【完結】倍率300倍を超えられなかった少年の話   作:気力♪

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前話の答え合わせ。そして推理フェイズ。上手く書けてるか不安ですが、気に入らなかったらドシドシ感想で意見下さいな。修正していきます。それが出来るのがハーメルンの強みですからねー。


導く推理

重傷者24名、死傷者1名、近年稀に見る大事故としてこの鉄道事故は大いに報じられた。

...その最中、自分の母親を守る為に個性を使い命を懸けた小さなヒーローがいたという事も含めて。

 

あの事故から何日かが経った後、自分とリカバリーガールは死傷者、緋乃眼鎖の葬式にやってきていた。

...彼の母親たっての懇願があったからだ。

 

「こういう時って、(ヴィラン)相手なら絶対捕まえてやるとか思えるんですけど、事故だとこんなにも虚しいものなんですね、リカバリーガール。」

「悔しいけどよくある事さ。慣れろとは言わない、けどしっかり目を見開いてよく見ておきな。いつだって、取りこぼしてしまう命ってのはあるもんさね。」

「...はい。」

 

お坊さんが念仏を唱える中、よくわからないなりに悲しんで涙を流している緋乃眼の友人達の姿がしっかりと目に焼き付いている。

 

その悲しみや無念さを思うと、握る拳に力が入り過ぎる。爪が肉に食い込んで少し血が流れてしまった。

 

この傷を掌仙術ですぐに治そうとは思わなかった。この痛みが、緋乃眼鎖という少年を己の中に刻み込んでいるかのように思えたからだ。

 

その様を、リカバリーガールは横でただ見ていてくれた。

 

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葬式を終えて緋乃眼のお母さんに挨拶をする。

 

「この度は、お悔やみ申し上げます。」

「挨拶は構いません...お聞きしたい事があるんです、団扇くんに。」

「はい。」

「まずはこれを読んでいただけませんか?」

 

その言葉とともに取り出されたのは、一冊の日記帳だった。

 

「...これは?」

「鎖の日記です。」

 

日記なんて付けていたのか、あいつ。

 

「拝見します。」

「ええ、そして聞かせてください。あの子がずっと隠していた何かを。」

 

その言葉でなんとなく嫌な予感がしたものの表紙をめくる。そこにはこう書かれていた『僕のヒーローアカデミア』と。

 

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このノートに忘れないように覚えている原作知識を書いたが、残りのページを捨て置くのはちょっともったいないのでちょっとした日記をつけることにする。

 

正直物語の世界に転生するなんて思いもしなかったけど起こってしまったのだからとりあえず受け入れようと思う。

だって、この世界にはずっと憧れていたのだから。

4歳の誕生日に記憶を取り戻したが、俺にはまだ個性が目覚めてないという事がわかった。父さんは怒ると目が赤くなり、身体能力が向上する増強系の個性。母さんは鎖を具現化する個性。どっちを受け継いでいるのか今から楽しみだ。もしかしたら轟のようにハイブリッドかもしれない。そうなれば夢に見ていた俺Tueeeが実現できるかも?なんにせよ転生なんてチートをさせて貰ったんだ、しっかりと誇れるような自分にならなくては!

 

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5歳になった。未だ個性は目覚めていない。

 

気付いてしまった。俺は、転生というのが個性として現れたのではないかと。つまり僕は、物語のステージに上がる事のできない無個性なのではないかと。それを突きつけられるのが怖くて、母さんの勧める個性研究病院への検査を断り続けている。個性なんてなくても大丈夫だと強がって。

 

そして気付いた事はもう一つある。僕のヒーローアカデミアの最初のイベント、ヘドロ事件が起こってしまっているという事だ。

 

今までなんとなく主人公と同年代だと思っていた。でもそんな事はなかったのだ。年齢差は10歳、それはつまりあの舞台には絶対に立てないという事を意味している。

 

正直ショックだ。俺は無個性で子供。主人公ではないと言われているようだった。

 

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6歳になった。未だ個性は目覚めていない。

 

最近、母さんが無個性でも利発であればできる子役の仕事をしないかと勧めてきた。お前はヒーローになれないと言外に言われているようだった。だが、無個性でも子役として稼げればここまで育ててくれたお父さんとお母さんに恩返しができる。そう思ってその提案に頷いてしまった。

 

この世界に来てからテレビとかあんまり見てないので、失礼があったらと思うと少し怖いが、そこは子供だからで誤魔化そう。

 

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今日、雄英体育祭を見た。

何故か(ヴィラン)が現れて第二種目までで今日は中止となってしまったが、確かに見た。ネットで調べて名前も確認した。

 

団扇巡、こいつは間違いなく転生者だ。

 

うちはなんて苗字に高い身体能力。そして原作を壊さずにトーナメントに出場できる心操のチームに入るという強かさ。どれをとっても間違いはない。

 

こいつは、俺のいたかった舞台に何の苦労もなく立っている。そう思うと死んでしまえばいいのにという黒い感情が抑えられない。

 

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体育祭二日目を見た。

 

団扇巡の個性は写輪眼。高い身体能力と幻術を使いこなしてトーナメントを突き進んでいっていた。だが、術を使う事なく爆豪に完封されているところをみると、チャクラの素養まではないようだ。

 

体育祭3位で終わったけれど、その姿はどこか清々しく見えた。それと比較して、ただ妬む事しかできない自分が酷く情けなく思えた。

 

あれから団扇巡について色々調べてみた。ネットでは元暴力団関係者だという説が主流になっていた。

順風満帆な人生を送っているオリ主ならばそんな噂は流れないだろう。ムカつくけど奇妙な奴。俺にとって団扇巡はそんな奴になっていった。

 

団扇巡は職場体験でヒーロー殺しと関わるのだろうか...

 

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ヴィラン潰し、そんな異名が轟いていた。

子役スクールの友達に聞いてみて、動画を見せて貰ったところ吹き出してしまった。

 

脳無を技で圧倒し、殴り、躱し、踏みつけたその姿は、間違いなく団扇巡のものだった。だが踏みつけている時の表情の必死さから何故か笑えてくる。

その動画にジョ○カビラの実況が付いているというのだからこれは吹き出さないほうが無理ってものだろう。

 

普通のオリ主ならカッコいい力で無双して世間から称賛の声を浴びるだろうに、この団扇巡はネタにされて世間に広がっている。

 

本当に奇妙な人だ。

 

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林間合宿襲撃事件が起きた。これから神野事件に繋がる原作の一大イベントだ。

だが、攫われた生徒は爆豪ではなかった。

団扇巡は、爆豪の身代わりとなって(ヴィラン)の魔の手に落ちたのだ。

 

正直心配な気持ちは少しある。なのでネットで団扇巡の情報を調べてみると、出てくるのは元暴力団関係者である事と、実際に手を汚していた元(ヴィラン)であるという団扇巡を責め立てる事実ばかり。

 

なのに、時々その社会の声に反論する声が上がるのだ。

 

それは中学の同級生と名乗る人物だったり、職場体験中に助けられたと言う人物だったり、果ては家族同然の仲だと言う人だったりした。

 

団扇巡は、お人好しでお節介で時々阿呆だが、悪い奴では絶対にないのだと。

 

助けた人に助けられている。何故だかそう感じた。

 

気付いたら自分は団扇巡を擁護する少数派の1人としてネットで声を上げていた。

 

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神野事件が終わった。オールマイトは原作通り力の全てを使い果たして引退し、それと引き換えにオール・フォー・ワンという巨悪を倒した。

そんな中、団扇巡は(ヴィラン)の魔の手から脱出しつつ2人の(ヴィラン)を捕らえたのだと言う。

 

流石の主人公だ。人質が爆豪から変わった事で原作通りになるとは限らない筈で、殺されるかもしれない恐怖、個性を奪われるかもしれない恐怖の中でも諦めずに命を繋いで見せた。

 

団扇巡は、きっと良いヒーローになる。いいや今でも良いヒーローだ。

その姿を見ていると何故だか勇気が湧いてくるからだ。

 

二学期の頭に、無償で個性の診断をしてくれる個性一斉診断というのがあるらしい。今までは無個性だとバレてしまうタイムリミットだと思っていたがそれに挑む勇気が湧いてきた。

 

無個性だとしたら、ヒーローを助けられる警察官になろう。

個性があったなら、ヒーローになって団扇巡を助けよう。

そしていつか、自分も転生者ですと打ち明けてみようと思う。あなたは一人でないと伝える為に。

 

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飛び飛びで書かれていた日記はそこで終わっていた。

 

「お前もだったのか、緋乃眼。」

「ということは、やはりあなたもなんですね、団扇くん。」

「ええ、俺と緋乃眼は転生者、前世の記憶を持って生まれてしまった稀人です。」

「ではこのノートに書かれていた事は...」

「正しい歴史、正史ってやつですかね。俺や緋乃眼みたいなイレギュラーが紛れ込まなかった世界で起こった事です。」

「そんな大事な事をあの子はッ!家族だったと思っていたのは...私だけだったの...?」

「それは違います、絶対に。」

「...どうしてですか?」

「見せた方が早いですね。俺の眼を見てください。」

 

写輪眼で緋乃眼のお母さんに映像を見せる。

見せるのはあの瞬間の映像だ。

 

「照明が落ちてくる直前、緋乃眼は確かに助けを求めていました。母親であるあなたに。」

「それは...」

「隠し事の一つや二つあった所で、家族の絆は揺らぎません。黙ってる側としては、そんな事を思ってたりするんですよ。」

「...そんなものなんですかね。」

「ええ、そんなもんなんです。だからあいつは命を懸けてあなたを守ったんですよ。」

「...それでも、私は鎖に生きていて欲しかったです。」

 

黙る俺と緋乃眼のお母さん。

こんな事態に直面したことの無い自分には、緋乃眼のお母さんになんて声をかければいいかわからない。

 

その俺の沈黙が、緋乃眼さんに一つのもしもを零させた。

 

「あの子は、個性がやっと見つかってこれからだったのに...」

「そうですね、個性一斉診断のお陰で。」

 

個性一斉診断とは、超常黎明期から行われている恒例行事だ。小学一年生の時にマイナンバーカードを作るための写真撮りと個性届けの作成を並行して行ってしまおうという行事である。

まぁ、超常黎明期には魔女狩りの意味が多分に含まれていたのは想像に難くないことなのだが。

ちなみに俺は小学校3年から書類を偽造して編入したから実は受けてな...い...

 

瞬間、頭の中に電流が走った。

直感でしかない。だが思いついてしまったのだから確認を取らずにはいられない。

 

神崎にメッセージを送る。帰ってきたのは「その時期はいつも仕事が忙しくてまだ受けられてません。お陰でマイナンバーカードまだ作れてないんですよねー。」という言葉だった。

 

これでどうやってイレギュラーを見つけているのかは仮定できた。

 

「団扇くん?」

「すいません。ちょっとナイトアイ、知り合いのヒーローに確認したい事が出来たのでここで失礼します。」

 

歩きながら思考を進める。ターゲットの取り方は仮定できた。なら次はどのようにしてだ。

 

あの日に起きた事件は2つ、撮影スタジオへの襲撃と鉄道事故。一見無関係に思えるそれを一つの線で繋いでみる。陰我の手口のである犯罪教唆などでそれを可能にするには何が必要か、まだ答えは出ない。

発想を広げる。あの日に命を奪い得る事故がもう一つあった。それは()()()()()()()()()()()

3つ繋がればそれはもう偶然ではない。必然だ。

 

それを可能にするのは犯罪教唆だけでは不可能だ。もっと能動的なものが必要になる。となれば考えられるは2つ、組織の力か、個性のどちらかだ。

組織の力では難しいだろう。何せ起こした事が大きすぎる、照明をいじるにはあらかじめ撮影スタジオに人員を潜り込ませていなければならない。難しいだろうが不可能ではない。怪獣さんの件はお得意の犯罪教唆だろう。だとしても鉄道事故は不可能だ。あの事故は最新鋭セキュリティの穴を奇跡的な偶然ですり抜けてしまった事が原因なのだから。

 

だとすれば個性によるものと仮定する。陰我の個性、因果律予測はどこまでの事が出来るのだろうか...ミラーは言っていた。()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()と。

聞いた時から少し違和感があった台詞だ。ナイトアイの個性のように運命が変えられないなら、()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()

 

その答えを俺は知っている。つい最近ナイトアイが成ったのだからその領域にッ!

 

あとは逆算だ。陰我の個性がその領域にあるのなら、あらゆる事が可能になる。偶然照明のボルトを緩ませる事も、偶然その日に復讐の怪獣さんが来るように仕組むことも、偶然その日に鉄道事故が起きるようにすることも、全て。

 

式場の外に出て、ナイトアイへと電話をする。

 

「団扇くん、どうした?確か今日は鉄道事故の少年の葬儀に出ているという事だったが。」

「ええ、ひと段落つきました。...ナイトアイ、聞いてください。伝えなくてはならない事と、伝えたい事があります。」

「...聞こう。」

「陰我がどのようにイレギュラーを認識しているかについて見つけました、証拠はありませんけど。」

「本当か⁉︎」

「まず生きている転生者の共通点を、俺も神郷も個性一斉診断を受けていません。なんらかの手段によってそのデータを入手し、それによってイレギュラーを見分けているものと思われます。」

「根拠は?」

「まだ一例しかありませんが、個性一斉診断を受けた転生者が陰我の多段殺人計画によって殺されています。今回の犠牲者、緋乃眼鎖がそうです。」

「今回の犠牲者か...だが確認したい。緋乃眼鎖が転生者であることは驚きだが、それは事故への怒りを誰かに向けたいが為のこじつけではないか?」

「逆に聞きますが、1日で2度殺されかけた後で事故死するなんて事、普通ありえますか?俺はあり得ないと思います。」

「...その線で少し調べてみよう。過去において個性一斉診断後に死亡してしまった少年少女のデータを。今は陰我に関する手がかりなどないのだから。」

「可能であれば今回のような多段殺人計画についても調べて下さい。一見無関係でも同じ人物が死ぬように繋がっている事件事故を。」

「...根拠を聞こう。」

 

一旦深呼吸。考えを纏めたはいいがこれは陰我側から与えられた情報に重きを置いている。決定的な証拠は何一つない。信じてもらえるかは不安だが、腹を括って話をしよう。

 

「陰我の殺人の癖です。陰我は、殺害ターゲットに対して何段階にも及ぶ殺人計画を仕掛けています。俺、インサート、そして緋乃眼。」

「...インサートもイレギュラーだと言うのか?」

「それはわかりません。その事を説明する為にもまずは俺の事を。俺が狙われたのは陰我の手勢によるものでしたが、やはり多段階に殺人計画が練られていました。最初の会敵、釣り出しての死角からの一撃、優位な場所釣り上げての正面戦闘、最後の複数の個性を使ったキルゾーンの作成、そして失敗した時に備えての自決用の個性毒。用意周到すぎます。つまり緋乃眼の件と俺の件、合わせて考えると陰我のやり方は常に多段階殺人計画を敷いているという事が分かります。」

 

ナイトアイは俺の話を黙って聞き始めた。一考の余地があると考えてくれたのだろう。

 

「それを踏まえてインサートの件を考えてみます。まず仮定として、インサートは陰我に殺されたと見ます。陰我の個性、因果律予測がなければあの犯行は不可能なのですから。だから、インサートに対しても多段殺人計画が練られていたと見ます。幕張を操ってクリスタルアイさんをけしかけ、護送中にトラックで突撃を仕掛けた。多分あの日に起きた火災あたりも陰我の殺人計画の一端を担っていたんでしょうね、確証はありませんが。」

 

「でも、それはおかしいんですよ。陰我の個性が因果律予測なら、運命に映るインサート事件に関しては100%成功するタイミングの一本だけで十分な筈なんです。」

 

「だから、イレギュラーの干渉は俺が居なくてもあったんです。」

「まて団扇、話が飛んでいるぞ。」

「すいません、考えながら話しているもんで。つまり何が言いたいのかと言うと。」

 

 

「陰我は、イレギュラーです。」

 

 

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「...団扇巡、お前は何故そこにいる?」

 

青年は、この世界のイレギュラー、団扇巡がリカバリーガールの元で修行をしているという情報を得ていた。その事は腹立たしいが、逆に言えば病院関係を襲わなければ奴の介入はないという事の筈だった。

 

なのに何故か今回の緋乃眼鎖殺害計画の現場に現れ、メインプランだった三日月化流(みかづきばける)によるスタジオ襲撃事件を被害ゼロで防いでしまった。偶然居合わせるには無理がある場所に現れて。

 

お陰で虎の子の鉄道事故の札まで切らされた。これでまた新たに殺害方法を逆算しなくてはならない。これでは来年にもまたイレギュラーが現れた場合、殺せる可能性の高い札が少なくなってしまう。しかもそれをなんらかの手段で察知し妨害する可能性を持っている奴がいるのは大きな問題だ。

 

だから、陰我は決断した。団扇巡という強大なイレギュラーを殺すために用意していたプランを実行に移す事を。その為の情報は既に手に入れている。...このプランでは巻き込まれる可能性のある人間が多くなってしまうのだがそれには目を瞑ろう。

 

「全ては、正しき運命を守る為に必要なことなのだから。」

 

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式場からリカバリーガールと共に近場の病院に向かう最中、ナイトアイから再び連絡が来た。どうやらHNで新たな情報を手に入れたようだ。

 

だが、その情報は俺を戸惑わせるのに十二分なものだった。

 

「多段階殺人事件の被害者と思われる少年少女の最初の犠牲者は、HNで捜査不能⁉︎HNの事件データベースでは追いきれないほど昔から世界規模で行われている⁉︎それってつまり...100年以上前からじゃねぇか...」

 

陰我の個性は因果律予測とその操作。じゃあこれは一体どういう事なんだ...?




果たして陰我の謎とはなんなのか!という引きで今回は終わり!

陰我の個性の制限などの多くの問題を解決できてしまう魔法の言葉があるのでその辺の設定は問題ありません。登場するのは後になってしまいますけどねー。どっかでヒント出したいけど恐らくキーワード一つ出した時点で気付く人は気付く。タグにNARUTOってつけてますし。

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