づいてもらおうとしたり、肩叩いたりして気づいてもらおうとしても相手が女子だと使えないですからね。ホント助かります」

 

「よかったですね。では」

 

 

 

 

 

あなたは2つと1つの神からの贈り物をもって別世界に転生します。

今のあなたの自我を保ったまま、赤ん坊からあなたは人生をやり直します。

これからあなたの生きる世界に私たちは関与しません。

あなたがこれから手にする力で何をしても、それはあなたの自由です。

私たちはあなたが亡くなった後に、あなたの人生を閲覧しますが、評価するわけではありません。

三度目はありません。二度目の人生を、後悔なく過ごせるかはあなた次第です。

転生を実行します。それではよき人生を 

 

 

「さようなら高野誠さん」

 

「ありがとうございました」

 

 

 

 

 

 





No,1 高野誠
 転生後、桜木ひな子と幼馴染になり、焦らずゆっくり距離を詰めていき、友人関係に。
 高校時代、原作がスタートしたことにより、ひな子につられるように(不本意ながら)上京。藤宮女子高校近くの高校に入学。何事もなく高校生活を送る。
  「ひととせ荘」に行ってみたり、招待されて演劇を見に行ったりした。←ひなちゃんはくいなちゃんと雪ちゃんに「もしかして彼氏さん?! 」とからかわれ、「ち、ちがうよ! ただの幼馴染だよ~! 」と照れ照れしたりしていた。
 く「高野さんはひなちゃんのことどう思っているんですか?」
 誠「可愛くて美人でスタイルよくて、気立てもいいし優しいし、気遣いもできて、世話上手で、でもどじったりかかしになったりするのも魅力的で、謙虚でおしとやかで、言葉にすればきりがないほど魅力的な女の子かな」
 ガタッ ゴトッ

 なんだかんだ「らぶらぶいべんと/ふらぐ」があって、交際。結婚。二人の息子にめぐまれた。
 ひな子ばあさんが亡くなり、自分を鑑定した結果『認知症』となっていたのでニョロトノのほろびのうたを自分に向けて使わせ安らかに死んだ。





はい。
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