ハイスクールD×D 転生生徒のケイオスワールド 作:グレン×グレン
兵夜「はい。お久しぶりのキャラクターコメンタリー。本日のゲストは!」
ゼノヴィア「まあ、デュランダル編といえばこの私、ゼノヴィア改めゼノヴィア・クァルタ!」
ベル「ベル・アームストロングです! お待たせいたしました!」
兵夜「そういうわけで始まります」
ゼノヴィア「というより、宮白はすでに上級に昇格してもいいのではないか? 武功はもちろん政治的貢献まで相応にして後ろ盾もあるだろう?」
ベル「ほら、ハーデス神あいてにやらかしたことがあったじゃないですか。その時の責任で」
兵夜「というよりも、うちの業界も魔法世界《ムンドゥス・マギクス》に負けず劣らずな側面があったな。・・・小学生が枢機卿とは」
ゼノヴィア「というより、せっかく我慢している憎悪をわざわざあおらなくてもいいと思うんだが」
ベル「というより、兵夜さまに当たるのは八つ当たりでは? ハーデス神に言った事と矛盾しませんか?」
兵夜「いやいや、さすがに俺も子供には遠慮するぜ? それに後で酒おごらせるって言ってるし? クーデター止めてくれたんだからそれぐらいはサービスするさ」
ゼノヴィア「やはり人はいいな、お前は」
ベル「ええ、さすがは私が実質敬服しているお方です」
ゼノヴィア「と、思ったらすごいことになってるな」
ベル「なんでそこまで悩むんですか。実質見当違い過ぎて腹が立ってきました!」
兵夜「だって! だってずっと会えなかったんだぞ!? 気になるじゃないか!!」
ゼノヴィア「アザゼル先生に絡み酒しすぎだろう」
ベル「まあ、確かにアザゼル先生が自覚している通りグレモリー眷属に負担がかかりすぎなのは事実ですが。とはいえそれを気にしていたからこそ原作では結果があれになるわけで」
ゼノヴィア「ふむ、しかし今の段階で見る限りこちらではその心配はいらなそうだな」
ベル「その分人間世界のダメージが大きいんですけどね・・・」
兵夜「んでもって、イッセーがゲンにわかりやすく説明を受けているところだが、実際原作は上やイッセー達がリベラルすぎるというか人が良すぎるところはあるな」
ベル「バッサリ行きますね兵夜様!?」
兵夜「そりゃなあ。実際問題何年も戦争状態だとそりゃ恨みつらみもたまってるわけだ。そのあたりのガス抜きや説得をぶっ飛ばして和平成立すればそりゃ揉めるだろう」
ゼノヴィア「・・・そして宮白はなんて恐れ多いことをしているんだ」
兵夜「いうな。俺も事態を把握して卒倒しかけた」
ベル「ですが、ストラーダ猊下はやはり大人物です。迷う人を導くとは聖職者の鑑ですね」
ゼノヴィア「先代が偉大すぎる・・・っ」
兵夜「そんでもって初詣に行くわけだ。そして小雪はだいぶなじんでツッコミにキレが」
ゼノヴィア「まったく失礼な奴だ。人のことが言えるのだろうか?」
兵夜「いや、俺が言うのもなんだがお前は割とアプローチに問題がある。イッセー内心で引いてるぞたぶん」
ゼノヴィア「なん・・・だと?」
ベル「しかしまあ、兵夜さまはいろいろと考えておりますね」
兵夜「まあなあ。実際最初の段階で積極的な戦争継続派を追放しているからガスのたまりにくさならトップだろ悪魔側。さっさと追放した魔王様は割と英断だったと思うね。粛清なんてしたら味方側でも反対意見が出たんじゃないか?」
?」
ゼノヴィア「なるほど。追放ではなく粛清を行えば味方にも大きな被害が出る。ここまで復興できたのは追放にとどめたからか」
兵夜「まあ、のちに大規模反乱がおきるわけだが。あの段階で和平まで見えてるわけないしそれはまあ同情票だな」
兵夜「それはそれとして日常タイム。桐生には普段振り回されてるが感謝もするべきか」
ゼノヴィア「ああ、おかげで当選できたし、後で改めて礼を言わないとな」
ベル「同じ日本人。・・・四大魔王に負けず劣らず区別意識が薄いですね。悪魔になっている兵夜様を日本人で区切るとは」
兵夜「まあ、魔王様はもうちょっと区別意識を持った方がいいとは思うけどな」
ゼノヴィア「そして桜花はやはり強い。一対一でかつ木刀同士だと勝てる気がしないぞ」
兵夜「というか懲りろ」
ベル「っていうか三人ともずるいです! 私も兵夜様をぎゅーってしたいです実質したいです!」
ゼノヴィア「いやまあ、ベルがいないのが原因といえば原因なんだが?」
兵夜「仕方がない。さあ、今からぎゅーっとするがいい!」
ゼノヴィア「お前も男らしいな!?」
兵夜「そして模擬戦は巻いていくぞ!」
ゼノヴィア「ああ、先ずは私たちは宮白に騙された!」
兵夜「仕方がない。目的上ガスがたまってないお前らを最初から出せるか! 次!」
ベル「そして悪魔側に私たちが実質カウンターを決めさせました。実質、これが地球舐めんなファンタジーってやつですね!」
兵夜「まあ、本気で悪魔が現代社会に牙を剥いたら核兵器ぐらい入るだろうが。下級中級ぐらいならやりようはいくらでもあるだろう」
ゼノヴィア「しかしクリスタリディ先生も恐ろしいな。原作よりレプリカが強化されてるからとはいえここまでできるとは」
ベル「そして悪魔側の反撃も現代兵器とは、さすがは兵夜様」
ゼノヴィア「嫌味ったらしいぞ。さすがは宮白という性格の悪さだ」
兵夜「失礼な、魔術的に細工だってしてますぅ。次!」
ゼノヴィア「そして次の日だが、食事中攻撃するとはなかなかあれだが、それ以上にクリスタリディ先生がすごいな」
兵夜「実際二刀流どころか多刀流できそうだと思ったんでな。ついでだから出してみた。次!」
ベル「そして最終決戦ですが、木場くんいろいろとたまってたんですね」
兵夜「まあ、人生経験的にいろいろと思うところはあるだろうな」
ゼノヴィア「そしてムラマサの禁手が発動されたが、なかなか驚くべき能力だな」
兵夜「かなり初期からそういうイメージだったんだが、なかなか出番が用意できなくてな。・・・急きょファンサービスで作成したスクンサの方が目立ってしまった」
ゼノヴィア「濃いからな・・・」
ベル「そ、そしてストラーダ猊下との戦闘ですね!」
ゼノヴィア「まったくシャボン玉がきかないとはさすが宮白とベルだ」
兵夜「常に思っているともさ!」
ベル「にしても、兵夜さまはひどいです! まさか心変わりしているなどと疑われるだなんて!」
ゼノヴィア「仕方がないだろう。兵夜はわりとお馬鹿なところがあるからな」
兵夜「ゼノヴィアに言われた!? イリナよりはましだけどゼノヴィアに言われた!?」
ゼノヴィア「酷いなお前!」
兵夜「しかし猊下は聖人だ。マジモンの聖人だ」
ゼノヴィア「大人のピースが欠けたとは、いい表現だな」
兵夜「いや、コレ漫画でいい表現だと思ったから誰かに言わせたかったんだよ。・・・俺らにはぴったりの表現だからな」
ゼノヴィア「なるほど。確かに転生者はその悉くが精神的に問題児が多いからな」
兵夜「まあ、常識人度の高い小雪ですらトラウマ地獄でそこつかれると弱いしなぁ」
ベル「それはそれとして、スパロさんすごいことしてますね。ナツミちゃんみたいです」
兵夜「自己暗示による人格のスイッチだ。別に二重人格というわけでもないが、あの精神性で戦闘は難易度が高いからな」
ゼノヴィア「そして、私が割と変化球のパワーアップだな」
兵夜「偽聖剣の量産型は出そうか悩んでたんだよ。あれ量産性度外視にもほどがあるからガンダムとジムなんぞ目じゃないデッドコピーにしかならないし」
ベル「でもオリジナルを使えば万事解決ですね!」
兵夜「そしてフィフスたちが乱入するがカウンター喰らいまくりでいっそ哀れだ」
ゼノヴィア「だがザムジオが一人いるせいで互角にまで持って行けるのが恐ろしいな」
ベル「そしてスクンサは驚異でした」
兵夜「足止めに限定すればあれほど脅威の能力もない。現実にギャグマンガ補正使ってくるやつと対面してみろ? ・・・心が死ぬ」
ゼノヴィア「脅威といえばレイナーレも脅威だな。女でありながらイッセーの力をことごとく無効化するとは」
兵夜「それぐらいしないとイッセーの脅威にはならないからな。・・・うん、ほんとここまでメタはらないといけないとかイッセーはなんなんだか」
ゼノヴィア「そして、キャスターの正体なんだが・・・本当か?」
兵夜「本当だって! マジだって!」
ベル「しかし、それはつまりそんな状態でも本来のパラケラススと同格の能力を持つということですね。実質脅威にもほどがあるのでは?」
兵夜「まあ、本来のパラケラススもたいがいあれみたいだがな」
兵夜「そんでもって反撃タイムだが、なんで俺こんなギャグ展開なんだ」
ゼノヴィア「いや、お前はギャグキャラだろう」
ベル「その通り! 兵夜様はすごくギャグキャラです! 実質胸を張ってください!」
兵夜「張れるか!」
ゼノヴィア「しかし便利なものもあるものだ」
兵夜「対超能力者武装。・・・割と意外性があって面白いよな、絶チル」
ベル「そしてゲンさんはしっかり仕事をする仕事人です。ベルは素晴らしい師匠を手に入れました」
兵夜「・・・また不安になりそうだ」
ベル「そして悪魔祓いたちも本領発揮で反撃です!」
ゼノヴィア「敵対していた者たちが手を取り合って大敵に立ち向かう。胸が熱くなるな」
ベル「これも兵夜様の企画のおかげです」
ゼノヴィア「しかしほとんどが名無しのモブだというのがなお熱いな」
兵夜「格好いいモブをかける作品は名作。俺が川上作品で知ったことだ。一度やってみたかったそうだ」
ゼノヴィア「しかし、バーサーカーの頑丈さの種が割れたがどういう能力だ?」
兵夜「説明しよう! 型月世界観では人類の共通無意識が力を持つ。滅びたくないという本能から生み出される抑止の守護者は、人間では勝てないといっていいスペックを発揮する」
ベル「おお、それはすごいです」
兵夜「八が使うのはその劣化版。自分に向けられている敵意を防御力に変換するのだ。・・・だから聖杯戦争では効果がいまいち」
ゼノヴィア「なるほど。映像越しとはいえ観客が敵意を向けていたからこそ、あの時はあれほどに頑丈だったのだな」
ベル「それに気づくあたり、イッセーくんは結構機転が利くタイプですよね。実質前線の部隊長とかに向いているタイプです」
兵夜「そしてラストバトルはザムジオだ。魔王剣マジチート」
ゼノヴィア「それを生み出したキャスターがいかに恐ろしいかがよくわかる。」
ベル「しかしまじめな方ですね。・・・彼ぐらいではありませんか? 初期からいるメンバーでグレートレッド撃破にここまで熱意を燃やせる人物は」
兵夜「まじめ馬鹿がコンセプトだからな。真面目がから回ってるんだよあいつの場合」
ゼノヴィア「そして最終決戦か。ベル、強くなったな」
ベル「実質エッヘン!」
兵夜「実際ベルの欠点は「超能力を使いこなせない」ことだからな。それがなくなれば一気に強くなるさ。・・・さすがは俺の自慢の拳だ」
ベル「はぅうう・・・。兵夜様に実質褒められたぁ・・・」
ゼノヴィア「しかし、最後の一撃は恐ろしいな。ついに分裂したぞ」
ベル「ただ、あれはあまり長い間使えないうえに使わないように念押しされました。なんでもあの状態だと暴走の可能性がある上に、それに乗っ取られて意識が抹消される危険性があるようでして・・・」
兵夜「まあ、必殺技にするだけならそんなに問題はないだろ。・・・よく頑張ったヾ(・ω・*)なでなで」
ベル「え、えへへ」
ゼノヴィア「そして恒例のおっぱい技まで使ったわけだが、フィフスは恐ろしいことを企んでいるようだな」
ベル「第四章で彼が直接動いたのは、ほとんどそのためですか。・・・実際すごいことになりましたね」
兵夜「最終章はオリジナル展開で行くことにしたからな。・・・五章の展開はオリジナルを書くのは無理だと判断した」
ゼノヴィア「情けない話だ。何とかならなかったのか?」
兵夜「ミスター・ブラックで歩兵の駒が埋まる以上、俺は姫様の眷属で行くわけにはいかない。俺のチーム編成をしたうえで、そういうわけだからオリジナルの敵手を用意する必要もある。そしてハーデスが動くようだがそのうえでトーナメントまでするとすると・・・うん、無理」
ベル「それでオリジナルの最終章ですか」
兵夜「因みに最終章は卒業式前を設定し、卒業式で〆る予定だ。丸ごと一年だなんてキリがいいだろ?」
ゼノヴィア「まあ、確かにそれはいいのか・・・?」
兵夜「そしてラスト。終了後にパーティを開いて俺は姫様と会話するわけだ」
ベル「ですが、すぐに戦争勃発の連絡が」
ゼノヴィア「まさかここまでするとはな。原作でもアポプスとアジ・ダハーカが人間世界まで荒したわけだが」
ベル「ですがこれはそれ以上ですよ。・・・学園都市の技術を使いすぎじゃないですか」
兵夜「そう、因みに使われてるのは幻想御手の応用版といえばわかる人はわかるか」
ゼノヴィア「具体的には」
兵夜「脳波を強制的に調律して巨大な演算装置を作る音楽ソフト。あれはそれを応用して特定の能力者の能力を劣化版で使えるようにする装備だ」
ベル「それはまたすごい」
兵夜「もっとも、オリジナルにあった「脳波が固定されて意識を喪失する」という欠点がなくなるからな。そのためレベルが下がるという欠点はあるが、超能力者《レベル5》なので歩兵相手には問題なし」
ベル「つまり、これが最終決戦のカウントダウンですね」
ゼノヴィア「この時点でばれてもおかしくなかったわけだしな。どちらにしてもすぐ誘拐するつもりだったということか」
兵夜「まあ、不穏なものがいっぱいだがこれにてデュランダル編も終了」
ベル「次はベリアル編ですね。・・・・・・・・・ついに、来ましたか」
ゼノヴィア「ああ、来てしまったな」
兵夜「・・・まあな。・・・そういうわけで、次回のキャラコメもまあ・・・楽しくなくても待ってくれ」