ハイスクールD×D 転生生徒のケイオスワールド   作:グレン×グレン

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だいぶ時間がかかりました。


小雪覚醒編、お好みの処刑用BGMを流しながらお聞きください。


VSフェンリル 風神の鉄槌

 ・・・なんで俺に惚れる女ってのはどいつもこいつも人前でキスしたがるのだろうか?

 

 魔王の眼前、超衆人環視、そして今度は戦場のど真ん中。バリエーションが豊富すぎる。

 

「お前マジで後で覚えてろよ? 休憩料はしっかり徴収するからな」

 

「そりゃどうも。たっぷり払うから一流ホテル並みの待遇を要求するぜ?」

 

 血まみれでボロボロのままとはいえ、今の小雪はなんというか見ててかわいい。

 

 なんていうか、今まで背負っていたものが一気に抜けたみたいな、そういったすがすがしさがある。

 

 ・・・我ながらなんというか節操がないことだ。

 

 せめて甲斐性は見せてそれだけのことができることだけは証明しないとな。

 

「み、み、み、宮白ぉおおおおおおおおお!!」

 

 なんかイッセーがすごい落ち込んでいる!?

 

「ど、どうした! 何があった!?」

 

 ハッ! そういえば戦闘が一時停止している!?

 

 あわててザムジオに視線を向ければ、なぜか奴だけウォーミングアップをしていた。

 

「・・・何してんの?」

 

「ふむ。よくわからんがどうも休憩時間のようなのでな。ならばこちらから仕掛けるのも無粋だと判断したまでだ」

 

「違うわ!! 俺はわけがわからなかったから詳しそうなおっさんに聞いただけだもん!! 本当に聞こえたんだよ!!」

 

「いや、だからなにが?」

 

 イッセーの絶叫も、正直全くよくわからない。

 

「・・・青野小雪、すいませんが乳を司る神って世界にどれぐらいいるのでしょうか? マイナーな神話にはあまり詳しくないので実質よくわからないのですが」

 

「・・・はー? てめーらなにファックなこと言ってやがんだ?」

 

 大真面目に首をかしげるベルに小雪がツッコミを入れる横で、アーシアちゃんは忙しそうにイッセーの頭に回復のオーラをかけている。

 

 っていうか乳神とかストレートな神聞いたことないぞ?

 

「・・・まさか異世界との交信チャンネル開いたとかいうんじゃないだろうな?」

 

『わかってくれたか!! そうなんだ!! 信じられないが本当に見たことのない神格のオーラが相棒とコンタクトを取っているんだ!!』

 

 なぜか涙声でドライグが喜んでいるが、お前が言ったならふつう信じるんじゃないだろうか?

 

 異世界から魂がやってくるんだから、異世界の神がそういった方面の能力に長けていれば異世界からのコンタクトがあってもおかしくないだろうに。

 

 ・・・あ、平行世界の移動を理論上可能と実証されている俺たちだから納得できるのか。

 

 ほかの連中ではその辺の価値観がないから想定できないということか。なるほど、これは想定外だ。

 

「えっと、とりあえずほかの連中にわかるようにしないとイッセーの名誉が低下するから、その辺考慮してやれ」

 

 イッセーがオッパイ好きすぎるあまり接触するとかいろいろすごいが、これではイッセーはただの狂人だ。

 

 仮にも神ならその辺考慮したインパクトを与えてほしいものだ。神殺しくらわすぞコラ。

 

 と、思ったら赤龍帝の鎧の宝玉が光り、宙に文字を描いた。

 

―あまねく乳をつかさどる乳神様に選ばれたものを狂人とは失礼な。伏して詫びなさい

 

 ・・・さすが神の使い。認めぬものには冷淡だ。

 

「・・・ハハハハハハハハハ!! さすがだ兵藤一誠!! それでこそ俺の宿敵!! これだから君は見ていて楽しいんだ!!」

 

 唖然としているほかの連中とは違ってヴァーリは爆笑しながらイッセーを絶賛する。

 

 まあ、さすがに俺も驚いたがな?

 

 異世界から来た俺たちがいる以上、異世界の神が来たってなにも驚くことはないだろうに。

 

「・・・で? 異世界からの乳の神がこの非常時に一体なんだよ? 用があるなら手早く頼む」

 

 ラブシーンやってた俺が言うのもなんだが、空気が台無しなんですけど。

 

「・・・え? あ、うん。わかった・・・じゃあ・・・」

 

 どうやらもう乳を愛する者以外にかかわるつもりはないようだ。

 

「と、とりあえず乳語翻訳(パイリンガル)!!」

 

 なんだか普段とは違ってすごい光が放たれたな。

 

 ・・・とりあえず状況についていけてないロキを警戒しながら、俺はふと小雪に視線を向ける。

 

 そこに、一人の女性の姿が映った。

 

 小雪を抱きしめるようにしているその女性は、どことなく朱乃さんに似ている。

 

 ・・・彼女が二三言葉を放ってから消えると、小雪は涙をボロボロとこぼし始めた。

 

「お、おい!? どうした!?」

 

 あわてて抱き寄せると、そのまま小雪は俺にしがみつく。

 

「・・・朱離さん、あたしのこと・・・恨んでないって・・・っ」

 

 鎧越しでは痛いだろうに、それでも額を押し付けながら、小雪は大泣きしていた。

 

「朱乃を守ってくれてありがとうって・・・! ウグ・・・これからも・・・グスッ・・・朱、乃を・・・お願いって・・・っ!!」

 

 よくわからないけど、よかったな。

 

 子供をあやすようにぽんぽんと頭をなでながら、俺は小雪の本当の顔を見た気がした。

 

 ・・・普段から面倒見の良い姐さん的な行動をしている小雪。

 

 だけどまあ、それだけでもないんだよな。

 

 ・・・うん。誰だってそうだよな。

 

 許されて、うれしかったよな。恨まれて当然だと思ったことが、そうでないってわかるのはホッとするよな。

 

 ああ、わかってる。

 

 しばらくそうしていたが、しかし小雪は涙をぬぐうといつもの不敵な表情に戻った。

 

「・・・あんがとな。おかげで何とかやれそうだ」

 

「そうか。いけるな?」

 

 その表情はなんというかすがすがしい。

 

 ああ、コレならきっと行けるだろう。

 

 と、そこに転送の光が現れると、黒い炎とと白い吹雪があたり一面を包み込んだ。

 

「フハハハハハハ!! 我、参上であるぞ!!」

 

surprised(びっくりした)!? 何やらすごいことになってますの!?」

 

 なんで雪侶とライダーがドラゴンと一緒になって出てくるんだよ!? そっちのほうがびっくりだ!!

 

「お前、なんでライダーと?」

 

「ああ、ちょうど転送するときにタイミングが同じでかち合いましたの。だからどうせなら一緒に登場して驚かそうと思いましたの」

 

 状況考えろ!!

 

 っていうかなんだあのドラゴン、登場と同時に黒い炎であたり一面覆って、敵の半分ぐらい巻き込んでるぞ!!

 

「ああ、あれは匙さんとかいう人だそうですの」

 

「あれ匙!? 何魔改造されてんのあいつ!!」

 

 どういう展開だ!!

 

「やるであるな龍王!! これはサーヴァントとして負けられんのである!! ヴァーリ、宝具を見させるのである!!」

 

 何やらテンションが上がったライダーがヴァーリに要望を出すと、ヴァーリも面白そうに匙を見てからうなづいた。

 

「いいだろう。ここは派手に行こうか!! ライダー、やれ!!」

 

 ヴァーリの声とともに、ライダーは明らかに魔力を放出する。

 

 その瞬間、黒い炎で熱くなっていた周囲があっという間に寒くなった。

 

「ふははははは!! ロキ! 貴様は己の神話の存在として、この国にいるものたちに牙をむいたな!!」

 

「なるほど確かに、我の行動はこの国の神話体系などにとってはそうなるだろう。それがどうした!?」

 

 数が多いゆえに密度が薄かったのか、ロキやフェンリルなど一部の連中は黒い炎を振り切っている。

 

 それゆえにまだ余裕があるのか、ロキは動じることなくそう断じた。

 

 そして、それを聞いたライダーは勝利の笑みを浮かべる。

 

「なら、ワシの勝ちであるな!!」

 

 勝ち誇ったライダーは、楯を呼び出した。

 

 まるで雪の結晶のような、芸術的な楯が、一瞬で空気と一体化したかのような錯覚に陥る。

 

 次の瞬間、風景が一変した。

 

 それは、極寒の豪雪地方の強力な吹雪。

 

 たちどころに、炎に包まれている連中を含めて、敵の周りに氷が付き始める。

 

「ワシの真名は冬将軍(ジェネラル・フォレスト)!! 豪雪をつかさどり侵略者を迎え撃つ雪の帝王!! 吾輩の前には侵略者は皆その猛威にさらされると知るがいい!!」

 

 なんだとぉおおおお!?

 

 冬将軍って、確かに概念系じゃねえか!!

 

「・・・ってなんでそんなやつがテロリスト(ヴァーリ)のサーヴァントやってんだよ!!」

 

 思わずツッコミを入れてしまった。

 

 そりゃそうだろう!! 明らかに相性悪いだろうが!!

 

 護国の存在ともいえる冬将軍と、世界の転覆が狙いといってもいいテロリストのエース。

 

 明らかに正反対の存在だ。

 

 だが、俺のツッコミをライダーはあきれた風に見返してスルーする。

 

「・・・別に勝手にそうなっただけである。なぜ人格を得たのにわざわざ同じことを繰り返さねばならないのであるか? せっかく一個人となったのだからもっとわいわいがやがや楽しくやるのである。そういう意味ではぴったりのマスターであるな」

 

 ・・・フリーダムだぁああああああああ!!

 

「ええい! そのような適当な発想で適当に使う能力で我やフェンリルと捕縛できると思うな!!」

 

 ロキもそんな攻撃でやられたいとは思わないのか、全力で炎と凍結を振り払う。

 

 フェンリル共も結構持ちこたえているし、ザムジオも平然としていた。

 

「確かに強力な能力だが、一流を相手にするにはまだ足りんな」

 

 チッ! これで決まればいいかと思ったがまだ甘いか!!

 

 と、そこに雪侶が布にくるまれたものを差し出した。

 

 ってこれは!!

 

「システムが固着したとかで持ってきましたの。・・・さあ、妹にカッコツケてほしいですのよ?」

 

 ・・・ああ、ようやくか。

 

「アーチャァアアアアアア!!! そろそろ俺たちも気合い入れるぞ!!」

 

 俺はそのアイテムを持ち、剣を引き抜いて声を挙げる。

 

「イッセー!! ロキは任せろ!!」

 

「おう! 任せた!!」

 

 見ればイッセーもミョルニルを片手に気合いを入れている。

 

 どうやら乳神とやらの加護は本領を発揮しているようだな。これは面白いことになってきた!!

 

 俺はロキに不敵な表情を浮かべると、そのまま全力で突貫する。

 

「さあ、悪神!! そろそろ決着つけようか!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Other Side

 

 

 

 

 

 

 

 

 小雪は、静かにフェンリルに視線を向けた。

 

 天龍クラスは伊達ではないのか、これだけの悪環境の中で、しかしフェンリルはいまだに戦意をなくさない。

 

 それどころか、油断すればこの状況下でも逆転しかねないような恐ろしいオーラを身にまとっている。

 

「・・・おいヴァーリ。やれるか?」

 

「サーヴァントがいいところを見せているのに、マスターが情けない姿を見せると思っているのか?」

 

 確かにヴァーリの言うとおりだ。

 

 戦場の広範囲を包むヴリトラの炎に負けず劣らず、戦場をすべて包み込むライダーの宝具は敵のほとんどを叩き潰している。

 

 ロキは手持ちの駒をすべて投入して展開している。ザムジオも全力を出したのかさらに大量の異形が呼び出されている。

 

 そのほとんどを、この二つの猛威が包み込んで抑え込んでいる。

 

 戦局をひっくり返す二つの猛威を前に、ヴァーリの戦意は最高にみなぎっていた。

 

 それを見て、小雪は苦笑を漏らしてしまう。

 

 テロリストに堕ちたとしても、ヴァーリはヴァーリらしさを失っていない。

 

 堕ちて血みどろの存在になった自分とは大違いだ。

 

 だが、そんな自分を温かく迎えてくれる人はいる。

 

 いや、前からいっぱいいてはいるのだ。

 

 ただ、それを素直に受け取れなくって大人ぶっていただけだ。

 

 とりあえず、それを少し和らげるところから始めてみよう。

 

 付き合いの長いこいつから始めてみるのもいいだろう。

 

「手ーかせよ。どうせ狙いはアイツだろ?」

 

「ああ、それは心強いな」

 

 そのヴァーリの言葉に、小雪は目を見開いた。

 

「アタシが? 心強い?」

 

「何を驚く? お前の射撃のセンスは非常に優れている。火力は足りないが牽制としては十分だろう」

 

 なにをいってるんだこいつは的なノリで返すヴァーリはさらに肩まですくめる。

 

「何より、至ったお前が頼りにならないわけがないだろう?」

 

「―――ッ!? てめ、気づいて・・・!?」

 

 もと同僚の洞察力に驚くが、それより早くフェンリルが突っ込んでいく。

 

 スピードが速すぎて追いつかない。このままいけば間違いなく食いつかれる。

 

 小雪は素早く後退するが、しかしそれでも距離は稼げずフェンリルは一気に迫り―

 

「・・・モード、大気減速」

 

 急激にブレーキがかかったフェンリルの牙から、小雪は逃れた。

 

 フェンリルは減速したつもりなどない。

 

 自分に一撃をたたきつけた小雪を最大限に警戒し、この一撃で殺すつもりだった。

 

 その不可思議な現象に隙ができたところを、ヴァーリが上から殴りつけて物理的にも衝撃が走る。

 

 そして、その瞬間には小雪はその牙をつかんでいた。

 

 愚かな。とフェンリルは思考する。

 

 自分の重量を持ち上げられるとは到底思えない。この女は射撃は正確だが火力は低く、間違いなくけん制中心のサポートタイプだ。

 

 肉弾戦での余力もたかが知れている。このまま逆に振り回してやろう。

 

「・・・モード、大気装甲」

 

 ゆえに持ち上げられたときには、フェンリルは更なる驚愕に身を震わせた。

 

 そのまま強引に振り回され投げ飛ばされる。

 

 そして投げ飛ばされる先にはヴァーリが回り込んでおり、容赦なくその拳をたたきつけられた。

 

 高速で動く物体が逆方向で高速に動く物体とぶつかればどうなるか、それをフェンリルは身を持って体験する。

 

 その事態にフェンリルは警戒をさらに深めるが、しかし宙に舞っている状態ではどうしようもない。

 

 その瞬間には、小雪はフェンリルをにらんでいた。

 

「・・・モード、大気爆槍!!」

 

 その全身に明確な痛痒に値する一撃が突き刺さり、さらに無色の爆発がその身を蹂躙する。

 

「ほら、こっちだ!!」

 

 さらにヴァーリが突撃して地面にたたきつけられ、その身に小雪は躊躇なく触れた。

 

「・・・モード、空力使い!!」

 

 その触れたところから謎の推進力がはなたれ、フェンリルは地面に貼り付けとなる。

 

「わからねえか? わからねえよなぁ?」

 

 混乱するフェンリルに教えるかのごとく、小雪は静かに告げる。

 

「これがあたしの禁手だ。・・・あたしの空力使いの力を契約で縛り、一点集中で高めた出力で、しかも全く違う大気操作系能力として制御しなおす。・・・モード、大気拡散」

 

 急激に呼吸が苦しくなるなか、フェンリルはその視界に移す小雪の姿を目に焼き付ける。

 

 ああ、愚かな判断をしていた。

 

 異世界の能力を使う契約の神器を持つ者。

 

 ただでさえ油断してはならない禁手に至る者が、さらに異能をもって迫りくる以上、最初から全力をもって食い殺すべきだった・・・!!

 

「これが、神能力者(レベルエクストラ) 風神契約(ギアスアネモイ)だ!!」

 

 その声と同時に、ヴァーリは半減の力で全力をもってフェンリルの動きを封じる。

 

 何とか動きを取ろうとするも、その瞬間に足元がぬかるみにはまり動けなくなる。

 

「にゃんにゃん♪ さっすがヴァーリの元チームメイト。私を追い込んだだけあるじゃにゃい」

 

 黒歌がにやりと笑い、その術をもってさらにフェンリルの抵抗を封じる。

 

 それを見て、小雪は少し肩をすくめた。

 

 どうやらヴァーリの同僚どもは、一癖も二癖もある割にこのへっぽこを認めているらしい。

 

 さらにフェンリルは無理やり動こうとするが、その頭部に勢いのある一撃が叩き込まれる。

 

「俺っちよりも付き合い長いだけあるじゃねぇかぃ!! まだ見せてくれんだろ?」

 

 期待した目で小雪をみる美候に、フェンリルが反撃を叩き込もうと爪を振るう。

 

 だがそれは、空間を破って現れた聖剣によって受け止められる。

 

「ヴァーリがよく評価していたので気になってましたが、ここまでできるとは思いませんでしたよ」

 

 涼しそうな表情を崩さないアーサーも小雪に高評価を出した。

 

 事実、今の彼女は正真正銘主戦力としてフェンリルを追い込んでいた。

 

「・・・覇龍を使うまでもないな。さあ、最後に一つ隠し玉があるんだろう?」

 

 ヴァーリが期待に満ちた視線を小雪に向ける。

 

 それを見て、小雪はなんというか疲れてしまい溜息をついた。

 

「これでお前の戦いたいリスト追加かよ。・・・あーめんどい」

 

「何を言っている。お前は昔からリスト内さ」

 

 その言葉に、小雪は目を丸くした。

 

「・・・驚くことはないだろう。出力はともかくセンスはずば抜けているんだ。単純な体術ならお前のほうが上だろう?」

 

 ありのままを語るようなその言葉に、なんだか小雪は照れくさくなった。

 

 ・・・この男は強さにかかわる方面では嘘はつかない。

 

 そこまで評価されているとは思わなかった。

 

「だからその強さに箔をつけるといい。ここは譲るさ」

 

 その言葉に背を押され、小雪は手を上に突き出す。

 

 そして、雲を突き破ってそれは姿を現した。

 

 それは白く輝く太陽。

 

 大気圧縮によって生成される高電離気体(プラズマ)

 

 小雪はそれを見ながら、ふと溜息をついた。

 

「・・・ちょっと肩の荷が下りるだけで、超能力者(レベル5)もビックリな能力を手に入れられるんだからこえーよなー」

 

 その言葉と、期待に満ちるヴァーリチームの視線をきっかけに、小雪はフェンリルにその暴力をたたきつけた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Side Out

 




小雪の禁手は結構凶悪です。

小雪の能力限定にした結果出力上昇率がかなり凶悪な状態になったのがこの禁手。その出力は正真正銘超能力者(レベル5)級にまで高まっております。

小雪の欠点は火力不足でしたが、これにより改善された結果、正真正銘ヴァーリチームに並ぶ戦闘能力を発揮するようになりました。




ちなみにヴァーリの小雪に対する評価はかなり良好。

出力こそ低いですが戦闘面に関するスペックはそれ以外は暗部なだけありかなり上位に位置するため、ヴァーリは結構認めていたりしてます。

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