スーパーロボット大戦X とある転生者の旅路   作:加宮慎司

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お待たせしました。
直也の苗字を蒼井から白波に変更しました。


第2話「Getter & beast」

アマリさん達と別れてから早5日、何故か向こうの通信機と連絡がつかないけど、まあ大丈夫だと思う。

 

そんな事よりも目の前の状況や…

 

「亀のバケモンが調子に乗ってんじゃねーぞ‼︎」

「凄い凄い凄い‼︎まさに鋼の勇者!まさかこの世界でスーパーロボットをお目にかかれるなんて‼︎」

 

…なんかブラックゲッターが師団級の魔獣と殴り合って(魔獣の方は四足歩行だからどつき合い?)んだけど…誰か説明してくれない?

 

事は旅立つ前の夜に遡る

 

「「「この世界の情勢を調べたい?」」」

 

ワタルが寝静まった夜に二人+一匹に相談してみた。

まずこの世界を現在支配しているドアクダー、その規模がわからない以上こちらも迂闊に手出しができない為に情報を収集、救世主が現れたと良識のある国は強力してくれるはず。そして何よりも金銭、地球艦隊・天翔の時もそうだったがフルチューンする機体が多すぎてアカツキさんがくれた軍資金50万一瞬で消し飛んでたよな…犯人?ウリバタケさんが大体使い込んだせいだ、ルリちゃん怒ってたよな〜。

 

「確かにバックアップしてくれる国は魅力的な話ですね、救世主の話が広まっていくとなるとこのような田舎に商人が訪れ、次の街で情報が流れるのを待つよりよっぽどマシです。」

そう流れるのが遅いなら流せばいい、そしてもう一つ誰が何のために異界人を召喚なんてしているのかを、元の世界に帰る方法はあるのかを…

 

「まあ、帰る場所なんてどこにもないんだけどね。」

その言葉を聞いてた人がいる事を直也は知らなかった…

 

時は戻りフレメヴィーラ王国の街ライヒアラに向かっていたが

 

「クソっ‼︎何で魔獣が大量にいるんだよ‼︎」

 

道中で大量の魔獣が移動しているのと学生達が夜間演習を行っているのを確認し殿を引き受けたのだが一向に魔獣が減る気配がない。

 

「青龍鱗‼︎」

青白い気弾が放たれラプトル蜥蜴タイプの魔獣数体を纏めて吹き飛ばす。何で使えるか?アクセル隊長に習ったと考えておいて。

 

「白虎咬‼︎沈め‼︎」

ゴリラ型の腹部に拳を打ち込み瞬時に後退する。 そして次な瞬間魔獣の群れに連続して魔法が放たれる。

 

「拳闘士の方よ、よく持ちこたえてくれた!後は我らに任せてくれ!」

白い幻晶騎士(アールカンバー)を中心に四機の幻晶騎士が次々と魔獣を蹴散らせていく。

質量の差がありすぎてさしもの魔獣の群れも5分足らずで殲滅が完了した…しかし

 

 

「師団級魔獣ベヘモス⁉︎」

どうやら学生達の責任者がどこかと連絡していたらしくて状況が不味い事が一瞬で判断できた。

1 先程の魔獣の群れはベヘモスから食われるのを逃げてきた。

2 師団級の魔獣は幻晶騎士300機に匹敵する力を持つ

3 もうすぐここを通過する ←今ここ

 

「…ヤバイじゃん⁉︎」

「ええヤバイですよ、でも何とかなるでしょう。」

楽観的だな、この嬢ちゃん…嬢ちゃん?

 

「なあ?君女?男?」

え?マジでどっちだ?

 

「失礼な!僕はれっきとした男です!」

…失礼男の娘だった…てかこんなこと話してる場合じゃない。

 

「悪い悪い、でも坊主は危ないから避難しな!」

「ちょっと!あなたは…」

既に避難用の馬車が準備を始めてるが関係ない、ここで恩を売れれば後に役立つなら遠慮なくヴォルレントを使うまで。

 

「コール‼︎ヴォルレント・カスタム‼︎」

いつも通りヴォルレントを呼び出した、それが間違いだったと気付かずに

 

「「「「「(゚Д゚)」」」」」

あっ、やらかした皆驚いている、つい何時ものノリでヴォルレント呼び出してしもうたけど大丈夫だよね?

 

「ふわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあぁぁ…」

あれ?なんかこの少年喜んでね?

 

「このロボットは何ですか⁉︎どこから出したんですか⁉︎動力源はどうなってるんですか⁉︎武装は何ですか⁉︎いいから全て教えてください‼︎」

こ…怖えぇぇぇぇぇ‼︎なんかヴォルレント見せた瞬間凄い勢いで食いついてきた⁉︎

 

「このフォルム!この角!幻晶騎士とは全く別の技術で出来ているのは間違いない‼︎さあ、僕に全て教えなさい‼︎」

「エル、それもはや脅迫じゃねぇか‼︎」

この銀髪の少年の友達が止めてくれたおかげでチャンスが出来た‼︎急いで乗降用のワイヤーに足をかけコックピットに入る。だって面倒くなりそうやもん。

 

「あー‼︎後で説明したくださいよー‼︎」

やべぇ…絶対厄介なのに絡まれた、どないしよ…

 

 

そして肝心のベヘモスのもとに向かうと白い幻晶騎士が一機で応戦していた。

状況を確認してみると灰色の幻晶騎士が撃破されていた。

 

「パイロットは…クソっ‼︎」

コックピットは完全に潰されており脱出できた可能性は低い、そして何より白い幻晶騎士は中破した茶色の幻晶騎士(トランドオーケス)を庇いながら戦闘しているということ

 

「そこの白騎士!こちらでベヘモスの相手を引き継ぐ‼︎仲間を連れて早く下がれ‼︎」

「その声、拳闘士の方か⁉︎その幻晶騎士はいった「いいから行け‼︎死にたいのか⁉︎」…わかった、どうか戻るまで持ちこたえてくれ!」

とは言ってくれるが

 

「こんな霊亀皇みたいな化け物どうすんのよ…」

硬い装甲に高威力のブレス魔法、決定打(必殺技)のないヴォルレント、そして孤立無援の状態には最悪の相手であった。

 

10分程戦闘を行い確認出来たことがいくつかある。

 

1身体強化魔法で自重を支えているのでASのベヘモスのように強化魔法さえなんとかすれば自滅する可能性あり

2装甲が硬すぎて致命傷が入らない (現時点での最強武器オルゴンキャノンも効果薄い)

3なんか赤い幻晶騎士が凄い勢いで山を飛び越えて戻ってきた←今ここ

 

「えっ何あれ、何なのあれ?幻晶騎士ってオートウォーロックよりも遥かに機体性能劣るってホープス言ってたやん、何であんな動き出来るの?ラムダ・ドライバ?ラムダ・ドライバなの?もうやだアマリさんのところに帰りたい。」

直也は目の前の出来事が信じられず既に考えるのをやめていた。

 

「これがベヘモス!これが魔獣!これが戦闘!これが……幻晶騎士での!戦・闘!!」

「ってこの声…まさかあの少年か⁉︎」

「おや?先程の拳闘士さんですか⁉︎「バカっ⁉︎戦闘中にこっち向くな‼︎」っ⁉︎」

自分の通信により無防備な姿を晒した赤い幻晶騎士とベヘモスの間にヴォルレントを割り込ませブレスを防ぐが全て無効化できずオルゴン・クラウドを抜かれシールドごと左腕を破壊されることになった。

 

「左腕全損、オルゴン・クラウド使用不可、万事休すか…」

機体を交換することも考えたが戦闘中にそんなことできるはずもなく死を覚悟したがそこに巨大な物体が投げ込まれベヘモスの甲羅を切り裂きさらにいくつものビームが降り注いだ。そして粉塵が晴れるとそこには"漆黒の鬼"が存在していた。

 

BGM:HEATS

「ブっ、ブラックゲッター⁉︎竜馬さんなのか⁉︎」

「ん?お前…直也か⁉︎」

 

その正体はかつて共に戦った伝説の男 流 竜馬そして伝説のスーパーロボットゲッターロボの系譜の一つブラックゲッターであった。

 

戦闘会話

 

竜馬 初回戦闘時

(何故あの戦いで行方不明になった直也がいる?ガトランチスが迫っている新西暦世界の地球は無事なのか?)

「クソっ!考えても仕方ねぇ‼︎まずは目の前のこいつを叩き潰す‼︎」

 

竜馬vsベヘモス

「ほう?俺とゲッターに喧嘩売るとはいい度胸したんじゃねぇか‼︎教えてやるよクソ亀野郎!俺とゲッターの恐ろしさをな‼︎」

 

 

ベヘモスがブレスを吐くがブラックゲッターはそんなもの気にせず突撃しゲッタートマホークで右足を切断する。体液が噴出しベヘモスが激怒する。しかしそんなものは関係ない、ゲッターレザーで甲羅を引き裂き腕部のスパイクで腹部を凹ませる。しかしパワーだけならスーパーロボットクラスあるベヘモス、それが二足歩行でブラックゲッターと取っ組み合いを開始した。

 

「野郎っ!おい直也、奴をなんとか出来るか!」

「無理です…ヴォルレントは中破…ゲッタービームで焼き払えませんか?」

その直後赤い幻晶騎士が大きく跳躍しベヘモスの左眼に刺さった剣を掴む、その瞬間強力なスパークが発生しベヘモスは瞳から力を失い倒れ伏す。

 

ここで直也の視界は暗転し意識を失うのだった。

 

 

 

 

 

 

次に目が覚めたら何処かの医療室のようだった。医師の人に聞いたらベヘモスとの戦闘から3日経過しており、流血が激しかった俺は医療施設に運ばれたらしい。そして…

 

「あんじゃコリャァァァァァァァァァァァァァァァァア⁉︎」

直也が目撃したのはバラバラに解体(勝手に)されたヴォルレント・カスタムの無残な姿だった。

 

数分後

 

「ですから、ちゃんとバラした後は元どおりに組み立てようとしていたんですよ?ですけどまさかこんなに早く目を覚ますとは思ってなくつい…アハハ…」

「言いたいことはそれだけか?エルネスティ・エチェバルリア君?」

大貫さんかブチ切れた時の顔で少年にアイアンクローをかけ事の経緯を説明させる直也。

なんでも戦闘が終わった後直也の反応がないと分かった竜馬がブラックゲッターでコックピットをこじ開け(壊して)、エルネスティが今回の戦果の報酬として幻晶騎士ラボが無断で回収したヴォルレントを半分提供してもらい現在のバラバラの形になってしまった。

 

「人様の物を無断で回収して尚それを半分に分けるってどういう事だよ…腕さえ組み替えればまだ使えたのに(泣)」

さらばヴォルレント・カスタムよ長い間世話になったな…

 

「ナオヤ・シラナミ様、国王陛下がお呼びですので我々と共に来ていただきたい。」

ほう?人様の機体バラバラにしてくれたんだ…絶対こちらの味方になってもらうとしようか。

 

 

オマケ

「ねえ、ホープス…」

 

「何でしょう?マスター。」

 

「帰る場所がないってどういう事だろう?」

こっそり直也の話を聞いていたアマリはホープスに相談していた。

 

「あいにく私はそのような知識は持ち合わせていないのでご本人に聞いてみたらどうですか?」

 

「直也さん…いつか話してくれるといいな。」

教団内では会ったことのないタイプの人物に不思議な感情を持つアマリだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




次回予告
始まって早々にぶっ壊された主人公機果たして今後直也はどうなる⁉︎
「さてベヘモス退治の報酬だが…そなたは何を望む?」
「とりあえずオルゴン・エクストラクターは返せ王様」
「で…そのドアクダーて野郎をぶちのめせばいいんだよな?」
「竜馬さんがいてくれたら大丈夫か…な?」

次回第3話「次世代幻晶騎士開発計画」
次回から主人公機どれにしよう?
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