今(現実)は終わってるので未来(異世界)に賭けます 作:サジタリアス
できる限り続けていこうと思いますので、よろしくお願いします。
「僕!父さんみたいな頭のいい学校に入って社会に貢献する!」
私は二分の一成人式の日にこういった。
「俺!頭のいい学校に行きたいから塾に行かせてくれ!」
中学二年の時に父に言った。
そして……高校2年。
事件が起きた。
学校に行かなくなった。
入った学校は上から数える方が早いほど偏差値の高い高校。
勿論、そういった学校にはいじめなど起こる可能性は低い。
私自身もあってない。
なら何故か。
答えは簡単。
頭がついて行かなくなった。
ただそれだけ。
なら勉強すればいい。
そう思うだろう。
私もその時は思った。
学年順位2番から学年150まで落ちたのはたまたま。
今度は名誉挽回。
そう思って勉強した。
遊びはしたが前よりは減っている。
沢山学び、沢山記憶した。
これで順位1桁までは戻るだろう。
親の前で結果を開けた。
学年順位189
おかしい。おかしい。
何故?何故?
ずっと考えた。
塾の方にも事情を説明し頭が良くなるように務めた。
が、結果は変わらなかった。
むしろどんどん悪くなる。
結果。最後、私は最下位まで落ちた。
天才には努力で追いつく。
努力すれば何だってできる。
そう思って今まで勉強してきた。
結果は違った。天才とは脳の作りが違う。
そう感じさせられた。
日本の現代社会は結果がすべての国。
父も母もエリートで会社を立ち上げ、国に大いに貢献した。
が、私はどうだろうか?
高い塾代を払い。
参考書も買い。
更には家庭教師もいた。
なのに学力は留まる一方。
そしてついに、父と母は見放した。
まるで汚物を扱うが如く。
「お前と一緒に飯は食いたくない。」
「洗濯は分けて自分でしなさい。」
「俺がいる間は顔を見せるな。」
「妹に触らないで、穢れる。」
すべて結果。
だから私は必然と引きこもりになっていった。
何故その環境でも生きていけたか。
それは妹からの愛だった。
昔からお兄ちゃん大好きな妹。
勉強も教えたし、遊んであげたりもした。
だからか妹は親に時々抗議している。
お兄ちゃんをあんな風に扱わないで。と。
最初は見下してんだろ?と言ったりもした。
しかしそれが私への愛情だと分かると妹に泣きついたりもした。
ここまで生きてこれたのは妹のおかげ。
でも心が限界だった。
誰も相手してくれない。
妹だって学校がある。
この現実は飽きた。いや、諦めた。
勉学から離れてから読み始めたラノベ。
その世界のように私も異世界に行けたら。そう思った。
何度も何度も何度も。
でも、神は迎えに来ないし、お告げが来る訳でもない。
神の使いが私のとこへ来ることも無かった。
私は今日ここで人間をやめる。
性格には生きている人ではなくなる。
部屋には1本の垂れ下がったロープ。
したの部分が輪っかになっており、私は椅子にたっていた。
首をかける。
そして妹に謝りながらも、その椅子を私は蹴った。
暗転した世界から光が見えた。
そこには1人の人物がいた。
「君が今回の選ばれし者か。」
選ばれし者とは?
「神々がひょいとつまんでそれが選ばれし者なのだよ。」
ということはあなたが私が望んだ神?
「そういうことになるな。」
大体の状況は把握出来た。
少し説明とか…
「すまんな。時間が無いから向こうに着いてから調べてくれ。ステータスを見れば分かる。」
向こう?
ということは…………
楽しんでいただけましたら幸いです。
文の改善点など教えていただけるとありがたいです。
明日また出すかもです。