バカと遊戯王と召喚獣   作:はまなつ

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23話です。どんどんとオリジナルな展開になっていきますね。最後も少し変える予定です。まぁそこがいい所ということで。


23話 突撃

あの後凛の協力は得られたけど久保の承諾は得られなかった。だからAクラスの協力は微妙なところとなった。

 

「他のクラスは手伝ってくれるんだよな?」

 

「ああ。みんな二つ返事で承諾してくれた」

 

こう考えるとやっぱり男はバカばっかだな。みんなしたいとは思ってたけど行動に移せなかっただけみたいだ。

 

「それじゃあもういくの?」

 

「そのつもりだ。あまり時間をかけても向こうが対策しやすくなるだけだからな」

 

「作戦は昨日と同じかの?」

 

昨日はシンプルな正面突破。正直作戦とも言えないが。

 

「基本的には同じだ。だがFクラスだけは少し変えるつもりだ」

 

「変えるってどんな感じに?」

 

「それはその時のお楽しみだ」

 

ニヤッと悪い顔をして笑う雄二。何か考えついたみたいだな。こうなった時の雄二はたくましいからな。期待していいだろう。

 

♢

 

「……そろそろ時間じゃな」

 

「………みんなのやる気は十分」

 

「雄二の号令を待ってるぜ」

 

「上手くいくといいけど」

 

「上手くいかせるんだよ。……よし、行くぞ!」

 

雄二の号令を筆頭にそれぞれのクラスが女子風呂へと突貫する。基本的にそれぞれのクラスで固まって動いている。そこにAクラスの姿は見えないが。

 

『本当に来たわよ男子のやつ!』

 

『迎え撃つわよ!』

 

「雄二、やっぱりだな!」

 

「そうだな。昨日ので向こうも危機感を抱いたか」

 

雄二の予想通り風呂の時間では無い女子達が教師達の助太刀をしている。こうなると勉強の不利なFクラスの戦力はゴミとかすだろう。

 

「光輝、作戦通りお前は他のクラスの援護に!」

 

「任せとけ。そっちも負けるなよ!」

 

先程言っていた作戦に俺は適していないため苦戦しているクラスの方へ。

 

『通させないわ!サモ___』

 

起動(アウェイクン)!」

 

『なっ?!フィールドが消えた?!』

 

実は別の召喚フィールド同士がぶつかった時それぞれのフィールドが消えるという現象が起こる。今回の作戦はそれを利用したもの。雄二の白金の腕輪を起動してフィールドを作りそれをぶつける。そうしてフィールドを消したところで……

 

「今だ野郎ども!デュエルだ!」

 

そう。デュエルに持っていく。こうすることで勉強がゴミクズのFクラスでも確実に一人は足止めできる。

 

『そ、そんな!』

 

『ほらほら、デュエルを挑まれたら受けるのがウチのルールだろ!』

 

(……よし、今のところは順調だ)

 

しかしこの作戦にも穴はある。

 

「待ちなさい土屋!」

 

「島田か!ムッツリーニ!」

 

正面から現れた美波がムッツリーニを指名してデュエルを挑んできた。

 

「………先にいけ雄二。すぐに追いつく」

 

「……負けんなよ!」

 

「すぐに追いつくとは失礼なこと言うわね」

 

「………そこを退け島田」

 

「残念だけど通す訳にはいかないわ。科目が数学なら一瞬で終わるけど仕方ないわね」

 

デュエルディスクをセットする美波。こうなってはムッツリーニといえど逃げられない。

 

女子の強力な召喚獣を持つ者をFクラス男子でも止められるように雄二の腕輪でフィールドを打ち消す。こうしてデュエルを挑んで確実に一体一の状況にする作戦は有効だろう。しかし向こうとしてもそうだ。ムッツリーニのような一部で最強の力を持つものをその本領を発揮させないまま倒すことが出来る。この作戦は一長一短だ。

 

「………仕方ない。すぐに終わらせる」

 

「やってみなさい!」

 

「「デュエル!」」

 

「………先行は貰った、ドロー。手札から速攻忍者ー段蔵を召喚」

 

速攻忍者ー段蔵 ☆4 風 戦士 A1300D1200

①このカードが召喚·特殊召喚に成功した場合デッキから『速攻忍者』と名のついたカードを一枚手札に加える。『速攻忍者ー段蔵』の効果は一ターンに一度しか発動出来ない。

 

「………段蔵の効果でデッキから速攻忍者ー猿飛を手札に加える。そして猿飛はフィールドに『速攻忍者』が存在する時、特殊召喚することが出来る」

 

速攻忍者ー猿飛 ☆4 風 戦士 A1400D1200

①フィールド上に『速攻忍者』と名のついたモンスターがいる場合このカードは手札から特殊召喚することが出来る。

 

「………☆4の速攻忍者ー段蔵の猿飛をオーバレイ。エクシーズ召喚★4 駆けつけろ、速攻忍者ー服部半蔵!」

 

速攻忍者ー服部半蔵 ★4 風 戦士 A2500D1400

「☆4速攻忍者×2」

①このカードのエクシーズ素材を一枚取り除いて発動する。墓地の『速攻忍者』と名のついたモンスター一体を手札に加える。

 

「………服部半蔵の効果。素材を1枚取り除いて発動する。今墓地に送った段蔵を手札に加える。そしてカードを二枚セットしてターンエンド」

 

「いつ見ても安定してるわね」

 

康太

LP8000

手札4

伏せ2

フィールド 服部半蔵

 

「でもウチも負けないわ!ドロー!まず速攻魔法 ツインツイスターを発動!」

 

「………それは反則」

 

「ちゃんとしたプレイよ!手札を一枚捨てて土屋のリバースカードを二枚破壊!」

 

破壊されたカード 速攻忍術ー時雨、速攻忍術ー暗殺

 

「どっちも妨害カードね。破壊しておいてよかった」

 

相手の動きを止めながらアドを稼ぐのが速攻忍者本来の戦い方。それが序盤で崩れてしまったムッツリーニとしては辛い戦いになるだろう。

 

「次に手札からブラッドナイト·エリースを召喚!」

 

ブラッドナイト·エリース ☆4 闇 戦士 A1900D500

①このカードの召喚時に自分は500のダメージを受ける。

②このカードの召喚·特殊召喚時に山札の一番上をめくる。そのカードが『ブラッドナイト』または『ブラッドアームズ』と名のついたカードであれば手札に加える。それ以外は墓地に送る。

 

美波LP8000→7500

 

「エリースの効果でトップデッキをめくるわ!」

 

めくれたカード ブラッドアームズ·カエルレウム

 

「よし、ブラッドアームズ·カエルレウムを手札に加えるわ!そしてそのまま発動!」

 

ブラッドアームズ·カエルレウム 装備魔法

①このカードの発動時に自分は500のダメージを受ける。

②このカードを装備しているモンスターの攻撃力を500上げる。

③装備状態のこのカードが墓地に送られた場合デッキから『ブラッドアームズ』と名のついたカードを一枚手札に加える。

 

美波LP7500→7000

 

「そしてブラッドアームズ·カエルレウムを破壊して手札からブラッドナイト·キャンサーを特殊召喚!」

 

ブラッドナイト·キャンサー ☆3 闇 戦士 チューナーA1200D500

①フィールド上の『ブラッドアームズ』と名のついたカードを一枚破壊して発動する。このカードを手札から特殊召喚する。その後500のダメージを受ける。

 

島田LP7000→6500

 

「破壊されたカエルレウムの効果を発動!デッキから『ブラッドアームズ·ルーフス』を手札に加える。いくわよ、☆4ブラッドナイト·エリースに☆3ブラッドナイト·キャンサーをチューニング!シンクロ召喚☆7 ブラッドナイト·ドラゴ!」

 

ブラッドナイト·ドラゴ ☆7 闇 戦士 A2600D500

「ブラッドナイト」と名のついたチューナー+チューナー以外のモンスター

①『ブラッドナイト』また『ブラッドアームズ』と名のついたカードによって自分が受けるダメージを相手にも与える。

②一ターンに一度相手の魔法·罠の効果を無効にすることが出来る。この効果を発動した後800のダメージを受ける。この効果は相手ターンでも発動出来る。

 

「どんどん攻めるわよ!魔法カード ブラッドアームズ·ルーフスを発動!」

 

ブラッドアームズ·ルーフス 装備魔法

①このカードの発動時に800ダメージを受ける。

②このカードを装備したモンスターが相手に戦闘ダメージを与えた場合デッキから『ブラッドアームズ』と名のついたカードを一枚手札に加える。

 

島田LP6500→5700

 

ムッツリーニLP8000→7200

 

島田が使う『ブラッド』は効果を使う時やモンスターを召喚する時に自身にダメージを与えてしまう。しかしそれを相手にも与えることでデュエルを優位に進めるデッキだ。

 

 

「バトルフェイズ!ブラッドナイト·ドラゴで速攻忍者ー服部半蔵を攻撃!」

 

ムッツリーニLP7200→7100

 

「ブラッドアームズ·ルーフスの効果発動!装備したドラゴが戦闘ダメージを与えたからデッキから『ブラッドアームズ·アーテル』を手札に。カードを一枚セットしてターンエンド」

 

美波

LP5700

手札2

伏せ1

フィールド ドラゴ、ルーフス

 

「………俺のターン、ドロー」

 

(………島田のデッキは自分でライフを削っていく)

 

しかしそれが完全にデメリットになっている訳では無い。それに一気に攻めても上手く躱してくるだろう。

 

「………手札から速攻忍者ー叢雲を召喚」

 

速攻忍者ー叢雲 ☆4 風 戦士 A1600D1200

①このカードが召喚したターン、通常召喚に加えて『速攻忍者』と名のついたモンスターを通常することが出来る。

 

「………叢雲の効果でもう一度通常召喚を行う。段蔵を召喚。召喚時の効果でデッキから速攻忍者ー風魔を手札に」

 

「次はどの忍者が来るのかしら?」

 

「………叢雲と段蔵をオーバレイ。エクシーズ召喚★4 駆けつけ、速攻忍者ー石川五右衛門!」

 

速攻忍者ー石川五右衛門 ★4 風 戦士 A2400A1600

「☆4速攻忍者×2」

①一ターンに一度このカードのエクシーズ素材を一枚取り除いて発動する。カードを一枚ドローする。

②このカードが墓地に送られた場合、カードを一枚ドローすることが出来る。

 

「………石川五右衛門の効果。素材の叢雲を墓地に送ってワンドロー」

 

「攻撃力で超えられない五右衛門……てことはランクアップね」

 

「………魔法カード 速攻忍術ー移しみを発動!」

 

速攻忍術ー移しみ 通常魔法

①フィールド上の『速攻忍者』と名のついたエクシーズモンスターを一体選択して発動する。そのモンスターをエクシーズ素材としてそのモンスターの★+1の『速攻忍者』エクシーズモンスターをエクシーズ召喚する。

 

「………石川五右衛門をランクアップ、エクシーズチェンジ!★5 駆けつけ、速攻忍者ー黒夜叉!」

 

速攻忍者ー黒夜叉 ★5 風 戦士 A2600D2400

「☆5速攻忍者×2」

①このカードのエクシーズ素材を一枚取り除きフィールド上のカードを一枚選択して発動する。選択したカードを破壊する。その後カードを一枚ドローする。

 

ブラッドナイト·ドラゴは魔法·罠の発動を無効にしてくる。そのため康太はモンスター効果で突破する作戦にでた。

 

「………黒夜叉の効果で素材の五右衛門を墓地に送ってブラッドナイト·ドラゴを破壊!」

 

「そう簡単にはさせないわ!リバースカード発動、血と偽りの混濁!」

 

血と偽りの混濁(ブラッドアームズ·フェイク)カウンター罠

①1500ダメージを受けて発動する。フィールドの『ブラッドナイト』シンクロモンスターを一体破壊してそのモンスターと同じ☆の『ブラッドナイト』シンクロモンスターをエクストラデッキからシンクロ召喚扱いで特殊召喚する。

 

「発動時に1500のLPを失うわ。けどそれは土屋も受けてもらうわよ!」

 

美波LP5700→4200

 

ムッツリーニLP7100→5600

 

「そして黒夜叉の対象となったドラゴを破壊して新たにブラッドナイト·ペガサスを特殊召喚!」

 

「………躱されたか」

 

ブラッドナイト·ペガサス ☆7 闇 獣 A2600D500

「ブラッドナイト」チューナー+チューナー以外のモンスター

①『ブラッドナイト』また『ブラッドアームズ』と名のついたカードによって自分が受けるダメージを相手にも与える。

②一ターンに一度フィールド上のモンスター一体を選択して発動する。そのモンスターを手札に戻す。その後1000ダメージを受ける。この効果は相手ターンでも発動出来る。

 

「………黒夜叉の効果で対象モンスターを破壊できなかったからその後のドローも出来ない。でも五右衛門が墓地に送られた効果でワンドローする」

 

「リカバリーが早いわね。どんどん手札が増えるじゃない」

 

「………どうするか」

 

ペガサスがいる今展開してもバウンスされてしまう。しかしそのまま残しておいても毎ターン効果を使われてジリ貧となってしまう。

 

「………カードを一枚セットしてターンエンド」

 

「あら、攻めなくていいのかしら?」

 

挑発のように美波が話しかけてくる。

 

「………今はその時じゃない」

 

「……そう。じゃあエンドフェイズにペガサスの効果を発動!黒夜叉を手札に戻してお互いに1000ダメージよ!」

 

「………すまない黒夜叉」

 

美波LP4200→3200

ムッツリーニLP5600→4600

 

ムッツリーニ

LP4600

手札4

伏せ1

フィールド 無し

 

「私のターンドロー。モタモタしてたらすぐに負けちゃうわよ土屋!」

 

「………俺は負けない。負けられない理由(覗き)がある!」

 

「その理由がダメだって言ってんでしょ!手札からブラッドナイト·ジェミナイを召喚!」

 

ブラッドナイト·ジェミナイ ☆4 闇 戦士 A1700D500

①このカードの召喚時に自分は800ダメージを受ける。

②このカードを召喚·特殊召喚した場合発動出来る。手札の『ブラッドナイト』一体を特殊召喚する。

 

「………召喚時にチェーンしてリバース発動。速攻忍術ー幻惑」

 

速攻忍術ー幻惑 通常罠

①このターン自分が受けるダメージは全て0となる。

 

美波LP3200→2400

 

「ふん、いいわ別に。ブラッドナイト·ジェミナイの効果で手札からブラッドナイト·リオを特殊召喚!」

 

ブラッドナイト·リオ ☆4 闇 獣戦士 チューナー A1800D500

①このカードの召喚時に自分は500ダメージを受ける。

②フィールド上の『ブラッドナイト』一体を選択して発動する。このターンそのモンスターの☆を好きな☆に変更する。

 

「ブラッドナイト·リオの効果で自身の☆を6にする。そして☆4のブラッドナイト·ジェミナイに☆6になったブラッドナイト·リオをチューニング!シンクロ召喚☆10!ブラッドナイト·アンドロメダ!」

 

ブラッドナイト·アンドロメダ ☆10 闇 戦士 A3000D500

『ブラッドナイト』チューナー+チューナー以外のモンスター

①『ブラッドナイト』『ブラッドアームズ』と名のついたカードによって自分が受けるダメージを相手にも与える。

②自分のLPが3000以下の場合、このカードはカードの効果で破壊されず、効果の対象にならない。

③相手がモンスターを召喚·特殊召喚した時に発動出来る。その召喚を無効にし破壊する。その後1000のダメージを受ける。

 

「どーよウチの切り札は!」

 

「………厄介この上ない」

 

「このままバトルフェイズ……をしても意味無いわね。ターンエンドよ」

 

美波

LP2400

手札1

伏せ0

フィールド ペガサス、アンドロメダ

 

「………俺のターンドロー」

 

ムッツリーニとしてはかなり厳しい状況になった。ペガサス、アンドロメダの効果によってモンスターを確実に二体は処理されてしまう。しかし伏せカードがない今が攻め時でもある。

 

「………手札から速攻忍者ー霧隠才蔵を召喚」

 

速攻忍者ー霧隠才蔵 ☆4 風 戦士 A1700D1200

①このカードの召喚·特殊召喚に成功した時手札の『速攻忍者』一体を特殊召喚することが出来る。

 

「……うーん」

 

美波としてもここは難しいところ。いかに適切なタイミングでムッツリーニのモンスターを止めるか。特に特殊召喚を多用する速攻忍者。止めたいと思う場面は無数に存在するだろう。

 

「……通すわ」

 

「………霧隠才蔵の効果。手札の速攻忍者ー風魔を特殊召喚」

 

速攻忍者ー風魔 ☆4 風 戦士 A1500D1200

①墓地の『速攻忍者』と名のついたモンスターを一体除外して発動する。そのモンスターと名前の異なる『速攻忍者』と名のついたモンスターを一体墓地から手札に加える。『速攻忍者ー風魔』の効果は一ターンに一度しか発動出来ない。

 

「………風魔の効果を発動。墓地の叢雲を除外して墓地の段蔵を回収する」

 

「それもかまわない」

 

美波は出されたエクシーズモンスターを処理する方向に決めた。それが間違えと責めることは誰も出来ないが。それは結局結果論でしかないからだ。

 

「………墓地の速攻忍者ー石川五右衛門を除外して手札から速攻忍者ー抜け忍を特殊召喚」

 

速攻忍者ー抜け忍 ☆4 風 戦士 A900D400

①墓地の『速攻忍者』一体を除外して発動する。手札のこのカードを特殊召喚する。

 

「………そして魔法カード 速攻忍術ー分身を発動」

 

「そのカードは……」

 

速攻忍術ー分身 通常魔法

① 場の『速攻忍者』一体を選択して発動する。そのモンスターと同名モンスターをデッキから特殊召喚する。このカードを発動したターンバトルフェイズを行えない。

 

「………俺が選択するのは霧隠才蔵。同名カードをデッキから特殊召喚」

 

ブラッドナイト·アンドロメダは魔法や罠、効果モンスターの効果での特殊召喚は止められない。ペガサスで先に手札に戻しても効果は発動する。今の状況を覆すためのムッツリーニの切り札だ。

 

「………デッキから霧隠才蔵を特殊召喚。効果を発動。さっき回収した段蔵を特殊召喚。効果を発動!デッキから速攻忍者ー猿飛を手札に」

 

フィールドには既に五体のモンスター。さらに手札に簡単に特殊召喚出来る忍者を加えた。ムッツリーニは強引に美波の布陣を突破しにいったのだ!

 

「………☆4の速攻忍者ー霧隠才蔵二体でオーバレイ。エクシーズ召喚★4 速攻忍者ー百地丹波」

 

「その時にブラッドナイト·アンドロメダの効果を発動。召喚を無効にして破壊する!その後のダメージを受けるのにチェーンして手札からこのカードを特殊召喚するわ!」

 

エフェクト·ドーマ ☆4 闇 戦士 A?D?

このカードは通常召喚出来ない。

①自分が効果ダメージを受ける時に発動出来る。このカードを特殊召喚しそのダメージを無効にする。

②このカードの攻撃力·守備力は①で無効にしたダメージの二倍になる。

③このカードがフィールド上で存在してる限り自分は効果ダメージを受けない。

 

「エフェクト·ドーマの効果でウチはダメージを受けないけど土屋は無効になってないわ!」

 

ムッツリーニLP4600→3600

 

「………速攻忍者ー抜け忍と風魔でオーバレイ。エクシーズ召喚★4 再び現れろ、速攻忍者ー百地丹波」

 

「召喚時にペガサスの効果発動!今出した百地丹波を手札に戻す。そして土屋に1000のダメージよ!」

 

ムッツリーニLP3600→2600

 

「………でもこれでもう妨害はされない。フィールドに速攻忍者が存在しているため手札の速攻忍者ー猿飛を特殊召喚!」

 

美波のモンスターは既に効果を発動した。そしてリバースカードは0。これでようやくムッツリーニのしたかったことが実行される!

 

「………☆速攻忍者ー段蔵と速攻忍者ー猿飛をオーバレイ。エクシーズ召喚★4 駆けつけ!速攻忍者ー百地丹波!」

 

「さっきから出したがってたモンスターね」

 

速攻忍者ー百地丹波 ★4 風 戦士 A2400D1600

「☆4速攻忍者×2」

①このカードのエクシーズ素材を二枚取り除いて発動する。デッキから自分の墓地に存在しない『速攻忍術』と名のついたカードを一枚発動する。

 

「………百地丹波の効果発動。素材を二枚取り除いてデッキから俺の墓地にはない『速攻忍術』を発動」

 

「デッキから魔法·罠が使えるの?!」

 

「………これで俺が発動するのは速攻忍術ー生命加速!」

 

速攻忍術ー生命加速 通常魔法

①フィールドの『速攻忍者』エクシーズモンスター一体を選択して発動する。そのモンスターの★の倍のモンスターをそのモンスターを素材としてエクストラデッキからエクシーズ召喚扱いで特殊召喚する。

 

「………百地丹波をランクアップ、エクシーズチェンジ!闇夜に紛れる死神の刺客よ。その身に纏う殺意を放て!エクシーズ召喚★8 駆けつけ!速攻忍者ー次郎長!」

 

速攻忍者ー次郎長 ★8 風 戦士 A2800D1500

①一ターンに一度このカードのエクシーズ素材を一枚取り除いて発動する。フィールド上のモンスター一体を除外してそのモンスターの攻撃力分自分のLPを回復する。

②このカードが相手に戦闘ダメージを与えた時その数値の半分自分のLPを回復する。

 

「速攻忍者にもそんなやつがいたのね」

 

「………次郎長の効果。素材の段蔵を墓地に送りブラッドナイト·ペガサスをゲームから除外。そしてその攻撃力、2600回復する」

 

ムッツリーニLP2600→5200

 

「やるじゃない」

 

「………このターンはバトルフェイズを行えない。………カードを一枚セットしてターンエンド」

 

ムッツリーニ

LP5200

手札0

伏せ1

フィールド 次郎長

 

「あの状況にしては頑張ったじゃない。ドロー」

 

傍から見てわかるほど今の美波は余裕綽々だ。その理由は今フィールドにアンドロメダがいるからだろう。切り札に絶対的な自信を持っているのだ。

 

「でもそろそろ終わらせるわよ!他の連中も止めなきゃなんだから!」

 

「………何故分かってくれない」

 

「覗かれるって分かってていい気分になるやつなんていないでしょ!手札から魔法カード ブラッドアームズ·アーテルを発動!」

 

ブラッドアームズ·アーテル 装備魔法

①このカードを装備したモンスターが戦闘によって相手モンスターを破壊した時発動できる。このカードを墓地に送り装備したモンスターよりも☆の低い『ブラッドナイト』を墓地から一体特殊召喚する。その後2000ダメージを受ける。

 

「これで決めるわよ!バトルフェイズ!」

 

それに加えてさらに万全な状況にしようとする。エフェクト·ドーマが存在しているためこのカードは破格の性能となっている。

 

「これで反省しなさい!ブラッドナイト·アンドロメダで速攻忍者ー次郎長を攻撃!」

 

「………浅はかだな」

 

「何ですって?!」

 

「………最後の最後で気を抜いたことだ!リバースカードオープン 秘伝·亜空間!」

 

「な、何よそのカード!」

 

秘伝・亜空間殺法 速攻魔法

このカードは墓地に「忍者」モンスターが7体以上の場合、1ターンに一度のみ使用できる。 ①と②の効果はどちらかのみ使用できる。

①自身のライフを100の倍数で任意に払う(最大5000まで)。

その後フィールドの「忍者」モンスターを選び、そのモンスターに支払ったライフ分の攻撃力、守備力をアップさせる。

②自身のライフを1000の倍数で任意に払う(最大6000まで)。

その後支払ったLP1000につき一枚相手の手札、デッキ、フィールド、墓地からそれぞれ表表示でゲームから除外する。

 

「………俺が発動するのは①。そして支払うLPは最大数値の5000!」

 

「まさかそれをやるためにLPを回復したの?!」

 

「………俺がこれを引いた時から決着はこれでつくと思っていた」

 

速攻忍者ー次郎長 A2800→7800

 

ムッツリーニLP5200→200

 

「………いけ次郎長。ブラッドナイト·アンドロメダを返り討ちにしろ!」

 

「きゃあぁぁぁ!」

 

美波LP2400→0

 

「ま、負けた……」

 

「………俺は誰にも止められない。俺に戦う理由がある限り」

 

美波を後にしてすぐその場を後にするムッツリーニ。敵は美波だけではない。一刻も早く他の手助けにいかなければならない。しかしムッツリーニは絶望しない。彼が覗きを諦めない限り!

 

「………あんなのに負けるなんて腑に落ちないわ!」




今回出てきたエフェクト·ドーマはガンガンさんから頂いたオリカです。

そしてムッツリーニの使った秘伝・亜空間殺法はゲイツポイントさんから頂いたオリカです。

お二人共素敵な提案ありがとうございました!
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