ハイスクールD×D 転生生徒のケイオスワールド   作:グレン×グレン

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元凶、制裁します!!

 

 

 

 

 

 

 

 

イッセーSide

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 宮白が豪獣鬼を一瞬で片づけてから、俺たちは救助活動に励んでいた。

 

 GSはやられてない奴は全員撤退して、フィフスたちもすぐに逃げたらしい。

 

 ヘラクレスやジャンヌも拘束されて、これで何とかなったみたいだ。

 

 いや、本当に危なかったです!

 

 でもアーシアの力を借りたおかげで、けが人はみんな治ったみたいでよかったよかった。

 

 俺たちは戦闘不能になったGSから神様たちを引っ張り出す作業に追われていた。

 

「神器の技術を流用してるから、アザゼル先生がいたら簡単にできたんだろうけどなぁ。あの人今どこに行ってんだろ」

 

「カッカッカ! 大方ハーデスあたりを牽制してるんだろうぜ。・・・ほら、1、2の3!」

 

 結局直した後に壊れた瓦礫を一緒に持ち上げてくれるグランソード・ベルゼブブ。

 

 いや、シャルバなんて目じゃないぐらいいい人なんだけど、いいのか?

 

「なんか超獣鬼には逃げられたとか連絡あったけど、いい加減グレイフィアさんたちがくるんじゃねえか? 逃げなくていいのかよ?」

 

「あ? なんで逃げる必要があるんだよ?」

 

 いや、あんた禍の団だよね?

 

「一度頭に決めた奴がこっち残るって言ってんだ。俺らが尻尾撒いて逃げるわけがねえだろ。今更そんな薄情なまねするなら、最初から来るわけねえよ」

 

 律儀な人だな。

 

 でも、オーフィスがこっち残るっていうことは禍の団を抜けるってことだし、それだと都合悪くないか?

 

「魔王の座とかいいのかよ? いくらなんでもただじゃすまないだろ?」

 

「いいんだよ。俺様は自分がどこまでいけるか権力と血筋も混みで試したかっただけだからな。そのうえで頭が抜けるって言った以上、今更とやかくする気はねえ」

 

 その言葉に俺は感動すら覚えた。

 

 今まで魔王の名前を持ってる人って、いろいろ駄目すぎるシャルバ達はもちろん、戦いたいだけでアザゼル先生裏切ったヴァーリもあれ。サーゼクス様達もプライベートではいろいろと問題児すぎる。ザムジオやエルトリアは別ベクトルでアホである。

 

 それなのにこの人はこんな感じ。実はこの人、魔王の中で一番まともじゃないだろうか?

 

「証人になった時は弁護するよ! いや、させてください!!」

 

「おいおいやめとけよ赤龍帝。手前の勝手で禍の団やってたのは事実なんだ。舎弟にゃ気を使ってくれていいが俺様は気にすんな」

 

 そんなこと言われたら弁護したくなっちゃうじゃないか!

 

 と、そんなことをしていたら別の場所を担当していたリアスたちも戻ってきた。

 

 あれ? なんだか表情がおかしいぞ?

 

「イッセー。兵夜を見なかったかしら?」

 

 宮白? 宮白のやついないのか?

 

「回収したもの渡したらー、用事があるからってどこか行っちゃったんだよー」

 

「しかもパスもある程度切っているから念話も通じないのよ。・・・何かやらかす気しかしないのだけれども」

 

 桜花さんとアーチャーさんが不安にさせてくれる。

 

 オイオイオイオイ。あいつボコボコにされたばっかりなのにどこ行ったんだ?

 

「と、いうかあの切り札どういった理屈なんですか? 豪獣鬼を一瞬で倒してしまいましたけど」

 

 木場がふと気になったのかそんなことを言う。

 

 確かに、今の俺でも単独で倒すのは苦労しそうだよな。

 

 対抗術式が出てくるまで止められなかったとかいう話なのに、なんだあのスピード殲滅。

 

 と、思ったときに何やらすごい音とともに何かが墜落・・・いや、着地した!

 

 あ、ナツミちゃんだ。

 

「・・・あのデカブツはどうなった!! ・・・っていうかイッセー!? 死んだんじゃなかったの!?」

 

「宮白が倒したんだけど宮白が消えたんだよ。・・・いろいろあって体は新しく作り直したんだよ」

 

 とりあえず簡単に情報交換。

 

 なんでもあの豪獣鬼はナツミちゃんたちが戦闘を担当していた連中らしい。

 

 あと一歩のところで「パラッケパラッケ♪ ラッススラッスス♪」という歌とともに消えていって、ベールフェゴルの能力を応用して場所を突き止めて追いかけてきたとか。

 

 遅れながらもほかにも大量の悪魔がやってくるけど、そういう意味じゃ無駄足だったわけだ。

 

「で、兵夜どこ行ったのさ? ハーデス相手の抗議文でも作ってるの?」

 

 ああ、そういえば俺が死にかけたのってハーデスがいろいろかかわってたんだっけ。

 

 この冥界の危機もハーデスが理由なところがあるし、そういう意味じゃ絶対反撃するよなぁ、宮白は。

 

 と、それを聞いていたアーチャーさんと桜花さんが、顔を真っ青にした。

 

 ・・・俺もそれを見て、まさか宮白は殴り込みをかけたんじゃないだろうかと思いはじめる。

 

 いや、だけどさすがにないだろ。一対一じゃ勝てないことぐらいわかるだろうし、追及するのも大変だし。

 

「実は兵夜くん、ハーデスと曹操の交渉の一部始終は録音してるんだよねー」

 

 と、桜花さんがとんでもない事実を言ってきた。

 

「曹操も知らないことだからハーデスも気づいてないだろうし、それを使えば相当追い込めるとは思うんだけどー」

 

「いや、でも物理的にはどうしようもないでしょ。いくらなんでもそこまで無敵モードってわけじゃぁ・・・」

 

「・・・やりようによっては行けるわね。あの能力、一対一に限定すればかなり凶悪なのよ」

 

 俺の言葉を遮って、アーチャーさんがあの能力のタネを説明する。

 

 ・・・神の力と悪魔の駒を利用したとんでもない仕組みだった。こういう変態的発想だけど確かに理屈では行けるのってなんていうんだっけ? あ、英国面?

 

「ま、ままま魔術師の本場はイギリスにありましたけど、まさかそんなところまでブリティッシュだなんて!?」

 

 スパロがあきれてそんなことを言う。

 

 いや、だけどまさかそれだけじゃさすがに足りないだろー。

 

「・・・曹操から七宝を取っていたらやりそうだというか行けるかもしれないわね。神魔剣は特徴的過ぎるからある程度の抗体を生成するのは簡単だし、むしろチャンスだと思うけど」

 

「ごめんなさいー。渡したの七宝のあの・・・攻撃力重視ー」

 

 アーチャーさんの推測と桜花さんの補足で大体わかった。

 

「・・・止めろぉおおおおお! 宮白を止めろぉおおおおお!!!」

 

「仕方がねえ。舎弟の恩赦と引き換えに俺様行ってやるよ」

 

「我、手伝ってもいい」

 

 グランソードとオーフィスが頼もしすぎるけど、あんたたちが行くと別の意味でややこしいからストップ!!

 

「と、とにかく急いで追いかけるわよ! いくらなんでも兵夜だってただじゃすまないはず―」

 

 リアスがあわてながらも冷静に判断をした時だった。

 

 冥界の空に映像が流れ始める。

 

―ダダンダンダダン♪ ダダンダンダダン♪

 

 そのBGMで、俺たちはすでに手遅れである事を思い知らされた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アザゼルSide

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『では交渉成立だ。無限は俺たちが落とす』

 

『ファファファ。無限がいなくなってくれればこちらも助かるというもの。一度だけだが確かにサマエルを貸してやろう』

 

 そんな悪の親玉同士の取引としか思えない会話を流しながら、BGMはターミ○イター。

 

 シュールな展開ではあるが、状況が状況なので非常に危険すぎる。

 

 加えて、いつの間にやら放送されているという事実も非常に面倒だ。

 

 そう、俺たちの目の前でハーデスは一気に突き落とされた。

 

『いやぁ、小物に足元救われるボスって痛快だけど、リアルにできるとは思わなかったよ。ねえどんな気持ち? ねえどんな気持ち?』

 

 さあ帰ろうというときに、このBGM流しながら、偽聖剣状態のこいつがスローモーションみたいなゆっくりな歩き方でこいつが来たときはホラーかと思った。

 

 そして無言でスピーカーを取り出したかと思ったら、この衝撃会話を流しやがった。

 

 どこで手に入れやがったあの野郎! ハーデスも反論の余地がないじゃねえか!!

 

『因みにこれはコピーですでに各勢力に配ってるから今更壊そうが意味がない。オリジナルは冥界政府に送っているから今更ごまかそうとしても無駄だ。・・・完全に詰められてねえどんな気持ち? 略してNDK?』

 

「貴様・・・っ!」

 

 うわぁ、ハーデスの奴マジギレしてやがる。

 

「我らが神話に土足で踏み入り信仰を奪い取り、そのうえ何食わぬ顔で和平などを謳いおって! そのうえこのワシをここまで愚弄するか!!」

 

 ちっと化かし痛いところを突いてきたが、宮白はあっさりと鼻で笑った。

 

『いや、信仰広めたときの教会と悪魔は敵対してたから知らねえし、第一俺たち生まれてもいないから関係ないし。・・・俺あんたみたいな老害嫌いなんだよ死ね』

 

 はっきり死ねって言い切った!?

 

 死神連中もマジギレしてるが、こんな状況で堂々と乗り込んだこいつを警戒して近づこうとはしない。

 

 一触即発どころかニトログリセリン投入してやがるが、宮白は何食わぬ顔というか・・・ハーデス以上に怒りのオーラを出してやがる。

 

『千年単位の昔の話を二重の意味で直接かかわってない奴にまきちらしやがって八つ当たり以外の何物でもない。いまどき訴訟大国アメリカでも酌量されないようなこと言ってんじゃねえよ骨! そういうのは教会側の当事者に発散しろ老骨!!』

 

 真正面から中指立てやがった!? 俺たちよりよっぽど喧嘩腰なんだけどお前さすがにフォローできんぞ!?

 

『っていうか俺は加害者家族保護団体に入ってんだよその状況下でイッセーがマジ死ぬところで今更遠慮するとでも思ってんの!? レイヴンさえ生け捕りにできていれば手前の死体で代用品作れるからさっさと殺してるんだよ恵まれてるって自覚したらどうだあぁ!?』

 

 妙なところで冷静だった!!

 

 っていうことは殺すつもりはないのか。よかったよかった、さすがにそれだったら俺たちが取り押さえなければならなかった。

 

「なあアザゼル、宮白くんは冷静なのか暴走してるのかどちらなのだろうか?」

 

 止めるか止めないか様子をうかがいながら、サーゼクスも慎重な状態だった。

 

 マジギレ状態だったこいつも毒気を抜かれているが、マジで心配なんだけど大丈夫だろうか?

 

 と、それまで様子をうかがっていたデュリオが頬を引くつかせながら手を挙げる。

 

「あのー、ちょっと気になるところがあるんですけどいいですかね?」

 

「あ、なんだよ?」

 

 今それどころじゃねえんだけど!?

 

「それで、ワシに一体何を要求するつもりだ?」

 

『とりあえず失脚してボコボコになってほしいな。クソまみれにする分には一緒に付き合ってやる程度の慈悲は見せてやるが』

 

 うわ、すごいこと言ってるよこいつ。

 

 今にも死神たちが切りかかりそうなんだが、そろそろ当身入れて黙らせたほうがいいか?

 

「いや、さっきからスピーカーからしか声聞こえてないんですけど、本人ホントにしゃべってるんですかね?」

 

 あ、そういえば鎧越しだから口が動いてるかわからねえな。念話の応用とかやりそうだ。

 

 と、俺はそこまで言ってハタと気づいた。

 

 あいつの最終兵器、ハーデスにも結構効くんじゃねえか、初見だと。

 

「ふぁふぁふぁ。やれるものならやってみるがよい。だが、そんなことをしようものならワシも本気を出してやるがな」

 

「まてハーデス乗っかるなぁあああああああ!! サーゼクス行くぞ宮白止めろ!?」

 

 俺はあわてるが、遅かった。

 

「・・・じゃあしてやるよ」

 

 瞬間、鎧のカラー微妙に変わってオーラが放出された。

 

 あの野郎、スピーカーを大音量で流してごまかして、小声で詠唱してやがった!?

 

 不意打ちだったので俺たちも追いつかず、宮白は布でぐるぐる巻きにされた宝玉を右足に付けて突進する。

 

 ってあれは曹操の七宝!? どこで手に入れた宮白!?

 

「まずは失脚!!」

 

 まさか本当に来るとは思ってなかったのか、ハーデスは宮白の蹴りをもろに喰らい、両足を切断される。

 

 失脚って物理的な意味!?

 

「・・・貴様!?」

 

 次の瞬間莫大な力が放出された。

 

 神殿をごっそり吹き飛ばす攻撃が宮白の頭を直撃するが、しかし揺らがない。

 

 その奔流が過ぎ去った時には、右目のあたりから鮮血を流した宮白が、だか全く意に介さずに蹴りを腹に叩き込んでいた。

 

「片目と片足ぐらいはくれてやる」

 

 衝撃とともに宮白の右足が七宝とともに吹き飛び、そしてハーデスはどてっぱらに直撃を喰らって動きを止める。

 

 そして宮白はそのまま組み付き、左腕をハーデスの背中に伸ばした。

 

「そしてボロボロにもしてやろう」

 

 次の瞬間には、スペツナズ・フェンリルが全部まとめて、ハーデスの背中に現れていた。

 

 そして共振してオーラがはなたれ、ハーデスを一瞬で蹂躙する。

 

 宮白も神格なのでやばいところだが、ちゃっかりハーデスを楯にしてしのいでいた。

 

 ・・・一瞬だった。一瞬で宮白はハーデスを戦闘不能にまで追い込んだ。

 

 そしてほかの連中は気づいてないが、あの野郎、ハーデスの脚をこっそり回収していた。

 

 絶対アーチャーに礼装にさせる気だ。マジギレしてるくせに抜け目がない。

 

 そしてハーデスが床に落ち、死神たちの中には失神して倒れる奴までいる。

 

 だれもが、あのハーデスが一瞬で倒される光景に茫然としていた。

 

「貴様・・・その、力は・・・」

 

「ああ、これが俺の神魔の蒼穹剣(イーヴィル・シントー・カレドヴルッフ)。・・・能力は、攻防における解析した相手の天敵化だ。そうじゃなければさっさと不意打ちしてからゆっくり会話流してあおってんだよ、馬鹿が」

 

 そう、これは宮白の最終兵器。

 

 化け物ぞろいのグレモリー眷属でも苦戦する毎度の状況下に対した宮白の切り札。そういう状況下における切り札として自分を運用するべく、神格化と転生悪魔の技術を組み合わせて作り上げた最終兵器。

 

 毎回毎回まず相手を解析する時間がいるという欠点こそあるが、発動すればヴァーリといえど覇龍を使わなければワンサイドゲームで叩き潰すことが可能というとんでもないスペックを持った切り札だ。

 

 もちろんそれだけじゃあハーデスには一歩届かないかもしれないが、そこを曹操の七宝で補いやがった。

 

 専用調整もしてない神殺しを神が運用すればただじゃあ済まないが、あの野郎右足に収束させることで戦闘運用を可能にしやがった。蒼穹剣でより効果が上がってるし、しかもどうやら出力重視だ。最初から殺す気なら最初の一撃でカタが付いている。

 

 最初から右足を捨てることを前提とし、さらに対抗術式による抵抗を作られる前の初見殺し。強敵相手だと回復もしくは代用可能ならさっさとハイダメージハイリターンを使い、嫌いな奴には不意打ち上等の宮白らしい策だ。

 

 余りの光景に俺たちが動けないなか、宮白は指を鳴らすと上空に大量のある物体をだす。

 

 ・・・肥溜めからさっさと回収してきましたって感じの中身が、重力に従って落ちてきた。

 

「貴・・・様・・・ぁあああああ!!!」

 

 ハーデスが憎悪すら垂れ流して絶叫するなか、宮白が一つの表情を作った。

 

 ・・・相手の精神を逆なでするために研究した、完膚なきまでの勝者の笑みだ。

 

「宣言通り一緒に浴びてやるよ。公衆の面前でクソまみれになって詫びやがれ、スケルトンが!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ・・・処罰しようにも、俺たちの証言でハーデスがシャルバをそそのかしたのが獣鬼騒動の原因だということもわかって、悪魔側や裏で権力争いしたい連中の弁護が大量に出て上級悪魔の昇格試験を数か月禁止という甘すぎる判決が下された。

 

 ハーデスも自分の立場を分かっていたうえでいろいろ動いてた節があるが、こいつもしっかりやりやがった。

 

「もちろんその旨はハーデスに後で手紙でしっかりと教えてやったぜ? 下種に下種な手段使って何か問題でも?」とのちに堂々と語ったという。

 

「まあ俺も内蔵がごっそりなくなるかと思ったけど、意外と軽くて助かったっていうか、もしかして自業自得ってわかってるから手加減してくれたのかな?」などと思いっきりあおったりもした。もちろん自覚満々の確信犯だ。

 

 こいつを本気で怒らせたら神殺しを使った上でこうなるという、超インパクトのある実例の前に、一部の神はイッセー以上に脅威と認識したがまあ当然だろう。

 

 マジ怖っ!!

 

 




兵夜(彼の中では)完全勝利。証拠で逃げ場をふさぎ不意打ちで叩き潰し精神的に止めを刺しました。その後のフォローもギリシャ神話に対する政治的な裏すら利用して最低限のダメージで終了。

ちなみに、兵夜は内蔵までごっそりなくなることを前提に特攻しかけているので当人の中ではぼろもうけ状態です。

そして神魔の蒼穹剣の能力は対象の天敵化。ただそれだけの能力であるがゆえに凶悪です。さすがに術式も見られたし、そもそも今回は象宝があったからこそここまで倒せたのでここまで圧倒はできませんが、それでも超強敵相手に対する切り札として使えます。変身したら処刑用BGM流してくださってかまいません。

まあ、その分実は穴だらけのピーキーな使用でもあるのですが。それはまた後ほど。

ここまでやったのはイッセーにしでかしたことに対する報復もありますが、それ以上に今後のための見せしめでもあります。

裏でこそこそやって足並み乱すた挙句に堅気に手を出す奴はこうなると見せつけることで、同じことを考えている連中に特大の牽制球を放ちました。なまじハーデスは異形社会十指なのでこいつを叩き潰せればショックもでかい。

そのため、七宝を確保できなくても対策を取られる前に神魔剣で特攻はかましていました。








まあ、こんなことして兵夜も当然ただでは済まないのですが。

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