アル・ワースでの戦いから3年の歳月が過ぎた…
その後、星界山を支配したドアクダーの弟(後に実は弟ではなく本人と判明)ドワルダーとワタルと共に戦ったり、新西暦世界でディンギル帝国と戦い宇宙戦艦ヤマトの最期を看取ったり…ずっと先延ばしにしてしまっていた。でもようやく決心がつき一目だけでも会いたいと思い今日会いに行った。
「いらっしゃいませ」
とある町の小さな喫茶店で一人の女性がアルバイトに励んでいた。
彼女は天野 亜真理、4年前に一度神隠しにあったように姿を消し一度だけ家族に連絡があった後、その半年後に二人の少年と共に発見された。葵伊織と城戸光輝、彼らの共通点は同じ学校のクラスメイトぐらいなものだけだった。ちなみにその頃正体不明のロボット騒ぎもあったおかげでマスコミ各社も関係があるのではとマスコミからは余り注目されていなかった。
「はーい♪久しぶりね、亜真理♪」
店に入ってきたスーツ姿の女性は天野 有美。亜真理の実姉で久しぶりに彼女の様子を見に来たのだった。
「お姉ちゃん、今はバイト中なのに「いいの、いいの♪どうせお客なんて殆ど来ないボロ喫茶店なんだから♪ね?マスター?」もう…」
この店は元々姉の有美がバイトしていた店で客足がどのような物か分かっているのだった。
「で?どう?どっかにいい男いない?」
「またそれ?伊織くんは?」
「あー…そのね…やっぱし最初の出会いの印象最悪だったし…別れちゃった♪」
「ご愁傷様…伊織くん」
三人が戻った後、有美は二人を絞め妹に何したと問いただすも肝心の二人もおぼえてなく仕方なく三人は高校を留年し無事に一年かけて卒業したのだった。
「ちーっす。こんにちはー!」
「お、久しぶりだね城戸くん。今日もスクープ探して走り回ってんの?」
城戸光輝、フリーのジャーナリストと言いつつ実際何の仕事をしているかわからないような存在になっている。
「いやぁ今日は待ち合わせで…あ!いたいた。お久しぶりです、"ナオさん"」
店の奥で本を読んでいた男に声をかけて相席に座った。
「ほんと、久しぶりですね!一年ぶりじゃないすか?隊長やライルさんたちムグッ!!」
注文していたホットサンドの残りを光輝の口に突っ込み黙らせた。
「すいません、お会計で」
「は、はい!合計で890円です」
「あら、結構イケメン」
男は財布を取り出し千円札を渡しお釣りを受け取ろうとする。
「あの…どこかでお会い「気のせいです。初対面ですよ」そ…そうですか…」
「光輝、行くぞ。ごちそうさま。また今度来ます」
「ちょ!?ナオさん!?待ってくださいよー!!」
「なんか、慌ただしく焦っていたけど…何あれ?ん?亜真理?なんで泣いてんの?」
「なんでか分からないけど…涙が溢れてくるの…」
行き場のない悲しみと寂しさに押しつぶされそうになりながらも亜真理は去っていく直也の背中を眺めるだけしかできなかった。
「いいんすか?あんなこと言ったけどもう会うつもりないんでしょ?」
「あの子の"希望"を壊した時点で会う資格なんてない。アマリの心が死ぬ前に忘却のドグマであの一年間を無かったものにしたんだやっている事は魔従教団と変わらねえ。なあ、"ホープス"…アル・ワースが存続できたけどこんな結末ありなのか?俺はお断りだね…」
光輝「なんて夢を見ました」
直也「お前またATAされたいのか…」
はい、何とかエイプリルフールネタできました。ごめんなさいい!悪かった悪かったからいろいろ投げ込むのやめて!!!今回はIFエンドで直也とアマリが結ばれなかった。状況です。(そもそもこの小説終わるかどうか怪しいのに)
以下今回の設定
アマリ
アル・ワースの事は殆ど覚えていない。
ホープスが死んだことでカミーユと同じようになりかける。
高校卒業後は大学の授業費捻出のために喫茶店でアルバイトしながら過ごしている。
直也
なんやかんやあって忘却のドグマ取得
ホープスを殺してしまい合わせる顔がなくDC、エクスクロスから離脱。
星界山ではスポット参戦しながらワタルたちに協力していく
光輝
ジャーナリストに飽きたからDCに戻るつもりで直也に連絡、恋人もアル・ワース側にいるのでそのうちプロポーズするらしい(お相手は本編でそのうちかんがえます)
有美
今話オリジナルキャラ
イメージはスパロボTのサギリさんでお願いします
いや本当申し訳ない。明後日には続きあげたいです。
後うちのスパロボT(二週目) TOPパイロットランキングは
1位舞人
2位凱
3位竜馬
4位ヴァン
5位ネロ
6位サイゾウ
になりました
エルドラソウルの戦闘アニメいいので皆さんもぜひフル改造して使ってください。