【デッドマンズA:==『取り戻す』者の物語==】 作:enigma
現在の持ち物
ザ・ワールドのDISC+11
ウェザーリポートのDISC+12
プラネット・ウェイブスのDISC+4
エニグマのDISC+4
エコーズact3のDISC+13
ムーディーブルースのDISC+2
マンハッタントランスファーのDISC+1
アヌビス神のDISC+1
F・FのDISC(25)
マン・イン・ザ・ミラーのDISC(14)
ラバースのDISC(6)
ホルス神のDISC(8)
エニグマの紙(0)容量6
エニグマの紙(0)容量5
DIOの骨(6)
サンジェルマンの紙袋(1)容量5
形兆のディスクケース(0)容量5
聖人の眼球(0)容量5
ランドセル(4)
極めてヤバいもの(4)
===梶原泰寛の試練===
25階
「ここは…あれ!?エンポリオ!?」
次々と階を進んでいくと、次はピアノや本棚などが置かれている部屋があり、水をこぼして感電しているエンポリオが一人と、ストーンオーシャンが一冊あるだけだった。
ここってもしかしてあの幽霊になった音楽室なのか?
一先ず感電しているエンポリオはぶちのめすと、DIOの骨を一本残して消えた。
「・・・なんだったんだここは・・・まあこれが手にか言ったしこの程度で一階クリアできたんだからうれしい限りだが。」
色々と複雑な気持ちになりながら二本目のDIOの骨を手に入れ、しばらく休憩してから階段を下りて行った。
29階
「「ぜんたーい止まれ!狙えー筒!」」
「ぐちゃぐちゃにしてやる!オアシス!」
や、やべえ。形兆が二人がかりでバッドカンパニーを召還するわセッコが地中を泳いで襲撃してくるわでめんどくさいことこの上ない。
とりあえずジャンピンジャックフラッシュでフロア内を無重力にし、その副産物として発生する真空状態を利用して敵を沸騰させていく。
「ふう、一通り一掃できたか。ここには何もないしそろそろ…ん?なんだこれ?」
ふと、たまたま手をついていた壁に違和感を感じ、その壁を見る。
「なんだ?これは…文字か?えっと・・・この文字を見て振り向いたお前は…」
…………ま、ままままままままさか!!!
……そっと、手に隠れている文字を読むため、手を壁から話す。
-----死ぬ
「・・・・・・・・・・{ギギギギギギギギギギギギ}」
俺の危機管理能力が全力全開でアラートを鳴らしているのを感じながら、トニオさんを怒らせた時以来の緊張感を持ってゆっくりと首を後ろに回す。嫌だな~振り向きたくないな~。
----グジュルグジュル
そこには自分の体を、口の中の亜空間に入れながらこちらを見据えているクリームの姿。
(まずい!!)
すぐさま全力でその場から横にダイブする。
「オイテメー、組織{ガオンッ}・・・ショウガ・・ネエ・・・{ドサッ}」
たまたま通路から出てきたホルマジオが、突進してきたクリームの亜空間に体を半分以上持っていかれてくたばった。あと少し遅かったら自分もあんな風になっていたかと思うぞゾッとする。
そう考えながら階段の場所を思い出そうとすると、ホルマジオがやられた軌道上に再びクリームが亜空間から出てきて、その口の中からヴァニラ・アイスが顔を出す。
「ほう、運がいいな。この私の暗黒空間から逃げおおせるとは。」
「へ、自分で思ってたよりたいしたことなかったってことじゃねえのか?(こいつにDIO関係の話をするのは厳禁だな。ザ・ワールドなんか出した日には目も当てられないくらい激怒しそうだし。)」
俺はあくまで目的を果たすためにこのダンジョンを攻略してるだけだからな。無駄なことは極力したくねえよ。
「ふん、たかが一度凌げただけで大口をたたくんじゃないぞ小僧。次こそ貴様を私のスタンドの亜空間に引きずり込んで、粉微塵にしてやる。」
顔を隠し、また亜空間に体を巻き込みながらこっちに接近してくる。
「亜空間にばらまいてやる!」
「ちょ、クソ!冗談じゃねえええええええええ!!」
すぐさまスタンドの脚力を使い、その場から思いっきり離れる。
軌道上の壁やら地面やらが根こそぎ飲み込まれていく様は、もはや恐怖を通り越して圧巻としか言いようがなかった。
「は、速く、速く次の階に行かないと{ガオンッ}イイ!?{ガオンッ}あぶな!?{ガオンガオンガオンッ}い、急げええええ!!」
全力で階段のある部屋にかけて行こうとするが、ところ構わず削りまくりながらこちらに向かってくるため正直危なくてしょうがない。
「よ、よしようやく見つかった「見つけたぜ~、お前を倒せばDIO様から高い報酬がもらえる。俺ってばえらいね~」邪魔すんじゃねえよテメー!」
ようやく階段を見つけたと思ったら、アレッシーが行く手を遮ってくる。
(クソ、あと少しだってのに{ガオンッ}き、来やがったぞ!)
どこだ!いったいどこに・・・そうだ!
「いさぎよくやられちまいなあ~イーッヒヒヒヒヒヒヒヒヒ「よし、よく来た。お前ちょっと協力しろ!」な!?はなしやが{ドシュッザシュッ}カ…ハ…」
アレッシーをザ・ワールドで瞬時に始末し、首を切り裂いて出てきた血をウェザーリポートで周囲に撒いていく。
(これでどこかに・・・いた!)
周囲にばらまかれた血を飲み込みながら、クリームの暗黒空間がこちらに向かってくるのが見えた。
すぐさま軌道から大きくはずれた後、一目散に階段を下りていく。あ、危なかった。
37階
前のダンジョンを超える階層にようやく来れた。
周囲を確認すると、例に漏れずやはり敵がいる。確認できる範囲では、ブチャラティ、アヴドゥル、若ジョセフの三人だ。
(気づかれる前に先手を取る!)
すぐさま装備しているハイエロファントグリーンとタスクact2で、まずはブチャラティにエメラルドスプラッシュを、アブドゥルに黄金の回転をする爪弾を放つ。
「ハッ!マジシャンズ{ズドンッ}ぐは!な、穴が移動して…{パァンッ ドサッ}」
「ハッ!スティッキーフィンガーズ!{ギギギンッ ズドドドッ}ぐ、貴様…組織の追手か!」
惜しい。アブドゥルは一手遅れたために爪弾が当たり、そのまま回転する穴で心臓を破壊されてくたばったが、ブチャラティはいち早く攻撃に気づいたために少し防がれてしまった。まあいい、次は仕留める。
まだ距離があるうちにエニグマとタスクをシルバーチャリオッツとアヌビス神に入れ替えて装備する。
「シルバーチャリオッツ!&アヌビス神!二刀流!」ヒュンヒュンヒュンヒュン シャキーン
「スティッキー・フィンガーズ!」『アリアリアリアリアリアリアリアリ!』
ブチャラティの攻撃をシルバーチャリオッツとアヌビスで対処しながら徐々に押していく。
レクイエムの大迷宮で鍛えまくった甲斐あってか、ギリギリ使えるようになったアヌビスの敵の攻撃を覚えて自身を強化していく能力を使ってブチャラティを押していく。
「うおおおおおおおお!」ギギギギギギギギンッ
「甘いぜ!これでとどめだ!」ザシュッ ズバンッ
「が…ぐふ…」ドサッ
相手を上回る速度で剣を振りきり、ついにブチャラティを倒す。
(ふう、ようやく終わったか…あれ?)
「ん?なんか体がおかしくなってねえか?」
ようやくひと段落したかと思い、壁に背をつけて休憩しようとすると、体がうまく動かなくなる。
よく見ると体が浮いている?
(!?まさか!)すぐさま周りを見渡すと、5時の方向から螺子やナットなどが高速で飛んできていた。
「うおおおおおおおお、シルバーチャリオッツ!」スパパパパパパパパパッ
それらをシルバーチャリオッツで切り裂いていく。クソ、これはラング・ラングラーの無重力にする能力か!
「チッ、これでもまだ倒れねえか。まあいい、あともう少しだ。」ダンッ スゥー
「待ちやがれこの野郎!クソっ、やっぱうまく動けねえ!」ザッ フワー
ラング・ラングラーは俺に能力が使えたことを確認すると即座にそこから逃げていく。
俺はシルバーチャリオッツやアヌビスの剣を突き刺しながら奴を追いかけた。
「やっと追いつめたぞ!エメラルドスプラッシュ!」
「ぐああああああああ!!」
どこからともなく現れるペットショップやチリペッパーたちの妨害を受けながらも、何とか追いつめて倒す。
周りが真空になる手前だったため、かなり焦らされたが、何とか許容範囲内で倒すことができてよかったよ。
とりあえずあとから現れた敵を倒しながら、アイテムを回収して次の階に向かう。
40階
「ぶちかます!」ドンドンドンッ
「ウバアアアア!」
とりあえずこの階からは目についたハーヴェストを片っ端から倒し、アイテムを回収している。
どうやらこの階層からは久々にハーヴェストと対面できるようで、倒した時のアイテムを落とす割合が百パーセントであるこいつと会えるのはかなりうれしい。
おそらくこれまでの敵と同じように、いくつか階層を下りていくとすぐに会えなくなるだろうから、出来るだけアイテムを稼いでおきたいところだ。
「よしよし、着々と修正値が上がっていくな。」
ハーヴェストのおかげで漫画や貴重なディスクの収集効率がかなりあがっているため、非常に機嫌がよくなる。
「コッチヲミロ~」
まあ偶にこういうのが来るとすごく面倒くさくなるが。
通路の方から来るシアーハートアタックと吉良吉影、DIOを見据える。
「ザ・ワールド!」
DIOのその合図とともに、世界が白黒の景色に早変わりする。
その瞬間、例外を除く世界のすべてが、確かに停止した。
「これが、ザ・ワールドだ。もっとも、時の止まったお前には見ることも感じることもできないだろうがな。」
進行上の敵を押しのけながら、真っ直ぐこちらに向かってくる。それはまるで、強大な王の進軍と言わんばかりに、当然のごとく、この止まった世界を突き進んでくる。
そしてついに、奴は射程圏内に俺をいれてきた。
「死ねぃ!」ズアッ
そしてついにその力は振るわれた。目の前の、帝王に逆らう愚か者に裁きを下すかのように。
しかしこの男は知らなかった。目の前にいるこの俺もまた
「無駄ァ!」ズギャンッ
「なに!{ゴシャアッ}ぐあああああああ!!」
自分と同じ例外だということに。
「チッ、だいぶ遠くに行っちまったな。まだまだ俺も未熟だ。とりあえずシアーハートアタックにドジュウの文字をつけて…これで良し。」
「どこを見ているのかね?隙だらけだよ?キラークイーン!」
俺の背後から近寄り、スタンド、キラークイーンの手からその凶悪な能力を象徴するかのような謎の光を出して振りかぶってくる吉良吉影。
「なるほど、良い攻撃だ。」
---ボゴォッ
「だが無意味だ。」
勝利を確信していた吉良は、背後から迫っていた隕石に気づくことなく、あっけなく心臓をふっとばされてリタイアした。
「ま、人生の終わりというのは、こういう風に大概あっけなく終わるもんよのー。」
とりあえず逃げようとするDIOを追いかけていく。
頭を思いっきり蹴り砕いたはずだからまだそう遠くへはいけないだろうが、ここでのアイテム回収のためにも倒しておくに越したことはない。
「チッ、いったいどこに行きやがったあいつ…ゲェエエ!!て、てめーまさか!?」
ようやく探し出したと思ったら、3部ヴァージョンのジョセフを殺して血を吸ってやがった!マズイ、この展開はディ・モールト(非常に)マズイ!
「{ドクンッドクンッドクンッドクンッ}・・・フフフ、フハハハ、フフハハハハハハハハ!ん~馴染む!実によく馴染むぞ~。力が漲ってくる!今にもはち切れそうだ!」
DIOは血を吸い切った後、それはそれは素晴らしい笑顔でこちらを見てくる。
「ククク、一時はどうなるかと思ったが、もう何も問題はない。フフフ、ハハハハハハハハハ!最高にハイって奴だーーーーー!!!!」
な、なんてめんどくさい事態に!いや、こちらも手がないわけじゃない!
俺はまだそんなに時間停止をしたわけではないので、せいぜい動けたとしても2,3秒程度だ。
おそらく相手はざっと9秒は止めていられるだろう。
「最終ラウンドだ。行くぞ!」
来たか!俺はすぐさま波紋の呼吸をして、通路に戻っていく。あそこまで、あそこまで行けば…!
「逃がさんぞ!ザ・ワールド、時よ止まれィッ!!」
またしても周囲の景色が一転する。
クソ!とりあえずやる以上はここで倒すつもりでいかなくては!
『無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄!』
互いのザ・ワールドのラッシュがぶつかり合う。
かたやジョセフの血を吸い、最高にハイになったDIO、かたや漫画を読み続けて力を底上げし続けた俺。
その勝敗は・・・
「な、ギヤアアアアアア!?う、腕が蒸発していく!これは…ま、まさか波紋か!?」
まあいうまでもなく俺に軍配が上がる。
よくよく考えたらこいつ吸血鬼だから、波紋が流れる攻撃にはとことん弱いんだったな。これは向こうに仕掛けた鏡が無駄になったな。
「ぐ、おおおおおおお!まだだー!」
DIOが血を俺の顔に飛ばすと同時に頭めがけて上段蹴りを放ってくる。
「無駄ァアア!!」
俺は血を手で防ぎながら、その蹴りに渾身のパンチを放った。
その構図はまさしく、あの第三部の最終局面の再現と言えなくもない。俺のスタンドがスター・プラチナでないことがすごく残念だが。
「・・・・・・・・・・・」
両者ともに硬直する。そして…
「{ビキビキビキビキッ}な、なあにーーーーー!!?」
DIOもまた、原作通りに殴られた足から徐々にひびが入り、次の瞬間には勢いよく割れていく。まあ波紋傷で体がもろくなっていたのが幸いしたのだろう。
「ば、ばかな!このDIOが!このDIOがあーーーーーーーーー!!」
そしてついには、その割れた部分から爆裂し、死滅した。
「……やれやれ、今回はかなり焦らされたぜ。」
実はいうとこの現象、レクイエムの大迷宮でも体験したことがある。あの時は確か、ホワイトアルバムの能力をを最大出力で使い、部屋全体ごと凍らせることで事なきを得たんだったか。
「なんにせよこいつを持ってたのは運がよかった。あのままだと間違いなく死んでただろうし。」
さて、アイテム収拾の再開だ。コミックばっかりだと…嬉しいな~チラッチラッ