ハイスクールD×D 転生生徒のケイオスワールド   作:グレン×グレン

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連投でっす!


反撃タイムスタート!! 派手に行きます!!


信頼の双極、英雄を喰らう

 

Other Side

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 突然の強襲に対して、英雄派が手こずったのには理由がある。

 

 一つは、メンバーの殆どが動きを干渉された為、手こずったこと。

 

 二つは、ゴーレムが防御特化仕様の足止め用で、非常に頑丈だったこと。

 

 そして、最後にそれでも全く問題がないということだった。

 

 先ほどの戦闘で大体のところは把握できた。

 

 グレモリー眷属の戦闘能力なら、自分達は余裕で相手に出来る。

 

 剣士として格上のジークフリートも、攻防ともに優れているヘラクレスも、聖剣のドラゴンを飼い馴らすジャンヌも、相手を余裕をもって優勢に立ち回る事が出来ていた。

 

 曹操にしても、兵藤一誠は当たれば危険だが対処は十分可能なレベルだ。

 

 今更そこに宮白兵夜と桜花久遠が来たからといって、そこまで苦戦する事はないだろう。

 

 その時は制御の手を緩めてゲオルグが参戦すればいいだけである。

 

 だから、一斉にゴーレムが爆発した時も、少し驚いただけで余裕を持っていた。

 

 ・・・その瞬間、莫大な力の奔流が発生した。

 

「―禁手化(バランス・ブレイク)聖魔の竜喰らい(ビトレイヤー・ドラグ・イーター)!!」

 

 剣の形状を変えながら、桜花久遠が一瞬でジークフリートの前に出る。

 

 それに対し、ジークフリートはバムルンクを突き出した。

 

 強大なオーラの渦が、カウンターで久遠を貫こうとする。

 

 例え攻撃が来ても恐れる事はない。

 

 彼女の神器など一撃で粉砕できる。

 

 その核心ごと、久遠はオーラのドリルを両断する。

 

「なんだと!?」

 

 とっさにノートゥングの切断力で首を切り落とそうとするが、それを久遠は手に持った武器で受け止める。

 

 一瞬だけ拮抗した力はしかし、久遠に天秤が傾き魔剣を弾き飛ばした。

 

 桜花の神器、聖吸剣は、大きく形を変化させていた。

 

 片刃であることはそのままに、長く、細く、曲線を描いた美しい一振りの太刀。

 

 鍔も波紋もないその姿は、しかし黒と白が混ざり合ったマーブル模様をしており、どこか退廃的な美しさを宿していた。

 

 その刃が再び迫り、ジークフリートはディルヴィングとダインスレイフを使って受け止める。

 

 全てを粉砕するオーラと、全てを氷結させるオーラはしかし、その一閃を前に拮抗どころか押し返されそうにすらなる。

 

 そこにいたり、ジークフリートは僅かな脱力感を得ている事に気づいた。

 

 そして、失われているのが自分の龍の因子である事に気づき、彼はその仕組みを知る。

 

 聖魔の竜喰らい。その名の意味は―

 

「聖なるオーラだけでなく、魔のオーラも龍の力も吸収して強くなるのか、その剣は!」

 

「そうだよー!」

 

 勢いよく肯定しながら、五つの魔剣の連続攻撃を、久遠はたやすく迎撃する。

 

『この禁手の能力的に、ジークフリートが一番型にはめられるから担当していいかなー? あれならたぶん当たり負けしないしー』

 

 桜花の言う事を兵夜は全面的に信じてくれた。

 

 能力的な相性も考慮したのは間違いない。だが、それだけでないのも確かだった。

 

 愛する愛人のことを信じてくれたからこそ、兵夜は久遠を信頼してくれた。

 

 それに応えたい久遠の意思は、竜喰らいの力を最大限に高めている。

 

「剣技の練りこみが甘いねー。六本同時素振りからやりなおそっかー!」

 

 久遠は相手に説教する余裕すらある。

 

 彼女にとって、六本腕は驚きにもイレギュラーにも値しない。

 

 魔法世界において、腕が多い異形の戦士なぞ、探せばそこそこいる。

 

 そういう手合いとの戦闘も潜り抜けた久遠は、六本腕というイレギュラーに対する戦闘方法を熟知している。

 

 祐斗とゼノヴィアが苦戦した理由はいくつもあるが、その一つである「六本腕というノウハウのない相手」というポイントが、彼女にとっては全く存在していない。

 

 ましてや彼らは家系や同種から腕の数を生かした戦い方と技量を受け継いでいる者もいる。

 

 それに比べれば自分が初の試みで動いているジークフリートの動きなど、今までで一番攻略しやすい。玄人の動きに慣れた人物なら、素人の未熟な動きをさばけるのは当然だ。

 

 そして武器の相性も圧倒的に高い。

 

 複数の伝説の魔剣を同時に使うジークフリートは間違いなく凶悪だが、それが今の久遠には悪手になる。

 

 竜喰らいの前にはそれは餌になり、結果として武器の差はないも同然。上記の理由もあり相性がかなりいい。

 

 そして何より―

 

「剣の腕では君の方が上か! 屈辱だね!!」

 

 ジークフリート自身が、相手の方が剣士として格上だと理解できた。

 

 自分の売りである魔剣と龍の手と腕の数が、彼女にとっては優位点になりえない。

 

 アイデンディティを全て粉砕されたような屈辱に、ジークフリートは奥歯を噛み締めた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そして、その光景はヘラクレスにも当てはまる。

 

「「オラぁ!!」」

 

 拳が当たり、上半身がのけぞる。

 

 そしてそれが再び繰り返される。

 

 自慢の攻撃力と防御力が、目の前の相手には優位点にならない。

 

 それどころか、真正面から同じ土俵で相手になってしまっている。

 

 その事実に、ヘラクレスの魂を継いだという自尊心が汚されて、ヘラクレスは激昂しながら叫ぶ。

 

「ふざけんじゃねえぞ、赤龍帝!」

 

 怒りと共に拳を放つ。

 

 早さよりも重さに重点を置いた、全てを粉砕する自慢の拳。

 

 更に神器の効果により、この一撃は文字通り全てを破砕する爆発が起きる。

 

 それがもろに直撃し、しかし相手は倒れない。

 

 赤龍帝兵藤一誠は、倒れず、それどころがより力を込めて拳をヘラクレスに叩き込む。

 

 同じように揺らぐが、しかしヘラクレスも倒れない。

 

 無双の肉体を持ち、神の代わりに世界を支え、名だたる怪物を葬る、世界でもトップクラスの英雄であるヘラクレス。

 

 その魂を受け継ぐ自分が、歴代最弱に殴り合いで負けるなどあってはならない。

 

 世界最高の英雄が、パワーで目の前の男に競り負けるなどあってはならない。

 

「「オオオオオオオオオオッ!!」」

 

 咆哮が重なり合い、そして拳がぶつかり合う。

 

 お互いに回避など考えてもいないテレフォンパンチ。

 

 それゆえに攻撃力が最高の状態であり、喰らえば例え承久悪魔でも大ダメージが入るであろう一撃同士。

 

 ドラゴンのオーラと爆発能力。そして強大なパワーと頑丈な体。

 

 小細工無用の正面勝負。ノーガードデスマッチが切って落とされた。

 

 この戦闘において、兵藤一誠の担当はヘラクレスに決まった。

 

 ジャンヌの選択肢もあっただろうが、まず間違いなくそれだけは防がれると判断した兵夜は、あえてヘラクレスを選んだ。

 

 シャレにならない攻撃力を連発し、しかもあまり精密に使われない攻撃の所為で他のメンバーも巻き込まれかねない重戦車。

 

 それに対し兵夜の判断は、とても単純ゆえに難易度が高い対応策だった。

 

『ようは、あの禁手は遠距離攻撃の追加だ。だったら素直にクロスレンジに組み付いて挑めば、向こうも出す意味なくなるだろ』

 

 ゆえに、兵藤一誠こそがヘラクレスの相手に最適。

 

 単純な殴り合いと頑丈な体において、現状のメンツでトップを張れるのは赤龍帝が適任。

 

『お前なら勝てる。・・・やっちまえ、イッセー』

 

 そして、それゆえに兵藤一誠は歓喜した。

 

 付き合いの長く、理解者であり、そして頼れる親友の全幅の信頼。

 

 これに応えられずして何が男だ。何が親友だ。何が赤龍帝だ。

 

 それは全身全霊の意思を一誠に与え、その思いに神器は全力で答える。

 

 細かい調整はすべてドライグに丸投げし、殴り合いのみに集中した。

 

 相手が十回殴り飛ばすのなら、こちらは十一回殴り飛ばせばいい。

 

 そんな子供の論理を全力で発動し、兵藤一誠は文字通り一心不乱に殴りかかる。

 

 相手は、神の試練をことごとく乗り越え、後に神にすらなった英雄の魂を継いだ男。

 

 だが、それがどうしたというのだ。

 

 神滅具とは神をも殺しうる究極の力。

 

 神になった男だろうが、その魂を継いだだけの同程度の年齢の男、負ける道理はどこにもない。

 

 大英雄(ヘラクレス)の拳が額を打ち抜く。

 

 赤龍帝(イッセー)の拳が頬を叩きのめす。

 

 相手の拳がどこを狙ってくるかは分かっている。

 

 分かっているが躱さない。

 

 躱す暇があるのなら、その余力を全力で相手を叩きのめすのに向かう。

 

 打つ、打つ、打つ、打つ。

 

 躱さない

 

 逃げない

 

 下がらない

 

 やられたらやり返す。ただそれだけ。

 

 正真正銘の真っ向勝負、この戦いで最も王道で最も異質な戦いが切って落とされた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 敵の能力は間違いなく驚異的。そして、噛み合いも抜群にいい。

 

「「なるほど。だったら」」

 

 ゆえに、それならやりようがある。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「・・・認めるよ。今のままでは君には勝てない」

 

 ジークフリートはそれを認めた。

 

 六刀流では久遠は倒せない。

 

 それを認めて、しかしジークフリートは負けを認めない。

 

「だけど、君の弱点もこちらは把握している」

 

 魔剣をしまいながら、ジークフリートはグラムを構え直す。

 

仮契約(パクティオー)のデータは把握している。君のその力は、主がある程度近くにいないと真価を発揮することができない」

 

 その言葉を久遠は否定しない。

 

 否定する事もなく事実だし、そもそもそれぐらいは把握されているのは想定内だ。

 

 まさか自分一人しか自分と同じ世界の出身がいないだなんて思わない。

 

 仮契約とは、主を守る護衛となる事を誓う契約だ。

 

 ゆえに同じ戦場を共にする事が前提であり、特に自分は東洋版の従者ともいえる神鳴流だ。

 

 主がいないこの状況下は、真価が発揮できないのは理解している。

 

「そして君のアーティファクトは、主からの魔力供給が前提の能力だ。君は身体能力のパワーアップをする事は出来ない」

 

「なるほどなるほどー。やっぱり知ってる情報の対抗策は知ってるかー」

 

 それを踏まえても圧倒的に有利なのが分かっていたからこそ、この戦闘を選んだ。

 

 だが、ジークフリートから発せられるオーラが増大した瞬間、久遠は警戒度数をはね上げた。

 

 否、それはジークフリートのオーラではない。

 

 魔帝剣グラム。

 

 最強の魔剣。

 

 究極の切れ味と龍殺し。

 

 その二つを持つ魔剣の極致が、その力を本当の意味で解放させたのだ。

 

「・・・ああ、龍の手(トゥワイス・クリティカル)もドラゴン封印系だったっけー」

 

 久遠は大体の事情を理解した。

 

 龍殺しの剣を龍が持てば、どうなるかなど目に見えている。

 

 アスカロンを持っているイッセーが、どれだけ異常なのか今理解した。

 

「赤龍帝が羨ましいと思った事は何度もあるよ。こいつは主を気にしたりなんてしてくれないんだ」

 

 ジークフリートは苦笑し、二本の手でしっかりとグラムを構える。

 

 その構えは基本に忠実であるがゆえに、付け入るスキが存在しない。

 

「だけど、禁手にならなければグラムの力をフルに使える。そして、君相手に六刀流はむしろ邪魔だ」

 

 供給源が多ければ敵は出力を上げ放題。

 

 当然の理屈に対し、ジークフリートも当然の対応をする。

 

 なら供給源を絞ればいい。

 

 幸い、グラムの全力は六刀流ほどではないが有効だ。

 

 背中から生える手は光の剣を選択。

 

 特殊な能力はないが、悪魔にとっては有効打であり、久遠相手なら一番いい選択だ。

 

「さあ、未熟者が玄人に教えを請うよ。ぜひ胸を貸してくれると嬉しいかな?」

 

「残念だけどー。私の胸は兵夜くん専用なんだよねー」

 

 少し調子に乗った事を反省しながら、久遠は竜喰らいを正眼に構える。

 

 テクニックとスピードにおいては、それでも久遠が圧倒的に有利。

 

 ただし、武器においては吸収量が下がった事と、真の力の解放で上回れた。

 

 手数の多さでは腕の数が直結するので、これももちろんジークフリートが有利。

 

 龍の因子と気の強化。どちらのパワーが上かが勝負の分かれ目になるだろう。

 

 英雄の血を引く神童を前に、激戦を潜り抜けた達人が構える。

 

 この場でワンツーを飾る剣士同士の戦い。その戦いは新たな局面へと突入する。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 殴った瞬間、それに気づいた。

 

 拳が柔らかく受け止められている。

 

 イッセーは、それに気づいたのに気づき、ヘラクレスはにやりと笑った。

 

「ああそうさ。殴り合いじゃあ俺には勝てない」

 

 とたん、殴り合いの天秤がヘラクレスに傾く。

 

 威力が変化したわけではない。

 

 ただし、タフネスの天秤が圧倒的に傾いた。

 

 こっちが殴っても向こうが利いていないのでは、それは無駄になる。

 

 ただしこっちは殴られると痛いのだ。普通に考えれば、どう考えても負けが確定する。

 

「お前のところの風使いから聞いてねえのか? 木原エデンは学園都市での全方面科学者(オールラウンダー)っつー木原の中でもいたんだってよぉ」

 

 今度こそ本当の意味でガードを気にしなくなった事で、ヘラクレスは一気に饒舌になる。

 

「その恩恵は能力開発にもいかされる。まあ、殆どの連中は無能力者(レベル0)だが、俺は大能力者(レベル4)なんだよ」

 

 警戒もせずにノーガードで拳を喰らう。

 

 それすら平然と受け止めたヘラクレスは、今まさに赤龍帝を嘲笑った。

 

「運動エネルギーを減らすとかいう、文字通りの衝撃拡散(ショックアブソーバー)! 俺を相手に殴り合いで勝とうだなんて、なめてんじゃねえぞ最弱赤龍帝!!」

 

 完璧に有利な状況に、ヘラクレスは勝利を確信する。

 

 相手の拳は聞かずにこちらの攻撃だけが通る。この状況下で価値を確信しない者はいない。

 

 ゆえに、今まで以上のテレフォンパンチを叩き込んだ。

 

 ・・・叩き込んで、そして違和感を感じた。

 

「なんだ? 固ぇ―」

 

 その瞬間に攻撃が入る。

 

 一言で言おう。痛かった。

 

 衝撃拡散は発動しているのにも関わらず、ダメージが入った。

 

 今までに比べればか弱いが、それでも明確にダメージになる一撃だ。

 

「・・・なめんじゃねえよ爆発野郎」

 

 今まで以上に平然と拳に耐えた一誠が、鎧越しにヘラクレスを睨みつける。

 

「今まで手の内隠してたのが、お前だけだとでも思ってんのか!!」

 

 殴り合いの均衡が再び戻る。

 

 その状況に困惑した結果、ヘラクレスの有利分が一気に押し戻された。

 

 不利になる前に気合いを入れ直して持ち直した時には、ヘラクレスも理屈に気づいていた。

 

 転生悪魔なら当たり前のプロモーションだ。

 

 それも、女王ではなく戦車を利用して殴り合いの強度を高めている。

 

「・・・おもしれえ!!」

 

 まさかここで、戦法を変えないとは思わなかった。

 

 普通パンチが効かないと分かったらやり方を変えるだろうに、この男は正攻法を崩さない。

 

 なるほど、これは本当にやりがいがある。

 

 曹操の小難しい作戦よりも、単純な殴り合いの方がやりがいがあるというものだ。

 

「上等だ! 突破してみな赤龍帝ぃいいいい!!」

 

「やってやるよ筋肉野郎!! 先祖の名前が凄いからって、てめえが強い理由にはならねえんだよ!!!」

 

 シンプルイズベストの殴り合い。

 

 文字通りの正面勝負は、更に密度を高めていく。

 

 




ついに登場、久遠の神器。

基本的にパワーアップ方面は二つ。

1 相性のいい相手の増加。複数持ってる設定盛ってるやつにはすごい強い。

2 相性のいい武器になったので性能をフルに発揮。

ぶっちゃけジークフリートが聖剣を持ってたら瞬殺もあり得ました。本文で書いた通り、あの世界って腕多いやつもごろごろいるから、久遠にとってジークフリートはとてもいなしやすい相手でもあります。


対してイッセーはシンプルな解決法。兵夜はイッセーのことをよくわかっています。

正面から叩き潰そうとしてくる相手には、正面から相手をしてやればいい。

ぶっちゃけ禁手が敵の中で一番シンプルなので、対策もシンプルに行きました。


そして英雄派も負けておりません。

ジークフリートは原作で奴自身が明言した「三本腕の方がグラムの性能を引き出せる」を実行。シンプルゆえに隙がない構成に。

とはいえソーナが近くにいれば、能力的にも戦意的にも久遠はブーストかかるのでこれでも勝てませんが。業魔人必須。


そしてヘラクレスは能力者に。

禁書を混ぜると決めてから、原作キャラに能力者は出そうと決めてましたので出してみました。

因みに原作に出てきた能力です。









今回、実は結構いろいろと考えてました。

本当はここで転生者組を全員集合させて、英雄派を数で押す戦法とかも考えてました。

が、ここは兵夜の参謀っぷりを出そうと思いこの結果に。人数を絞ったことで書きやすくなって結果としてラッキーです。



次も早めにかけると思いますので、お楽しみください。

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