【完結】倍率300倍を超えられなかった少年の話   作:気力♪

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投稿遅れまくって申し訳ない。読者さんのメッセージをきっかけにタイムテーブル見直したら、「あ、いけるやん!」と思った次第です。プロット直してたらこんな時間になりました。

270連でBBちゃん引けてハイになってた訳では無い筈、きっと。


インターン編、死穢八斎會
次の事件の始まり


翌日、初めてのインターン活動を終えての初登校である。

 

「団扇くん、お疲れ様だ!だが昨日まで連絡が取れなくて心配したんだぞ!」

「悪い悪い、ちょっと携帯がお亡くなりになってな。」

「ム、それは大変だったな!」

「今度は防弾仕様付だから大丈夫。しかも経費で落ちたしな!てな訳で毎度悪いがノート頼む。」

「ああ、ここから...ここまでだな。」

「よし、予習の範囲内。謹慎してて良かったー。」

「団扇くん、それは誇るべきでは無いと思うぞ?

 

すると上鳴と峰田が寄ってきた。

 

「団扇団扇!お前SNSで話題になってるぞ!機動隊から逃げ切ったんだって⁉︎」

「捜査上の機密事項なので話せん。警察の会見を待ってくれ。」

「えー、良いじゃんかちょっとくらい。」

「そんな事はどうでも良いだろ、上鳴!団扇、お前サンドウィッチの裸を見たんだよなぁ!どんな感じだった⁉︎お前のコートとコスチュームがボロボロのサンドウィッチにかかっていたって証言は取れているんだよぉ!どんな感じだった⁉︎」

 

目を血走らせて詰め寄ってくる峰田。だがインサートの卑劣なる策謀によりその記憶は虚空の彼方に消えてしまったのだ。

その部分を記述していたノートの筆圧が妙に強かったのがどれだけ悔しがっていたかの証拠となっていた。

 

だから正直に伝えよう。俺の心の叫びを。

 

「覚えてねぇんだよ、覚えていたかったよ!だが、卑劣なる策謀によって俺はその記憶を奪われた!ただ『エロかった』との書き残しだけを残してな!」

「「な、なんて卑劣な事をする(ヴィラン)なんだ...ッ⁉︎」」

 

上鳴と峰田がそのあまりにもな所業に慄く。女子からの視線が少し痛いが気にしない。だって男の子だもん。

 

そんなIQの低い会話をしていると、出久がやってきた。だが、その微妙に暗い顔からどこか悩みを抱えていそうな気がしてならない。

 

「おはよー、インターンから帰ってきたぞー。」

「団扇くん...おはよう。」

「そっちはどうだった?出久もインターン行ってきたんだろ?」

「...うん、全然だった。」

「...そうか、まぁ話せる事なら話してくれや。俺でも焦凍でも飯田でもさ。」

「ありがとう、団扇くん。」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

その日の授業を終え、自室で飯田から写真に撮らせてもらったノートを写す。几帳面に纏められたそのノートはとてもわかりやすくてありがたい。

それでもこんな単純作業に時間を割くのも何なので影分身を使って2倍の速度でノートを写し、ささっと終わらせて談話室に行こうとした。その時、エンデヴァーさんからメールが来た。

 

インサート事件に対してのミーティングがあるから事務所に来いと。

 

「これは、情報統制ルートかねぇ...」

 

携帯での情報伝達を避けるなど、大事に違いない。

 

ささっと着替えて寮を出る。皆に行ってきますと告げながら。

 

「団扇の奴、忙しくしてんなぁ...」

「まぁ、現No.1ヒーローの事務所にインターン行ってるんだ、色々あるんだろ。」

「ケッ」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

新幹線で2時間、交通費を事前に支給してくれるシステムでなければヤバかったと戦々恐々しながら都内の事務所に着く。そういえば私服で事務所に来るのは初めてだ。

 

受付の人に話を通して会議室に行く。そこには今回の事件に関わったバブルビームさん、サンドウィッチさん、うずまきさん、エンデヴァーさんと一緒に来ていた2人のサイドキック、ティアーズさんとライズアップさんに相澤先生、そしてエンデヴァーさんが呼んでくれていた公安の人たちと見たことの無い警官服の男性がいた。

 

「相澤先生も来てたんですね、声かけて下さいよ。」

「現地集合のが合理的だろ。あと外ではイレイザーヘッドだ。」

 

外ではヒーロー名か、このマナーはしっかりしておかないと間違えそうだ。

 

「公安の牙刀(がとう)です。全員集まったようなので今回起こったインサート事件についての警察の公式見解を述べます。ヒーローの皆さんはそれに則った言動をして頂きますが、よろしいですね?」

 

頷く皆さん。特に動揺もなく受け入れているのはこれがヒーロー業界ではよくある事だからだろうか。新米サイドキックの自分にはわからない。まぁ取り敢えず権力という長いものに巻かれるのが正解だろう。

 

「えー、今回のインサート事件は穂村署に勤務するすべての警官達と確保の為に来たヒーローが洗脳されるという前代未聞の事件でした。ですが神野事件以降ヒーローへの信頼は崩れつつあります。そんな中で警察に対しての信頼まで崩れさりかねないこの事件をそのまま公開する訳にはいきません。よって、今回の事件は穂村署長、時遡見抜(ときさかみぬき)氏のみが洗脳された事として公表します。」

 

深く頷く警官服の男性、彼が署長さんなのだろう。時遡という珍しい苗字から察するに後輩の親父さんだろうか。よくよく見ればどことなく雰囲気が似てる気がする。

 

「質問いいか?」

「どうぞ。」

 

ライズアップさんが牙刀さんに尋ねる。

 

「警察署員の全員が記憶の欠落を経験している。それはどう誤魔化すつもりだ?」

「機密保持のため、公安直属のヒーローの記憶消去個性を使ったという事にしました。」

「...公安の懐刀か、確かニューラライズだったか?」

「ええ。」

 

公安直属のヒーロー、そういう人もいるのか。ヒーローの世界は広いなぁと他人事のように思う。

 

「話を続けます。ヒーローによる偽インサート、時遡祈里氏の殺害の企ては時遡署長の命令による捕獲指令とします。その命令の違和感に気付いたメグルがその捕獲に抵抗し、結果インサートの捕獲に至ったというのが大筋のカバーストーリーです。時遡署長には警察署に(ヴィラン)を招き入れた事とヒーローに誤った命令を与えた責任を取って辞任して頂きます。」

「質問いいですか?」

 

その末路に納得のいかなかった俺は思わず口を挟んでしまった。

 

「...どうぞ。」

「インサートの個性は正直に言って強すぎます。そんな奴の個性にかかって犯罪を犯してしまったのは、罪にならなきゃいけない事なんですか?揉み消したりはできないんですか?」

「それは「それは違う。」...時遡署長?」

 

牙刀さんの言葉を、時遡署長が遮った。

 

「私は、署長として皆の責任を取る立場にいる。権利をもらっていたのだから義務を果たさないといけないんだよ。...それに、私の首1つで操られていた皆の未来が守れるなら惜しくはない。私は、そう考えている。」

「付け加えるなら、警察上層部にはきちんと真実を伝えます。...大人の世界では、誰かが責任を取らないとならないのですよ。」

 

時遡署長はこの沙汰を納得して受け入れている。なら、外野がとやかく言うのは筋違いなのだろう。

 

「すいません、理解しました。」

 

まだ納得はできていないが、ここは下がろう。

 

「メグル、私の為に声を上げてくれてありがとう。娘を守ったヒーローが、君のような優しい子で良かった。」

「...ただ、自分が納得できなかったからですよ。」

「そういう事にしておくよ。」

 

その後、牙刀さんの用意していた書類にサインして、インサート事件の真実は闇に葬られる事となった。

 

「あ、質問いいですか?」

「どうぞ。」

「本物のインサート、彼女ってこれからどうなるんですか?」

「彼女の個性の使用をできないようにする拘束具を現在科警研に開発させました。それをインプラントさせ次第警察病院から未成年ヴィラン保護更生施設へと送る予定です。護送予定は今晩ですね。」

「わかりました。ありがとうございます。」

 

俺の催眠による個性封印を前提とした対処をされていなくて一安心だ。これでインサートも完全におしまいだろう。あとはきちんと罪を理解して、償ってくれることを祈るだけだ。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

帰りの電車で授業の予習をしながら考える。インサートという悪鬼は、何故生まれてしまったのかを。

 

「もっと病院でちゃんと話せてれば、ってのは傲慢かねぇ...」

 

洗脳という個性によって生み出されたヒヨッコヒーローと(ヴィラン)、一歩踏み違えれば俺も(ヴィラン)のままだったかもしれないと考えると同情の気持ちが湧いてくる。

 

そんなことを考えていると、バブルビームさんから電話が来た。荷物を纏めてデッキへと移動する。

 

「バブルビームさん、どうしたんですか?」

「落ち着いて聞いてね、メグル。」

 

何か、嫌な予感がする。

 

「護送中のインサートが、自爆テロで殺された。」

 

俺のインターンの第二の事件、その始まりは罪を償うことのできなかった名も無き少女の死からだった。

 

 

「メグル、確認だけどインサートの護送予定を誰かに漏らしたりしてないよね?」

「当たり前です。」

「...ならやっぱり外部犯か、でもどうやって護送計画を知った?僕らにもインサートがどの施設に送られるか知らされていないのに。」

「犯人の身元はわからないんですか?」

「今鑑識が調べてる所。でも正直望み薄いよ、血液のDNAはアーカイブに登録されたものじゃなかった。これが初犯みたいなんだ。...犯人の手口は走行中の護送車にトラックで横から突っ込んで横転させたあと、何らかの個性を使って護送車のドアを開けて体に巻きつけたダイナマイトでインサートもろとも自爆したんだとさ。ああ、護送中だった警察官2名は爆発で重症を負ったけど命に別状はないって。」

 

壮絶な事件だ。だがわからない。この事件はインサートを狙ったものだ。自爆も逃げる気がなかったのならわからなくはない。だが、横から突っ込んだというのならチャンスなどそうはなかった筈。ダイナマイトを用意しているという事から確実に計画的犯行だ。印象がチグハグだ。

 

「これ、公安経由で情報が流れたって線はないですか?」

「天下の公安だよ?それは無いでしょ。まぁ公安も調べてはいると思うけどね。」

「...走行中のトラックに突っ込むなんてとんでもない事をやらかせたってならかなり確度の高い情報が流れていた筈です。公安じゃないなら一体どこから情報を得たんでしょうかね、犯人は。」

「現在調査中だよ。でも、エンデヴァーさんの勘だと情報収集系の個性の使い手が犯罪を教唆したと睨んでる。」

 

オールマイトの対人戦闘訓練で言われた事を思い出す。

 

「闇に潜む、真に賢しい(ヴィラン)...」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

その後、新幹線が名古屋に着くまでにネットニュースにインサート事件の偽りの真実と、そのインサートが殺されたというニュースが共に公開されていた。幸いかどうかはわからないが、ヒーロークリスタルアイによるインサート殺害未遂というニュースは殆ど注目されていなかった。あまりにも衝撃的すぎる事件に流されてしまったのだろう。

 

SNSではインサートがたった12歳の少女だという事実など関係なく、その犯行の残虐性から死んで当然だという意見が主となっていた。

洗脳能力を使った自殺教唆の件数、つまりインサートによる殺人の件数は14件、未成年者による殺人数としてトップに躍り出てしまったのだから。

 

名前のなかった彼女は、インサートという悪名を歴史に残してそれを二度と濯ぐ機会を与えられなかった。それをうれしい事だと何故人々は思うのだろうか。

 

「なんで、死んで当然なんて言えるんだろうな...彼女にも未来があって、彼女と繋がる誰かの未来があるのに。」

「そりゃ、他人事だからだろ。」

「...相澤先生。」

「インサートの件はニュースで見た。団扇、お前が気に病むことはない。」

「...俺、インサートの事何も知らないんですよ。会って、話したのに。名前すらも。だから、次に会ったらもっと話そうとか考えていたんですよ。犯罪者の先輩として。」

 

相澤先生は、黙って聞いてくれた。

 

「感傷ですね、忘れてください。」

「...あまり(ヴィラン)に感情移入しすぎるなよ?」

「わかってます。いや、わかってるつもりです。」

「ならいい。」

 

「俺は、インサートを殺させた奴を許せません。だから、必ず捕まえてみせます。」

 

そう、決意を口にする。

 

「...まぁ、無茶はするなよ?」

「はい、わかってます。」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

寮に戻ると時間は9時を過ぎていた。

 

「おぉ!団扇が帰ってきたぞ!」

「お帰りー!ニュース見たよー!凄いよー!」

「お疲れ様、団扇。」

 

夜更かししていた連中が声をかけてくる。まだ慣れないが、日常に帰ってきた気がする。

心にわだかまりはあるがシャキッとしよう。

 

「ただいま、皆。」

 

「バームクーヘン作ったんだが食うよな?」

「バームクーヘンを作った⁉︎流石砂藤、大した奴だ...」

「よせやい。」

 

砂藤が運んできてくれたバームクーヘンを食べる。滅茶苦茶美味い。絶対店で出せるわコレ。

そろそろ俺たちは砂藤に大明神とか付けて敬うべきかもしれない。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

螺旋ヒーロースクリューは東京の町を歩く。

インサートが死亡したという知らせを受けた瞬間に思いついた直感を信じてクリスタルアイから聞いた住所へと向かっていた。

直感と洞察力を備えた凄腕の占い師の元へ。

 

「住所でいえばここなんだけど...」

 

だが、そこは空き物件となっていた。

 

「クリスタルアイと話をした時点でもう畳む寸前だったのか?いや、話に聞いただけでも有能だとわかる占い師だ、リピーターは居ない訳はない。何かあったのか...?」

 

するとスーツ姿の男性がちょうど通りがかったので話を聞いてみることにした。

 

「すいません、ここに腕のいい占い師が居ると聞いてやってきたんですが。何か知りませんか?」

「ああ、先生ですか。懐かしいですね。」

「先生?」

「ええ、実は私は占ってもらった事があるんですよ。本当に腕のいい占い師さんでした。でも残念ですね、なんでも身内に不幸があったらしく3ヶ月前に店を畳んで田舎に帰ってしまったんですよ。」

「そうですか、協力ありがとうございます。」

「いえいえ、袖振り合うも他生の縁と言いますから。」

 

3ヶ月前といえば、クリスタルアイが長野にやってきた時期と一致する。偶然にしては出来過ぎだ。

 

「まぁ、証拠はないし個人で動けるのはここまでだな。HNで占い師による犯罪教唆について調べて、エンデヴァーさんの事務所あたりに引き継いで貰うか。」

 

そう言って去っていくスクリュー。

その姿を見たスーツの男性は携帯を出して連絡を入れた。

 

「先生、言われた通りに伝えました。でもいいんですか?ヒーローに本当の事をわざと伝えても。...成る程、理解しました。全ては、正き運命のために、ですね。」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

翌日、授業を滞りなく終えた後に、バブルビームさんからの電話が来た。

 

「占い師?」

「うん、スクリューさんが産休入ったから僕に引き継ぎ捜査の資料が来たんだ。クリスタルアイに長野に行く事を決めた原因になった人らしいんだけど、どうにも個性使用許可取ってなさげなんだよね。」

「...なんとも自分の事を言われているような気になる(ヴィラン)ですね。」

「そういやメグルの罪状も個性の不法使用だったね。」

「んで、なんでそんな木端(ヴィラン)を天下のエンデヴァーヒーロー事務所が追いかける事になったんですか?」

「エンデヴァーさんの勘。」

 

一瞬言葉が出なかった。勘と一言で言うがそれは事件解決率No.1のエンデヴァーさんの経験により導き出された結論という事だ。侮れる訳がない。

 

「今回の件も、やばい事になる気しかしませんね。」

「だね。頼りにしてるよメグル。」

「こっちこそ、頼りにしてますよバブルビームさん。」

「それじゃあとりあえずSNSとかの当たる占い師をリストアップしてみて。こっちはHNでそれっぽいのを調べてみる。」

「わかりました。有名どころじゃなくてローカル系を探してみます。」

「話が早いねー、お願い。あと、件の占い師の個性は直感だって言う申告だからその線で絞り込んでみて」

「情報ありがとうございます。」

 

電話を切りSNSを調べる。

 

キーワードは占い師、地元、直感

 

ヒットはそこそこ多かった。だが、場所を特定できるような投稿は見つからない。インターネットリテラシー高いなぁ...

 

だが、そんな中で気になる投稿を見つけた。

 

「ペスト医師のマスクのやばそうな人物が最近来た占い師を連れて行った?直感で撮影して投稿するとか凄いなこの人...まさか、死穢八斎會?」

 

気になったのでバブルビームさんに許可を貰った後に投稿者にメッセージを送る。ヒーロー仮免許の画像を載せて捜査協力をお願いしたいと。返信はすぐに来た。

占い師のいた場所は、写輪眼の自己催眠で思い出した記憶にある死穢八斎會の本拠地にほど近い。アタリだ。

 

とはいえこの占い師にのみ絞るのは危険なので他の投稿も流し見する。だが、どいつもこいつも自分から情報を出して客寄せしているエセ占い師(偏見)ばかりだ。リストには加えておくが十中八九外れだろう。

 

パパっと纏め終わった情報をバブルビームさんに送信する。すると程なくして電話が来た。

 

「メグル、君の事件への嗅覚どうなっているのさ。投稿の写真がHNで集めた占い師の情報の中で怪しそうな奴の顔と一致したよ。...死穢八斎會、当たってみる価値はありそうだ。」

「腐ってもヤクザなんで、注意してくださいね?死穢八斎會って結構武闘派らしいんで。」

「なに言ってるのさ、君も行くんだよ?ヤクザ相手に情報引き出すなんて君の個性がうってつけじゃない。」

「...個性によって得られた情報は犯人逮捕の決定的証拠にはなりませんよ?」

「いいのいいの、占い師そのものについての情報を得たいだけなんだから。まだ占い師が(ヴィラン)と決まった訳じゃないから決定的証拠を探す段階じゃないしね。」

「グレーゾーンの捜査ですねー。」

「綺麗事で(ヴィラン)が捕まるならみんなそうしてるよ。」

「バレなきゃ良いですけどねー。」

 

そんな会話から、自分たちは死穢八斎會を巡る大事件に巻き込まれる事となった。

 




というわけでインターン編第二の事件は原作通りの死穢八斎會編(占い師のアドバイス付き)となります。
プロット直しながらの更新となりますので2日に一回更新は目指しますが難しそうですねー。

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