ハイスクールD×D 転生生徒のケイオスワールド 作:グレン×グレン
兵夜「なんかすいません。作者が微妙にスランプ入ったので、ちょっとした箸休め的にキャラコメ風の作品を書いてお茶を濁すことになりました。・・・あのバカこういうの一度書きたかったそうだよあのバカ」
イッセー「宮白ぶっちゃけすぎだって! あ、でもこの作品も長くなったし、一回まとめとかした方がいいかもな」
リアス「確かにそのとおりね。こういうのも面白そうでいいじゃない」
兵夜「つーわけで、ケイオスワールドキャラクターコメンタリー始まります。旧校舎のディアボロス編です!」
リアス「イッセー達の覗きを兵夜が密告してるけど、これだけ見てると兵夜にとってのイッセーの重要さがよくわからないわね」
イッセー「言ってくれないかなリアス。お前は俺のことが大好きじゃねえのかよって思うんだけど」
兵夜「やかましい。確かに俺も恐喝行為などは頻繁に行っているし悪事の証拠を入手するために不法侵入なども行って、警察と極道の癒着にもしっかり絡んでいる。・・・がそれはあくまで外道を叩き潰してお前を筆頭とする大事な者達の生活を守る為の必要悪だ。喜んで全肯定するものでもないが、仕方なく容認されるものではある」
イッセー「いやいやいやいや、平和に生きようよお前も、ここ日本だぜ?」
兵夜「あいにく裏側からの強襲を知ったんでな。自分でいうのもなんだが心配性かつ臆病な所為で対策を用意しないと生きてけないんだ。・・・話を戻すが覗きはまた別の話だろ」
リアス「あら、年頃の男の子らしくて可愛いじゃない?」
兵夜「部長・・・改め姫様は一般常識を理解してください。退学処分になってない駒王学園がおおらかすぎるんです。しかもこいつは俺がエロいお姉さんの十人や二十人用意できるからいくらでも乱〇できるのにそれをせずに迷惑をかける行為ばっかり」
イッセー「だって、だって愛がないじゃないか! どうせなら愛が欲しいんだよ!」
兵夜「覗きに愛があるか!」
リアス「それよりも私がいるのにそんなことをさせようだなんてふざけてるの!?」
兵夜「いや、この段階であんた関わってすらいないからね!?」
リアス「ぐ・・・。そ、それはそれとしてイギリスと
兵夜「ああ、魔術師は秘匿の為の相互監視を最大の目的として魔術協会という組織を作ってるんですが、その代表格である時計塔という組織はイギリスにあるんですよ。俺の場合時計塔に所属するのが筋だし、他二つは秘匿が激しすぎて接触は不可能なんです」
イッセー「でもよく海外旅行なんて三回もできたよな? お前この時親父さんの協力もらわなかったんだろ?」
兵夜「それはそれ。魔術を駆使して探偵の真似事をしたり極道のサポートをしたり舎弟共を動かしてそこそこの大きさの事業をしたりと金稼いでだな」
リアス「この子、私の下僕にならなくても大成功してたんじゃないの?」
兵夜「そうでもないですよ。だってそうならあんなことにはならなかったというか、部長の眷属になることもなかったていうか」
イッセー「嫌な事思い出した・・・」
リアス「それについては凄く気になることがあるんだけど・・・。あなたなんでこの時点でレイナーレと殺し合いになってなかったの?」
兵夜「あんた俺を何だと思ってるんですか? サイコパス気味なのは自覚してますけどこの時点で本格的な殺し合いなんてしてませんよ?」
リアス「何言ってるのよ? イッセーに告白してきた女の子なんて、知った時点で住所氏名電話番号三親等までの親戚関係から友人達の親の職業まで一日で網羅できるじゃない。使い捨てのカバーストーリーにそこまで作るほど堕天使は暇じゃないわよ」
兵夜「あんた俺を何だと思ってるんですか!?」
イッセー「あ、それ同感。いくらなんでも戸籍ぐらいはすぐ調べられるだろお前なら」
兵夜「うるせえ! お前に彼女ができるなんて前代未聞の天変地異に即応できるほど俺だって完成してたわけじゃなかったんだよ!」
イッセー「お前こそ俺のことなんだと思ってるんだよ!」
兵夜「基本女の敵」
リアス「意外と手厳しいわね・・・」
兵夜「客観的に見て女に嫌われる典型例でしょうが。悪魔の常識で語らないでください。・・・あ、因みにレイナーレの記憶消去に対応できたのは魔術師ゆえにその辺の対策はしっかりしてたからだ」
イッセー「才能ないわりに万全の対策じゃねえの?」
兵夜「才能ないから油断できないんだよ。実際俺には「うっかり」があるからなおさらな」
リアス「この辺りで明かされるけど前世からの呪いって凄いわね。そんなに酷いの?」
兵夜「そりゃFateシリーズの本家を見ればわかりきってますよ。むしろ毎回ある程度挽回できるだけ俺なんかマシな方です」
リアス「そんなあなたでも手詰まりな辺り、レイナーレもこの時点でやればできるのねぇ」
兵夜「そりゃ俺だってノウハウゼロじゃあできませんよ。この時点で致命的な勘違いだってしてたんですから」
イッセー「にしてもさあ、俺やリアスも巡り合いうんぬんいわれてるけど、宮白も大概じゃね? なんでこのタイミングで追われてる俺を見つけるんだよ」
兵夜「トラブルに引き寄せられる天命としか思えんから嬉しくない。ぶっちゃけ平穏な人生約束されてるなら最高なんだが。・・・そんな安心できないからとにかく色々対策たてないと不安で夜も眠れない」
リアス「実際この時点で下級堕天使に歯が立ってなかったものねぇ」
兵夜「その気になればダイナマイトぐらいは調達できるから事前準備アリならやりようはあるんですがね。流石に対人戦前提の装備じゃ無理がありました。実際中級堕天使なんて装甲車や攻撃ヘリぐらいなら楽に落とせるでしょうし」
イッセー「にしたってあれだろ? いくらなんでも主人公の強さじゃねえだろ」
兵夜「そりゃこの作品のコンセプトがそうだからな「実際に異世界転生するにしたって、そいつが才能豊かなチートだなんて偶然そうはない」だぜ? その筆頭格がチートだったらダメだろ? ・・・のちに隠し玉が炸裂したが」
リアス「どっちにしたって大概チートじゃない。魔術の応用で神器を意図的に覚醒させるとか尋常じゃないわよ?」
兵夜「そこにあることが分かってたら解析魔術である程度はできますよ。これも異世界の特性ゆえの特殊性ってやつですね」
イッセー「そして! 俺はハーレム王の道をひた走る!」
兵夜「いきなり躓いてるがな」
イッセー「酷い!」
兵夜「いや特殊すぎだろお前の契約相手。人がいいのは良いところだけど癖が強すぎる」
リアス「私もこれは驚いたわ。契約そのものは失敗なのに印象は凄い良いんだもの」
イッセー「それはそれとしてお前はなんで匙と契約してんだよ」
兵夜「そりゃ同じ範囲内に二つも集団がいたらミスることもあるだろ。俺だってそんなチートもらったら使いこなしたくなるわ」
リアス「まあ匙くんで良かったんじゃないかしら。この段階じゃあイッセーを引き当てても役に立たなかったでしょうし」
兵夜「とりあえず仕事の傾向とその為に必要な技能を設定してから家業始めさせた方がいいんじゃないですか? いきなりやらされても上手くいかないでしょう」
リアス「言われてみればそうかもしれなかったわね」
イッセー「で、時間は飛んで俺がフリードに襲われてるちょっと前だけど、ここで宮白が妙なところで関わってるんだよな」
リアス「舎弟の範囲が広いわね。あなたどこまで手を広げてるのよ」
兵夜「できれば駒王町はカバーする気です。まあ上手く話を広げられなかったのが作者としては思うところがあるようですが」
リアス「それはそれとしてこの段階だとあまり兵夜が活躍できてないのよね」
イッセー「確かに、怪しまれるってのもあるけど完全回復もできなかったし」
兵夜「んなこと言われてもこの段階で俺のスペックは限りなく低いからなぁ。全転生者で比較しても最低ランクといっていい・・・っていうか、確定」
リアス「正しい意味で最弱主人公ね。ここから巻き返すのが恐ろしいけど」
兵夜「俺はともかく俺を改造したやつをなめるなよ! ・・・っていう決め台詞を使用する予定だったそうですがいつの間にやら上手くいかなかったようで」
イッセー「カッコ悪!?」
リアス「だけどその日のうちに殆ど調べ上げるとか、やっぱりレイナーレの部分に関してはどう考えても兵夜の怠慢ね」
兵夜「だから無茶言わないでください。俺だって想定外のことには隙も見せます」
イッセー「ほんと酷いなお前!!」
リアス「っていうかこの間に破壊工作の為の下準備を終わらせているとか」
兵夜「こういうのは得意なんです。魔術師ですから」
リアス「そして、兵夜とイッセーの出会いが語られるわけね。やるじゃない、イッセー」
イッセー「いや、俺としては特に大したことしてないつもりないんだけど」
リアス「何の異能も知らない人間が簡単にできることじゃないわ。やっぱりあなたは大した人よ」
兵夜「そこに関しては心底誇れ。お前は自分が思ってるほどくだらない奴じゃない」
イッセー「ん、んなこと言ってる宮白だって大暴れじゃねえか。原作じゃ俺達三人がかりでもてこずったフリードを一人で倒してんだぞ!?」
兵夜「つっても結局逃げられたし、下級堕天使如きに致命傷負わされてるしなぁ」
リアス「そんなこと言って、しっかり道連れにしてるじゃない」
イッセー「うんうん。転んでもただでは起きないよなお前」
兵夜「そりゃ取り逃がしたらイッセーに被害が出るからな。俺にも意地の一つぐらいはある」
リアス「そしてそんな兵夜も私の眷属になるわけね。ええ、いい拾い物をしたと本気で思うわ」
兵夜「そりゃどうも。その分ボーナスください姫様」
イッセー「で、ここで宮白が大体の事情を把握・・・と」
兵夜「その辺は第二魔法様様だな、概念的に理解がたやすいから証拠さえあればすぐわかった」
リアス「でも、これが結構長くまで気にさせてしまうわけね。もっと早く言ってもいいと思わせられなかった私の失態だわ」
兵夜「俺が臆病なだけですよ。姫様は十分良い人なんだから変に気をやまないでくださいな」
イッセー「そうそう。言わなかった俺にも責任あるし、ほんと気にしないでいいって」
兵夜「そういうわけで、スランプ脱出の為に始めましたキャラクターコメンタリー第一章。大体どんな感じだったか感想くれると嬉しいな」
イッセー「振り返りもかねて何章かやってみるから、待っててくれよみんな!」
リアス「まあたまにはこういうのも面白いんじゃないかしら? できればたくさん見てくれると作者も喜ぶわよ」
三人「それでは次回もよろしくお願いします!」
一度やってみたかった・・・。