ハイスクールD×D 転生生徒のケイオスワールド   作:グレン×グレン

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学園、始まります

 

 いろいろと忙しい中、まあこういうイベントも必要だとは思うという時がある。

 

 ソーナ会長が出資した誰でも通えるレーティングゲームの学校、アウロス学園もその一つだ。

 

 冥界というものは学業において人間界より大きく劣っている。

 

 個体の戦闘能力が高いやつはかなり高くなるのが原因の一つだろう。それゆえに努力を軽視する傾向が強い貴族たちは、必然的に平民を教育するということに対する重要性も軽視しがちだ。

 

 個体の能力の差が比較的小さい人間だからこその影響ともいえるかもしれないが、これは将来的に解決していきたい問題ではある。

 

「そういう意味ではうまくいってよかったな」

 

「そうだよねー。いや、もう数十年かかってもおかしくなかったし、そういう意味じゃ早すぎるぐらいだよー」

 

 割とドライというか状況を把握した感想を漏らす久遠の隣に立ちながら、出来立ての学校という中々にレアなものをその目に焼き付ける。

 

 いやあ、出来立ての学校ってあれだな、きれいすぎて目にまぶしいっていうか。

 

 うん、俺も設立に一枚かんだ身だしな。こういう風に完成して、通おうとしている子供たちがいるっていうのは感慨深い。

 

「それで? お前中級悪魔だから教員資格取れるそうだけど、やっぱ教えるのかよ」

 

「まあねー。大学部は教師志望でいくよー。体育教師久遠先生をよろしくねー」

 

「そりゃいい。では夜の保健体育の勉強は俺が手取足取り教員研修かな?」

 

「ご教授お願いします先生ー」

 

 ちっ。今回は想定内か。

 

 色っぽい表情を浮かべて手を絡めてくる久遠に対して、俺もそれはそれでいい感じなので腰に手をまわし―

 

「ここは子供たちの学び舎ですのでそういうのはやめなさい」

 

「「はいすいません!」」

 

 うぉお!? いつの間にやら会長が後ろに!!

 

「全く。忙しい中尽力しでくださったお礼を改めてしようかと思ったら、この学園は平均年齢が駒王学園を下回っているのですから、そこを考えたことをしてください。これから臨時講師として教壇に立っていただくのですからね」

 

「すいません調子乗ってました!」

 

 これは大変だったぜ!

 

 とはいえ、まさか一年も立たずにここまでたどり着けるとは思わなかったよほんと。

 

「これも和平のおかげですかねぇ。ほかの勢力からも好意的な意見が寄せられてるから、旧い上役も断りづらかったでしょうし」

 

「とはいえここからです。悪魔の人口も考えれば、ここに一つできた程度のことでは足りません。とはいえ一つでもできたことで上役にとってもいいわけができたのですから、増やしていくのは大変でしょう」

 

 現実が大変なことは会長も理解されているようで何よりだ。

 

 一つあるのとないのとでは大違いとはよく言うが、それは最低限のいいわけができているともいえるわけだ。

 

 こういうのが面白くない上役からしてみれば、一つ作ってやったんだから我慢しろとか本気でいいかねない。出資した連中もできれば自分の割合を大きくしたいだろうし、これ以上の規模拡大を嫌がる連中も出てくるだろう。

 

 加えて寿命が長いから世代交代が遅くなるわけだし。

 

 今の魔王様は間違いなく若手の部類だろうからなぁ。内心不満たらたらの連中はゴロゴロいるのが目に見えている。和平が結ばれた今、禍の団がいなかったら戦力増強に直結する学園設立はうまくいかなかったかもしれないな。

 

「まあ、こっから先は長丁場で考えていきましょう。楔は打ち込めたんですから慎重に行かないと」

 

「そうですね。まずはしっかりと実績を作っていくべきでしょう」

 

 会長はそういいながら、宝物を見る眼付きで学園を見る。

 

「それではいきましょうか」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 と、言うわけでお手伝いをしながら学園の運営のために俺たちもそこそこ協力するわけだ。

 

「は~い。それじゃあ今回はお手軽神鳴流講座だよー。今日のところは木刀を振るってみることから始めてみようかー」

 

 と、校庭で久遠が軽くレクチャーを始めているのだが・・・。

 

「多いな、オイ」

 

 思った以上に人が多い。

 

 っていうか保護者の方々もかなり真剣に見ているな。メモの準備をしている連中までいるぞ。

 

 さすがは初レーティングゲームで有望枠(俺たち)をぼこぼこにした人。たぶん前から注目されてたんだろうなぁ。

 

 というより、何人か俺の周りの連中も見てるんですが何やってるんですかお前ら。仕事しろ、仕事。

 

 と、久遠がゆっくりわかりやすい動きで木刀を振るって型を見せる。

 

 ああ、あの切り方の時は足はああ踏み込んでるのか。動きが速すぎてよくわかってなかったが、踏み込みなどからもよくわかるもんだな。

 

「はい、まずはこれをまねしようとしてみてー。一人ずつ動きがダメなところは指摘するからねー」

 

 と、久遠に促されて生徒たちが動きをまねし始める。

 

 どいつもこいつも全然真似できてないが、そこからが久遠の本領発揮だった。

 

「あ、なるほど。キミの場合は右足の踏み込みが大きいねー。・・・はい、今度振るときはこの線の部分を踏むようにねー」

 

「ちょっと右手の位置が上だねー。・・・うん、この印をつけたから今度はこの位置に合わせてねー」

 

「ちょっと肩の付き方が違ったからずれてたねー。キミの場合は右手と左手の隙間をこれぐらい詰めてねー」

 

 と、数回見ただけで適切に手取足取りペン取り棒取り。要所要所でどこがあってないのか見極めて、適切なフォームを指導する。

 

 一時間立たないうちに普通に見れる程度に動きが是正されていった。

 

 やっぱりこいつ指導者向きだよ。部活のコーチとか向いてるよな、オイ。

 

「うん、やっぱりこういうのが一番向いてるかなー。剣術っていうのは最終的に自分の動きを身に着けるのが一番だからねー。まずはよさそうなのを作ってくから、そこから自分の動き方を作っていこー」

 

「「「「「「「「「「はい!」」」」」」」」」」

 

 こりゃ、将来の好敵手たちが着々と育ってるようだ。将来の眷属悪魔候補といったほうがいいのかもな。

 

 久遠の場合は教師というより剣道部の顧問として重点的に鍛えたほうがいいのかもしれない。間違いなく名コーチとして有望枠を算出しまくることだろう。

 

「・・・あ」

 

 と、久遠が何やら両手と木刀を見つめて何やら考え込み始めた。

 

「久遠?」

 

「え? あ、何でもないよー」

 

 あわてて久遠は我に返って指導を再開するが、これは何か気づいたのだろうか。

 

 ・・・ふむ、何かあったら是非相談してほしいんだが。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 イッセーSide

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ついに宮白の講座の時間が始まった。

 

 いろいろできる男である宮白の講座ともなれば、ためになりそうなことが起きそうで俺も勉強したいぐらいだ。

 

「イッセー。兵夜は今回どんな内容を語るのかしら?」

 

「俺も気になります。子供たち相手だし、難しいことは言わないと思うんですけど」

 

 案外アイツ考えすぎるから難しいことばかり言うかもしれないよなぁ。ちょっと不安。

 

 しかし子供たちも結構本気で期待してる感じだ。

 

 なにせ宮白はかなり有名人だからな。

 

 冥界の医療業界に革命を起こし、レーティングゲームでは最後まで生き残ったりサイラオーグさんとタイマンしたりと大活躍。挙句の果てにハーデスを倒したことで結構ヒーロー扱いされてるし、下手すると俺より人気あるんじゃないか?

 

 宮白本人としては動きづらいとか言ってたけど、でもやっぱり気になるよなぁ。

 

 と、宮白が教室に入ってきた。

 

 ・・・スーツ着て入ってるよ。あいつ意外と形から入るタイプだよな。

 

「えー。特別講師として呼ばれた宮白兵夜です。今回は単純に、君たちが今後活躍できる可能性がどれだけあるかについて話したいと思います」

 

 お、なんか授業というよりたまにある体験談みたいな感じかな?

 

「簡単にいえば、君たちはこれから人間の力を取り込むことで、今までの悪魔ではあまり見られない成長ができます」

 

 人間の力?

 

「人間というものは弱い生き物です。悪魔や天使と比べれば当たり前で、自然界に存在する普通の動物も、人間よりスペックが高いものが非常に多い」

 

 おお、人間に対して辛らつだ。

 

「ですが、人間は地球において最大勢力を誇る。それがなぜかわかりますか?」

 

 宮白はそういうと答えを待つ。

 

 子供たちは少し考えていたけど、やがて一人が勢い良く手を伸ばした。

 

「はい! 人間には聖書の神が授けた神器があるからです!」

 

 うん。神器は本当に強力な力だ。俺だってそれがあるからここまで戦えてるもんな。

 

 特に最近は禁手がいっぱい出てきてるし、人間の時代が到達したんだと思う。

 

 だけど、宮白は静かに首を振った。

 

「うん、絶対1人は出てくると思ったけどそれは違う」

 

「部長、俺、間違えちゃったんですけど」

 

「まあ気にしないほうがいいわよ。あの子の頭の良さは私たちの中でも特に高い方だもの」

 

 部長も苦笑するがじゃあ答えは何!?

 

「確かに神器は強力ですが、それを保有できるものはごく一部ですし、それは持っている人間が強いだけの話です。この場合の質問の答えとはあってない」

 

 宮白はそういうと、黒板に大きく言葉を書く。

 

 綺麗な悪魔文字で書かれた言葉の意味は、知識。

 

「人間はほかの動物よりもこれを集めてきました。そしてこれこそが、人間が一つの世界で覇権を握った最大の理由です」

 

 宮白ははっきりと断言した。

 

「食べられる植物がどういうところで育つのかを知って、人間は畑という概念を作り上げ、そしてよりよく確実に育てる方法を知ることでたくさんの食べ物を確実に作れるようになりました。これにより、人口が増えても食い扶持が稼げることで数を増やすことができた」

 

 宮白はそういいながら、転送で一本の槍を取り出す。

 

「生身で攻撃するより相手にダメージを与える武器という概念を生み出したことで、彼らは身体能力で上回る相手を倒す方法を手にしました。エクスカリバーやデュランダルなども、その延長線上にありますから、これはよくわかるでしょう」

 

 そういいながら、今度は風邪薬を取り出す。

 

「食べられる草の中から、体調が悪い時に食べると治るのが速くなるものを知った彼らは薬という概念を生み出し、そしてそれを使う医療という概念を作り出して人々に広めた。これにより人間は死ににくくなりさらに数を増やしました。これらが役に立つのは君たちもわかりますね」

 

 そして今度は携帯電話を取り出す。

 

「さらに彼らは魔力を使わず、離れたところの人々会話をする方法なども生み出しました。もはや人間はこれなしではまともに生活できないほど大切なものです」

 

 そして今度は魔法陣を生み出すと、そこから炎を出す。

 

 あ、あれロスヴァイセさんが使ってた魔法とよく似てる。宮白そっち方面も勉強してたのか。

 

「そして悪魔の魔力を真似て魔法を生み出した。彼らは悪魔の力すら勉強することで再現できるようになったのです」

 

 そしてそれらすべてを消すと、宮白は教室中を見渡した。

 

「人間は弱い生き物ですが、知識を得て教えて増やしてため込むことで、弱さを上回るものを用意できるようになりました。優れた知識を持ってそれを運用できるものは、やり方さえ間違えなければ裕福に暮らせるといっても過言ではありません」

 

 そういう宮白には自信があった。

 

「例えば医者になるには医大というところに入る必要がありますが、ここは頭のいい人が入るところといっても過言でない。魔法も使わずに空を飛ぶ飛行機というものも、作るためには頭のいい人が最低でも一人は必要です」

 

 ああ、確かに飛行機とか設計できる人ってすっごく頭がいいわけだよなぁ。

 

 医者だって俺じゃなれる自信とか全くない。たぶん宮白でも結構苦労するんじゃないだろうか。

 

「ひどいことを言いますが、君たちのほとんどは魔力が少ない。血族で能力にばらつきが出る悪魔の平民という時点で上級悪魔ほどの魔力は見込めませんし、そういう上級悪魔でここにいるのは、魔力というステータスが少ないものばかりです」

 

 宮白はそう言い切った。

 

 そう、悪魔の業界は魔力や血族が大事な要素だ。

 

 ここにいるのはほとんどが下級悪魔だし、上級悪魔にもいるけどそのほとんどは魔力が足りないから学校に入れなかった人たちだ。中には魔力だけはある下級悪魔もいるけど、その数は少ない。

 

「そういう人たちが生きづらいのが今の冥界です。眷属悪魔を探す悪魔のほとんどは、悪魔から探すときは魔力を参考にするので、それが少ないというのは大きなハンデです」

 

 キッツいけどそれは事実だ。

 

 俺は人間から悪魔になったけど、そういうのはほとんどが神器持ち。ほかの種族からなる人たちだって、なんていうかその種族の特徴がすごいことがほとんどだろう。

 

 悪魔の場合はそれは魔力だ。だから、悪魔がなるのは大変だ。

 

「ですが、そんな君達でも知識を得ることはできる」

 

 宮白は、ハッキリと大きな声でそういった。

 

「知識は力です。0から作り上げるのは大変ですが、もとからあるものを吸収するのは比較的楽。そして人間はそんな知識をたくさん見つけて生み出しました」

 

 そういうと、宮白は今度はたくさんの本を出す。

 

「ここにある本は、さっき言った医者になる人が医大という医者になるための学校に入るための知識を得るために読む本です。もちろんここに書いてあるのは人間の文字ですので今のキミたちでは読めませんが、人間の言葉という知識を得ることができれば読めるようになります」

 

 うん、文字を覚えるのって大変だけど、覚えたら結構いろいろ楽になるよな。

 

「そして読めるようになってその内容を覚えて、医大に入って卒業して医者になれば、医者という職業になれます。そして、これはほかの様々な専門家にも言えることです」

 

 宮白は、そういうともう一回生徒たちを見渡した。

 

「いいですか。それが人間の力です。知識という武器を手にしたことで、人間はこれまでできないとされてきたことをできるようにして発展した。そして、それは悪魔でもできることです」

 

 そういうと、宮白は結構真剣な表情を和らげた。

 

「今の冥界でも人間の技術を利用することは多い。そしてそれらの多くは知識という能力が必要で、これは魔力のあるなしに関係なく習得できる。もちろん君たちにもできます」

 

 そういうと、今度は悪魔文字で専門家と黒板に書いた。

 

「専門家というのは、文字通り専門に扱うものを持ってそれを職業にしている人です。彼らは専門分野の知識が豊富で、そしてその結果大事にされることが多い存在です」

 

 そういうと、宮白は一度沈黙して、目を閉じる。

 

「君たちには魔力はないかもしれないが、専門家というものの多くは魔力が関係ないことが多く、それゆえに君達でもなることはできる」

 

 宮白はそういい、しかし視線を鋭くした。

 

「ですが、それは決して簡単な道ではない。苦労はもちろんするし、こういうのは何より何らかの形で熱意が必要だ。特に子供のころの勉強というのは勉強がしたいという熱意がないとこれが全く頭に入ってこない」

 

 なんかすごく実感籠ってるな。今までの宮白の言葉で一番説得力がある。

 

 そういえば、前世は全然大したことないとか結構言ってたよなぁ。持ってる知識と技術の大半はこっち来てから習得したとか。

 

 そりゃそういいたくもなるよ。経験から来てるんだもん。

 

「ぶっちゃけよう。今のアウロス学園にやる気ないやつまで面倒を見る余裕はない。そういう奴は邪魔だから今すぐ帰ってくれ」

 

 宮白は、ハッキリと厳しい言葉を口にした。

 

「ここは可能性を閉ざされて、それでも何かを得たいというものに得られる武器を用意する場所だ! キミたちがここに通うというのなら、その武器を欲する熱意を忘れるな!」

 

 そう言い放つ宮白の言葉に、生徒たちはもちろん親御さんも気圧される。

 

 正直、宮白がここまでマジな話をするとも思ってなかったので俺も驚いている。

 

 あいつ子供相手にきついことはあまり言わないし、もっと遊び感覚で学べる授業とかにするんだとばっかり思っていた。

 

「いいか、この学園の存在に不快感を抱く上級悪魔は数多い。彼らはこれ以上似たような場所が増えてほしくないと思っているし、それをどうにかするには実績が必要で、そしてそれでも増えるのには時間がかかる。ゆえに、入りたいと思う悪魔全員をどうにかすることなんてできないし、入れるのはいまだ一握りだ」

 

 そう、それが現実だ。

 

 宮白も裏でいろいろと手を回したり説得に手を貸したりとかしたみたいだけど、それでも反対している人は多いらしい。

 

 こんなに早くアウロス学園ができたことだって、宮白は結構本気で驚いていたみたいだった。

 

「個体の寿命が非常に長い悪魔の社会で価値観が変動するのは非常に時間がかかる。二つ目の学園ができるのに何十年も何百年もかかる可能性だってある」

 

 だから、きつくても本気で宮白はそれを教えたいのか。

 

「君たちは今恵まれていることを自覚しろ。このチャンス、二度目が来ないことだってありうることを忘れるな!」

 

 そして宮白は黒板に今までで一番大きく文字を書いた。

 

 書いたのは漢字二文字。

 

 学園。

 

「学ぶ園・・・知識を得る場所という意味の日本の言葉だ。そしてこの場所を説明するに一番的確な言葉でもある。君たちがいる場所がそういうところだということをよく理解してほしい」

 

 その言葉に、生徒たちは真剣な顔つきになった。

 

 おお、何やら一気に引き込んだぞ。

 

「・・・というわけで、ここからは知識があるがゆえにできることについて語ろうと思う。これは、知識を得るということの重要性を学ぶ授業だと考えてほしい」

 

 そういってから、宮白は表情を柔らかくした。

 

「まずは、転送という手段を持たない人間たちが遠くまで行くのに使う車などの乗り物についてから・・・」

 

 授業というか講演って感じになった宮白の授業だけど、かなり好評だったとだけ言っておく。

 

 あいつ教師とかも向いてるかもな。多芸だから小学校とか中学校とか向いてるかも。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Side Out





名コーチ久遠、何かに気づくの巻

久遠が気づいたことは非常に単純で「え? こいつそんなことも気づいてなかったの?」とツッコミがくることです。すぐに明かされますのでお楽しみに。




そして兵夜は兵夜で厳しめに生かせてもらいました。

勉強というものはやる気がなければ身に入らない。そして規模の問題でやる気のないものまで面倒見きれない。そこまで呼んだ兵夜はあえて厳しい言葉を投げかけさせてもらいました。

同時にやる気を出させるためにいろいろと小細工もしてるあたり人の良さが出してみましたが。

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