ハイスクールD×D 転生生徒のケイオスワールド   作:グレン×グレン

132 / 361
キャラコメ、第八弾

 

兵夜「はいそういうわけで今回もやってまいりましたキャラクターコメンタリー! 本日のゲストは!」

 

小雪「またあたしかよ。青野小雪だ」

 

朱乃「またまた私ですわ。姫島朱乃です」

 

兵夜「最早コンビで固定かされてるな。この牙城崩せるのか?」

 

小雪「まあそれはそれとして、何やってんだ冥界は」

 

朱乃「あらあらうふふ。子供向けとはいえ面白そうではないですか」

 

兵夜「はっはっは。いや冥界というか異形社会が不安になるんですが」

 

朱乃「それは心外ですわね。会員ナンバー0番を確保した宮白くんに言われたくないですわ」

 

小雪「まあそれより、ディオドラを兵夜がボコったことで朱乃のデートがどうなるのかが心配だったがお前がどうにかしたな」

 

兵夜「作者の奴がうっかり忘れて即興で何とかしたんだ。そういえば原作ではディオドラ眷属との戦闘でデートにこじつけたんだった」

 

朱乃「あらあら。・・・あやうく宮白君と作者にお仕置きするところでしたわ」

 

兵夜「あっぶねえ!?」

 

小雪「それはともかく、原作ではそこそこやってた英雄派とのバトルは省略・・・っていうかアーチャーすごすぎだな」

 

兵夜「そりゃ英霊だぞ? しょせん先祖のネームバリューに頼っている英雄はではそう簡単に倒せる相手ではない」

 

小雪「原作では死亡してた倒れた連中も何とかしているし、すげーなアーチャーの宝具」

 

兵夜「型月世界観においても最強クラスの対魔術宝具だからな。どうジャンルにおいては右に出るものはいないだろう。次の章でも大活躍」

 

朱乃「アーチャーさんは、本当に頼りになる味方ですわね」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

朱乃「そして私とイッセーくんのデートですけど、お仕置きしましょうか?」

 

小雪「兵夜、呼ばれてるぞイッセーとSM兄弟になって恋」

 

兵夜「いやいやお前だろ。レズSMで萌えさせてもらう」

 

朱乃「二人そろって調教しましょうか? 本腰入れすぎですわよ。少しはリアスたちを見習いなさい」

 

兵夜・小雪「それはない」

 

兵夜「まあそれはともかく! ここで小雪の過去がさらに詳細に明かされるわけだが、・・・なんでお前は鬼畜調教エロゲのような過去を持ってるのだ」

 

小雪「まったくだ。いろいろやけになってたからな。薬物のブーストによる最高の一夜を提供するといわれたら、そりゃストレス発散もかねてやけにもなる・・・」

 

兵夜「いや待てちょっと待て少し待て。あの発言でそれは微妙に違くないか?」

 

朱乃「・・・あえてスルーしますけど、お父様とオーディン様はなぜあんな所にいたのでしょうか?」

 

兵夜「あの爺さんだとそういうのにも興味あったんだろうが、巻き込まれたロスヴァイセさんが完璧に被害者だよなぁ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

朱乃「・・・今にして思えば少しやりすぎましたわね」

 

小雪「あれはいろいろときつかった」

 

兵夜「しかしまあ、これでうまく退魔師の方に憎悪が向いてくれれば万事解決なんだが・・・そううまくはいかないか」

 

小雪「ガキの頃のトラウマにんなこと言っても無理があるよな」

 

朱乃「いろいろと心配をかけさせたようでごめんなさい」

 

兵夜「実際これで昔のことが刺激されたのか、ゼノヴィアの特訓に付き合ってる時もギクシャクしてたし。・・・みんな心配してたんで、これからは気を付けるように」

 

朱乃「返す言葉もございませんわ・・・」

 

小雪「しっかし、お前オーディンの動きに気づいてたんだな」

 

兵夜「まあスケベななのは本性だろうがな。ギリシャの主神ほど節操なしじゃないが、オーディンも妻をいくつも持っている」

 

小雪「マジか。調べるといろいろ出てくるんだな」

 

兵夜「やはりある程度真剣に調べておかないとわからないことは多いな。神話のキャラを出すなら、一冊ぐらい参考資料を買っておいた方がいいぞ?」

 

 

 

 

 

 

 

 

朱乃「ついに出てきましたわね。ロキ」

 

小雪「まあ、そりゃ一人ぐらいは出てくるだろーしな」

 

兵夜「まったくもって同意。冷戦状態から一気に和平の流れが加速しすぎだからな。反対勢力が実力行使とか冷静に考えれば当たり前だ」

 

小雪「しかもロキは北欧神話の終焉ラグナロクを手引きした神。他神話体系の介入でそれの阻止が確実になりそうだからあわてて仕掛けてきたってわけか」

 

兵夜「終焉からの再生は神話体系でまれにある流れだからな。それを維持することこそわが役目ってわけか」

 

朱乃「それはそれとして、イッセーくんが死にかけている割には冷静な対応でしたわね」

 

兵夜「敵の危険性ぐらいは把握するさ。今の段階ではこっちがやばいことぐらいはわかるから対策は立てる」

 

小雪「ちゃっかりダメージを与えるふりして素材確保とか、おまえどんだけファックだよ」

 

兵夜「んでもってヴァーリ登場。あいつ連携とるなら禍の団と取るべきだろうにフリーダムすぎだろ」

 

小雪「結果的にあっさり切られてるしな。向いてないんだよ集団行動に」

 

朱乃「ヴァーリチームそのものが禍の団でもはぐれ物で集まっているようですしね。D×Dでも宮白君がとりなしてなければ単独行動のままだったのでは?」

 

兵夜「まあ、腹立たしいがこれで戦力は整った。しかしそれに任せるわけにもいかないのでここで小雪を強化」

 

小雪「むかつくが、正面戦闘能力じゃ出遅れ始めてたからな。・・・素手解禁してくれても不意打ち専門だからこの場じゃきついし」

 

朱乃「実際のところ、あの能力って戦闘に不向きではありませんの?」

 

小雪「そうでもねーよ。噴出点を重量物に大量に設置すれば、理論上は軌道上にタンクローリーだって飛ばせるしよ。あたしの場合は自分の近くにならアクションなしで設置できるからとっさに距離をとる分には・・・あ、無理やり突破できそうなのだらけだ」

 

兵夜「転生者、強くてニューゲームのはずなのに苦労続きじゃねえか?」

 

朱乃「と、ここでヴァーリがサーヴァントのヒントを教えてくださいましたけど、これだけだとわかりませんわよね」

 

兵夜「いわれてみればってぐらいですよね」

 

朱乃「そして雪侶ちゃんの登場ですが・・・やるわね、私の義妹」

 

小雪「こいつ、イッセーよりも兵夜側の女に性質が近くねーか?」

 

兵夜「どっちかっていうと合いの子? っていうかこの時点で小雪とベルが俺にフラグあるの気づてやがるなこいつ」

 

小雪「最年少のくせして、実は恋愛では一番優秀かもな」

 

 

 

 

 

 

 

 

小雪「ふぁ、ふぁふぁふぁふぁっく!? なんでこんなところまで!?」

 

兵夜「あー。ついに来ちゃったかー」

 

朱乃「あらあら。ほぼ同じタイミングで同じことしてたんですわね。・・・結果は違いましたが」

 

兵夜「いやすいません。俺はイッセーみたいにはできませんで」

 

朱乃「かまいませんわ。小雪あいてじゃイッセー君の方法だと耐え切れなかったと思いますし、やっぱり宮白くんが小雪の相手でよかったわ」

 

兵夜「・・・そういわれると照れますね」

 

小雪「あの、あの時は・・・本当に」

 

朱乃「もういいわ。もういいから、泣かないの」

 

兵夜「・・・なんか親子に見えてきたな。年齢は逆なんだけど」

 

小雪「・・・話し戻すけど、学園祭の準備とかしながらついにロキ戦勃発だな。久遠の奴が正妻オーラすら出してるんだが」

 

朱乃「あらあら。愛人筆頭を目指すのだから、ある意味近いオーラが出るのは当然じゃないかしら?」

 

兵夜「おれ、まだ増えるの? なに、俺の末路は腹上死なの? 狂い哭くの?」

 

小雪「一部の一部にしかわからないファックネタ出すな。お前の能力は前作が元ネタだったけど」

 

朱乃「まだ出ていない能力の元ネタは出さなくていいですわよ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

兵夜「で、決戦が幕開けたと思ったらついに出てきたよ、馬鹿が!」

 

朱乃「すごい理由で冥界に反旗を翻してますわね・・・」

 

小雪「しかも戦闘能力もすごいってのがマジでファックだ」

 

朱乃「あの、これ魔王様が実家の姓で活動していたら解決してたんじゃありませんの?」

 

兵夜「少なくとも自発的に動くことはなかったな。とはいえまじめすぎるせいで、一度参加したからにはグレートレッドを滅ぼすまではやめるわけにはいかん!! と本気で思っていそうだが」

 

小雪「なんだよそのファックっぷりは。馬鹿すぎるだろ」

 

兵夜「あと、果たしてそんなことが可能かというのもあれだな。四大魔王の影響力が強すぎたからこそ、現魔王も魔王の(あざな)を使ってるんだ。そんなことをしていたら今よりまとまりのない社会になっていて、和平がそれこそ不可能だった可能性もある」

 

小雪「ままならねーな」

 

朱乃「そして出ましたね、魔王剣」

 

兵夜「キャスターが初のキャスターらしい制作物を上げたからな。しかも最高クラス。間違いなく偽聖剣よりはるかに上の性能を持った剣だ」

 

小雪「そのくせ自分の技量すら高いからな。この時点で最強クラスの剣士であるはずのアーサーの不意打ちをあっさり迎撃」

 

兵夜「痛烈な皮肉まで返す余裕すら見せたからな。そりゃイッセーでも神の加護が必要だよ」

 

朱乃「しかも四つの機能を持っているのでしょう? どうすればいいのかわからなくなりますわ」

 

兵夜「一つは最初に見せた魔力斬撃。一つは特殊機能を持ってないデッドコピーの大量生産。もうこれだけでもシャレにならんな。ザムジオは兵力を自分の魔力で生み出せるから単独で物量戦ができるというトンチキだし」

 

小雪「せめてほかに能力わからねーのかよ」

 

兵夜「ああ、描写が難しいということでここで言っていいのが一つ」

 

朱乃「そんなものがあるんですの?」

 

兵夜「これらの能力に必要なエネルギーを自動で賄う魔力炉心。つまり奴は剣の性能を発揮することさえできれば、燃料切れになる必要がない」

 

小雪「始末に負えねーな、おい!!」

 

朱乃「そして小雪の元凶ともいえる男、木原エデン・・・」

 

兵夜「木原ってのは一点特化で研究してるらしいが、こいつのジャンルは?」

 

小雪「こいつはイレギュラーだよ。組み合わせで無限大、とか言っていろんなジャンルに手を出してるが、そのすべてで学園都市でも高水準をたたき出せる。・・・一人いれば学園都市を劣化再現できる別の意味での化け物だ」

 

兵夜「超音速爆撃機とかいきなり硝煙の匂い薫るものを出してきやがって。反撃といわんばかりにロキはファンタジー軍団を出現させてくるし」

 

朱乃「そしてイッセー君のピンチを救うナツミちゃんたちのファインプレー。これがなければ私たちも大変なことになっていたかと思うと、本当にありがたいですわ」

 

 

 

 

 

 

 

 

兵夜「小雪にしろバラキエルにしろ、無茶しすぎだろ。心臓が止まりかけた」

 

小雪「いや、その、悪かった」

 

朱乃「でも、この間にさらりとイッセーくんが乳神と接触を受けているのですよね」

 

兵夜「こんな場所でキスシーンをするのもまあどうかとツッコミ必要だが、なんだ乳神って。いまだにトンチキ具合だとトップ独走だぞ」

 

小雪「しかもこれが第四部における肝だからな。ある意味イッセーが原因とか、あいつもファックな目にあってやがる」

 

朱乃「そして二人のラブシーンですが」

 

兵夜「・・・まあ、少しいっぱいいっぱいで暴走していました、ハイ」

 

小雪「血を流しすぎていろいろあれだったです。ハイ」

 

朱乃「あえて私が解説しますけど、この二人の場合は裏社会の業界であることに対する同族意識が根幹にありますから、そのうえで宮白くんのハーレムのスタンスは「肩の貸し合い」というわけです。だから後半になるにしたがって、みんながみんなに肩を貸し合うからどんどん四角錐のような形状に」

 

兵夜「取られた! 朱乃さんに解説とられた!!」

 

朱乃「そしてこのシーンと乳神の粋な計らいで、つっかえの多くが取れた小雪は禁手へと至るのですわ。心の動きが覚醒につながるというのは素晴らしい設定ですわね、神器」

 

兵夜「まあ、それでも完全に取れたわけじゃないのが大変なんだが。お前しょい込みすぎだから少し貸せよ」

 

小雪「そうそう渡せるもんじゃねーよ。・・・でもありがと」

 

朱乃「あらあら。どういたしまして」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

兵夜「んでもってラストバトル連戦。まずはライダーこと冬将軍に、雪侶のサポートの元龍王ヴリトラ登場!」

 

小雪「出てくるのが少ない割にはインパクトでかいよな、お前の妹」

 

朱乃「あらあら、将来的にはあなたの義妹でもあるんですから、もちろんすごくて当然でしょう?」

 

兵夜「ふつつかな妹ですがよろしくお願いします」

 

小雪「はいはいお任せください。で、あたしの禁手なわけだが」

 

兵夜「一度に一種類の能力しか使えないが、それを除けば非常に汎用性が高くなってるな。しかも出力も上昇って・・・」

 

朱乃「遠距離攻撃から防御、加えて高速移動に・・・最後はまた恐ろしい」

 

小雪「逆にいえば、これが最大出力だからな。これ以上は出せないってのが欠点なんだが」

 

朱乃「本来ならフェンリルにとどめを刺せるだけの威力があれば十分すぎるのですが・・・」

 

兵夜「最近それでも足りなさそうな化け物がゴロゴロ出てるからなぁ。なんか追加を出さないと駄目そうな気がしてきたぞ?」

 

朱乃「そしてイッセー君はザムジオを乳神の加護の下撃破。ああ、やっぱり格好いいですわ」

 

小雪「愛する女の支えの元、強大なる魔王の末裔を撃退する。・・・見ててなんだかこっちが恥ずかしくなってきた」

 

兵夜「俺の親友ならまあ当然といっておこう。恐れおののけ、こいつが兵藤一誠だ!! 何より―」

 

小雪「朱乃の良妻っぷりだな。まさに最高のタイミングじゃねーか。内助の功ってやつか?」

 

朱乃「あらあら、照れますわね。でも次の兵夜君もすごいのではなくて?」

 

小雪「ちゃっかりフェンリルの爪を使って神殺しを作成か。抜け目ねーよなほんと」

 

兵夜「まあ、腐っても高位の神だからな。アーチャーといえど一対一でどうにかなるような相手ではないし、それだけのものは用意しないと」

 

朱乃「雪侶ちゃんのナイスフォローもあっていいところまで追いつめる宮白君でしたが、それでも足止めをするあたり、ロキもまた強敵ですわ」

 

兵夜「小物じみた連中がゴロゴロいる中、ようやく比較的まともな理由で仕掛けてきた敵ですので。・・・アニメ化で小物度が上昇して実に残念」

 

小雪「それに対して真正面から不意打ちかけたお前もたいがいだろ」

 

兵夜「最初に言ったろうが、スぺツナヅって。隠してなんかないぞ?」

 

小雪「ロシアの特殊部隊が使用していた専用ナイフの特徴なんて、北欧の神が知るわきゃねーだろうが」

 

朱乃「そして楯にしてしのぎ切るとか、えげつないですわね宮白君は。小雪も頑張ってね」

 

小雪「そっちも、変態の相手は苦労するだろうがしっかりな」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

兵夜「そして何とか戦いが終了したが、肝心のフェンリルを奪われてしまったのが非常に残念」

 

小雪「ピタゴラスイッチかよ」

 

兵夜「しかもどさくさに紛れて子供の方も禍の団に奪われるし、これ絶対後々強敵登場フラグだよ」

 

朱乃「あらあら。禍の団もちゃっかりしてますわね」

 

小雪「ったくな。それにオーディンの奴もなんてことを」

 

朱乃「いいではありませんの。おかげでついにグレモリー眷属は駒が埋まったのですから」

 

小雪「地味にここでフラグ立ててたが、結局回収しなかったな、お前」

 

兵夜「やかましい」

 

朱乃「でも、なんだかんだで小雪もしっかり宮白君のハーレムの一員ですわね。私たちの見ている前であんなこと」

 

兵夜「いやいや朱乃さん。こいつは人の目はちゃんと気にしてますって。桁違いに被害が少ないんですから」

 

小雪「まったくだ。隠す必要のない相手の前ぐらいはっちゃけたっていいだろうがよ」

 

朱乃「・・・何気に二人ともやっぱりずれてますわね」

 

兵夜・小雪「あれぇえええええっ!?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

小雪「ま、そういうわけでファックなお茶濁しに突き合わせて悪かったな」

 

朱乃「放課後のラグナロク編もこれで終了。次回は英雄派との戦闘が勃発する修学旅行はパンデモニウムですわ」

 

小雪「ゲストの片方は完璧にわかりきってるが、まあ誰も文句はねーだろ」

 

朱乃「もう片方が読みずらいですが、まあちゃんとした人選ではあるでしょうね」

 

兵夜「そういうわけで、次もケイオスワールドをよろしくな!!」

 

 

 


▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。