「「………はぁっ………?!」」
旅館の部屋で今まで眠っていた明久と雄二が目を覚ます。
「良かった、気がついたみたいだ」
「電気ショックが効いたようじゃの」
移動中での事故の後俺達はすぐに明久と雄二の蘇生に死力を尽くしていた。なかなか起きないもんだから最終手段を使わざるを得なかった。
「…………ギリギリだった」
「本当だよ。正直あの川を渡ろうとか言い出した時はもうダメだと思ったぞ」
「待って、さりげなく死にかけてたの僕達?」
「軽過ぎないか俺達の命?」
何を今更と喉まで出たけど引っ込めた。これを言ったら多分二人とも泣くだろうからな。
「今日はもうゆっくり休むと良い」
「この後風呂はいって飯食って寝るだけだからな」
4泊5日と言っても初日から勉強会をするわけじゃない。長距離での移動で疲れているだろうからとこの学校にしてはなかなか親切な日程となっていた。
「それもそうだね。もう疲れたよ」
「そういう訳にもいかんだろ」
「どゆこと雄二?」
「忘れたのか?この合宿でお前の脅迫犯と盗聴犯を捕まえるんだろうが」
「そっか、すっかり忘れてたよ」
どうやら姫路の料理で記憶にも影響が出てるみたいだ。明久にとって一番大事な記憶が………
「いや、いつも通りか」
「……今すっごくバカにされた気がするんだけど」
「それでムッツリーニ。犯人は特定出来たか?」
「………もちろん。犯人の使ったと思われる道具の痕跡を見つけた」
「おぉっ。さすがはムッツリーニだね」
「それで犯人は誰だ?」
「………(プルプル)」
「あ、犯人はまだ分からないの?」
「………すまない」
「そりゃそうだ。昨日の今日で犯人の特定なんて……」
「………『犯人は女生徒でお尻に火傷の跡がある』ということしか分からなかった」
「君は一体何を調べたんだ」
「………これを見て欲しい」
そう言って康太がパソコンの映像を見せてくる。そこには女子生徒と霧島の会話をしている映像だった。
「あれ?ここって女子更衣室だよな。なんでそんな所にカメラがあるんだ?」
「………黙秘権を行使する」
これ以上は聞いてはいけない。そんな気がした。
そして映像では霧島が件の女子生徒から雄二(の真似をした秀吉)の告白シーンの録音を買っていた。そこで女子生徒がハッキリと言っていた。他にもこういうことをしており、それが親にバレ尻にお灸を据えられたと。
「なるほど。だから尻に火傷のあとがある女子生徒なのか」
「それなら話が早いね!お風呂の時間になったら秀吉に見てきてもらおうよ!」
「明久よ。それは無理じゃろう」
「そうだ明久。しおりをよく見てみろ」
雄二に言われ今まで見ていなかったであろうしおりを開き中を確認する。そこにはそれぞれのクラスごとの入浴時間が書いてありなんと秀吉だけ特別に場所と時間が取られていた。
「なんてことだ!既に対策が取られていたのか!」
「ワシが言いたかったのはそういう事じゃないんだがのう……」
恐るべし第三の性別秀吉。
__ドバン!
「全員手を頭の後ろに組んで伏せなさい!」
そんな時に凄い勢いで扉が開かれ女子達が数人ぞろぞろと部屋の中に入ってきた。
「な、なにごとじゃ!」
「木下はこっちに。そこのバカ四人はすぐさま抵抗をやめなさい!」
咄嗟に貴重品を持って窓の外に出ようとした俺らを牽制する。ちっ、仕事が早い連中だ。
「仰々しくぞろぞろと、一体なんの真似だ」
「とぼけないで。あんた達が犯人だってことは分かってるんだから!」
どうやら向こうを率いているのはCクラス代表小山みたいだ。それにしても犯人?何を言ってるんだ?
「犯人ってなんのこと?」
「これの事よ」
小山が俺たちに突きつけたものは何かの機械だった。
「………CCDカメラと小型集音マイク」
「女子風呂の脱衣所に設置されていたの」
女子風呂に?それってつまり
「盗撮じゃんそれ」
「一体誰がそんなことを!」
「だからあなた達以外に誰がこんなことをするのよ!」
おっと。何故か証拠もなく俺達が疑われているみたいだな。
「………見つかるようなヘマはしない」
康太のこの発言で確かに俺達がやったっぽいけど。……仕方ない。ちょっといじめてやるか。
「おいおい。なんの確証もないのに俺達が犯人だなんてあまりにも横暴だろう」
「そんなこと言ったってそれ以外に……」
「じゃあ俺達がいつ仕掛けたと言うんだ?俺たちはさっきまで体調がすこぶる悪かった雄二と明久の看病をしていた。そのため開会式にも参加していなかった」
「ならその誰も見ていない時に__」
「女子風呂に行ったところで施錠されてるだろう。常識的に考えて。それに風呂の鍵を持っているのは職員だ。風呂場の鍵が空いたあとには職員が見張りとしてついている。万が一俺達がそれを設置したとしても風呂までの道は一本道。誰かしら職員が見てるだろ」
「そ、それは……」
反論が出来なくなってきたみたいだな。あともう一押しってとこか。
「それに入浴時間が始まったのは大体30分前ほど。そんな短時間に誰にも見つからずに尚且つ部屋に戻ってくるなんて一体誰が出来るんだ?」
「………」
「深く状況を整理しないで自分が悪と思ったものを疑いもしないで問い詰める。非常に知性に欠ける行動だ。そのせいで俺たちは大変迷惑している」
さて。これで終わりだな。
「早く帰ってもらおうか。お前達に時間をかけるほど俺たちはバカじゃないんでな」
ふぅ。スッキリした。やっぱり身に覚えのない罪に問われるのにいい気分はしないからな。これでこいつらもこりてくれるだ__
「こ、光輝。その、弁論してくれたのは有難いんだけど」
「どうした明久。お礼なら自販機のジュースで__」
「あのね、挑発しすぎたみたいだよ」
そう言われまじまじと女子達の方を見る。そこにはそれはそれは見事に全員が怒りで唇と肩を震わせている光景が目に入ってきた。
「……やべ。やり過ぎた♪」
「光輝のバカー!」
「問答無用よ!アイツらを捕まえなさい!」
こうして正論を言ったにも関わらず俺たちは女子達に粛清された。
♢
「ひ、酷い目にあった」
「なんで俺達がこんなことを……」
「………理不尽極まりない」
「ワシが被害者だったというのも納得せんな」
あの後捕まった後拷問された挙句罵詈雑言の嵐を受けた俺たちは心身ともに疲弊し切っていた。
「……上等じゃねーか」
「どしたの雄二?」
「向こうがその気ならこっちだってやってやるぞ!」
「やるって……まさか覗きをか?」
あんまり気が進まないんだけど。それに幽香以外の女子に興味無いし…。
「………それはいい提案」
康太にとってはそうだろうな。
「………さっきのカメラと犯人が使っていたカメラは同じもの」
「それは本当かの?ムッツリーニ」
それが本当だとしたら確かに覗きに行く価値はあるのかもしれない。俺にメリットはないけど。
「そうか!その火傷のあとがある人を探せば解決するのか!」
明久も気がついた見たいだな。
「そうと決まれば話は早い。行くぞ、突撃だ!」
「ワシらもお供させてもらう!」
「………友人のため仕方なく」
今の康太は下心100%だろう。
「ありがとう秀吉、ムッツリーニ!」
「………しゃーねーな。俺もついてってやるよ」
「いいの?光輝」
「俺達が言えることじゃないがそんな事したら風見に……」
「幽香には後でちゃんと説明しておく。それに俺はお前達の援護。直接覗きに行くわけじゃない」
明久が覗きをするまでの道を手助けするだけだ。これなら幽香も許してくれるだろう。
「光輝……ありがとう!絶対に成功させようね!」
成功させてはいけないものだと思うけど。
「よし行くぞお前ら!」
雄二の号令と共に女子風呂へと向かう。さっきも言った通り女子風呂は一本道であり、その道中は先生達が見張っている。一筋縄ではいかないだろう。
早速風呂への道へと到達した俺達。そこには科学の布施先生が立ちはだかっていた。
「どうする雄二。布施先生だよ」
「構わん、ぶち抜け!」
「君たち、止まりなさい!」
先生の呼びかけも無視して特攻をかます。そんな呼びかけ応答するわけがなかろう!
「この前の補習の恨みを喰らえ!」
「思いっきり私心で動いとらんか?!」
この道を押し通るため明久恨みの一撃が布施先生へと__
「さ、サモン!」
届くことは無かった。先生が咄嗟に呼び出した召喚獣に明久の拳は止められた。どうやら先生達の召喚獣は物理干渉が出来るみたいだ。こうなると力で通ろうとしても召喚獣に負けてしまう。そうならないためにはこちらも召喚獣で対抗するしかない。
「こうなりゃ徹底抗戦だ!明久、お前の科学の点数は?」
「ふっ、あと一点。あと一点で二桁だったと思う」
「先にいけ生ゴミ」
「とっとと行くぞ生ゴミ」
「違うんだ!今回のテストは解答欄がズレただけで僕がバカな訳じゃ__」
「教師相手に1人は辛かろう。ワシも助太刀しよう」
秀吉と雄二が布施先生を止めていてくれる間にその横を通り過ぎる。しかし警備はそこまで甘くはなかった。その先には保健体育の大島先生が行く手を阻んでいた。
「………大島先生」
「なんだ」
「………これは覗きじゃない」
保健体育の成績だけはいい康太。言うなればこの二人は師弟関係。その先生に康太が説得を試みているようだ。
「それならなんだと言うんだ」
「………これは………保健体育の実習」
「サモン」
どうやら説得は失敗に終わった。
「すまない康太、ここは任せた!」
「先生を片付けたらまた会おう!」
保健体育なら康太は先生にも引けを取らないだろう。今は信じて進むのみ!
………だが最後の最後で俺達の苦労を全て嘲笑うかのように最強のあいつが立ちはだかっていた。
「て、鉄人!」
「西村先生と呼べ」
やばいな。鉄人の周りには召喚フィールドがない。よって召喚獣でのバトルは無いだろうがリアルファイトが待っているだろう。そうなれば全滅……破滅が待っている!
「明久、ここは俺に任せてお前は体制を立て直せ!」
「そ、そんなことをしたらみんなが!」
「俺たちのことはいい!今は一人でも多く生き残るのが大切なんだ!」
「光輝……!」
「さぁ行け!俺の命が尽きるまでに!」
「ありがとう光輝!君の犠牲は無駄にはしない!」
「オラァ!くたばれ鉄人!」
光輝の声が廊下に響き渡る。お願い光輝。生き残っててくれ。僕がまたここへ戻ってくるまで!
「……どこに行くんだ明久?」
僕が後ろへ振り向き走り出そうとした所を誰かに呼び止められる。
「そ、その声は………魔理沙!」
振り返ってみると何故か魔理沙がそこ立っていた。風呂から上がったからなのか髪を濡らしている。
「魔理沙……なんでここに!」
「今風呂から上がったんだ。……明久こそなんで覗きなんてするんだ!そんなの駄目だぜ!」
「痛いところを……」
どうやら状況は把握してるみたい。ぐうの音も出ない正論で殴られた。どうする。どうやって言い訳する!
「ぼ、僕が覗きをする理由は……」
「する理由は?」
ある女の子のお尻が見たいんだ………そんなことを言ったら僕は生きて帰れないだろう。ここは素直に女子の体に興味がある……なんて言ったら絶対に酷い目に会う。
駄目だ、どう言い訳しても僕が死ぬ未来しかない!
「お願いだよ魔理沙!そこをどいて!」
ここは答えを出さないようにしよう。それが一番いい答えだと思う。
「嫌だ。明久をコテンパンにしなきゃ気が済まない!」
良かった、理由を深く聞かれないで。それでデュエルディスクを身につけたってことはそういう事だよね。
「わかったよ。でも手加減はしないよ!僕も負けられないからね!」
「……そんなに他の女の子の裸が見たいのか……」
「何か言った魔理沙?」
「なんでもない!行くぞ明久!」
何か言った気がしたけど気のせいだったみたい。魔理沙も殺る気十分みたいだ。なんか黒いオーラが見える気がするけど気のせいだきっと!
「「デュエル!」」
「先行は僕だ、ドロー!手札から
①このカードが召喚·特殊召喚された時発動できる。デッキから『
「この効果で僕はデッキからエクストラフュージョンを手札に。さらに永続魔法 HERO戦線発動!」
HERO戦線 永続魔法
①フィールド上のエクストラデッキから召喚されたモンスター以外の『HERO』と名のついたモンスターが破壊された場合そのモンスターよりも攻撃力の低い『HERO』と名のついたモンスターを一体をデッキから手札に加えることが出来る。『HERO戦線』の効果は一ターンに一度しか発動出来ない。
「僕はカードを一枚セットしてターンエンド」
明久
LP8000
手札4
伏せ1
フィールド エアーマン、HERO戦線
「ワタシのターンドロー!」
僕としては初動はほぼ完璧だ。でもそれは次のターンへの準備にだ。だからここで魔理沙が一瞬で決めようとしてくるときついけど魔理沙のホーリーレイは墓地が増えないと真価を発揮しないから多分大丈夫!
「ワタシは手札から魔法カード 光の先駆者を発動!」
光の先駆者 通常魔法
①手札の『ホーリーレイ』モンスターを一体墓地に送って発動する。カードを一枚ドローする。その後山札の上から三枚を墓地に送る。『光の先駆者』は一ターンに一度しか発動出来ない。
「手札のホーリーレイ·ヘラクレスを墓地に送り一枚ドロー。その後カードを三枚墓地に送る」
墓地へ送られたカード ホーリーレイ·アルテミス、ホーリーレイ·アレス、オリュンポスの集い
「さらに光の先駆者で墓地に送ったホーリーレイ·ヘラクレスの効果を発動!」
ホーリーレイ·ヘラクレス 光 戦士 ☆7 A2400D2100
①フィールド上に『ホーリーレイ·ヘラクレス』がいない時にこのカードが墓地に送られた場合発動出来る。墓地からこのカードを特殊召喚する。この効果で特殊召喚したこのカードは墓地に送られる場合除外される。
②場に『ホーリーレイ』と名のついたモンスターが3枚いる場合このカードは特殊召喚出来ない。
「ヘラクレスを墓地から特殊召喚!さらに墓地の光属性が二種類以上いるからホーリーレイ·ヴィーナスを特殊召喚!」
ホーリーレイ·ヴィーナス 光 天使 ☆5 A2100D2100
①このカードは通常召喚出来ない。墓地の光属性の種類が二種類以上いる場合のみ特殊召喚できる。
②このカードを特殊召喚した時デッキから「ホーリーレイ」と名のついたモンスター一体を墓地に送る。
③場に『ホーリーレイ』と名のついたモンスターが3枚いる場合このカードは特殊召喚出来ない。
「ヴィーナスの効果でデッキからホーリーレイ·ミカエルを墓地に送る。バトル!」
やばい、かなりいい回り方をしてる!
「ホーリーレイ·ヴィーナスで
「くっ、エアーマンが破壊された時HERO戦線の効果発動!デッキから
明久LP8000→7700
「続いてホーリーレイ·ヘラクレスでダイレクトアタック!」
明久LP7700→5300
「ターンエンドだ」
魔理沙
LP8000
手札4
伏せ0
フィールド ホーリーレイ·ヘラクレス、ホーリーレイ·ヴィーナス
墓地の光属性 三体
「僕のターンドロー!」
どうしよう。ホーリーレイは伏せカードは少ないから責めやすいけどその分モンスター一体一体のパワーが強い。半端なモンスターは出せないね。
「手札から
E=HEROエクストラヒーローバブルマン 水 戦士☆4A800D1200
①このモンスターの召喚·特殊召喚時にデッキからカードを1枚ドロー出来る。②このモンスターがフィールドから墓地に送られた時にデッキからカードを1枚ドローする。
エクストラフュージョン 通常魔法
①『E=HEROエクストラヒーロー』融合モンスターによって決められたモンスターを手札かフィールドから墓地に送ってそのモンスターを融合召喚する。
「
①このカードの特殊召喚時に相手モンスター一体を破壊する。その後破壊したモンスターの攻撃力の半分をこのモンスターに加える。
「バブルマンが墓地に送られた時の効果でワンドローする」
「バブルマンをわざわざ召喚した理由はそれか」
「ヘルバーストの効果でホーリーレイ·ヘラクレスを破壊!そして攻撃力の半分の数値を上げる!」
ヘルバーストA1500→2700
「バトル!ヘルバーストでホーリーレイ·ヴィーナスを攻撃!」
魔理沙LP8000→7400
「これでターンエンド」
明久
LP5300
手札3
伏せ1
フィールド ヘルバースト、HERO戦線
「ワタシのターンドロー!」
これで魔理沙の場は一掃出来たけど墓地の光属性が四体。これからもっと墓地に落とすだろうし大型モンスターを出されるな……。
「まず手札から魔法 神との対話を発動!」
神との対話 通常魔法
①墓地の光属性が4種類以上ある場合のみ発動できる。山札の上からカードを3枚めくりその中の『ホーリーレイ』と名のついたモンスターを1枚手札に加え残りを墓地に送る。『神との対話』は一ターンに一度しか発動出来ない。
「山札を三枚めくる!」
ホーリーレイ·ポセイドン、ホーリーレイ·パーシアス、ホーリーレイ·クリスティア
「この中からホーリーレイ·ポセイドンを手札に加えて残りを墓地に。そして墓地の光属性が6種類以上存在するためホーリーレイ·ポセイドンをそのまま召喚!」
ホーリーレイ·ポセイドン 光 水 ☆8A2400D2800
①墓地の光属性が6種類以上存在する場合のみ特殊召喚できる。
②このカードは守備表示で攻撃できる。その時の攻撃力は守備力で計算する。
③場に『ホーリーレイ』と名のついたモンスターが3枚いる場合このカードは特殊召喚出来ない。
「さらに墓地の光属性が5種類以上存在する時にホーリーレイ·アルテミスを特殊召喚する!」
ホーリーレイ·アルテミス 光 戦士 ☆6A2400D2100
①墓地の光属性が5種類以上存在する場合のみ特殊召喚できる。
②1ターンに1度800LP払って相手の手札を1枚選択してカードの種類を選択する。選択したカードが宣言した種類だった場合そのカードを除外する。
③場に『ホーリーレイ』と名のついたモンスターが3枚いる場合このカードは特殊召喚出来ない。
「それは許せないよ!リバースカード発動 無償の自己犠牲」
無償の自己犠牲 通常罠
自分フィールドのモンスターより相手フィールドのモンスターの方が多い場合のみ発動できる。
①フィールド上の攻撃力2500以上の『
「ヘルバーストを破壊して魔理沙の場のモンスターをエンドフェイズまで無力化する!」
「やるな明久!カードを一枚セットしてターンエンド」
魔理沙
LP7400
手札2
伏せ1
フィールド ホーリーレイ·ポセイドン、ホーリーレイ·アルテミス
墓地の光属性 6種類
「僕のターンドロー!」
「どうする明久。とりあえず凌いだけど」
「もちろん、ドンドン攻めていくよ!手札から
ここでわざわざ守りに行く必要なんてない。今回のデュエルはより攻め込んだ方が勝つと思うから。
①このカードの召喚·特殊召喚時に墓地の『フュージョン』と名のついたカードを一枚手札に加える。
「オーシャンの効果で墓地のエクストラフュージョンを回収。さらに魔法カード 立ち上がる英雄を発動!」
立ち上がる英雄 通常魔法
①自分の墓地の戦士族モンスター一体を選択して発動する。そのモンスターを特殊召喚する。
「墓地の
「
①このカードの特殊召喚時に相手モンスター一体をこのモンスターの装備カード扱いとして装備する。
②このモンスターが破壊される代わりに装備カードを破壊できる。
「ウォッシュライダーの効果でホーリーレイ·ポセイドンを装備する!」
「ポセイドンが!」
「さらに手札から
①フィールド上に『
「バイトフェイズ!ネクストネオスでホーリーレイ·アルテミスを攻撃!」
魔理沙LP7400→7300
「ウォッシュライダーでダイレクトアタック!」
魔理沙LP7300→4900
「これでターンエンド」
明久
LP5300
手札2
伏せ0
フィールド ウォッシュライダー ネクストネオス HERO戦線
「やるな明久!でもこっちもまだまだいくぜ!ドロー!墓地の光属性が3種類以上の時手札からホーリーレイ·アキレウスを特殊召喚する!」
ホーリーレイ·アキレウス 光 戦士 ☆5 A2300D1700
①墓地の光属性が3種類以上存在する場合のみ特殊召喚できる。
②このカードの特殊召喚時に自分フィールド上にモンスターがこのカードのみだった場合発動できる。デッキの上から5枚まで墓地に送れる。
③場に『ホーリーレイ』と名のついたモンスターが3枚いる場合このカードは特殊召喚出来ない。
「アキレウスの効果でデッキから5枚墓地に送る」
墓地の光属性 10種類
「そんで墓地の光属性が9種類以上の時こいつを特殊召喚できる!」
ホーリーレイ·ヘパイストス 光 獣戦士 ☆9 A2800D2500
①このカードは通常召喚出来ない。墓地の光属性が9種類以上存在する場合のみ特殊召喚できる。
②このカードの特殊召喚時に相手のモンスターを一体選択して発動する。選択したモンスターを装備カード扱いでこのカードに装備できる。
③装備カードを墓地に送ることで墓地の『ホーリーレイ』と名のついたモンスターを一体選択して発動する。そのモンスターを手札に加える。この効果で手札に加えたカードはこのターン召喚出来ない。
④場に『ホーリーレイ』と名のついたモンスターが3枚いる場合このカードは特殊召喚出来ない。
「ヘパイストスの効果でウォッシュライダーをこいつに装備する!」
「あぁ?!同じ効果を使われた!」
「眼には眼を歯には歯をってな。ヘパイストスの効果で装備したウォッシュライダーを墓地に送って墓地からホーリーレイ·ミカエルを手札に加える。特殊召喚は出来ないのが残念だぜ」
「そんなことされたら負けちゃうよ僕」
「ちょっと足りなかったな。バトル!ヘパイストスでネクストネオスを攻撃!」
明久LP5300→5000
「ネクストネオスが破壊された時HERO戦線の効果を発動。デッキから
「ホーリーレイ·アキレウスでダイレクトアタック!」
「くぅ!」
明久LP5000→2700
「ターンエンドだ」
魔理沙
LP4900
手札2
伏せ1
フィールド アキレウス、ヘパイストス
「僕のターンドロー!」
「諦めるか明久?」
……確かに絶望的な状況だけど
「絶対に諦めるもんか!魔法カード E·ミラクルフュージョンを発動!」
(そうだよな。明久は絶対に諦めないよな。いつもその心が奇跡を産むんだ)
E・ミラクルフュージョン 通常魔法
①『E=HEROエクストラヒーロー』と名のついた融合モンスターによって決められたモンスターをフィールド.手札.墓地から除外する事で融合召喚する。
②E・ミラクルフュージョンは一ターンに1度しか発動出来ない。
「手札の
「
①一ターンに一度フィールド上のカードを1枚選択して発動する。そのカードを破壊する。
②このカードが戦闘ダメージを与えた時、与えた数値分自分のLPを回復する。
③このカードがフィールドから墓地に送られた場合デッキまたは墓地の『
「カオスネオスの効果でホーリーレイ·ヘパイストスを破壊する。そして手札から
①このカードの通常召喚時フィールドの『
「フェザーマンを破壊する事でカオスネオスに力を与える!」
「フェザーマンとカオスネオスの相性が良すぎるな……」
「バトル!カオスネオスでヘパイストスを攻撃!」
魔理沙LP4900→4700 明久LP2700→2900
「カオスネオスでアキレウスを攻撃!」
魔理沙LP4700→4000 明久LP2900→3800
「ターンエンドだよ」
明久
LP3800
手札0
伏せ0
フィールド カオスネオス HERO戦線
「流石明久だぜ。こっちも負けてられないな!ドロー!まずはリバースカード 希望の光明を発動」
希望の光明 通常罠
墓地に光属性が6種類以上存在する場合のみ発動できる。
①手札を1枚捨て墓地の召喚条件を満たしている『ホーリーレイ』と名のついたモンスターを選択して発動する。そのモンスターを特殊召喚する。
「手札を捨てて墓地からホーリーレイ·デュアルガンナーを特殊召喚!」
ホーリーレイ·デュアルガンナー 光 悪魔 ☆8A2700D1700
①このカードは通常召喚出来ない。墓地の光属性が6種以上の場合のみ特殊召喚できる。
②このカードが相手モンスターに攻撃宣言した時発動する。ダメージ計算を行わずにそのモンスターを破壊する。またこの効果を発動した時相手の場のカードを1枚破壊できる。
③場に『ホーリーレイ』と名のついたモンスターが3枚いる場合このカードは特殊召喚出来ない。
「それはやばい!」
「さらに手札からホーリーレイ·アポロンを特殊召喚!」
ホーリーレイ·アポロン 光 戦士 ☆7A2500D2300
①このカードは通常召喚出来ない。墓地の光属性が6枚以上存在する場合のみ特殊召喚できる。
②このカードの攻撃宣言時墓地の光属性を1枚デッキに戻すことで攻撃力をエンドフェイズまで500upさせる。
③場に『ホーリーレイ』と名のついたモンスターが3枚いる場合このカードは特殊召喚出来ない。
「バトル!デュアルガンナーでカオスネオスを攻撃!その時バトルを行わずにカオスネオスを破壊!」
「くそ、カオスネオス……」
「さらにデュアルガンナーの効果でHERO戦線を破壊!」
「カオスネオスが破壊された時デッキから
「ホーリーレイ·アポロンでネクストネオスを攻撃。その時に墓地のホーリーレイ·アキレウスをデッキに戻すことで攻撃力を3000にする!」
「ネオスも……」
「ターンエンドだぜ!」
魔理沙
LP4000
手札1
伏せ0
フィールド デュアルガンナー、アポロン
「さ、さすがに絶体絶命だね……」
手札もフィールドも0。僕の命は次のドローにかかってる。
「応えてくれ僕のデッキ!ドロー!…………!僕はカードを一枚セットしてターンエンド」
明久
LP3800
手札0
伏せ1
フィールド なし
「ワタシのターンドロー!」
(明久のやつ何を引いたんだ?でも明久のあの目。あれはまだ勝負を諦めていない目だ。つまり何かあるんだ)
「だからその希望を打ち砕くぜ!手札からホーリーレイ·ミカエルを特殊召喚!」
ホーリーレイ·ミカエル 光 天使 ☆7A2500D2300
①このカードは通常召喚出来ない。墓地の光属性が6枚以上存在する場合のみ特殊召喚できる。
②フィールドの『ホーリーレイ』と名のついたモンスターと相手フィールドのカード1枚を選択して発動する。選択したカードを破壊する。
③場に『ホーリーレイ』と名のついたモンスターが3枚いる場合このカードは特殊召喚出来ない。
「ホーリーレイ·ミカエルの効果発動!ミカエル自身と明久の伏せカードを破壊する!」
(これで明久の悪あがきも出来ないは__)
「ふっふっふっ!」
「な、なんだ明久。急に笑いだして……」
「信じてたよ!魔理沙なら僕のリバースカードを破壊してくれるって!魔理沙が破壊したカードはヒーローの逆転劇!」
「なんだそのカード?」
ヒーローの逆転劇 通常罠
このカードの②の効果はデュエル中1度しか使えない
①自分のデッキの上からカードを5枚墓地に送る
②自分フィールド上にセットされたこのカード以外のカードがなく自分の手札が0枚の状態でセットされたこのカードが相手によって破壊され墓地に送られたとき自分の墓地の
4枚以下:このターン自分が受けるすべてのダメージは0になりその後自分はカードを2枚ドローする
5枚以上:相手フィールド上のカードをすべて破壊する。その後相手は次の自分のターン終了時までモンスターの召喚、魔法・罠をセットできない
10枚以上:自分はゲームに勝利する
「なんだその展開は!」
「僕の墓地の
「くっそー!ターンエンド!」
魔理沙
LP4000
手札1
伏せ0
フィールド なし
「そしてこういう時の僕はついてるんだ!ドロー!……来た!魔法カード E·ミカエルフュージョン発動!」
「なんでそういうカード引くんだ明久は!」
「墓地の
「
①このカードの攻撃力は融合素材にした戦士族の数×100upした数値になる。
②このカードは1回のバトルフェイズに二度攻撃することができる。
「融合素材にした戦士族の数は8体。よって攻撃力を800up!そしてネオスナイトは二回攻撃することが出来る!」
「……ここまで来て負けるとはな」
「行け!ネオスナイト!魔理沙にダイレクトアタック!」
魔理沙LP4000→0
「僕の勝ちだよ魔理沙」
「そうだな。ワタシは負けたんだ。素直にこの道を通すよ」
「……ありがとう。ごめんね魔理沙!」
魔理沙には悪いけど早くこの場を去るんだ!雑談する暇もない!
「……いいんだよ明久。それに__」
魔理沙がその場を少し離れる。すると後ろにはぐったりした光輝を抱えている鉄人がこちらを睨んでいた。
「あとはお前だけだぞ吉井。たっぷりしごいてやるからな」
「この人が明久に説教してくれるみたいだから!」
「ちくしょう!」
悠長にデュエルなんてしてたらみんなの
「待てェェエエ工!吉井!」
「誰かーー!助けてくださーい!!」
この後夜通し鉄人から逃げ回ったけど結局捕まって無事に説教された。
という訳で今回デュエルの要となった『ヒーローの逆転劇』。これは『アクアマン』さんのオリジナルカードです。提案ありがとうございました!
それとウォッシュライダーの融合素材が前はエアーマンとバブルマンだったのですがエアーマンと水属性E=HEROとなりました。