酒呑みロード   作:六導

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評価が上がってる!!
やったーー!!
。゚(゚´ω`゚)゚。

これからも頑張ります。


第4話 外へ

あれから円卓の間に転移した私とモモンガさんは思わず頭を抱えていた。

「あいつら、マジだ」

「凄い高評価でしたな、モモンガはん」

「それは酒呑さんも同じでしょう。それよりもこれからどうしよう。あの評価を崩したらどうなることか」

モモンガさんは不安でいっぱいな様子だ。

それもそうだろう私はまぁアレだがモモンガさんはナザリックの最高支配者だからこれからの事を思うと気が滅入るのだろう。

いっそ全部捨てて逃げてしまえば楽になるのだけど彼は絶対にそんな事はしないだろう。

「これからどうしましょうか酒呑さん」

今にも不安で押し潰れそうなモモンガさんを見ているとこっちまで不安に苛まれてしまう。

ここは気分転換するべきだろう。

なら、酒・・・は無理だよね。

アンデッドのモモンガさんは酒を飲むどころか食べることも寝ることもましてや・・それは今は置いておこう。

ならば、

 

「モモンガはん、外に出てみようや」

 

と私は口にした。

対するモモンガさんはこちらを見て唖然としている感じがする。

骸骨なので表情が伺えないが

「はぁ!!何言ってんですか!こんな時に貴女は」

「フフフ、ぐちぐち言ってもなーんにもならへんよ。それに外は星が見えるらしいで。ウチ、見てみたいわ〜」

私がそう言うとモモンガさんもそれに惹かれたのか少し悩んでいる。

「ウチが見たいって言うたからモモンガはんがそれに付き合ったって言うたらええやんか」

と私がダメ押しを言うとモモンガさんははぁ〜と大きなため息をしてから

「分かりましたよ。確かに見てみたいですから星空を」

 

そして私とモモンガさんは第一階層に転移する。指輪で行ける一番地表に近い所、中央霊廟だ。

外に出る直前にデミウルゴスとその配下に出会って驚いたが今は護衛を申し出て後ろに付き従っている。

「そういえば、デミウルゴスは何でこないなとこにおったん?」

私がなぜここにいるの?と聞いてみると

「何おっしゃいますか。モモンガ様と酒呑童子様はこの異変に既に察知されていた。にも関わらず我々、守護者はそれを察知できなかった。ですが、モモンガ様と酒呑童子様はそんな不甲斐ない我々守護者を見捨てないどころか!こうして挽回の機会として周囲の警戒の任務をお与えになられた。その証拠に今はその視察しに来られたのでは?」

私とモモンガさんは開いた口が塞がらない思いだった。

実際は骸骨故に無表情、私は意味深に笑って誤魔化しながらどこまでも私たちを好意的に解釈するデミウルゴスに驚愕した。

というか、もはや怖いよ。

「流石は、デミウルゴスだ。私と酒呑さんの意図をそこまで読み取るとはな」

「流石やね〜ウチも期待以上で嬉しいわ〜」

私とモモンガさんは一瞬、目を合わせた後にこの流れに乗ることにした。

お互いに守護者達への認識が甘かったと後悔しながら

 

 

外へ出ると夜だった。

いや、夜なのは知っていたが・・・

「これは凄いな・・・」

一歩外へ出るとモモンガさんは思わず感嘆の声を上げる。墳墓の周り一面、草原になっており町の灯りもないが、このナザリックは月光によって幻想的に照らされていた。

「これが月明かり・・・こんなに綺麗だなんて・・・」

私もついキャラを忘れてその風景に魅入ってしまう。

「酒呑さん。飛んでみましょう」

モモンガさんが全体飛行【マス・フライ】を唱えると三人の身体が宙に浮く。

そして一直線に高く上昇する。雲の上は満天の星。眼下には広大な草原が広がり遠くの方に街明かりが見えた。

「空気が澄んでいる。これが夜空か」

「ブルー・プラネットはんにも見せてやりたいわぁ〜」

「ウンチクだけで半日は消えそうですね」

自然を愛して止まなかったギルドメンバーを想いながら二人は現実世界ではかなり昔に失われた自然の美しさを眺める。現実世界では大気汚染や水質汚染に土壌汚染が進み人間は人工肺がなければ外で活動できない程であったから尚更この景色の美しさに二人の心惹かれたのは必然だろう。

「それにしても本当に綺麗だ。まるで宝石箱みたいだ」

「なんや、モモンガはん詩人やね」

「この星々が美しく輝いているのは、御身を飾るための宝石を宿しているからかと」

「確かにそうかもしれないな・・・」

そしてモモンガさんは呟くように

 

「私達がこの地に来たのは・・・この誰も手にしたことのない宝石箱を手に入れる為・・いや、ナザリックや、我が友達、アインズ・ウール・ゴウンを飾るためのものかもしれない、か・・・」

「お望みとあらば、ナザリック全軍を持って手に入れてまいります」

後ろで控えていたデミウルゴスが答えた。

「そやね〜それもええなぁ」

私もその場のノリで答えた。

「ふっ、酒呑さんまでこの世界にどのような脅威があるかもしれないのにか」

「ウチは考えるんは性に合わんけど。モモンガはんにやったら力を貸してもええよ」

これは本心だ。

今まではナザリックの事は彼に回せっきりだったけどこれからは・・・

 

「ああ、そうだな・・・世界征服なんて、面白いかもしれないな」

 

「ッ!?」

 

その言葉にデミウルゴスがピクリと反応していたがモモンガさんは気づいていないようだ。

「フフ、モモンガはんもやっぱり男の子やねぇ〜」

そしてしばらく星を眺めながらこれからの事を考える。

 

「やはり、周囲に何もない中でナザリックは目立つな」

ふと、モモンガさんがそう呟いた。

「確かにそうやねぇ〜」

私も下を見ながら答えるとモモンガさんは何やら考え込んだあと

支配者としての態度を取りながら

「デミウルゴス、マーレに頼んでナザリックの壁に土を掛けて隠蔽しろ。それと周りにもダミーの丘をいくつか作っておけ。上空には幻術を使用して隠蔽しておく」

「そないに警戒せんでもええんとちゃうの?」

「いや、これは念のためです」

「ふーん。なら9、10階層にもシモベを入れよか」

そこでデミウルゴスが反応した。

「シモベ風情をあの神域に!よ、よろしいのですか」

「そや、どうやって侵入してくるか分からんしね。よろしやろモモンガはん」

私がモモンガさんに同意を求める

「ああ、私もそれを考えていた。それとデミウルゴスとアルベドで8階層を除くすべての階層をいれた警備システムを構築してくれ」

「はっ!かしこまりました。選りすぐりの精鋭かつ品位のある者を選びます」

デミウルゴスはすぐにどこかに連絡をしていた。

「では、頼んだぞ。私たちもこれで帰るとするか」

やっぱりモモンガはんはしっかりしとるから頼りになるわ〜

 

そして私とモモンガさんは転移でナザリックに戻っていた。

 

 

ちなみにこの後、ナザリックに帰ってきた私達は二人揃ってセバスに怒られた。

一応、私は至高の御方なのに・・・

どうか、外出の際は護衛を付けるようにと必ず連絡をするようにと言われた。

怒ったたっちさん見たいに怖かった。

怒られてる最中は何とか顔はニヤニヤ顔で通せたから酒呑童子としての威厳も保てたはずだ。

 

でも・・・

 

なんか、締まらんわ〜

 

 

 

 

 




さて、次はカルネ村かな
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