イビルアイが仮面を外すとき   作:朔乱

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6: 終わりの始まり

 今日やるべきことを片付けたアインズは、ナザリック第九階層の自室に戻ってきていた。

 

 いつになく、アルベドが上機嫌だったのが気にはなったが、余計なことに足を突っ込むと墓穴を掘りそうだったので、あえて詳しく聞かなかった。

 

 こういう中途半端な姿勢が良くないのだ、とはわかっている。

 だが、ただの平凡なサラリーマンでしかなかったアインズは、仕事ができない上司の口出しは、できる部下の邪魔にしかならないことを心得ていた。

 

 それでなくとも、仕事中、ずっと脇に立っているアルベドの胸が非常に近いところにあって、顔を少しでも動かすと当たりそうだったのだ。

 

 いくらあまり性欲がないアインズといえども、全く興味がない……わけではない。

 だが、セクハラする上司なんて最低だ。

 例え、それが部下の望みであったとしても。

 

 ――くふっ。ご興味がおありなら、お好きになさってよろしいのに。

 

 そんな声が聞こえた気もしたが、多分、アインズの空耳だろう。

 さり気なく、セバスがアルベドを制止しやすい位置に移動していたのも。

 天井に控えている八肢刀の暗殺蟲たちが、妙にざわついてたのも。

 

 ともあれ、今日は一日そんな調子で、アインズは細心の注意を払って、アルベドの胸を回避するのに精一杯で、正直、書類の中身もあまりよく覚えていなかった。

 

 アルベドがあからさまに残念そうに退出していくと、疲れるはずのないアンデッドの身体でもどっと疲労感を感じ、早々にナザリックの自室に引き上げてきてしまった。

 

(まぁ、機嫌が良いということは、上手くいっているということなのだろう。それに、何か問題があれば、アルベドの方から報告してくるのは間違いない。仕事に関しては、アルベドは完璧だからな!)

 

 一応、この後は予定もないので、何をしても良かった。

 だが、特にすることも思いつかなかったので、アインズは執務室の奥にある、黒い革張りの椅子に腰をおろした。

 

 このところスレイン法国に不穏な動きがみられることを受け、対策を考えるようにアルベドに命じたものの、部下に丸投げするだけではまずい気がする。

 なにしろ、プレイヤーかそれに準ずる存在が背後にいる可能性は否定しきれないし、その場合、NPCだけでは対処しきれないかもしれない。

 

(報告では、これまでは魔導国への接触は意図的に避けていたと思われる、だったか。確かに、帝国と組んで王国と戦ったときも、法国は抗議文の一つも出してこなかった。だが、この世界に転移して来て、一番最初に俺と接触したのは法国だし、アインズ・ウール・ゴウンの名は、いちはやく、あの国の中枢に伝わったはずだ。であれば、俺と魔導国の関係に気が付かなかったはずはない。まぁ、もし本当にプレイヤーが法国にいるのなら、アインズ・ウール・ゴウンの名前くらいは知っているだろうし、だからこそ、これまでは、あえて中立の立場をとっていたのかもしれないが)

 

 自分たちが悪名で鳴らしていたのは事実だから、警戒されるのは当然だ。

 

 しかし、最初は、多少悪印象もあったかもしれないが、聖王国でも、王国でも、竜王国でも、魔導国はそれなりに名声も評価も上げてきたはずだ。

 

 はじめは一都市のみだった、魔導国の支配地域も、かなり広がった。

 スレイン法国の周囲は、ほぼ全て、実質的に魔導国の支配下にあるといってもいい。

 

 だからこそ、そろそろ法国から正式な外交手段でのアクションがあると思っていた。

 しかし、影では何やら動いているようだが、いまだに法国は魔導国に、使者の一人も送ってこない。

 この状況下で、なぜ、彼らは沈黙を保っているのだろう。

 

 イビルアイにもそれとなく聞いてみたが、あの国はあまり信用できないし、どんな秘密を隠していたとしてもおかしくはない、と言っていた。

 

(そもそも、シャルティアを洗脳したのは誰だったのか? 調べた限り、王国でも帝国でもない。もちろん、聖王国でも竜王国でもなかった。かといって、王国の領土内で、国境侵犯してまで活動する可能性がある国なんて限られている。それに、俺がカルネ村で出会ったのは、法国の特殊部隊だった……)

 

 アインズは、机の引き出しを開けて、かなり詳細に描かれた現在の魔導国とその周辺国家が描かれた地図を取り出し、属国となった王国と竜王国の南に大きく広がる法国をつぶさに眺めた。

 

 蒼の薔薇のティアとティナの協力もあって、魔導国周辺の地図の精度はかなり増した。

 例のプレイヤーが作成した古地図を元に地形を検討した結果、ナザリックが存在している地は、巨大な大陸のごく一部でしかないことも判明した。

 

 現在、アインザックにも協力してもらって、古地図を元に、冒険者たちによる探索も少しずつ進められている。

 冒険者たちが少しずつ未知を解き明かしていけば、現在のこの世界の状況が徐々に明らかになるだろう。

 すぐには無理でも、何十年、何百年もすれば、この異世界の全てを詳細に記した地図が出来上がるはずだ。

 

(その頃には、もしかしたら魔導国が世界を統一しているのかもしれない。もちろん、今後転移してくる他のプレイヤーや、この世界にいる強者への対策を怠るわけにはいかないが、その頃には、少しは俺もこの世界を自由に見て歩いたり出来るようになっているだろうか……)

 

 一瞬、『アインズ・ウール・ゴウン神王陛下』として祀り上げられ、外出もままならなくなる未来の自分の姿も思い浮かんだが、アインズは、あえてそれに気づかなかったことにした。

 

 最近の守護者たちは、エ・ランテルであれば、ある程度アインズが自由に散歩することに反対しなくなった。

 

 他の場所も、アインズ・ウール・ゴウンの支配下になり、安全を確保したということになれば、エ・ランテルと同様の扱いにしてもらえる可能性は高い。

 もっとも、それが自由な冒険といえるのかは疑問だが……。

 

 アインズが考え込んでいると、部屋の扉がノックされた。

 メイドの取り次ぎで入ってきたのはアルベドだった。

 

「アインズ様、お休みのところ、失礼いたします」

「構わん、立て」

 

 目の前で優雅に跪いて頭を下げるアルベドに、アインズは声をかけ、側に来るよう手招いた。

 

「もっとこちらに来るがいい、アルベド」

 

 アルベドは一瞬嬉しそうに羽を震わせたが、すぐに真剣な顔になった。

 

「一体どうしたのだ? 何か急用か?」

「はい。アインズ様、できれば人払いをお願いしたいのですが」

 

 人払いと言われて、一瞬アインズは身構えたが、アルベドのただならぬ様子を見て、おとなしく頷き、他のものに退室するよう命じた。

 八肢刀の暗殺蟲の最後の一体が部屋から出ていくのを確認してから、アインズはあらためてアルベドに向き直る。

 アルベドは感謝するように軽く頭を下げた。

 

「ありがとうございます、アインズ様」

「いや、構わないとも。それで、何かあったのか?」

 

「はい。アインズ様にも既にご報告しておりますように、パンドラズ・アクターを指揮官としたドリームチームにより、スレイン法国の研究施設の襲撃、及び、調査を進めておりましたが、無事、中核となっていた村の襲撃を完了し、各種資料の押収、及び、研究に携わっていた者たちの捕縛を行いました。現在は、それらの情報を分析しているところです」

 

「そうか、よくやった。さすがはアルベド、見事な手腕だ。ただ、それだけで人払いをしたのではないのだろう?」

 

「ご明察の通りでございます。実は、今回の作戦中に、漆黒聖典に以前所属していたと自称する女を捕らえることに成功しました」

「漆黒聖典、というと、法国の特殊部隊の一つだったか。なぜ、そのようなものを捕らえることになったのだ?」

 

「本人の話を総合すると、単なる偶然で、こちらの作戦目標近くをうろついていたようです」

「偶然? それにしては、出来すぎているような気もするな。まさかとは思うが、こちらの動きが法国にバレているのか?」

 

「いえ、どうやら別件のようです。理由はまだ不明ですが、この女はスレイン法国から追われていたようです。拷問を受けた形跡もみられました。自力で逃亡して、国外脱出しようとしていたところを、ニグレドの警戒網に偶然引っかかったようです。姉の報告では、当時の警戒網付近では、追手らしいものや、監視の形跡は、特に見られなかったとのことです」

 

 アインズは、なるべく重々しく見えるように頷いた。

 

「なるほど。裏は既に取ってあるわけだな。法国にこちらの動きを気取られることを危惧していたが、そのようなヘマをアルベドがするはずはなかったな。だが、油断は禁物だ。彼らに、我々が知らない情報収集手段があったとしてもおかしくはないのだからな」

 

「仰るとおりかと思います。しかし、姉の情報探査能力はかなりのものですし、敵からの探知を避けることにも長けています。あれを上回るのは、かなり困難でしょう。今回の作戦でも、姉の協力がなければ、ここまでの成果はあげられなかったかもしれません。ですので、アインズ様のお許しがいただけるのであれば、今後も姉の力を借りて、法国での作戦を進めたいと思っているのですが……」

 

 アルベドがこのタイミングでここに現れた理由を、だいたい理解して、アインズは苦笑した。

 もしかしたら、少しばかり、自分が慎重すぎたのかもしれない。

 だが、安全をある程度確認してから行動するのは、間違ってはいないはずだ。

 一歩間違えば、大切な子どもたちを危険に晒すことになりかねないのだから。

 

「そうだな。私はナザリックを逆探知されることを懸念していたが、確かにニグレドの能力は、もっと評価してしかるべきだろう。――わかった。お前がそこまでいうのであれば、当分、ニグレドをスレイン法国への作戦に参加させることにしよう。使い方は、アルベド、お前に一任する。くれぐれも、敵にこちらの存在を気取られないように」

 

「ありがとうございます。このアルベド、アインズ様の御期待に添えるよう努力いたします」

「もちろん、お前はいつも私の期待に応えてくれているとも。これからも頼むぞ」

 

 アルベドはひどく真剣な顔つきで、静かに頭を下げた。

 その様子に、アインズはなんとなく違和感を覚えた。

 

 いつもなら、アインズが褒めれば、アルベドはもっと嬉しそうな顔をするし、なんなら、腰の羽もふわふわとはためかせることだろう。

 場合によっては、肉食獣のような目つきでアインズを見ることだってある。

 

 しかし、今のアルベドに、そのような浮ついた雰囲気はまったくない。

 

 アインズは軽く首を傾げたが、あえてそこに突っ込むことは避けた。

 アルベドがそれだけ真剣にことに当たるくらい、スレイン法国は生易しい相手ではないということなのだろう。

 少なくとも、これまで相手にしてきた国々に比べれば。

 

「漆黒聖典か……」

 

 アインズは初めてこの世界に足を踏み降ろした時に出会った事件を思い起こす。

 陽光聖典は、自分たちの目的を達成するためなら、躊躇なく行動するように、かなりの訓練を積んでいるように見えた。

 その様は、ある意味ナザリックにも通じるものはある。

 

 最初の出会いがあのような形ではなかったら、法国と協調することもあったのだろうか。

 アインズはふと考え込んだが、やがて、そんなことはありえないと結論づけた。

 彼らの人間至上主義は、ナザリックとも魔導国の理念とも相容れない。

 そう遠くないうちに、スレイン法国とは戦いになるのは間違いないだろう。

 

 不意に、強い意志の力でアインズを見据える男の瞳が頭をよぎる。

 最終的には敵対することになったものの、あの男は最後まで自分を信頼してくれていたのだろう。

 彼の力強い瞳への憧れを思い出すのと同時に、僅かな不快感を感じた。

 そもそも、法国はあの男を罠にかけ、狩り殺そうとしていたのだ。

 

「それにしても、特殊部隊に所属していたものを捕らえるとは。何か内紛でもあったのか? スレイン法国は固い信仰で団結している国という印象だったが、彼らも一枚板ではないのかもしれないな」

 

「アインズ様の御推察の通りかと。言葉もおぼつかない部分はありますが、スレイン法国中枢部に近いところに所属していただけのことはあり、なかなか興味深い情報を持っているようでございます。現在、ニューロニストが慎重に尋問を行っております」

 

 アルベドの確かな手腕に、アインズは満足気に頷いた。

 

「ニューロニストなら、安心して任せられるな。ところで、以前、話を聞き出そうとした者たちは、情報を話せる回数が限られていたが、その女はどうなのだ?」

 

「今のところ、そのような制限は受けていないように思われます。もしかしたら、法国で尋問を受けた際に、制限を解除されたのかもしれません。ただ、今回も前回と同じような症状で死んだ場合、蘇生実験を試みようかと思っておりますが、よろしいでしょうか?」

 

「そうだな。危険性が全くないわけではないが、これまで集めた情報からすると、試しても別に問題はないはずだ。貴重な情報を持っている人物であれば、かかる費用の元も十分とれるだろう。ただし、その場合は、私もその場に立ち会わせてもらうぞ。構わないな?」

 

「もちろんでございます。その際はアインズ様にお声がけさせていただきます。それと、この女の追手と思われるものたちを発見できれば、そのものたちも有用な情報源となるかと思われます。そちらも、姉に探知させたいと考えておりますが、それもよろしいでしょうか?」

 

「現状をかんがみれば、やむを得ない。まぁ、それが不要な用心であって欲しいものだが、油断は禁物だ。さすがはアルベドだな」

 

 アルベドは嬉しそうに微笑むと、軽く頭を下げた。

 

「それで、アインズ様にお願いしたいことが……」

「ふむ? 一体何だ?」

「これまで得た情報を考慮しますと、やはり法国の中枢を探る必要があるかと存じます。そのため、法国でルベドを動かすご許可をいただきたいのです」

 

 アルベドの言葉は全く想定していなかったわけではないが、さすがのアインズも一瞬躊躇した。

 ルベドはナザリックの最大の切り札の一つだ。

 アルベドのドリームチームの一員であり、本来であればアルベドが自由に動かしても問題はない。

 ただ、この世界のことが、いまだによくわかっていない現状としては、可能な限り、切りたくない札ではあった。

 

 アインズは少しばかり考え込んだ。

 

「そうだな……。本来、ルベドの指揮権はお前に渡しているから、自由にしていいと言いたいが、行き先が法国ではな……。さすがに、かなりの緊急性がなければ却下したいところだ。アルベド、理由を聞かせてもらえるか?」

 

「法国の中枢部には、六大神が遺したとされるマジックアイテムが数多く存在しているそうです。しかし、その番人は、かなり強力な能力を持つ存在なのだとか」

 

 そこまで聞いて、アインズは、既にない心臓が大きく鼓動を打ったような気がした。

 

「……法国には世界級アイテムが存在するのか? それに、その番人とやらは、お前たちと同様の存在なのか?」

 

「そこまではわかりませんでした。しかし、私達と同等の能力を持っている可能性はあります。ただ、先祖返り、と口走っておりましたので、神人と呼ばれる存在かもしれません。なにしろ、話の内容が支離滅裂で、理解するのも困難なものですから……」

 

 アルベドは、珍しく困ったような表情を浮かべた。

 

「それなら、いっそ、私が記憶操作で中身を確認してみてもいいが?」

「いいえ! 御身を煩わせるほどではございません。不明瞭ではあるものの、本人は聞かれたことには素直に答えておりますし。この件につきましては、どうか私にお任せください」

 

 アルベドの強い口調に、再び微妙な違和感を感じたものの、アインズはあえてそれに突っ込むことは避けた。

 何より、アルベドがそう判断したのなら、自分が判断するよりも間違いないと信じて。

 

「そうか。まぁ、何かあれば気にせず私を頼ってもらって構わないんだからな? では、その女の件は、アルベドに任せることとしよう」

「アインズ様、ありがとうございます」

 

「それと、ルベドだが、そのような状況なのであれば、確かに様々な状況に対応可能な戦力であるルベドを動かす意義はあるだろう。ただし、ルベドを使用するのは必要最低限にし、指揮権を持つアルベドは、ルベドから決して目を離さないように。それと、万が一、手に負えなくなることがあれば、早急に私に連絡せよ。いいな?」

 

「畏まりました。御身の信頼に背かぬよう努力いたします」

「お前はいつも、私の信頼に応えてくれているさ。……くれぐれも、気をつけるようにな」

 

 アインズから優しく声をかけられたアルベドは、一瞬なんとも言えない表情を浮かべたが、そのままおとなしく頭を下げた。

 

 

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 アインズの姿を取ったパンドラズ・アクターは〈完全不可視化〉を唱えると、〈飛行〉で空中高く舞い上がった。

 

 都市を覆うように魔法的な警戒網が張り巡らされていることは、既にニグレドから聞いている。警戒網に触れないよう注意を払いながら、都市全体が見えるところまで高度をあげる。

 

 既に真夜中といってもいい時間だというのに、スレイン法国の神都は眩いほどの明かりで満ちていた。

 

 惜しみなくそこかしこに使われているマジックアイテム。

 長い歴史を感じさせる整然とした街並み。

 綺麗に整備された道路や街道。

 この時間であっても警戒を怠らない警吏たち。

 

 人間という弱い種族を擁護する国でありながら、六百年もの間、外敵の侵入を許さず、独自の発展を遂げてきたスレイン法国の強大な国力が感じられる。

 

 パンドラズ・アクターは、取り出した資料と、都市の様子を丹念に見比べ、部分的に情報を書き加えていく。

 しばらくその作業は続いたが、やがて、自分の仕事に満足し頷いた。

 

(こうやって見ると、なかなか良く造られているといえますね。最初にこの国を作り上げた、六大神とやらの教えの賜物なのでしょうが)

 

 パンドラズ・アクターは乾いた笑いを漏らした。

 六大神などと大仰な名前を名乗った愚かな者たちへの侮蔑を込めて。

 

「神と名乗っていいのはこの世でただお一方、我が父なる神だけ。私としては、スレイン法国に対して、特に何かを思うわけではありませんが、傲慢の罪の報いは受けていただきたいところですね」

 

 パンドラズ・アクターはこの上なく大切な御方への忠義と、その寛大さに感謝を込めて、右胸を手で恭しく押さえた。

 

「偉大なる父上を守るためなら、このパンドラズ・アクター、相手が誰であろうとも、躊躇なく斬り伏せてごらんにいれましょう! 例え、この世界の全てを敵に回すことになったとしても!」

 

 ――ともかく、私は、いつもどおり行動するまでのこと。アクターとしての本領を発揮するのはこれからですとも。

 

 パンドラズ・アクターは薄く笑い、マントを大きく翻らせると、〈上位転移(グレーター・テレポーテーション)〉を唱えた。

 

 




佐藤東沙様、誤字報告ありがとうございました。

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