ハイスクールD×D 転生生徒のケイオスワールド   作:グレン×グレン

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最近スランプ気味ですがとりあえず一つ投稿いたします!!


教員研修のヴァルキリー
上には、上がいます!!


 

イッセーSide

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 俺たちも、だいぶ強くなったと思う。

 

 なにせ、最上級悪魔候補とかまでいわれてるわけだしさ。桜花さんから説教もされたし、確かに俺はかなり強くなってるわけだ。

 

 そして、それは宮白もそうだろう。

 

 なんてったって神様だぜ? あいつ昔からいろいろできるし、そんなのが神様になったらもう無茶苦茶だ。

 

 しかも装備満載でフル装備。その状態で来られたら、俺だって間違いなくやばい。

 

 まあなんというか、俺たちはだいぶ強くなったと思ったんだけど・・・。

 

「・・・まあ、まともな格闘技の経験が無いのならこの程度か」

 

 上には上がいたよ!!

 

 ゲンさんが組てしてくれるっていうから鎧までつけて挑んだけど、これで十回は投げられた。

 

「いや、どんだけ強いんですかあなた。俺も大概強くなったと思ったのにこれはきっつい」

 

「まあ当然だ。出力そのものが桁違いとはいえ、体を動かす技量が拙すぎる。これではやりようはいくらでもある」

 

 さらりと汗を拭きながら、ゲンさんは周りの仲間たちに視線を向ける。

 

「さて、誰から揉まれる? 同盟を結んだ以上、手を貸すことに異存はないが」

 

 凄味が、凄味がある。

 

 俺があっさり一蹴されたからか、その場にいた人たちはちょっと動きが止まっていた。

 

 が、そこに一歩踏み込んだ人がいる。

 

「ベル・アームストロングか」

 

 おお、ベルさん行くか! 行きますか!!

 

 すぐさまベルさんは殴りかかるが、ゲンさんはその攻撃を全部さばいていく。

 

 おお、ベルさんをただの殴り合いでこうも余裕で相手できるなんてほんとすごいな!

 

 だけどベルさんだってまだまだ隠し玉がある。そう簡単に負ける人じゃないぜ!

 

「なるほど、では隠し玉を!!」

 

 ベルさんの両腕に光が宿り、さらに微妙に空間がゆがむ。

 

 念動力まで上乗せとは本気モードだ。コレなら一矢報いられるか?

 

 と、思った瞬間ベルさんが投げ飛ばされた。

 

「・・・なんだそれは」

 

 ゲンさんはすごいうんざりした顔で、あわてて着地したベルさんにすごい視線を向ける。

 

 うわあ、なんていうかテストで0点とった人を見るかのような目だ。

 

「格闘技は十分すぎるが能力の制御が全くできてないな。素人とほぼ変わらないのはさすがに問題だろう」

 

「うぐ。実質何も言えません。練習はしているのですがどうしたらいいのか全く分からなくて」

 

 うわぁ、痛いところ疲れてベルさんが落ち込んでるよ。

 

 全然超能力のノウハウがないとか言ってたもんなぁ。宮白も手のつけようがないらしくて意味がないし、どうしたらいいもんかわからなくて困ってた。

 

 だが、ゲンさんはそれを見てぽかんとした。

 

「そんな馬鹿な。それだけのポテンシャルがあるなら特務エスパーとして取り立てられるだろう? 嫌でも使い方を覚えるものだと思うが」

 

「はあ、といわれましても実質そういったことはなかったものでどうしようもないのですが」

 

「P.A.N.D.R.Aや黒い幽霊(ブラックファントム)は何をしていた? いや、こちらも人のことは言えんのだが」

 

 ありえないとでも言いたそうにゲンさんは額に手を当てるけどちょっと待って!?

 

「すいません。いろいろと聞きなれない単語が出てきたんですがどういうことでしょうか?」

 

「ん? ああ、P.A.N.D.R.Aや黒い幽霊はエスパーに関係する非合法国際組織だ。もっともそれぞれエスパーによる普通人(ノーマル)の排斥と普通人(ノーマル)によるエスパーの軍事・暗殺方面での利用、と方向性は真逆だがな」

 

 小猫ちゃんのツッコミにゲンさんは説明してくれるけど、そういうことじゃないです。

 

「いや、そうじゃなくてさっきから特務エスパーとか言ってましたよね?」

 

「ああそっちか。あの世界では超度(レベル)が高いエスパーは国際社会における影響力も大きいからな。必然的に、まともな国家は自国の超能力者を抱え込んである種の特別待遇として運用を行うわけだ」

 

「そうなんですか。てっきりみんな嫌われてるものだとばかり思ってましたけど、そういう取り組みもあったんですね」

 

 ベルさんが感心してるけどそういうことでもない!!

 

 突然のことでどう反応したらいいのかわからなくて困ってたところに、さっきから面白半分でジュース見ながら見物してた美候がこっちに来た。

 

「いや、だからさぁ? アンタ輝く腕のベルと同じ世界の出身なのかよって話してんだよ」

 

「ん? ああ、言ってなかったか」

 

 ゲンさんはそこでようやく気付いたらしい。

 

前世(ぜんかい)は、超能力者部隊の出身だった」

 

 次の瞬間、ベルさんがものすごい勢いでゲンさんの両手を握った。

 

「ぶ、ぶしつけなお願いな気もしますがお願いします!! 私に超能力を教えてください!!」

 

 おお、ベルさんの目の色が変わっている。

 

 ベルさんの今のネックは超能力をどう扱っていいかが分からないことだ。そのせいでほかの転生者と違って持ってる力の生かし方がわからないから伸ばせない。

 

 だけど彼は間違いなく専門家だ。これは確かに行けるかもしれない!

 

 いや、ムラマサとかいたりしたんだけどね? 本人が無理だって言ってたんだよ。

 

 超能力の種類が全然違うから手の貸しようがないとか。

 

「ま、待て。確かに私は複合能力者で両方使えるが、それほどの出力を持っているわけでは・・・」

 

「そこを何とか! 誰でもできる初心者用とかそういったのだけでも構いませんので! もうそこからちんぷんかんぷんなのでどうしたらいいのか全く分からないんです!!」

 

 ベルさんも興奮してるけど、コレなら意外といい線行けるんじゃないか?

 

 この調子で俺たちも強くなれればいいんだけど・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Side Out

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 死ぬ。死ぬ。絶対死ぬ。

 

「・・・まさかわずかひと月そこらでいきなり完封されるとは思わなかった」

 

 蒼穹剣による戦闘テストを行ったがいいが、まさかもうやられるなんて思っても見なかった。

 

 まあ、相手が相手なので納得できるといえばいえるのだが。

 

「確かに直撃すれば儂なんぞ一撃じゃが、当たればの話じゃからのぅ」

 

 斉天大聖孫悟空。事態の悪化により旧名に戻した多分世界で一番有名な猿の前に、俺は完封負けを喫した。

 

 ああ、蒼穹剣を使ってガス欠まで捌かれ続けましたとも。一発も攻撃当たりませんでしたとも!

 

 当たれば勝てたんだ当たれば! でも当たらなければどうということはないを地で行かれたんだ!

 

 くそ! 文字通り時間単位で発動できるという成果の割に燃費いい部類の能力なのにガス欠とか恥ずかしいといえば恥ずかしい。

 

「・・・正直な話恐れ入ったよ。それを発動されたら俺でも勝てるビジョンが浮かばないというのに」

 

 ヴァーリを筆頭に観戦していたメンバーが目を見開いて驚いている。

 

 まあ、あのハーデスを秒殺した最終兵器を完封されるところを見ればそうなるとは思うが、これはうかつな欠点を残していた。

 

「当たっても効かないし当たればすごく効く。それに特化しすぎてうかつなミスをぉおおお!」

 

「まあエクスカリバーには天閃(ラピッドリィ)があるから忘れてしまいそうになる欠点じゃからなぁ。・・・攻防の強化だけで速度が上がらないというのは」

 

 そう。蒼穹剣において発覚した欠点はシンプル。

 

 スピードの変化が全くない。

 

 圧倒的な格上を相手にするということを前提としている分には間違いなく致命的な欠陥だろう。俺としたことがエクスカリバーのスペックに気を取られて機動力で翻弄されるという可能性を軽視しすぎていた。

 

「悪いことは言わん。別口で速さを強化する装備を用意したほうがいいぞ。おそらく必殺技のつもりであえて持久力は軽視しておったのじゃろうが、これでは気づかれたとたんに効果は半減どころではないわい」

 

「とても身につまされるお話です。・・・使い捨てのロケットブースターでも作ろうかなぁ」

 

「アザゼル工房貸せ。ファックな経験だがその手の工学技術なら経験がある」

 

「おお、そりゃ面白いな。あいつらもそっち方面で仕掛けられるとは思ってねえだろうし、これは行けるかもしれねえぞ」

 

 アザゼルが小雪の提案を面白がって受け取るが、それとは別に顎に手を当てると考え込んだ。

 

「しかしまあ、前から思ってたが宮白の思考パターンも結構読めてきたな」

 

「そうですか? 確かに奇策を多用する傾向が強いですが、正攻法も相応にこなせるので早々読み切られたりはしないと思うのですが」

 

 サイラオーグ・バアルはそう疑問を投げかけるが、アザゼルはしかし首を振る。

 

「いや、もっと根本的な大元の話だ。まあ一言でいうと―」

 

「・・・短期決戦志向じゃな」

 

 孫悟空が引き継ぐように告げる一言。

 

 まあ、確かにその辺について否定はしない。

 

 もともと俺はあまり長時間の戦闘は考慮に入れていない。

 

 そもそも聖杯戦争に始まり魔術師の戦闘というのは秘匿することを前提にする必要がある。

 

 そんな状態で長時間の戦闘は愚策以外の何物でもない。普通に目撃者が増える可能性が高くなるからだ。

 

 加えてまともな実戦経験のほとんどが街中での対不良戦が中心。これもまた、警察に見つかったらコネがあるとはいえいろいろとややこしいことになるのは確定。必然的に短時間に収めるのが理想形。

 

「そういう意味では特殊部隊的な思考なんだよ。俺らは長丁場の戦争なんて経験しまくりだからそういった方向から数日使うことも前提とした長期間の運用がメインだが、こいつはそういうことだから長くて数時間の短期決戦がメイン。メリハリがついているというか長くなるようならいったん仕切りなおすというか」

 

「人間世界の戦争もそういったことが多くなっているというし、そういう意味では人間的なのかもしれんの。クリフォトも全面戦争はトライヘキサが出てくるまではせんじゃろうし、ある意味かみ合うといえばかみ合うのじゃろうな」

 

 さすがは年季が違いすぎるお二人。俺の思考がだいぶ読まれてるな。

 

 まあ、長期戦というものは地力の差がモロに出るからな。

 

 格上を叩き潰すのなら相手が本気を出す前に短期決戦で一気につぶすのが一番いい。特に俺の場合、禁手による強化にしろ神格の活性化にしろ負担が大きいのでなおさらだ。

 

 これだって最後の手段だから性能重視で作っているわけだが、しかしさてどうしたものか。

 

「宮白。お前レーティングゲームに参戦するとリアスとは違う意味で苦手な戦闘が出るタイプだ。眷属悪魔を集めるときは、そっち方面の軍師役探したほうがいいんじゃねえか?」

 

「あ~確かに。数日単位のゲームを数時間で終わらせたら怒られそうだよなぁ」

 

 意外なところで問題点が発覚したもんだ。うっかり癖対策に軍師タイプは入れるつもりだったが、これは別の意味でも必要だな、オイ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 特訓もいったん終わり休憩状態になったので、俺はかねてから思っていたことを言ってみることにした。

 

「なあアザゼル。ちょっと一回、三大勢力でレーティングゲームを利用した大規模演習でもやってみないか?」

 

「ん? ああ、確かにやっといた方がいいかもしれねえなぁ」

 

 アザゼルも俺が言いたいことを分かってるのか、少し真剣に考えてくれている。

 

「なんでだよ宮白。いまクリフォトがやばい時にそんなことしてる余裕あるのか?」

 

「ところがどっこいそうでもないぞ匙。むしろ俺がリゼヴィムだったら間違いなくそれがない方が得だ」

 

 俺の言葉に結構な人数が首を捻るが、しかしソーナ会長たち何人かは納得したようだ。

 

「なるほど確かに。旧ルシファーの末裔の影響力は悪魔にとって絶大ですね」

 

「それはそうね。フィフスにいろいろやられているから即座にとはいかないでしょうけど、クリフォト側につく悪魔も何人も出てくるでしょうね」

 

 会長と部長がため息をつくが、まあそういうことだ。

 

 なにせ相手はルシファーの末裔。悪魔側が権威主義であるということはよくわかってるし、奴がこっちに来てよだなんていえば乗る奴がいないとは言い切れない。

 

「確かに、三大勢力の和平に不満を持つ悪魔も数多い。その不満のはけ口となる可能性はありうるな」

 

「マジですか!? え、じゃあ前やった運動会みたいなガス抜きってことか宮白」

 

 サイラオーグ・バアルの言葉に驚いたイッセーが、俺の言いたいことを理解してくれたようだ。

 

 まあ悪魔側としてはそうなるし、それとは別に問題が大きいのが一つある。

 

「何より厄介なのは教会側だ」

 

「教会側?」

 

 イリナ、なぜお前が一番わからない顔をしているんだ。

 

 それとは真逆にゲン・コーメイはすぐにわかってくれたようだ。

 

「それについては当然だな。聖書の教えにかかわらず一神教というのは神の教え以外は悪とする風潮が強い。これまで敵としてきた悪魔や堕天使はもちろん、異なる教えである他宗教や神話体系との和平など、主の意思でなければすでに反乱がおきていてもおかしくないだろう」

 

 そういうことだ。

 

 言ってはなんだが十字軍遠征やらなにやら、聖書の教えだって排他的ゆえに起きた惨事はいくつもある。

 

 それがいきなり和平結んだからほかの神話とも仲よくしようぜ! なんていわれて不満抱かないほうが少数派だろう。三大勢力の戦争を経験してない信徒の方が不満を抱いている可能性は大きいはずだ。っていうか絶対不満だらけだろいきなりすぎる。

 

 それだけならまあいいだろう。そんな状態で悪魔の甘言に耳を貸す可能性も低いはずだ。

 

「非常に最悪なことに、俺たちは信徒が知ったら一気に暴走しかねないトンデモ情報があることを知っているだろう」

 

「・・・主の死だろう? 確かに、まっとうな信徒がそれを知れば暴走するだろうな」

 

 ゲン・コーメイが重く息を吐く。

 

 ああ、これは非常にやばい。マジでやばい。

 

「えっと、具体的にはどんな感じでヤバイの?」

 

「主が死んでいるということは和平は主の意思ではないということだろう! それなのに悪魔と和議を結ぶなど天使の堕落以外の何物でもない!! ・・・とか切れる輩は腐るほどいるだろうなぁ。知られた瞬間に大爆発するのは確実だ」

 

 イッセーに俺はそう告げる。

 

 うん、間違いなく暴動がおこる。絶対におこる。

 

 むしろその程度など可愛い部類だ。ショックのあまり廃人になる連中がどれだけ出るか想像もつかないし、アーシアちゃんみたいに卒倒した奴なんてもうあふれかえるだろう。

 

 やけになってテロリストになる連中はたくさん出るだろうし、耐えきれなくなって自殺する連中も大量に出るのは間違いない。さっさと割り切ってほかの宗教に走る連中が出る形が一番穏便な気がしてきたぞ。

 

 だから爆発の規模を少なくするためにも不満という名のガスはできるだけ抜いておきたいのだ。

 

 表社会の方もアフリカの方で軍需産業を中心とした超国家組織化して国連がにらみを聞かせているとか言うし本当に物騒な世の中だ。

 

 多対多の集団戦の訓練にもなるし、これは間違いなく必要だと俺は思っている。

 

「特にイッセーの場合、覗きの常習犯が聖人が使っていた聖剣を使っているというだけで殺意わきそうな材料だからな。ついでだし適当にボコらせておいた方がいいと思うんだ。・・・イッセーみたいなキャラは適度にボコられるからこそ愛着わくタイプなわけで」

 

「ひでぇ!?」

 

 イッセーが悲鳴を上げるが仕方がない。

 

 いつまでたっても覗きをやめないおまえにも問題がある。最低でも万人受けするタイプじゃないのは自覚あるだろさすがに。

 

「おまえ一線超えれば嫌われることはまずないけど、その一線を超えるのが大変なタイプじゃねえか。そんなのが若手のヒーロー扱いされてることに不満抱いてるやつらは腐るほどいるだろうし、適度に発散させた方がいいって。誰もが部長みたいに特殊な趣味持ってるわけじゃないんだぞ」

 

 世間一般の女性からは嫌われるたちだろうに。清貧を旨とする女性の信徒からはお近づきになりたくないと本気で思われてなければそれこそおかしい。

 

「貴方、さらりと主の趣味を酷評したわね」

 

「事実でしょう。まさか覗きが日課のド変態を好むのが世間一般の女性のトレンドだと思ってるんですか? 俺もあなたも大概奇人変人扱いされるタイプだって自覚したほうがいいですよ?」

 

 っていうかオカ研は基本的に変人の巣窟でしょうに。さらりと殺気を出さないでくださいよ我が主。

 

 変人は自分が変人だと自覚しないと生活苦しいですよ?

 

「まあそういうわけで、クリフォトはいろんな意味で危険な連中だってことだ」

 

 表の人間社会の方でも、軍需産業が中心となってアフリカあたりで国際同盟ができてるだなんて話もあるしきな臭い。

 

 はあ、もっと平和な世界に生きたいもんなんだけど、トラブル多すぎだろここ最近。

 

 




世界は広い。強者はたくさん。

ゲンは絶チル系世界の出身でした。それもこれまでにない対能力者のプロ。転じて超能力者の指導にも向いているタイプです。ちなみにその特性上型にはまると無敵じみた強さを発揮します。

ぶっちゃけて言うとベルの師範役として急きょ設定したキャラでもあります。いや、ホントそうでもしないとベルの強化がどうしても思いつかなかったんや・・・。


そして兵夜の蒼穹剣の弱点追加。と、言うより設計上の穴ですね。

とにかく攻防に重点を置きすぎたのでそもそも戦闘しようと思わなければ時間制限まで粘ることは比較的楽。まあ天閃の聖剣を組み込んでいる偽聖剣相手にスピードでそこまで翻弄するというのが難しいのですが、想定している相手は今のグレモリー眷属でもチートすぎるような強敵なので決していないわけではないというあたり評夜はやっぱりうっかりさん。

 加えて兵夜の戦術方面での癖もここでばらすことにしました。まあ、人生における戦闘がほとんどそういうパターンでは発想の傾向も当然そういった方向になってしまうのは仕方がない。アザゼルや木場と戦術的な話でもめるときもあったと思いますが、原因がこれです。

 今までは大体基本的には短期決戦が多かったので問題にはなりませんでしたが、この話から長期戦も少しずつ増えてきますからね、兵夜には自覚させる必要があるわけです。

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