バレットガールズIF ~もしも岬守学園が共学になったら~ 作:土居内司令官(陸自ヲタ)
新横浜ラーメン博物館、その地下にある昭和風の街並みへと、もぶっち達が突入した。広場を見下ろす階段を、MINIMI軽機関銃を持ったもぶっちが陣取る。そして、左右へと分かれた通路を
、89式5.56mm小銃を手にしたもぶっち達が進む。
右へと進んだ数人のもぶっち達は、突き当たりの角で一旦停止、角の向こうを確認しようとし――
「動くな」
M93R機関拳銃を突き付けられた。そしてそのまま腕を掴まれ、引っ張られた。
素早く千夏はもぶっちの左腕を後ろ手に拘束、首筋にM93R機関拳銃の銃口を当てた。すぐに3人のもぶっちが角から飛び出し、千夏に89式5.56mm小銃を向けた。
「動くな! 動いたら、こいつの頭を――」
「撃てぇー!」
「話聞けよ!」
即座に3丁の89式5.56mm小銃がフルオートで5.56×45mm普通弾(模擬弾)をばらまいた。千夏は拘束したもぶっちを盾にして、M93R機関拳銃で撃ち返しながら後退する。
「千夏君!」
通路のクランクの陰から、優理奈がM870MCS手動散弾銃で援護射撃、千夏は盾のもぶっちを突き放し、クランクの陰へと飛び込んだ。
「ナイス援護だよ。しかし、実戦では許されざる行為だよ全く」
「無茶な事しないでくださいよ!」
「次からはしないよ。足に数発喰らったし」
そう言う千夏の長ズボンは、所々穴が開いていた。
「うぉらぁぁ!」
文彦が、M16A2LSW重小銃を腰だめで撃ちまくる。5.56×45mm普通弾(模擬弾)がばら撒かれ、クランクの陰に隠れたもぶっち達は身動きが取れない。
「おい千夏よ! これじゃ弾が幾らあっても足りねぇぜ!?」
一旦陰に隠れ、M16A2LSW重小銃に新たな100連弾倉を装着した文彦が無線越しに叫んだ。近くでは、彩と織乃がM4A1MWS自動小銃とSG550重小銃で戦っていた。
〔裏口から逃げよう。そっちに行くから、持ちこたえててよ!?〕
「了解だぜ!」
やがて、千夏と優理奈は、文彦、彩、織乃達と合流、非常口へと後退する。
扉を確認、優理奈がM870MCS手動散弾銃の先台をスライドし、ドアブリーチ弾を装填、蝶番を撃った。そして千夏が扉を開け、89式5.56mm小銃を構えた彩とSG550重小銃を構えた織乃が向こう側を確認し、突入した。
「なるほど、ラーメン博物館に逃げたか」
〔今、機械科歩兵分隊を2つ向かわせています。直に向こうも――〕
「非常口は?」
〔はい?〕
「きっと、非常口からの脱出を目論んでいるはずだ」
〔了解しました! もう1個分隊を裏手に回します!〕
「……転んでも、タダで起きないのは、千夏らしいな」