酒呑みロード   作:六導

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二部三章くるのか楽しみですね。


俺の財布はアビーを宝具4にして寒いですがww
そしてウチのカルデアにナタは一人も来ない



第10話 冒険者の装備

その後、デミウルゴスに投げたら何とか上手くいった。

1番の問題であり壁であったアルベドも何とか抑えることもできた。

そのあと守護者達を持ち場に戻した後、私達は自分達の策が上手くいったと喜び合っていた。

 

「いや〜本当に上手くいきましたね!」

「ホンマやわ〜もうぜ〜んぶデミウルゴスに任せたらいいんとちゃう」

「いやいや、それは流石に」

流石にそれはとアインズさんが言い淀んだ。

「フフフ、嘘やウ・ソ。それにウチもやりたい事思いついたし」

と、私がそう言うとアインズさんは興味を引いたのかその話しに食いついてきた。

「それって何ですか?」

「うん、それはな。ウチも最初はアインズはんと冒険者やろうと思うてたけどな〜 それやとアインズさんの言う情報を手に入れやすい地位に就くまで時間かかるやろ?」

アインズさんは何もナザリックから出たくてあんなことを言い出した訳ではないだろう。

一応、外の情報を得るために冒険者になろうとしているがその情報が得られるにはおそらくかなり上の地位が必要、つまりはアダマンタイトくらいにならなければならないだろう。

いくら私達がこの世界では破格の強さを持つとしても強さをセーブした状態ではそれなりに時間がかかるだろう。

「確かにそうですね。依頼をある程度こなさないといけないですし、他の冒険者の関係を深める必要もありますし、時間はかなり掛かるでしょうね」

「だから、ウチは別行動でアインズはんが活躍できるようにサポートするわ」

とここまではそれらしい言い訳をするが本当は面倒くさいというのも理由の一つだ。

報告書で冒険者とは要するにモンスター専門の傭兵の様なものだ。

私達がプレイしていたユグドラシルの未知を求めるとは大きくかけ離れたモノ。

それに報告を聞く限りこの世界全体のレベルはかなり低い。

この後、アインズさんと冒険者をやれば自分のレベルや力をかなり抑えないといけないだろう。前のガゼフとの模擬戦のように力を抑えて戦うなどつまらないし、面白くない。

 

そう、面白くないのだ。

 

ならば、アインズさんが活躍できるように裏から暗躍した方がよほど面白そうだ。

というかその黒幕ぽい感じに魅力を感じる。

「なるほど、確かにそうですね。ならそっちは任せてもいいですか?」

「ええよ。それで、アインズはん、その冒険者用の装備はどないするん?」

今のアインズさんの装備は神器級【ゴッズ】だ。

しかしこの世界では私たちの装備はかなり目立つのではと私は思っていたが、どうやらアインズさんもそれは懸念していたようで少し考え込んでから

「うーーん。そうですね〜ある程度は低ランクで固めようとは思いますけど。あまり低すぎるといざって時に困るので・・・そうですね。やっぱり聖遺物【レリック】クラスで固めようかと思います」

ほほう!それならアレらの装備がいいかもしれない。

と私は笑みを浮かべる。

「ほんならウチが昨日、アイテム整理で見つけた装備貸したろか?」

「ええ!!いいんですか」

フフフ、これで前から考えていた装備をアインズさんにしてもらえると私も内心笑みを浮かべる。

 

 

「さぁ、アインズさん!さっき教えてセリフをどうぞ!!」

アインズさんが私の渡した装備を身につけて私の前に立つ。

その光景に私はいつもの口調も忘れるぐらい今、興奮していた。

今のアインズさんは完璧なる戦士【パーフェクトウォーリアー】によって装備することができるようになった漆黒の全身鎧、鎧の胸辺りと肩に骸骨の装飾がしてある。

そうあの人の装備だ。

「晩鐘は汝の名を指した・・・てっ何やらせてんですか!!」

セリフの途中でアインズさんは持っていた剣を床に叩きつけた。

「なしてそないに怒ってはる?カッコええやろソレ」

「何ってこの鎧のデザインですよ!何ですかコレ! 完全に悪役かなんかでしょ!」

「悪役なんて失礼やわ〜 これは由緒正しいとある暗殺者の鎧やで」

「コレのどこが暗殺者ですか!」

とアインズさんは鎧を指差しながらに言う。

「そないなことあらへんよ。その鎧には気配遮断スキルに無音スキルも付いてるしさらに即死確率上昇も付いてるんよ。そして剣には即死効果も付いてるからあながち間違いやあらへんよ」

「いや!なら余計に今回の冒険者の装備としてはダメでしょ!何より1番の問題は何で顔が剥き出しなんですか!」

「そら、そのスカルフェイスの方が死を告げる騎士って感じでカッコええからや」

私がそう言うとアインズさんは肩を落としてからとにかくコレは却下ですと言って装備を脱いだ。

「カッコええけど、そうやね。人間の街に行くんやからコレはないか、でもホンマに惜しいわ〜 まぁ、気い取り直してコレ着てみて」

と言ってた私は次の装備をアインズさんに渡そうと手を出すがアインズさんが大丈夫なのかと目で訴えかけてきている気がした。

「そないに疑うような目せんといてなあ、まぁ目なんて今のアインズはんにはあらへんけど雰囲気で分かるよ。それに次はこの変化の指輪も貸したるさかい。早よ、これ着てな」

と渋るアインズさんに次の装備を渡した。

 

 

そして気を取り直して次行ってみますか。

「じゃあ、アインズさん、教えた通りにやってみて下さい!」

次にアインズさんが装備したのは先ほどの全身鎧とは違い私達が生きていた時代よりも古いおそらくは17世紀あたりの軍服に身を包み、自分の背丈よりも大きな大砲を持っていた。

さらに大きな違いがアインズさんの顔が骨ではなく人間のそれも気風の良さと男気の良さを合わせ持つ、これぞ快男児と言った男の姿がそこにはあった。

「呼んだかい。ああ呼んだよ・・・な」

セリフと途中でアインズさんが私が渡した大砲を私に向ける。

 

「・・・なしてアインズはん、ウチにその大砲向けてはるん?」

「・・・」

「もしかしてアインズさん、おこ・・・」

私が言い終わるよりも先に

「虹よ、虹よ!今、可能性の橋を架けろ!ソラを往けーー『凱旋を高らかに告げる虹弓【アルク・ドゥ・トリオンフ・ドゥ・レトワール】』!!」

この人、さっき教えたセリフでマジで撃ってきましたよ!!

迫り来る虹色の閃光。

この攻撃はマジでやばいですって!

あの大砲は貫通力に力を入れた武器で威力だけなら伝説級に匹敵する。

その代わり使用者に移動速度が大幅に下がるというデメリットがあるが・・・

武器の性能を思い返している間に虹の光が私の目の前に・・・

 

 

ドーーーン!!!!

そしてナザリック9階層中に爆発音が響き渡った。

 

その後は大変だった。

アルベドとセバスが部屋に飛び込んでくるわ。

さらに守護者とプレアデス全員がこの部屋に次々と駆け込んでくるわ。

その騒ぎによってナザリック全体の警備レベルが最大限に引き上げられるなど大騒ぎになった。

ちなみに先ほどの砲撃は私がマトリックス回避でなんとかスレスレで躱し何とか無事だった。

ある意味、始めてこの身体の性能に助けられた気がした。

 

 

「「はぁ〜やっと終わった」」

セバスの説教がようやく終わりお互いにため息をついてから向き合った。

あの後、メイド達がアインズさんの部屋を片付けてから何とか落ち着くことができるようになった。

「全くアインズはんがあないなことするさかいにこないに大騒ぎになってしもうたやないの」

と私が不満を口にする。

「いやいや、酒呑さんが冒険者の格好を無視した装備を渡して俺をオモチャにして遊んでるからじゃないですか」

「少しは女の洒落くらい笑って見逃せる度量をみせはってもええんとちゃうのそこは」

と少し言い合いになってしまった。

 

 

その後、アインズさんは全身鎧はカッコいいので戦士として冒険者登録してきますとなった。

ちなみに私は変化の指輪のみをアインズさんに貸すことになった。

 

 

 

 

 

 

 




ギャグ回にしてみました。
あと、話があまり進まなくてすいません。
もっと早く投稿したいけどやはり時間がないですね。
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