ロクでなし魔術講師と投影者(リメイク中につき凍結) 作:よこちょ
今回は繋ぎの話なので戦闘など一切ありませぬ。ご了承ください。
では、淫夢なタイトルの第11話、どうぞ!
P.S.ユーザー情報に追記をし、活動報告にアンケートを追加ました。興味のある人はどうぞ。
アンケート内容は「出してほしいキャラクター」と「ヒロイン候補」です。
基本的にFate、仮面ライダー、ロクアカから募集します。
祝賀会が終わってから数日。
俺らは日を追う事に痩せていく先生とともに、普通の学園生活をエンジョイしていた。
「私た〜ちはここにいます〜っと。」
別段ここフェジテにゾンビなんざいる訳では無いが、学園生活ということで口ずさむ。
「ふぁ〜あ。眠い……」
俺は現在、システィとルミアの住むフィーベル邸の前にいる。
理由は不明だが、ルミアが天の知恵研究会に狙われているということがわかったため、一応の護衛である。
最初はグレンがやっていたのだが、万が一ということもあると考え、俺も加えてもらった。
欠伸を噛み締めつつしばらく待つと、2人が現れた。
「よう。おはようさん。」
「アラン、おはよう」
「おはよう、アラン君」
「んじゃ、行きますかね」
ちなみにグレンはこの道を真っ直ぐ行ったところで待っている。
一緒に来ればいいのにと言ったことがあったのだが、「いや、先生が行くのはダメだろ」と一蹴された。
そして真っ直ぐ行ってグレンと合流して4人で学園へと行っていると、道の真ん中にポツンと1人の少女が立っていた。
(ん…?あれはリィエルか?)
なんでこんなところに、と思う暇もなく大剣を錬金し、飛びかかってくる。
普通なら慌てるが、別に慌てる必要は無い。
なぜなら……
(まあ、こうなるよね。)
俺らを思いっきり無視して、グレンに切りかかるからだ。
「うおっあっぶねえ!てめえいきなり何しやがる!」
「ん。グレン。あいたかった。」
リィエル=レイフォード。
『戦車』の異名を持つグレンの元同僚だ。
まあ、何が来ても気合いと腕力、そして「フィジカル・ブースト」でぶった斬るというとんでもない奴だが。
だが、なぜこいつはアルザーノ学園の制服を着てるんだ?
「なるほど。護衛ねえ……。人選ミスじゃねえか?」
「やっぱそう思うよなぁ………」
話を聞けば、天の知恵研究会を危惧した結果こうなったという。しかし、本人が全く任務を理解してない上、グレンを守りたいとかほざいてるからどう考えても人選ミスとしか思えないのが現状である。
ちなみに横ではルミアとシスティがリィエルと交友を深めている。
仲良きことは睦まじきかな。
「ほら、さっさと行くぞ。遅刻する。」
「やべっ。また減給くらったら今度こそ俺が学校に給料払うハメになる……お前ら急げ!」
「どんだけやらかしてんだこのアホ教師…………」
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時は移ってその日の昼。
俺はシスティ、ルミア、リィエル、グレンと共にご飯を食べることになった。
まあその前にリィエルがグレン絡みで爆弾発言したり、大剣ぶん投げて的壊したりと散々やらかしたせいで皆リィエルを怖がっているのだが。
「むぐむぐ………。これ美味しい。」
なお当の本人は苺タルトを頬張ってご満悦である。
「もう……そればっかり食べてると体壊すわよ?」
「ん。大丈夫。美味しいから。」
「いや、そうじゃないのよ………」
(しかし……ちょっと妙だな。)
そこそこ昔からリィエル知り合いである俺だが、実際のところ全くこいつのことを知らない。
俺が知り合ったときは既に軍にいたしな。
(だが……いくらなんでも幼すぎる。)
そう。幼いのだ。
まるで産まれて5,6年くらいしかたってないみたいに言動や仕草が幼い。
(………まあ、俺が気にすることではないか。)
そう思い直し、自分のご飯を食べる。
「………ん?」
ふと、リィエルがじっと俺の皿を見てることに気づいた。
その皿には学食特製の「石窯ピザ」が乗っている。
「どうした?」
「………それ、なに?」
どうやら興味があるらしい。
「食ってみるか?」
「うん。食べる。」
「ほれ。」
皿を渡す。
すると、なんとリィエルは一気に全部パクっと食べてしまった。
「おいこらお前!なに全部食ってんだ!」
「むぐむぐ………これも美味しい。」
「はぁ………まあいっか。」
しょうがない。今日はよしとしよう。
いちいちカッカしてたら胃に大穴が開く。
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それからまた数日。
あれからもリィエルがハー……ハードウェア先生の残る少ない前髪を意図せずぶった斬るという事件が発生した以外は平和な学園生活が送れていた。
そんな中、「遠征学修」という行事についての説明があった。
まあ、遠征とは名ばかりの遠足旅行のようなものだが。
行き先は「白金魔道研究所」というサイネリア島にある施設だ。
ここは霊脈の影響で比較的暖かく、この時期でも海水浴が可能なのである。
「そう。つまり、俺らの『仕事』があるってわけだ。」
そう言うのはカッシュ。
そして周りの男子も無言で頷く。
ここにいるのは全員男子。
あとは………分かるな?
「作成は現地で考えよう。各自、用意を進めておいてくれ。」
「「「「了解」」」」
そして今ここに、野郎(ほぼ)全員の共同戦線がはられることになった。
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時は過ぎ、遠征学修当日。
まだ朝の早い時間に各々が鞄を持って学院の中庭に集合した。
「揃ったか?出発するぞ〜」
グレンの合図で全員が馬車に乗り、フェジテをあとにする。
まず向かうのは港町シーホーク。
ちなみにここに来るまで1日以上馬車に揺られている。
ここから船に乗り換え、最終目的地のサイネリア島へと出発する。
だが、船が来るまで時間があるので、各々自由時間となった。
ちなみに俺はトイレを済ませに店に入り、ついでに飲み物を買っている。
「ふう。さて、そろそろルミア達と合流せねばな」
みんなのいる広場へ向かおうとすると、グレンが軽薄そうな青年を引っ張り、裏路地へ入っていくのが見えた。
(なにやってんだ?)
気になって覗いてみると、軽薄そうな青年がハットなどの変装道具を脱ぎ、俺の見覚えのある人の姿に変わった。
「あ、アルベルトさん!?」
「ん?お前はアランか。ちょうどいい。お前にも話そうと思っていたところだ。」
「は、はあ。」
俺個人としてはなんであんなに変装がうまいのに役者をしないのとかが気になったが、とりあえず話を聞く。
話を聞けば、リィエルはいわば囮の役割で学院に来ていて、本当の護衛はアルベルトさんであると言っていた。
そして去り際に、「リィエルに気をつけろ」と言っていた。
「リィエルに……?」
俺は訳が分からなかったが船が出航すると言うので、モヤモヤしながら船へ乗った。
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船に揺られて時間は経ち、俺らは遂にサイネリア島へと到着した。
「うーむ。流石海。とてもキラキラしている。」
だが、我々の近くには、別の意味でキラキラしてる物いや者があった。
「オロロロロロロロロロロ」
「ホント台無しだわこのアホ教師。」
そう。グレンである。
どうやらグレンは船に弱いらしく、着いた瞬間盛大にモザイク必須なキラキラを放出したのだ。
お陰で折角の景色が台無しだ。
「人間は陸の生き物だから海なんぞに行くのがおかしい」と本人は言っていたが、どう考えてもコイツが悪い。
「ほら、さっさと行くぞ。一応引率だろうが。」
「無理……おぶってってくれ………」
「先生なのにそれでいいのか…………」
仕方なしにおぶり、俺らが泊まるホテルへと移動を開始した。
結構短めでしたね。
次は早く出せると思います。
感想などなど、お待ちしております!
では、次の投稿まで!