バカと遊戯王と召喚獣   作:はまなつ

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はじめまして。まずこの作品はオリカが大量に出てきます。オリカだけでは無いですがオリカはちょっと…という人は合わないかも知れません。また投稿頻度も高くありません。が応援して頂けると嬉しいです。ではどうぞ!


プロローグ

カリカリ…とただ静かに鉛筆の執筆音だけが響く。

 

(これが難しいと噂の振り分け試験か…)

 

ここはある学校の教室の中。それも通常のとは異なる学校のだ。

 

(確かに難しいけどこれなら僕にも解ける!)

 

ここは海馬コーポレーション直属デュエルアカデミア。その名も文月学園。デュエルと学力…そのどちらも学ぶ試験校。今はクラス分け用のテスト中である。

 

(10問に1問は…)

 

 

 

 

(とか明久のやつは思ってんだろうな)

 

試験を受けながら同室の親友(バカ)のことを考えているオッドアイの少年。名を虹村光輝。明久と呼ばれた少年ー吉井明久とは昔ながらの親友である。

 

(明久のやつは確実にFクラスだろうから今年は違うクラスだな)

 

実際明久はほとんど問題が解けていなかった。予想を裏切らない明久は流石である。などと考えながらテストをうけていた。とその時後ろの席からガタンっと椅子が倒れる音が響いた。

 

「姫路さん?!」

 

(なんだ?)

 

大きな音。そして明久の声がする方に教室内の生徒全てが振り返る。

 

(あれは…姫路が倒れたのか?)

 

「しっかりして姫路さん!今保健室に…」

 

「途中退出は0点扱いになるがそれでもいいかね?姫路」

 

「な?!そんなのあんまりじゃないですか!」

 

「これは決まりだ。どうする姫路」

 

「…退出…します…」

 

「わかった。吉井、お前も早く席につけ。でないとお前も途中退出扱いにするぞ」

 

「つかまって姫路さん。保健室まで送るよ」

 

「何をしている吉井。聞いていなかったのか」

 

「僕が姫路さんを保健室まで連れていきます。0点にしたいならどうぞご勝手に」

 

そう言い残し姫路を連れて廊下に出た明久。

 

(やっぱり放っておけなかったか、明久らしいと言えばそうだがお人好しなやつだ)

 

しかしそれが吉井明久のいいところである。馬鹿だが人に優しい素直な少年。

 

「まったく、これだから観察処分者は…何故あんなグズがこの学校にいるのだ」

 

「あ?」

 

監督の先生の小言ー明久への侮辱を光輝は聞き逃さなかった。

 

「明久のやった行動は当然のことだろ。むしろ姫路を保健室まで送らないあんたの方がダメな人間だろうが」

 

立ち上がり先生に物申す光輝。明らかにキレているのが見て取れる。

 

「なんだ虹村、お前も私に反抗するのか?それにその言動…自分が何をしているのか分かっているのか?」

 

「明久をバカにしたあんたが許せないって言ってんだよ。気に食わないならデュエルで俺を負かせてみな!」

 

「ほう」

 

「俺が負けたら何でもやってやるよ。だが俺が勝ったら明久に謝ってもらうぞ」

 

「いいだろう。その生意気な口を黙らせてもらおう」

 

ヒートアップして試験中だと言うことを忘れる2人。周りの生徒達はただただ戸惑うばかりだ。

 

「「デュエル!」」

 

「先行は私が貰う。ドロー。私はフィールド魔法ギアタウンを発動する。」

 

ソリッドビジョンにより教室内に機械の街がそびえ立つ。

 

「更に魔法カードクラッシュ&サプライを発動。このカードは私の場のカード1枚を破壊しその後ワンドローする。破壊する対象はギアタウン。」

 

ソリッドビジョンで作られた街が一瞬で崩れ落ちる。

 

「ギアタウンの効果発動。このカードが破壊された時デッキ·手札·墓地から『古代の機械』と名のついたモンスター一体を特殊召喚できる。私はデッキから古代の機械巨竜(アンティーク・ギアガジェルドラゴン)を特殊召喚する」

 

「いきなり攻撃力3000のモンスターが!」

 

「先生も本気だ…」

 

「そしてグリーンガジェットを通常召喚する。効果によりレッドガジェットを手札に加える。これで私はターンを終了する」

 

先生LP8000

古代の機械巨竜(アンティーク・ギアガジェルドラゴン) グリーンガジェット

伏せ 無し

手札5

 

「俺のターン。ドロー」

 

「さぁどうする?虹村」

 

「俺は魔法カード虹の取引を発動する。手札の『レインボーアイズ』と名のついたモンスター一体を墓地に送り2枚ドローする。そして魔法カード死者蘇生を発動!今墓地に送ったレインボーアイズ·ウォーリアドラゴンを特殊召喚する!」

 

レインボーアイズ·ウォーリアドラゴン ☆6 ATK2100DEF600 ①このカードが相手モンスターを戦闘によって破壊した時そのモンスターの攻撃力分のダメージを与える。②手札を1枚捨てることでこのターンモンスターに2回攻撃が出来る。

 

「何を出すかと思ったら、グリーンガジェットにしか勝っていないじゃないか」

 

「安心しな。このターンで終わらせてやるからよ!ウォーリアドラゴンの効果発動!手札を1枚捨てて2回攻撃を得る。バトルフェイズだ!ウォーリアドラゴンでグリーンガジェットを攻撃!」

 

先生LP8000→7300

 

「ウォーリアドラゴンの効果発動!破壊したモンスターのダメージを与える!」

 

先生LP7300→5900

 

「だが次のターンガジェルドラゴンに倒されるのがオチだ」

 

「このターンで終わらせると言ったはずだ!ウォーリアドラゴン、ガジェルドラゴンに攻撃だ!」

 

「なんだと?!」

 

「ダメージステップ時手札からレインボーアイズ·セブンスドラゴンを捨てて効果発動!」

 

レインボーアイズ·セブンス ☆7 ATK2500DEF2000 ①場のレインボーアイズが戦闘するダメージステップ時手札のこのカードを捨てることでその戦闘の時だけ攻撃力が2500アップする。またこの効果で攻撃力を上げたレインボーアイズが戦闘ダメージを与えた場合そのモンスターをリリースすることで墓地のこのカードを特殊召喚できる。

 

ウォーリアドラゴンATK2100→4600

 

「な!」

 

先生LP5900→4300

 

「ウォーリアドラゴンの効果発動!」

 

先生LP4300→1300

 

「そして墓地のセブンスドラゴンの効果発動!ウォーリアドラゴンをリリースすることで墓地から特殊召喚する!」

 

「なん…だと?!」

 

「これで終わりだ!セブンスドラゴンでダイレクトアタック!」

 

先生LP1300→0

 

「…後で明久に謝れよ」

 

呆然と立ちすくむ先生を背に保健室へと向かう光輝。すでに波乱万丈となった高校二年生。光輝達は一体どんな学園生活を送るのか。




今回は主人公の虹村光輝について書きます。光輝が使うデッキはレインボーアイズと名のついたモンスター群です。今は詳しく言えませんがこれからどんなデッキか分かると思います。
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