バレットガールズIF ~もしも岬守学園が共学になったら~ 作:土居内司令官(陸自ヲタ)
千夏達5人は新横浜ラーメン博物館の非常口を抜け、Fマリノス通りへと向かった。
しかし、そこには3両の軽装甲機動車(LAV)。そして、12人のもぶっち達が展開した。
素早く千夏と優理奈は銃を構え、発砲した。M870MCS手動散弾銃の12ゲージシェル弾(ダブルオーバックショット模擬弾)がもぶっちを撃ち倒し、QBZ-97A自動小銃の5.56×45mm普通弾(フルメタルジャケット模擬弾)がもぶっちを撃ち抜く。
全長45mmの真鍮製薬莢と70mmのプラスチック製撃ち殻がアスファルトの地面を跳ねる中、QBZ-97A自動小銃とM870MCS手動散弾銃がほぼ同時に弾切れになった。2人はヒップホルスターへと右手を伸ばし、予備武器――千夏はM93R機関拳銃、優理奈はM5906自動拳銃――を抜いて発砲した。
「クリア」
「クリアです」
2人は周囲を確認、拳銃の弾倉を交換してからヒップホルスターに仕舞い、長物を手に取った。千夏は空になった30連STANAG弾倉をQBZ-97A自動小銃から外し、左腰のダンプポーチへと突っ込む。そして、チェストリグから新たな30連STANAG弾倉を取り出し、銃に装着、槓桿を引いた。優理奈も、M870MCS手動散弾銃の被筒を引き、薬室に直接12ゲージシェル弾(ダブルオーバックショット模擬弾)を装填、被筒を前進させてから円筒型弾倉に1発ずつ押し込めていった。
そして千夏は、軽装甲機動車(LAV)を指差し、口を開いた。
「この、なまらイカすスーパーカーで行かねぇか?」
5人を乗せた軽装甲機動車(LAV)は、特に妨害を受ける事無く、新横浜駅前のバスロータリーに入り、一段下にあるタクシー乗り場で停車した。
「敵影無しだ。いつでも降りられるぜ」
軽装甲機動車(LAV)の銃座でMINIMI軽機関銃を構えていた文彦がそう言った。そして、彩と優理奈が先に降りて警戒、織乃と文彦が降りてから、運転席の千夏が降りた。
「ここにある紀章を5個か。まず上に行こう」
『了解!』
5人は階段を登り、JRの改札の前に出た。そして、文彦が口を開いた。
「しかしよぉ、千夏」
「何だ?」
「これは骨が折れるぞ」
新横浜駅ビルは、高かった(小並感)。
「ほぉ、新横まで到達したと」
〔申し訳ありません! もう1個分隊を向かわせていれば――〕
「いいんだよ。これは、レンジャー部を続けられるかどうかの試験だからな。それに、新横にも部隊を配置してるんだろ?」
〔も、勿論です!〕
そして、陽希はスマートフォンを腰のポーチに仕舞った。
「アップ、無駄にならなかったな」