【デッドマンズA:==『取り戻す』者の物語==】   作:enigma

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基本がシリアス路線だし、ほとんど敵しかいないものだから、こういう死にゲーで、どうやったら面白く書けるかいまだに頭を悩ませてしまう作者なのであった。


第七話

現在の持ち物

 

エコーズact3のDISC+2(装備中)

 

グレイトフル・デッドのDISC+1 (装備中)

 

ザ・フールのDISC+1 (装備中)

 

ハーミット・パープルのDISC

 

フー・ファイターズのDISC(4)

 

タワー・オブ・グレイのDISC(11) (装備中)

 

サンドマンのDISC

 

ピッツァ

 

大きなカエル

 

携帯電話

 

Android

 

音楽プレイヤー

 

お金 861G

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

人生最大の失態と、最初の連続で罠に引っかかった時が遠い昔に思えるほどの恐怖体験から全力で逃げ去り、今俺は9階にいる。

 

ちなみにデス・13のDISCとエコーズの修正値は、8階でジャック・ザ・リッパー三体、ラバーソウル、ホイール・オブ・フォーチュンに広場で囲まれるというかなりまずい状況に追い込まれたため、やむなく発動してなくしてしまった。

 

デス・13はなまじ発動の効果がかなり良かったために、失わざるを得なかったことが悔やまれる。

 

「まあ失ったことをいちいち悔やんでいても仕方ないか。こういうのは切り替えが大事だし。」

 

そういって気分を切り替え、この階の探索を始める。

 

 

 

 

 

敵を倒しながら、徐々にこの階のアイテムも集め終わる。

 

手に入ったのはミキタカのDISC、ハイエロファントグリーンのDISC(4)、ストーンオーシャン4巻だ。

 

ちなみにオー!ロンサムミー!のDISCも手に入れたのだが、途中でワムウ影の罠を踏んでしまいあえなくぶっ壊されてしまった。ちょっと悲しい。

 

まあそんなことはひとまず置いておき、F・FのDISCに単行本を読んで弾数を増やしていると通路のほうから何かの気配を感じる。また敵か?

 

「ククク、そろそろばててきたんじゃあねえか。」

 

「あきらめろよ、お前のスタンドじゃ俺には勝てねえんだぜ?ドゥー ユゥー アンダスタン?」

 

「テメーの○○○噛み切ってやるぜ!メーン!ギャハハハハハハ!!」

 

「ウルセーよテメエら!大体さっきも同じこと言ってたよな?」

 

適当に敵のセリフに返事を返しながら、スタンドで攻撃を繰り出していく。

 

なるべく敵が一列に近い形になるよう動くが、通路は敵の後ろだし、地形が荒いためかなかなか動きずらい。

 

「オイオイ隙だらけだぜテメー!」

 

「おっと・・・お、良いねえ、実にいい!その位置がすごくいいんだ!」

 

「ハ?なにを{ズドズドッ}い・・て・・・」

 

俺から見て一列になった瞬間を見逃さず、すぐさまタワー・オブ・グレイで一気に貫いていく。

 

「全員一度に狙えるからいいんだ。ちなみに隙だらけに見えたのはわざとだから。まあひとり逃しちまったが・・」

 

間一髪で攻撃をかわしたラバーソウルを睨みつけ、ザ・フ-ルを前に出す。

 

「侮れねえ野郎だ、俺たちを一度に倒そうなんざ。」

 

「そうでもないぞ?こうして戦ってると苦労しない戦い方も見えてくるし。例えばこんなふうにな!」

 

距離1メートルの所まで近寄り、ザ・フールで敵の視界を覆い隠す。

 

「な!クソ、どこに「ここだ!」ぐはァ!!」

 

敵が慌てている間に、イエローテンパランスに覆われていない部分をほかの二体のスタンドで思いっきり殴りまくる。

 

ラバーソウルは限界が来たのか倒れ、ほかの敵と同じように消えた。

 

「ふう、だいぶ慣れてきたな。でも敵も確実に強くなってる・・・もっとうまく使えないと・・・・・・」

 

そういってるうちに、違う場所で階段を見つける。

 

(今度は10階か、先の見えない道のりって結構きついな。)

 

そんなことを考えながら、次の階への階段を下りていく。

 

 

 

「さて、この階は何があるか・・お、漫画だ。」

 

降りた先で早くも漫画を見つける。漫画はすぐにディスクの強化に使うから、いくつあっても困らないな。

 

「ええとこれは{ドンドンドンッ ズドドド}ガハッ!」

 

単行本を手に取ろうとした瞬間、背中を誰かに撃たれた。即座に撃たれた方向を確かめると、エートロに寄生したF・FがこちらにF・F弾の銃口を向けていた。

 

(やれやれ、アイテムに目が行ってて警戒を怠ってた。食事時と獲物を手に入れる直前が一番気が抜けやすいってのは本当なんだな。)

 

視界に入る通路から、ほかにも誰かが入ってくる。

 

「!テメーなにもんだ!神父の手下か!?」

 

「一応違うとだけ言っとこうか。ま、言ってもどうせ聞かないんだろ、アンタ。」

 

「・・・信用できないな、ひとまず再起不能になってもらう。」

 

空条徐倫だ。それと何かフワフワしたものが徐倫の動きにつられてはいってくるが、ここからだとよく見えない。

 

そんなことを考えているうちに、徐倫が近づいてきて、F・Fも発射の構えを取っている。

 

とりあえずF・FのDISCの発動で傷口をふさいでから、こちらもスタンドを出す。

 

「オラオラオラオラオラオラオラァ!」

 

「く、この程度!」

 

ザ・フールでストーン・フリーのラッシュをあえて食らい、そこからフールを砂にしてストーン・フリーの腕を絡め取って動きを封じる。

 

そして、グレイトフル・デッドで徐々にダメージを与えていく。が、向こうもスピードとパワーがともに優れているためか、片腕と動きをある程度動きを封じてもなかなか決定打とまではいかない。

 

また、F・Fの弾丸を比較的スピードのあるエコーズで防いでいるためになかなか徐倫のほうに集中できていないのもあってか、思ったよりも時間がかかってしまう。

 

(まだ通路にいたやつの確認もできてないのにこの状態でさらに遠距離攻撃されるときついな。)

 

そんなことを考えているうちに、今の思考がブラフだったのか右足に急に激痛が走る。怪我の様子からして、どうやら右足を撃ち抜かれたようだ。

 

「オラオラオラァ!」

 

「ひでぶ!?」

 

その一瞬の隙をついてストーン・フリーが砂から抜け出し、グレイトフル・デッドを殴り飛ばす。俺はそのフィードバックで一緒に2,3メートルほど吹っ飛ばされた。

 

(ぐおォ~~イテぇーッ!!でも今の射角はF・Fじゃない・・・通路のほうからだ!)

 

通路の近くを見ると、さっき見たフワフワしたものが今度ははっきりと見えた。

 

(あれはマンハッタントランスファー!?撃つなら徐綸を撃ってよジョンガリさん--;)

 

徐綸がまたしても迫ってきたので、体勢を立て直して一歩前に出る。

 

カチッ「ん?・・あ」

 

その瞬間、罠を踏んだ音とともに装備しているディスクが頭からすべて飛び出した。

 

(ゲェーーまずい!!このままだと「オラァ!」「グギャアアアアア!!」

 

ぎりぎりディスクは落とさなかったものの、再びストーン・フリーで殴り飛ばされ、地面に倒れてしまう。

 

(ぐ・・・ギギギ・・くそ・・・)

 

意識が朦朧としていて、正直立っていることさえ難しい。

 

「これでとどめだ!」

 

(!!させるか!)

 

徐綸のストーン・フリーがとどめを刺そうとした時、その声に反応しかろうじでザ・フールを装備して防御する。

 

「まだ立つのか!」

 

「ガハッ!・・ハァ・・ハァ・・あたり・・前だ・・・ハァ・・まだ・やり残したことが・・ハァ・・あるんだ!」

 

そういってエコーズ、グレイトフル・デッド、タワー・オブ・グレイを装備し直し、さきにF・Fの動きを遠距離攻撃で封じておく。

 

マンハッタントランスファーは気流の動きに乗って回避するので一先ず射線上に徐綸が入るように動き、ザ・フールを前衛に出して構える。

 

本来ならスピードで負けても手数が圧倒的に勝っているため、真正面からの戦いでそこまで苦労しないはずだが、さっきの攻防や罠のせいですでにボロボロになっていたため、正直勝てるか分からなくなっていた。

 

(だが、それでも俺は勝つ!勝って、生き残ってみせる!生き残って・・・)

 

必ず・・戻ってみせる!!

 

 

「さて・・続けようぜ。」

 

「・・・・・・・・・・」

 

徐綸と一対一でにらみ合う。

 

お互いに限界まで集中する。一挙一動、すべてに細心の注意を払い、お互いに攻撃の機会をうかがい続ける。

 

こんな経験普通はありえないだろうが、こっちは命懸けな為まったく気分はまったくと言って良いくらいよろしくない。

 

「・・・・・・・・・・・」

 

「・・・・・・・・・・・」

 

 

 

一体どれほど時間がたっただろうか。

だが、どうやらその状態も終わりのようだ。

 

「オラオラオラオラァ!!」

 

最初に徐倫が動き出す!

 

俺はそれをエコーズとグレイトフル・デッドでかろうじで防ぎながら、ザ・フールを砂化して敵とスタンドの足を固めて動きを封じていく。

 

「な!?こんなもの・・・」

 

徐綸は砂を振り払おうとするも、それを超えるスピードで足にまとわりついていくので徐々に足が動かなくなっていく。

 

(よし!このまま一気に!?くそ、また弾丸が!)

 

徐輪にとどめを刺そうとするも、動けるようになったF・Fとマンハッタントランスファーの攻撃に動きを止められてしまう。

 

その隙をついて、徐綸がスティッキーフィンガーズの様に腕を伸ばしてラッシュをしてくる。

 

しかし、奴さん下半身も動きを封じられているせいかそこまで威力はないようで、その腕を弾き飛ばしながら攻撃を加えていく。

 

 

「これで終わりだ!」

 

「くっ!?ぐああああああああああああああ!!」

 

相手の一瞬の隙を突き、一気にとどめを刺す。これで残るは二体!

 

「きっさまあああああああああああああ!!」

 

タワー・オブ・グレイをハーミット・パープルに切り替えながら、プランクトンの弾丸を撃ってくるF・Fに接近していく。

 

「徐倫がいない時点でお前はさほど脅威じゃない!ここまでだ!!」

 

射程距離まで近づき、F・Fとマンハッタントランスファーの攻撃をはじきながらF・Fの止めを刺す。残り一体!

 

「ハーミット・パープル!!」

 

ハーミット・パープルを覆い尽くすようにマンハッタントランスファーに伸ばし、一部の隙もなくとらえ、そのまま引き寄せる。

 

「これで・・・最後だ!!」

 

エコーズで渾身の一撃を放ち、マンハッタントランスファーを粉々にする。

 

(お、終わった・・・・・ひと段落しただけだが、とにかく終わった。ああくそ!撃たれたところメチャクチャいてぇ・・・)

 

周囲への警戒はいまだ怠れないが、一先ず落ち着けたことに安堵し、痛みをこらえながらその場に倒れこむ。

 

(傷の手当てをして、少し休憩したら、また歩こう。こんだけ苦労したんだ。そう簡単にあきらめてたまるか。)

 

このどことも知れない大空の下、果ての知れないこの旅にかすかな希望と強い意志を抱きながら、今はただひたすら休む俺だった。

 

 

ああ・・・ほんと、痛いな・・・・・・

 

 

 




ザ・フールは使い手の腕次第でかなり幅のある戦いができますからね。
まあ今後も持ち続けられるとは限りませんが…
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