「よっしゃー!勝ったぜ!!」
意気揚々と壇上から降りる。するとクラスから労いの言葉が飛び交う。
「さっすが光輝、見事なデュエルだね!」
「デュエルとなると人が変わるからのう」
「…………いいデュエルだった」
「勝てると思ってたぜ!」
「おいおい、そんな褒めるなよ照れるだろ」
そんなやり取りをしている中、チラッと幽香の方を見る。いつも通りの表情をしている。………ように見えるがどこか浮かない顔が見て取れた。やはり落ち込んでいるようだ。
(後でアイスでも買ってやるか)
「よし、光輝のお陰でこっちがリードした。明久、次で決めてこい!」
「オーケー!行ってくる」
「頑張ってください明久君!」
「負けるんじゃないわよアキ!」
「いいデュエル期待してるぜ!」
「うん、頑張るよ!」
今日1番に女子からの声援を受けた明久が壇上に上がる。おっと、FFF団がアップを始めたようだ。ややこしくなる前に止めなくては。
「…やっぱり君が相手か、丸藤君」
「凛でいいぞ吉井」
「それなら僕も明久でよろしく」
「あの二人ってデュエルした事あったっけ?」
「確かなかったんじゃないか?」
「………少なくとも大きな舞台ではない」
「学校以外で一緒にいる所も見たことないからのう、無いのではないか?」
「そっか。それならこれは見ものだな」
凛は強い。だが明久も負けてはいないと個人的には思っている。だからこの試合は今日1番に勝敗が読めない。
「両者とも準備はよろしいですね?では、試合開始!」
「「デュエル!」」
「先行は俺だな、ドロー。俺は手札からサイバードラゴン.コアを召喚。効果により『サイバー』と名のついた魔法をサーチする。俺はデッキからサイバーアクセラレートを手札に加える。そしてサイバーアクセラレートを発動!」
サイバーアクセラレート 通常魔法
①フィールド上の『サイバードラゴン』一体をリリースして発動する。デッキまたは墓地から『アクセルサイバードラゴン』を特殊召喚する。
「フィールドのサイバードラゴンコアはフィールドか墓地にいる間はサイバードラゴンとなる。よってコアをリリースして発動!アクセルサイバードラゴンを特殊召喚!」
アクセルサイバードラゴン 光 機械☆7A2500D1500
①通常召喚出来ない。『サイバー』『サイバネティック』と名のついたカードによってのみ特殊召喚できる。
②このカードをゲームから除外することができる。この効果で除外された場合次のスタンバイフェイズにフィールドに戻る。この効果は相手ターンでも発動できる。
③このカードが②の効果でゲームから除外されている間相手はドロー以外の方法でデッキからカードを手札に加えられない。
「…っ!」
「あれはダメだ、明久のデッキと相性が悪すぎる」
「HEROはサーチを多くするからそれが早々に封じられてしまったのう」
「凛のやつ容赦なさすぎだろ」
「カードを1枚セットしてターンエンド」
凛
LP8000
手札4
伏せ1
フィールド アクセルサイバードラゴン
「僕のターンドロー」
「スタンバイフェイズにアクセルサイバードラゴンの効果発動。除外する」
「…うーん、あれが厄介だな。僕のカードがかなり使えなくなったよ」
しかもアクセルサイバードラゴンの強いところはフリーチェーンで除外出来るとこ。これにより対処が難しくなっている。
「けどまだ負けた訳じゃない。僕は
①このカードは通常召喚した時守備表示になる。
②このカードは水属性以外と戦闘を行う時守備力が+500する。
「なるほど、クレイマンか」
「あれならアクセルサイバードラゴンも突破出来ないがどこまで守れるかだな」
「カードを1枚セットしてターンエンド」
明久
LP8000
手札4
伏せ1
フィールド クレイマン
「俺ターンドロー。スタンバイフェイズにアクセルサイバードラゴンがフィールドに戻る。明久、俺相手に守ってちゃ勝てねーぜ」
「凛のせいで守らざるを得なかったんだけど!」
「明久あんな言い回し出来たんだ」
「これくらい出来るよ!」
「……いいか?アクセルサイバードラゴンの効果で自身を除外する。さて場が空いたな。墓地のサイバードラゴンコアの効果発動!相手にのみモンスターがいる場合墓地から除外してデッキから『サイバードラゴン』を特殊召喚する!」
「来たね。サイバー流の代名詞」
「まぁこのままだとクレイマンは突破出来ないからな、アップグレードするぜ!手札から魔法カード アップライト.サイバーロード発動!」
アップライト.サイバーロード 通常魔法
①手札を1枚捨てフィールド上の『サイバードラゴン』一体をリリースして発動する。デッキから『サイバードラゴン.ルナールクス』を特殊召喚する。
「現れろサイバードラゴン.ルナールクス!」
サイバードラゴン.ルナールクス 光 機械☆10A3000D2500
①このカードは魔法.罠.モンスターの効果で破壊されない。
②フィールド上の機械族光属性はカードの対象にならない。
③相手のモンスターは可能であればこのモンスターに攻撃しなければならない。
「いくぜ明久、サイバードラゴン.ルナールクスで
「クレイマンの守備力が上がるけど全然かなわないね。じゃあトラップ発動 サイドキック」
サイドキック 通常罠
①フィールドの戦士族が破壊された時発動できる。そのモンスターのレベルと同じレベルの戦士族をデッキから特殊召喚する。
「デッキから
①このモンスターの召喚·特殊召喚時にデッキからカードを1枚ドロー出来る。②このモンスターがフィールドから墓地に送られた時にデッキからカードを1枚ドローする。
「バブルマンの特殊召喚された時の効果で1枚ドローするね」
「ターンエンドだ」
凛
LP8000
手札3
伏せ1
フィールド サイバードラゴン.ルナールクス
「僕のターンドロー」
「スタンバイフェイズにアクセルサイバードラゴンはフィールドに戻る。そんでメインフェイズに入った時もう一度除外する」
「………うーん、やりたく無いけどやるしかないか」
「お、明久がなんかやるみたいだぜ」
「どーすんだろうな?」
「僕は魔法カード E・ミラクルフュージョンを発動。フィールドのバブルマンに加え手札の
E・ミラクルフュージョン 通常魔法
①『
②E・ミラクルフュージョンは一ターンに1度しか発動出来ない。
「うぉ、まじか!揃ってたのか!」
「4体を融合、融合召喚☆10勇姿を見せろ!
①このカードの融合召喚時にお互いの墓地と除外にあるカードを全てデッキに戻す。
②①の効果でカードを5枚戻すにつき攻撃力を+500する。
「墓地に送られたバブルマンの効果でカード1枚ドローする。そして融合召喚したエリクシーラーの効果発動!お互いの墓地と除外されたカードをデッキに戻す!」
「普通そんなに揃うこと無いのにな。もってるな明久」
「凛の墓地.除外の合計は6枚。僕のと合わせて計12枚のカードをデッキに戻す。エリクシーラーの攻撃力は1000upする!」
エリクシーラーA2900→3900
「バトル!エリクシーラーでサイバードラゴン.ルナールクスに攻撃!」
「それは流石にやばいな。トラップ発動 サイバネティック.ダウンロード」
サイバネティック.ダウンロード 永続罠
①一ターンに1度デッキの機械族.光属性を1枚墓地に送って発動する。戦闘ダメージを1度だけ0にする。
「デッキからサイバードラゴン.コアを墓地に送ってダメージをゼロにする」
「けどルナールクスは破壊される。カードを1枚セットしてターンエンド」
明久
LP8000
手札3
伏せ1
フィールド エリクシーラー
「明久としてはアクセルサイバードラゴンがいなくなったのがでかいな」
「次のターンからサーチしまくりじゃ」
「俺のターンドロー。確かにエリクシーラーは予想外だった。けどまだまだだ!墓地のサイバードラゴン.コアの効果、除外してサイバードラゴンを特殊召喚する」
「なんか明久が返したのに全然余裕そうだな」
「凛はそういうやつだ。いつでも余裕を持って相手を下す。サイバー流の教えとかじゃなくて元からの性格だな」
「そしてフィールドにサイバードラゴンがいるため手札からサイバードラゴン·ネオを特殊召喚する」
サイバードラゴン·ネオ 光 機械☆5A2100D1600
①フィールド上に『サイバードラゴン』がいる場合手札から特殊召喚できる。
「さて☆5モンスターが2体だ。サイバードラゴンとサイバードラゴンネオでオーバレイ。エクシーズ召喚★5 サイバードラゴン.ノヴァ」
「ノヴァ……一体どんな効果が」
「いやあいつ下敷きだぜ」
「え?」
「ノヴァをさらにオーバレイ!現れろ★6サイバードラゴン.インフィニティ!」
「はい出ましたーみんなのトラウマインフィニティ君」
「ど、どうした光輝」
「いや、なんか勝手に…」
「インフィニティの効果発動!攻撃表示のエリクシーラーをエクシーズ素材にする!」
「あれ反則じゃない?!」
「インフィニティの攻撃力は素材の数×200。よって攻撃力2900だ。バトル!インフィニティでダイレクトアタック!」
明久LP8000→5100
「ターンエンドだ」
凛
LP8000
手札3
伏せ0
フィールド インフィニティ サイバネティック.ダウンロード
「やばい、どうしようあれ」
「おい明久ビビってんじゃねーよ」
「び、びびってないやい!ドロー」
「インフィニティはカード効果を一ターンに1度無効にするからな。融合しようにもそれを無効にされるな」
「………明久の腕の見せ所」
「……今は耐えるしかない。モンスターをセットしてターンエンド」
明久
LP5100
手札3
伏せ1
フィールド セットモンスター
「俺のターンドロー。そしたらサイバードラゴン.ドライを通常召喚。バトル、サイバードラゴン.ドライでセットモンスターを攻撃」
「セットモンスターは
「インフィニティでダイレクトアタックだ!」
明久LP5100→2200
「ターンエンドだ。そろそろ決着か?」
凛
LP8000
手札3
伏せ0
フィールド インフィニティ、ドライ、サイバネティック.ダウンロード
(やっぱり強いな凛は。本当にこのまま負けるかも)
しかし明久は笑ってこう答えた。
「まさか!僕のターンドロー。…来た!僕は
①このモンスターの召喚時にフィールドのモンスター一体の表示形式を変更できる。
「そして手札を1枚捨てて速攻魔法 超融合発動!」
「なるほど。そいつがあったか」
「対象はスパークマンとサイバードラゴン.インフィニティ。2体で融合召喚☆7 勇姿を見せろ!
「
①このカードと同じ表示形式の相手モンスターは効果を発動出来ない。
「さらにフィールドに
①フィールド上に『
「バトル!ボルトフラッシュでサイバードラゴン.ドライを攻撃!」
凛LP8000→7400
「…ターンエンド」
「やっぱり攻撃は出来ないな」
「サイバネティック.ダウンロードが厄介だな」
「けどまた状況が変わったぜ。このまま明久勝っちゃうかな?」
「………でも手札が0枚」
「また返されるときついな」
明久
LP2200
手札0
伏せ1
フィールド ボルトフラッシュ ネクストネオス
「俺のターンドロー。…やるな明久、あそこまで追い詰めたのに状況が一変したよ」
「どうも。けど凛も強いよ。こっちはいっぱいいっぱいだよ」
「そう見えるな。だから容赦なくいくぜ。魔法カード融合発動。手札のサイバードラゴン.キメラを素材にする」
サイバードラゴン.キメラ 光 機械☆7A2100D1000
①このカードを『サイバードラゴン』または『キメラテック』と名のついた融合モンスターの素材とする時『サイバードラゴン』3体分として使用できる。
「サイバードラゴン3体分となったキメラで融合。融合召喚☆10 サイバー.エンド.ドラゴン!」
「くっ…、この期に及んで!」
「サイバー.エンド.ドラゴンで
明久LP2200→600
「カード2枚セットしてターンエンド」
凛
LP7400
手札0
伏せ2
フィールド サイバーエンドドラゴン、サイバネティック.ダウンロード
「くそーなんか引けドロー!…よし、手札から魔法カード スペシャルムーブ」
スペシャルムーブ 通常魔法
①フィールドに『HERO』と名のついたモンスターがいる場合発動できる。相手フィールド上のカードを1枚墓地に送る。
「対象はサイバー.エンド.ドラゴン」
「速攻魔法発動 サイバネティック.ゾーン。サイバー.エンド.ドラゴンをこのターンのエンドフェイズまで除外する」
「これもかわされるのか。けど次のスタンバイには破壊される。……ターンエンド」
「エンドフェイズにサイバネティック.ゾーンで除外していたサイバー.エンド.ドラゴンはフィールドに戻る。この時攻撃力は倍になる!」
サイバー.エンド.ドラゴンA4000→8000
明久
LP600
手札0
伏せ1
フィールド ネクストネオス
「おいおい。俺が戦略も立てずにこんなカード使う訳ないだろ、ドロー。ドローフェイズに永続罠発動 サイバー.バグ」
サイバー.バグ 永続罠
①機械族光属性が破壊される代わりにこのカードにバグカウンターを1個乗せる。バグカウンターが3つある場合このカードを破壊する。
「そしてスタンバイフェイズにサイバネティック.ゾーンの効果で破壊される…んだがサイバー.バグが肩代わりする」
(けどまだ……)
「すまんな明久。今引いたカードなんだが…サイクロンでな」
「うそぉぉぉーー!!」
破壊されたカード……ヒーローは遅れてやってくる
「サイバー.エンド.ドラゴンで
「僕あんな攻撃力のモンスターに攻撃されるの初めてー」
明久LP600→0
今回はデッキの解説…ではなく一つお願いが。
誰かサイバードラゴンのカードを考えてくれませんか?ちょっと僕の鳥頭ではこれ以上の効果が中々思いつかなくてですね。主に考えて欲しいのはエクシーズですけどそれ以外も全然ウェルカムです。どなたでも歓迎してます。読書の皆様の知恵をお貸しくださいお願いします。