ロクでなし魔術講師と投影者(リメイク中につき凍結)   作:よこちょ

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どうも。ジーニアスフォームみて興奮してたよこちょです。モノスゲーイ!
そういえば言い忘れてましたが、前回サラッとオリジナルのボトルを登場させてました。まあ、気づいた人は少ないでしょうが。
一応後書きに解説的なのを乗っけときますんで、よかったら読んでいってください。
あと、今回からお借りしたオリキャラが登場します!
設定は少し変更してますが、ご了承ください。
では、どうなる第15話、どうぞ!



第15話 王都と実験

サイネリア島での遠征学修を終えてから数日。

俺は家でちょっとした悩み事をしていた。

 

「う〜む。流れで取ってきたはいいんだが………どうすっかなぁ。これ。」

 

手に持っているのは研究所で写し取った『Project;Review Life』の術式の巻物だ。

折角持って帰ってきたのだから何かに使いたいのだが、いかんせん術式が難しすぎる。

俺の知識と技量では、精々超絶劣化版を一瞬創り出すのが限度だろう。

投影魔術と合わせてもできそうなものが思いつきそうもない。

 

「う〜む。どうしたもんかねぇ。」

 

と、悩んでいると家の呼び鈴が鳴った。

現在家には俺しかいないため、俺が出なければならない。

面倒くさく思いながらも玄関を開けると、郵便だった。

 

受け取ったには、少し厚めの封筒だった。

蝋で封がしてあり、高級そうな見た目をしている。

一体誰が好き好んでこんな見た目のを送り付けてきたのか………

 

「送り主は………。………………………はい?」

 

裏面にあった送り主の欄に書かれた名前は、

 

『アリシア7世』

 

現在の女王陛下の名前であった。

 

「なんじゃそりゃ………なんで俺なんぞのところに女王陛下から直々に手紙が?」

 

封を切り、中身を読む。

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

アラン=ジョーゼフ=エミヤ様

 

魔術競技祭においての貴方の尽力は素晴らしいものでした。

よって、貴方に勲章を与えます。

以下の日程で受勲式を行いますので、以下の者を同伴して必ず来ること。

 

同伴者

 

グレン=レーダス

システィーナ=フィーベル

ルミア=ティンジェル

セリカ=アルフォネア

リィエル=レイフォード

 

P.S.実際に会って話したいことがあるので、必ず来るように

 

アリシア

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

「………………と、とりあえず、グレンに連絡だな。」

 

そう言って震える手で通信の魔道具を取り出し、グレンにかけるのであった。

 

────────────────────────

 

「この封筒だろ?ったくめんどくせえなぁ。」

 

通信で実際に会った方が早いとなり、俺は封筒持参でアルフォネア教授の家へとお邪魔している。(グレンはアルフォネア教授と一緒に暮らしている。)

 

「へぇ。アリシアがわざわざ手紙をねぇ。よかったなグレンにアラン。気に入られてるぞ?」

 

というか俺アルフォネア教授と初対面なんですがね。

でも普通にいい人そうでよかったわ。

 

「だといいんですけどね。」

 

「んで?ざっくりまとめるとこのメンバーで王都にいきゃいいってだけだろ?これ平日なんだけど有給扱いになんのか?」

 

グレンがゴネてるが、正直俺にとっちゃどうでもいい。人生で初めて王都に行けるわけだし、ワクワクしないはずがない。

 

そして、色々話し合った結果、当日の朝に学院にある転移装置に集合ということになった。

ちなみにこの転移装置、1回あのクソ組織の野郎共にぶっ壊されたが、最近漸く直った。

 

「んじゃ、そういうことで。」

 

俺は帰り際にフィーベル邸へ寄ってシスティとルミア、そしてこの前から居候しているリィエルにこの事を話し、一緒に来ることに同意してもらった。

なお、その時のシスティとルミアの反応は面白かったと付け加えておこう。

 

────────────────────────

 

 

そして当日。

 

「おし、全員揃ったな?行くぞ。」

 

アルフォネア教授の先導で、高鳴る胸と共に俺らは王都へと転移した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「着いたぞ。ここが王都だ。」

 

「おお…………」

 

「相変わらず綺麗なとこだな。」

 

「凄い………!」

 

「綺麗………!」

 

「………zzz」

 

「寝んなアホ。」

 

王都に着くなり、俺を含めた全員が三者三様の反応をした。

だが全員(リィエルを除く)に共通している感情は「驚き」だった。

それもそのはず。

道は石畳で綺麗に整備してある上にゴミひとつ落ちていない。加えて歩いている人々の一挙手一投足がとても優雅で、まるで御伽噺の中にきてしまったようだったからである。

ちなみにリィエルは既におねむである。(グレンが叩き起したが)

 

「失礼。グレン=レーダス様御一行でお間違いないでしょうか?」

 

物珍しそうにキョロキョロしていると、声をかけられた。

もしや不審者にでも思われただろうかと慌ててそっちを見ると、1人の青年が立っていた。

その青年はピシッと決まったスーツを着ており、綺麗な白髪と高い身長、それにイケメンフェイスを持ったいかにもなイケメンであった。

 

「私はレイジ=フロイス。今回の案内役を申し使っている、親衛隊の1人です。以後、お見知りおきを。」

 

「ああ。君がレイジ君か。アリシアから話は聞いているよ。宜しく頼む。」

 

「はい。では、こちらへ。」

 

そう言って先導してくれた。

 

「くっ……なんだあの非の打ち所のないイケメンは………。あいつマジで人間か?」

 

隣で呪詛のような言葉を履吐いているグレンは無視したが。

さて……なにも起こんなきゃいいんだけどなぁ。

 

────────────────────────

 

同じ頃の王都某所。

王都の路地裏に存在する寂れたバーに、1人の男が入っていった。

バーテンダーすら存在しない店に入った男はずかずかと奥のカウンター席へと進んでいった。

 

「よう。遅かったじゃないか。」

 

カウンターから声をかけたのは、天の知恵研究会所属のエレノア=シャーレットであった。

 

「悪いな。前の『仕事』が予想以上に手こずった。まあ、終わったから問題ない。」

 

「そう。で、例のものは回収出来たのかい?」

 

「ああ。『これ』だろ?」

 

そう言って取り出したのは、1本のボトルと、1枚の図面だった。

 

「そうそう。よくやったじゃないか。これは報奨だ。取っておいてくれ。」

 

エレノアは懐から一丁の銃を取り出し、机に置いた。

 

「これはトランスチームガン。さっき回収したボトルで変身できるのさ。報酬前払いでさっきのボトルもあげるから、追加で仕事を頼みたい。」

 

「了解した。仕事内容は。」

 

「……この男を抹殺しろ。」

 

エレノアが懐から取り出した写真。

そこに映っていたのは、アランだった。

 

「こいつはアラン=ジョーゼフ=エミヤって言ってな。厄介だから始末してもらいたい。」

 

「こんな少年が厄介なのか?まあいい。請け負った。」

 

「頼んだよ。」

 

「ああ。」

 

男はトランスチームガンとボトルを受け取り、去っていった。

 

「さぁ………実験を始めようか。」

 

エレノアは清々しいほどに歪んだ笑顔で、妖艶に微笑んだ。

 




はい。今回から登場のオリキャラは魔王ゼロさんからお借りした、「レイジ=フロイス」君です。
ボトルの解説と一緒に簡単な情報を載せときますので、読んでいってください。
では、次の投稿まで!シーユー!

──以下、解説──

アダマンタイトフルボトル

ビルド世界で言う、「ダイヤモンドフルボトル」と同じ存在。ベストマッチ対象は「ゴリラフルボトル」。変身フォームは「ゴリラタイト」。
変身後の能力に変化はない。


レイジ=フロイス

前親衛隊隊長のゼーロスが女王陛下暗殺未遂事件で暴走した結果辞任し、代わりに親衛隊隊長に就任した青年。
白髪長身の美青年であり、剣の腕前もピカイチ。
アランと同じく平行世界のことを認知しており、その知識も持ち合わせている。
また、投影魔術のように、平行世界の物品を創り出すことが可能。
だが、多大なる魔力と引き換えのため多用は不可能。ましかし、投影魔術と違い、変形や変質をさせての創造も不可能。(あくまで精巧な複製品を創り出すだけ。)
固有魔術をいくつか所持しているため、魔術師としての才能もトップクラス。
仕事の時は真面目な口調で話すが、普段は全くと言っていいほどヤル気のない人。やる時はやる。




こんな感じです。固有魔術については登場した時に書きます。
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