ハイスクールD×D 転生生徒のケイオスワールド 作:グレン×グレン
全身に力がみなぎっているのが分かる。
ああ、分かるとも。
俺は今、ワンランク上の領域にシフトした。
「
フィフスは鋭くにらみながら、静かに針金の腕を展開した。
「何だ、そりゃ。お前、大丈夫なのか?」
小雪は、目の前で禁手にいたった俺が信じられないのか、攻撃の手を止めて茫然としていた。
「評価を上げた方がいいわね。よくは分からないけどやるじゃない」
アーチャーが評価してくれるのがこそばゆい。
そして・・・。
「ああ、これが禁手か」
俺自身が強くなったのが嬉しくて仕方がない。
ああ、分かってる。分かってるさ。
これはあまりにもイレギュラーだ。今の俺では使い方は一つに絞らなければならないし、当然そんなことをすれば自殺行為も同じだろう。
短期決戦でたたみかける!!
「ケリをつけるぞ、フィフス!!」
「ああそうだな。・・・お前の死でなこれが!!!」
フィフスは針金の腕と自分の腕全てにショットガンを呼び出して構える。
正面から火力で押し通す気か。
確かに、俺の体ではあの弾丸の直撃は、本来一撃で勝敗を分けてしまうレベルだろう。
それはあいつの弾丸が特別製なだけではなく、俺自身の能力が未だ下級悪魔の領域を出ないからだ。
単純に俺が弱いからであり、屈辱的だがそれは我慢しなければならない。
例え強化の魔術で肉体を強化したとしても、片手で持てるような銃の威力をはるかに超えるあの弾丸をしのぐことなど無理だろう。
そう、普通ならば。
「分かってるのか―」
正面から放たれる弾丸に対し、俺が行ったことはたった一つ。
全身からあふれるこの力を、肉体中に流して己を強化し、そのまま突進することのみ!!
「俺は
本来なら、さっきも言った通り耐えることはできない。
だが、弾丸は俺に直撃するより早く何かに直撃したかのように威力を殺され、そして俺に当たっても傷を負わせるようなことにはならなかった。
防御力を強化したとはいえふつうは無理だ。そう、普通なら。
「強化の効率が上がっている!? ・・・いや、これは!?」
どうやらフィフスも気付いたようだ。
俺の体が、淡く発光していることに。
「光力を使って強化魔術をかけているのか!? いや、光力が魔力と一体化してるのかよ!?」
正解だ、裏切り者。
俺の禁手、天使の光力回路の仕組みは単純明快。
光力を魔力と一体化させて、双方の仕様で利用できるということだ。
単純に計算しても両方足した分のエネルギー総量になる。密度も濃くなっているので効果も上昇ということだ。挙句の果てに聖魔剣と同じように相乗効果あるため、禁手の名にふさわしい次元違いの力と言える。
今の俺は魔力で強化されているだけでなく、光力が満たされることで攻撃力、頑丈さ共に跳ね上がっている。
いわば全身に攻性の防御結界が張られているようなものだ。
そこで質問だ。
そんな状態でぶん殴れば、どうなる思う?
「舐めるな! どんな威力だろうと当たらなきゃ大丈夫なんだよこれが!!」
フィフスは俺の拳を素早くかわす。
いくら出力が高くなっても、それが当たらなければ意味がない。
そして、この禁手には一つの致命的な弱点が存在している。
「悪魔の体は光に弱い! 光力そのものを体に浸すその禁手は、禁手そのものじゃなく肉体的な限界があるだろうなこれが!! それがわかってるなら恐れることはないんだよ!!」
「分かってんならさっさと喰らえ! 反逆堕天使!!」
ああくそ! 俺も街じゃあそれなりに名の知れた男なんだが、全然かすらねえ!!
籠手だけじゃなく針金の腕をフルに使って裁いてくるから、両手両足使っても一発も直撃しない。
それに、全身が激痛で悲鳴を上げている。
フィフスの言うとおり、体中に悪魔の弱点である光を流し込むこの禁手の強化方法は、必然的に俺自身に大ダメージを与えてくる。
経験を積めば分離させて使用することも、肉体強化以外の方法で光力を使用することも出来るのだろうが、あいにく今の俺にはできそうにない。
今の間隔なら、禁手そのものは1時間だが、肉体の限界は10分も持たない。
それ以前に痛覚の実感を消せる俺じゃなければ、痛みで動けないかダメージで体が付いていけなくなるかの二択しかない。
どうする? ここまで来て負けるのか・・・?
そんなことを考えていたせいか、フィフスが俺の拳を上にかちあげた。
意識はしていたはずなのに・・・!? 武術の一環か!
さらに奴の右手にガ・ボルグが転送され、莫大な魔力をほとばしらせながら、それが降りぬかれる!
「終わりだな、これ・・・が!?」
・・・攻撃が、それた。
顔のすぐ横を通り過ぎた魔槍よりも、その事実に俺は驚いた。
そして気づく。俺の体が、まるで狂風にあおられたかのように傾いていることに。
「小・・・雪ィ!!」
大技を外されたフィフスの表情がゆがむ。渾身の力を込めたせいで、態勢を立て直すのに致命的なまでの隙ができるからだ。
ああ、その顔が見たかった!
「行け・・・兵夜ぁ!!」
小雪の声にはじかれるように、俺は動いていた。
風に抵抗するように翼を広げ、さらに腕の強化をあらゆる意味で限界以上に跳ねあげる。
光力の影響で肉を焼きながらも、それをフィフスに叩きつけた!
「お・・・らぁ!!」
アッパーもどきはフィフスの顔面に突き刺さり、奴を思い切り弾き飛ばす!!
フィフスは受け身も取れずに地面にたたきつけられた。
「やったか!?」
「いや、まだだ小雪!」
残念だが浅い。
威力そのものが格段に底上げされているとはいえ、肝心のアッパーに腰が入ってない。
まあ、流れはこっちに向いてきたから問題はないが、今度空中戦闘用の格闘術とか研究してみようか。
「効いたなこれが。・・・だが、甘いぜ」
やや鈍い動きだが、フィフスはしっかりと立ちあがった。
「サーヴァント使わずにここまでできるとは思わなかった。ああ、ちょっと見直したぜ二流野郎!」
ダメージを確認するように頬を撫で、フィフスはファイティングポーズをとる。
「ファック! まだやれんのかよ・・・!」
小雪が銃を構えて俺をかばうように前に出る。
まあ確かにまずいな。
ナツミはガ・ボルグが予想以上に効いたのか未だに戦闘不能だし、俺は俺で一撃入れて気が抜けたのか、ダメージで体から力が抜け始めている。
アーチャーがいるから負けることはないとはいえ、試合にゃ勝てるが勝負は負ける感じだろう。
だが、甘い。
「マッド・ザ・堕天使、後ろだ」
「バカかお前? いくらなんでもその手は食わないぜこれが」
バカな奴だ。本当なのに。
「あらあら。よくわかりませんが可愛い後輩と幼馴染をいじめるのは許しませんわよ?」
雷鳴一閃。
驚いた。人って、感電すると本当に骨が透けて見えるんだなぁ。いや、堕天使だけど。
「あばばばばばばばばばばばばばばばばば!? ・・・ちょ、なにガハァ!?」
「・・・とりあえず殴りましたが、どういう状況ですか宮白先輩」
朱乃さんの雷撃に合わせる形で、小猫ちゃんがフィフスを殴り飛ばしながら俺に質問する。
「朱乃! よかった! お前、大丈夫かよ!?」
「ちょ、ちょっと!? 小雪、離して!!」
感極まった小雪が朱乃さんに抱きついてしまうが、とりあえずまだ戦闘中だからな?
しかしバカな奴だ。
既に時間停止が解けている以上、グレモリー眷属の援護が来ることぐらい少し考えればわかるだろうに。
既に会長が護衛した状態でアーシアちゃんがナツミの回復も行っている。
うん、勝ったな。
「・・・で、フィフスさん? お前この状況下でどうやって勝つ気だ?」
俺は勝者の余裕すら出してそう言ってみた。
ああ、ものすごいいい気分!!
「く、クソが。ここまでボコボコにされたのは久しぶりだこれが」
頬をピクピクさせながら、フィフスはそれでも立ちあがった。
そして俺達を見回してためいきをつくと、左手にスイッチのようなものを呼び出した。
すごい嫌な予感がする。
「コレ、会議室の真下に設置した高性能爆薬の起爆スイッチな」
・・・嫌な予感が的中しやがった!!
「ブラフですね。・・・それだけの代物を設置させているなら、我々が気づかないはずがありません」
「残念だが俺の能力なら一分もあれば余裕だなこれが。・・・はたして、グロッキー状態の今のあいつらが耐えられるかな?」
会長の言葉を叩き切って、フィフスは勝者の表情を浮かべる。
サーヴァントが呼び出されているにもかかわらず戦闘態勢をとっていた理由がコレか!
確かに奴の能力なら、文字通り裸一貫で侵入してでも爆破テロの一つや二つ簡単にできるだろう。ブラフの可能性は低いと言わざるを得ない。
「とりあえずそのサーヴァントは始末してもらおうか。・・・一騎でも英霊がそちらにいるっていうのは、こっちとしては非常に面倒なんだ―」
「・・・部長の、部長の乳を半分にするだと!? ふざけるなよヴァーリィイイイイイイイイイ!!!」
ものすごい叫びが聞こえてきた。
全く状況が分からない、あさっての方向にぶっ飛んだ怒りの叫びは、俺たち全員の思考を一瞬とはいえ完全に停止させた。
「ぶっ倒してやる! ぶっ壊してやる!! ぶっ潰してやるぞこの野郎がぁああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああっっっ!!!!!!!!!!」
・・・続いての叫びで我に返ったのは、俺だけだった。
よくは分からないが、イッセーが乳ネタでブチギレている。
ああ、つまりは―
「俺達の勝ちだ、フィフス!!」
幸運なことに、俺がスイッチを奪いとるまで、フィフスは完全にぽかんとしていた。
「あ、テメ―」
「これは美しい部長のおっぱいのぶん!!」
イッセーがヴァーリを地面にたたきつけると同時に、俺はアッパーをフィフスに叩きこむ。
「これは輝かしい朱乃さんのおっぱいのぶん!!」
イッセーがヴァーリの兜を破壊するのと同時に、宙を舞ったフィフスの腹に蹴りを一発。
「これは小ぶりだけど神々しいアーシアのおっぱいの分!!」
背中の翼が破壊されるのと同じく、股にひざ蹴り。
「これは力強いゼノヴィアのおっぱいの分!!」
ヴァーリが空中に蹴り飛ばされるのに合わせて、頭をつかんで地面にたたきつける。
「最後だ! これは、半分にされたら完璧に無くなっちまう、小猫ちゃんのロリおっぱいの分だあああああ!!!!」
ヴァーリとほぼ同じ場所に、フィフスの野郎を蹴り飛ばす!!
その全てが光力によって強化された桁違いの一撃。ああ、俺の出せる全力中の全力だ。
「イッセーとの付き合いの長さが勝負を分けたな! 俺のイッセーの突拍子の無さを甘く見るなフィフス・エリクシル!!」
「お前いきなり何言ってんだ! そんなことよりおっぱいだ! あんなすばらしいものを全部台無しにしくさるような半分マニア、もう一発殴らないと気が済まない!!」
イッセーが未だに暴走しているが、いったい何があったんだろう。
すっげえ聞きたいが、今はそれどころじゃないから我慢我慢。
「お、おっぱいでブチギレてヴァーリをフルボッコだと? なんだそりゃ・・・なんだ、そりゃぁ?」
「ゴハァ! は、はは・・・、面白い、面白すぎるぞ赤龍、帝・・・」
俺自身信じられない展開に、驚愕しすぎて前後不覚状態のフィフスに、さすがにダメージが入りすぎたのかろくに動けなくなっているヴァーリ。
・・・ついでだ。ここでこいつらは始末しておく。
「アーチャー! 全力全開で吹き飛ばせ!! 塵も残すな、消滅の二文字を確実に示せ!!!」
「え、ちょ、おま!?」
無慈悲すぎる俺の言葉にイッセーが引くが、そんなことを気にしている暇はない。
奴がいなくなれば最強の白龍皇との二天龍対決は阻止できるし、整備ができなくなって聖杯戦争を台無しにすることも出来る。
魔王の血を引く白龍皇と、聖杯戦争を新たに生み出す錬金術師。
どっちも危険すぎて手に負えない。ここで仕留める・・・!
「いいでしょう。雑魚ばっかりで退屈だったもの。跡形もなく消滅させるわ」
アーチャーの手元に何重もの魔法陣が集まり、それらすべてが莫大な魔力を放ち始める。
あまりの魔力消費に俺の全身が悲鳴を上げるが、今はそんなことどうでもいい。
「
一瞬で、莫大な魔力が放たれた。
俺達の視界を真っ白に塗りつぶしたその魔力の奔流は、一直線にフィフス達を飲み込もうとし―
「危ない危ない。対魔力を広域展開させるから、がん☆ばれセイバー」
「そういうことだ。ちゃんと仕事をしろセイバー」
なんか人生をなめきってるような声と共に、割り込んだ影達が魔力を消滅させた。
何だ一体!?
割り込んだ影は三つ。
一つは不健康そうな男。イッセーがドラゴンショットで吹っ飛ばそうとしていた男だ。
もう一人は全身を年季の入った鎧で包み込んだ剣士が一人。武骨なその剣は、なんというかものすごい強そうなオーラが見える。
そして、もう一人・・・人?
「はは☆はは☆はっ! マスターを救出に来たかと思えばこんなド派手な魔術を見ることになるとはおもわなかったよ! 私☆びっくり!」
なんというか、巨大ロボットがいた。
六メートルぐらいはしそうな、巨大ロボットが立っていた。
しかもその脇にはなんか見たことある女性が抱えられている。
あれ、カテレア・レヴィアタンじゃねえか!?
「おいおい、カテレアの奴生きてんのかよ? あのタイミングでかっさらうとはやるじゃねえか」
片腕がなくなっているアザゼルが、俺達の後ろからおっとりかたなでやってきた。
おいおい、ここにきてさらに強敵登場かよ?
「ヴァーリ! ヴァーリ大丈夫か? 腹痛ないか? 体大丈夫かいな?」
『安心しろムラマサ。確かに大ダメージだが、ヴァーリは命に別条はない』
ムラマサがヴァーリを支える中、謎の巨大ロボットはポーズを取り始める。
「私は! 超☆天☆才サーヴァントキャスター! 気楽にパラケ☆ラススって呼んでね♪」
巨大ロボットが正体言ったぁああああああああああああああああ!?
「そしてこれは私がフィフスくんの技術供給をもとにつくりだした私専用大型自動☆人形型魔術礼装エルリックくんだ? どうだ? カッコイイだろう?」
「おお! ロボットだなんてロマンあふれる奴がいるじゃねえか? お前今すぐ投降しろよ! それ解析するからよ!!」
男のロマンあふれるロボット兵器にアザゼルがなんか目を輝かせるが、今はそれどころじゃないんですがね総督さん?
「ノン☆ノン! ロボットではなくて自動人形だ! 私は魔術師だからね♪ そこのところよろしく頼むよ?」
「いやどうでもいいよ!!」
何だこいつら! 本気でなんだこいつら!! おもわずツッコミいれたけどマジでなにこいつら!?
「私の邪魔をしたと思ったらそのふざけた口調・・・。この私をキャスターの座から引きずり落とした報いもまとめて受けてもらおうかしら?」
アーチャーマジギレてるし! どうすんだこれ!?
「はっはっは☆っはっは! それは失☆礼! ちなみにカテレア・レヴィアタンが私のマスターさ! そこのセイバーのマスターは、ほら、後ろにいるレイ☆ヴンくんだよ♪」
「とんでもないばらし方をしないでくれないかい?」
ロボットの内側から声を張り上げるキャスターによって、下手人の名前が判明した。
セイバーのマスターの名前はレイヴンというのか。
そしてこいつは・・・。
「てめえその得物、
「ほう? 気づいてくれるとはさすがは同じことができるだけあるね」
レイヴンが片目を開いて俺に視線を送る。
なるほど。イッセーはアレを使ったのか。
「ね、ねくろまんさー? なんか物騒な名前だな」
「そう驚くことはない。君がヴァーリに使ったあのアイテム、あれは僕ら死霊魔術師の領域だ」
レイヴンがイッセーを指さしてそう答える。
え、言っちゃうの?
「状況から推測して、堕天使コカビエルの指を使用して作り出した魔弾ならぬ光力弾というところだろう。材料がすごいとはいえあれだけの代物をつくれるとは道具作りの才能を持った友人を持ったね。コネクションというのは頼れる力だから愛用すると良い」
「・・・宮白!? お前何やらかしてるの!?」
「ちっ。ばらすんじゃねえよこの野郎」
絶対後で何か言われると思ったから内容は黙ってたのに!
アレでも作るの大変だったんだぞ! マジでいい材料だけど道具がないから宝の持ち腐れだったんだぞ!!
「まあ☆いい! 他の連中も壊滅的打撃を受けてるし、今日のところは撤退するよ♪」
ロボットの頭部が開いたかと思うと、何やら鍵のような物体が浮かび上がり、魔法陣が展開される。
現れたのは中国風の衣装に身を包んだ男だった。
「おいおいヴァーリ。赤龍帝はまだまだなんじゃなかったのかい? まるで返り討ちにあった男みたいだぜい?」
「美侯か。いや、想像以上に面白すぎた。・・・彼の親友君の小細工がなければ、
「アカンってあれは!? んなことしたらヴァーリ大変なことになるやん!? もうちょっと自分、健康に気ぃつかわんかい!!」
何やら和気あいあいとし始める謎の男とヴァーリにムラマサ。
・・・知り合いか?
「アザゼル、アレ誰?」
「ああ、闘戦勝仏の末裔だ」
俺の言葉にアザゼルはあっさり答える。
えっと・・・だれ?
「ソッコーでわかりやすい名前で言ってやる。孫悟空だよ孫悟空。西遊記有名なクソ猿の子孫だ」
・・・ちょっと待て。
アレ、仏!?
「俺っちは仏になったジジイとは違って、自由気ままに生きるんだぜい? よろしくな赤龍帝とその相方。特に相方くんとは、ドラゴンの相方どうし仲良くしようや」
やけにフレンドリーに言いながら、美侯は手に持った棒を振り回して地面に突き立てる。
その瞬間、黒い闇のようなものが足元に広がり、フィフスたちはそれに呑みこまれていく。
「ヴァーリ! この、待ちやが・・・れ?」
イッセーは追おうとしたが、その鎧が解除されてバランスを崩す。
俺はそれを支えようとしたが、力が抜けて地面にへたり込んでしまった。
クソ。発動しすぎたか・・・?
「それじゃあ皆! 愉快なテロリストは退☆散するから、戦後処理よろしくね♪ また☆会おうね?」
そうキャスターが締めくくり、フィフス達は消えていった。
「覚えとけよこの野郎。お前らは危険すぎるからな、これが」
そう、危険なフィフスの捨て台詞を残して・・・。
兵夜の禁手は木場のそれと似通ったスペックにしました。
イメージとしては超サイ○人。もっとも長時間の使用は理論上できない欠陥品ですが。今後の安全運用に期待してください。ガンバレアザえもん!