評価して下さった方々、この小説を読んで下さった方々、本当にありがとうございました!
今回の更新はその事を報告する為に割と無茶したので、これからは本当に目指せ週一更新なペースになります。
職場体験3日目、今日の朝のパトロールは何事もなく終わった。自分たちは一時的にエンデヴァーヒーロー事務所に戻り簡単な事務作業を体験させてもらっていた。
「バブルビームさん、パトロール報告書終わりましたー。」
「チェックするね...うん、特に問題はないよ。書くのに時間かけ過ぎだーってくらいかな。」
「いや、出来事一つ一つを思い出してたら結構時間食っちゃって。」
「まぁその辺の力の抜き方は実際にウチに来てくれたら教えるよ。お仕事ってのは適度に力を抜くのが大切だからね。ただし、今君たちは職場体験中だ。何事にも全力で取り組むのが正解だよ。」
「承知しました、バブルビームさん。」
そんな会話をしていると、ふと思いついた事があった。
「報告書書いてて思ったんですが、パトロール中は常にボイスレコーダーとかつけておくとかした方が良いかもしれませんね。思い出すって一手間をかけずに済みますし。」
「そうだね。ボイスレコーダーはパトロール中に限らずヒーロー活動中はずっとつけておく人もいるよ。うちの事務所だと、サンドウィッチさんが使ってるね。」
「サンドウィッチさん...ああ、あの赤めの魔女っぽいコスチュームの人ですか?」
「まぁウチ女性少ないからわかっちゃうか。消火にも捕縛にも使える砂を操る個性を持ってる人で、この事務所には5年くらい勤めてるベテランさんなんだ。ちなみに、僕を指導してくれた先輩でもあるね。」
「そんな人に指導されたバブルビームさんはボイスレコーダー持ってないんですか?」
「いや、僕記憶力は自信がある方だから。」
「それがさらっと言えるあたりこの事務所ってエリート揃いですよね。」
バブルビームさんは「ハハハ」とアメリカンな笑いで誤魔化してきた。否定しないという事はエリート意識はあるのだろう。流石NO.2の事務所に勤めているだけのことはある。
「さて、メグルの報告書も終わった事だし君たちは休憩に入ってて良いよー。」
「承知しました。休憩室行くか、焦凍。」
「ああ、そうだな。」
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休憩は終わり、再び夜のパトロールへと向かう午後6時
保須市に向かう車内でエンデヴァーは言ってきた。
「今日からはパトロールを二手に分ける。俺と焦凍の組とバブルビームとメグルの組だ。」
ただでさえ少ない人数をさらに分ける理由が分からなかったため、自分は質問投げかけた。
「理由を聞いても良いですか?」
「フン、この2日間で俺を餌としてヒーロー殺しを誘い出すという策が上手く機能しなかった事が理由だ。その原因はヒーロー殺しが俺たちを2人のヒーローと2人の子供としてではなく4人のヒーローとしてカウントしていた事にあると考えた。」
「だからヒーロー殺しが更に狙いやすいように人手を分ける訳ですか...危険じゃないですか?」
「焦凍もバブルビームも犯罪者程度に遅れをとるような鍛え方はしていない。問題があるとすれば貴様だけだ、怖気付いたか?」
正直怖いという気持ちはある。この数ヶ月の間に何度もヴィランに襲われた経験が警鐘を鳴らしているのだろう。だが、ヒーローになるにはそれを乗り越えていかなくてはならない。Plus Ultraだ。
「まさか、燃えてきましたよ。」
「フン、それが虚勢でないと良いのだがな。そういう訳だから今日からは個性の使用許可は俺にではなくバブルビームにしろ。良いな。」
「承知しました、エンデヴァーさん。」
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バブルビームさんと2人でのパトロール。
周囲にはヒーローコスチュームの者がやけに多かった。
「今日はヒーローが多いですね。」
「多分だけどヒーロー殺し狙いで一旗揚げようってヒーローが集まってきたんだと思うよ。実力は不安だけど数がいるのは良い事だ。囲んで棒で叩くのがこの世界での最強戦法だからね。」
「数は力ってやつですね。でもこんなに数が多いとヒーロー殺しも萎縮して犯行に及ばないなんて事になりませんかね。」
「いいや、こういったヒーロー殺し包囲網は以前にも行われてる。その中でもヒーロー殺しは確実に犯行を重ねているんだ。油断してはいけないよ。」
「承知しました、バブルビームさん。」
そんな会話をしている最中であった。
その巨体は空からやってきた。
見覚えのあるその黒色の肌に剥き出しの脳みそ。
USJと体育祭を襲った怪物、怪人脳無がそこにいた。
...二度あることは三度あると言うが、こんな奴と三回も会いたくは無かったとは思った。
その襲来に即座に反応したのは自分とバブルビームさん。
「バブルビームさん、個性の使用許可をお願いします!」
許可を待たず写輪眼を発動する。
バブルビームさんは両手に泡を溜めながら答えた。
「許可する!あの黒いのは何だ!」
「雄英を襲ったオールマイト殺しです!化け物レベルのパワーとスピードを持っている上にショック吸収と超再生の個性を持っています。
...でも、あのクソゴーグルかけてない以上俺のカモです!奴の目線を俺に!」
「心得た!」
脳無は手近にいた市民に殴りかかろうとした。
バブルビームさんはそれを止めるために手のひらからの泡を射出した。
バブルビームさんの代名詞、バブル光線である。
脳無はバブル光線に足を取られてつるんと体勢を崩した。
その体勢を崩した一瞬で周囲にいたヒーローが殴られそうになった人を救出していた。流石プロだ。
脳無は体勢を崩した原因であるバブルビームさんの方へと向きを変えた。だが、つまりそれは俺の方へと目を向けたという事。
写輪眼発動である。
命令は『動くな』まずは動きを止める。
「バブルビームさん、エンデヴァーさんに連絡を!今暴れているのは敵連合の奴ら!それがこのタイミングで暴れ始めたってことはヒーロー殺しと敵連合に繋がりがあるかもしれないって事を!」
「わかった、連絡する!」
「自分はこの脳無が再起動しないように催眠を深くかけてみます!
周りのヒーローの方々!手錠などの拘束具がある方は使用をお願いします!」
周囲にいるヒーローの1人が声をあげた。
「手錠はないが俺の個性は接着だ!そいつの両手両足を接着で固めてやる!」
「ありがとうございます!」
そう言って脳無へと深く幻術をかけた。
体育祭を襲った脳無の再起動。あれの原因はソフト側、洗脳方法にあるとあたりをつけている。なので再起動を行わせない為には洗脳そのものを一度解除する必要があるだろう。
接着のヒーローが両手両足をくっつけたのを確認してから洗脳の解除を試みる。
この脳無にある身体エネルギーは5色、無理やり整えられている流れを正常な流れに戻すイメージで相手の体内エネルギーをコントロールする。
そして、一度正常に戻した後再び『動くな』の洗脳をかける。
これで今できる再起動対策は完了だ。
かかった時間は洗脳解除から再命令まで含めて約5秒。要領は掴んだので次は3秒程度でいけるだろう。
「催眠終わりました!接着の方、こいつを回収しようと敵連合が来るかもしれません!周囲の警戒をお願いします!」
目線の先は黒煙の上がっている方へと向ける。
「エンデヴァーさんへの連絡は終わった!メグル、次行くよ!江向通り4-2-10の細道にショートが一人で向かったらしい。状況から察するに恐らくヒーロー殺しだ!」
「道すがらに黒煙が上がってます!恐らくそこにも敵連合側のヴィランがいます、どうしますか⁉︎」
「...臨機応変に!」
「行き当たりばったりは得意です!」
そう言って2人は駆け出した。
走ってすぐに黄色い肌の翼の脳無と黒い肌の目なしの脳無が暴れている地点へと着いた。
周囲への避難誘導は済んだようだが周囲のヒーローは皆負傷している。
焦凍は心配だが、今は目の前の惨状をなんとかするべきだ。
バブルビームさんとアイコンタクト、行けるか?行けますとの以心伝心。
俺が前衛でバブルビームさんが後衛の2対2で対処する。
バブルビームさんは両手に泡を溜めながら周囲のヒーローへと言った。
「自分たちが時間を稼ぐ!負傷者は退避しろ!」
「片方はまだ子供だぞ、大丈夫なのか?」
「なんとかします!これでも...」
目なしの脳無が自分にパンチを放ってくる。だがあのオールマイト殺しほどのスピードもパワーも無い。カウンターは容易だ。...比較対象がおかしいだけなような気がするが気のせいだろう
目なしのパンチは技も何も無いテレフォンパンチだ。ダッキングで懐に潜り込み顔面に向けて前にスライドしながらカウンターを打ち込む。
カウンターを受けた目なしの脳無は後ろに少し吹っ飛んだ。
「鍛えてますから!」
「あの巨体吹っ飛ばした⁉︎」
「我流とは思えないほど上手いカウンターだ、な!」
バブルビームさんは両手からバブル光線を放った。が、狙われた翼の脳無は上昇する事でその光線をあっさり回避してしまった。
「メグル、翼の奴に催眠かけられるか⁉︎」
「今は無理です、こいつから目を離せません!あのカウンターで立ち上がってくるとか凄いタフネスですよコイツ!バブルビームさんは翼に横槍を入れさせないように泡溜めといて下さい!」
「クソ、他に翼を狙える個性の者はいるか⁉︎」
周囲のヒーローたちから返答は無かった。
「依然2対2のままか!メグル、さっさと目なしを倒すんだ!」
「なんでこいつ目が無いんですかねぇ!」
「愚痴は後で聞いてやる!今は今できる最善をするんだ!」
「了解、です!」
目なしの左フック、それをスウェーで回避し顔面にワンツーを当てる。
目なしはダメージを無視して掴みかかろうとするのでしゃがんで回避、立ち上がる勢いでアッパーを打ち込む。
クリティカルを顔面に叩き込み続けている感触がある、が目なしは倒れない。本当に何てタフネスだ。
一旦息を整えるために距離を取る。
追撃してこないという事はダメージが効いているのだろうと楽観的に見る。
「バブルビームさん、増援にオールマイトとか来てないですか?」
「冗談言うくらいならちゃんと息整えろ!」
「...側から見てて、あの目なしにダメージ入ってます?」
「多分ね!ボコボコにし続ければそのうち倒れるだ、ろ!」
バブルビームさんはバブル光線を放ち、自分に飛びかかって来た翼の脳無を迎撃した。バブル光線は飛び出ている翼の左目に当たったが、そのまま脳を貫くほどの威力は出なかった。光線の威力は距離により減衰してしまったようだ。
翼の脳無は降下を中止し、再び空へと舞い上がった。
それと同時に目なしは自分へと向かって突進して来た。低空タックルの動きだ。
ジャンプして回避するついでに目なしの頭を踏みつける。目なしはついに地に伏した。
チャンス到来だ。脳無の背中に着地し、脳へ向かって踏みつけを放つ。地面のアスファルトを武器にするこの攻撃は相当なダメージになるとの話を聞いたことがある。
そんな訳で踏みつけ、踏みつけ、踏みつけまくって動きを封じながらダメージを重ねる。その時、顔面に目なしの身体エネルギーが集まって行くのが見えた。
バブルビームさんの声が聞こえた。
「メグル!そいつの個性がわかった、再生だ!潰れた顔面が再生を始めている!」
「こいつ個性を複数持ってるっぽいので全然安心できません!」
踏みつけを続けながら答える。そろそろ気絶してくれないだろうか。そう思っていると目なしは体を起こそうとする動きを止めた。
一発蹴っ飛ばしてからちょっと離れる。動きは無かった。
「ようやく一体ダウンですかね、ちょっと時間かけ過ぎましたか?」
「いいや、倒しただけで大金星だよ!さぁ、次は翼の奴だ!」
そんな最中、エンデヴァーはやってきた。
「貴様ら、焦凍の元へ向かえと言った筈だが何をしている?」
「エンデヴァー、足元と上見てください!脳無が、雄英襲撃犯みたいな化け物がいっぱい来てます!」
「知っている、先程一体倒したところだ。足元のそいつは倒したのか?」
「ええ、後は上の翼の奴だけです。って逃げ出した⁉︎」
翼の脳無は自分たちから背を向けて飛び去っていった。
「何⁉︎バブルビーム、追うぞ!メグルは焦凍の言ったアドレスへと向かえ!周囲で見ている連中、この黒いのを監視しておけ!」
「「承知しました、エンデヴァーさん!」」
「わ、わかった。」
走る3人、方向は一緒だった。
走りながらエンデヴァーが尋ねてくる。
「奴が逃げ出す前にしていた事は何だ!」
「空飛び回ってたまに襲いかかってきました。逃げ出したのは目なしが倒されたからだと。」
「チッ、面倒なルーチンを組まれたものだ。」
大通りに出た翼の脳無は高度を下げていった。
その先には6人の人影があった。
ヒーロースーツの老人、ヒーローコスチュームの男性、彼に背負われている緑谷、片腕から血を出している飯田、縛った誰かを引っ張った焦凍、そして縛られている特徴的なマスクの男、ヒーロー殺しステイン、その6名だ。
狙いは彼らのうちの誰かに間違いないだろう。
そう判断した自分は咄嗟に叫んだ。
「エンデヴァーさん、狙えますか⁉︎翼を!」
エンデヴァーさんは右手を炎の槍を作り上げながら言った。
「誰にものを言っている!」
エンデヴァーさんの射線を遮らないようにバブルビームさんと自分は左に広がりつつ駆ける。
翼の脳無は背負われている緑谷を掴み飛び去った。
その瞬間有効な動きをできたのは2名だった。
緑谷を掴んだ脳無の翼を炎の槍で正確に貫くエンデヴァーと
拘束を抜け出して、翼の脳無に掴みかかったヒーロー殺しステイン、その2名だ。
翼の脳無は翼を焼かれた事と予定外の重量が加わった事でバランス崩した。その一瞬の隙にステインがリストバンドに隠し持っていたナイフに脳を貫かれ、翼の脳無は絶命した。
翼の脳無の落下地点は他の5人の位置から約5メートル、自分とバブルビームさんの位置からは15メートル程度だろう。バブルビームさんの射程距離内だ。
バブルビームさんは両手に泡を溜めて、バブル光線を放つ準備を終えている。
だがまだ放たない。放てない。
何故なら、ヒーロー殺しステインの足元には緑谷がいる。それは人質と同義だからだ。
「偽物が蔓延るこの社会も、徒に力を振りまく犯罪者も、粛清対象だ...」
ハァ、ハァと息を整えながらステインは呟く、されどその信念のこもった声は強く響いた。
「全ては、正しき、社会の為に。」
エンデヴァーは叫ぶ。
「あの男はヒーロー殺しか⁉︎何故自由にさせている!」
状況を把握した自分はバブルビームさんに小声で言う
「人質を取られています。気を引いて下さい、こっちに目線が来れば自分の個性で行けます。」
バブルビームさんは小声で
「了解だよ、メグル。」
と言い、気を引くためのバブル光線をヒーロー殺しへと放とうとした。しかし、その光線が放たれる事はなかった。
ヒーロー殺しはこちらへと向かい歩き始めたからだ。
ヒーロー殺しは身体エネルギーの流れから相当に負傷していることが分かる。なのに何故立ち上がる。その理由がわからない。
わかることはただ一つ、この場にいる全員がその覚悟に気圧されたということだ。
「エンデヴァー、贋物、正さねば...誰かが...血に染まらねば...!
来い、来てみろ贋物ども。俺を殺していいのは、
その言葉と共にステインは動きを止めた、自分の個性が効いた訳ではない。彼と自分は目が合わなかった。
「気を、失ってる...」
後から聞いた話になるが、ステインはこの時折れた肋骨が肺に刺さっていたそうだ。
だがしかしあの一瞬、ヒーロー殺しはその場の全てを支配していた。個性も何も使わず、己の強い意思だけで。
ヒーロー殺しが気を失ってからしばらくの間、ヒーローたちは誰も動き出す事が出来なかった。NO.2ヒーローのエンデヴァーでさえも。
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ヒーロー殺しの護送、負傷した焦凍たちの搬送、拘束した脳無達の回収、その他諸々が終わる頃にはもう深夜となっていた。
脳無達は自分とバブルビームさんで瞬殺したオールマイト殺し以外はすべて警察に回収された。オールマイト殺しを見張ってた接着のヒーロー"アラビック"さん曰く脳無は黒いモヤモヤに急に包まれて、気付いたらその場から居なくなっていたらしい。敵連合の黒霧の仕業だろう。
奴との因縁はまだ続くようだ。二度あることは三度あるというが、逃げられるところまで三度無くてもいいだろうに。
そんな事を考えながら自分とバブルビームさんは車でエンデヴァーの元へと向かっていた。だが、その車内の空気は暗かった。
そんな空気をぶった切るように、バブルビームさんは明るい声で言った。
「さて、今日のヒーロー殺し騒動は終わりだ!どうだった?本物の敵との遭遇は。」
気遣ってくれているのだろうなーと気付けたため、こちらもあえて明るい声で返した。
「正直もうお腹いっぱいですね。まだ仮免とってすらいないのに今年で4回目の敵との遭遇ですから。」
「それはちょっとお祓い行った方がいいレベルだと思うよ。」
「即答ですか、同感ですけれど。」
バブルビームさんはその声色に安心したのか、本音を話し始めてくれた。
「...良かった、敵と遭遇した上に前衛任せるなんてとんでもない事をしたんだ。恐怖が心に残っていないか心配だったんだ。」
「あの状況であの目なしと翼のコンビをどうにかするには俺が前衛張るしかないってことは分かっていましたから、気に病む必要は無いですよ。」
「それでも僕はプロで君は職場体験中の学生だ。僕が前を張るべきだったと、今考えると思うんだ。僕はあの時、君が子供だと忘れていた。本当に済まなかった。」
「...それを気に病むなら、今度MAXコーヒーでも奢って下さいな、どうしても気に病むってんならそれでチャラって事で。」
「え、君あのダル甘飲料好きなの?馬鹿じゃない?」
「馬鹿って言われた⁉︎いいじゃないですか、好きなものは好きなんですから!」
エンデヴァーの元へと着いた頃。そこにはもう暗い空気は無かった。
「フン、遅かったな。だが帰って報告書をまとめるまでは眠らせんぞメグル、バブルビーム。」
「「承知しました、エンデヴァーさん。」」
激動の職場体験3日目は終わった。
その車内でようやく、緑谷からの位置情報メッセージがクラス全員に送られている事に気付いた。焦凍が気付いていてくれて本当に良かった、今は本当にそう思った。
バブルビーム 本名 泡吹光流
個性:泡
手のひらから泡を作り出せるぞ!材料は体内の水分だ!
射出速度を鍛えに鍛えたその泡の水流はまさに光線だ!バブルビームの名はこのバブル光線から付けられたぞ!
因みにこの泡は汚れをとても良く吸着する、洗濯機要らずだ!
エンデヴァーヒーロー事務所って消火系個性多そうだなとのイメージから生まれたキャラクター。バブル光線なのはただの趣味です。