私が希望ヶ峰学園から出られないのはモノクマが悪い!   作:みかづき

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絶対やべー少女

 

「ぷぷぷ、プギュヒヒヒ!プギャヒャヒャヒャヒャヒャヒャ~~、アーッハハハハ」

 

 

不二咲千尋の殺害から始まり、クロである大和田紋土の処刑。

そして、石丸清多夏と黒木智子の絶望で幕を閉じた第二回学級裁判。

勝ち誇り嘲り嗤うは、黒幕である超高校級の”絶望”。

その黒幕が操る分身、

現希望ヶ峰学園の学園長・モノクマの嗤い顔がスクリーン一杯に映し出される。

 

スクリーンに・・・その顔に・・・

 

 

”金属バット”が突き刺さる――――

 

 

 

 

    ”てめー、調子に乗ってんじゃねーぞッ!おら――――!!”

    

 

 

 

「ちっ」

 

ハッとなって我に返る。

手に持っていたバットは、気づいた時にはスクリーンに突き刺さり、そこから煙が出ていた。

我慢の限界だった。

あのクマ野郎の嗤い顔が画面一杯に映った瞬間、気づいた時にはバットを投げていた。

ネズミーランドで”あのパンダきもくね?”と呟いたダチの顔面をぶん殴った時みてえに

手が勝手に動いていた。

 

あのモノクマとかいう野郎は、喧嘩を売ってんだ。“希望”の側にいる全ての人間にな。

 

 

・・・つまり、この私、吉田茉咲に喧嘩を売ったんだ!

 

 

「わかったよ・・・その喧嘩買ってやるよ!」

 

あのクマ野郎、少しだけカワイイからって調子に乗りやがって!

ボコボコにしてあのムカつく口縫い付けた後、

クレーンゲーム機の中に放り込んでやるよ。

 

ついで・・・だからな。

あのバカを助けるのは、クマ野郎をぶち殺すついでだ。

あくまで、ついでだからな!

 

ダチを殺したのはお前だ・・・そうクマ野郎に言われた直後、

ゆっくりと倒れていく黒木智子の姿を思い出す。

 

(てめーのせいじゃねーだろ・・・!)

 

ダチが殺されたのは、てめーのせいじゃねーだろ。

どこまでバカなんだ、あのクソガキは。

あんな野郎のデマカセに簡単に騙されやがって。

ダチが死んだのは、お前のせいじゃない。

それはきっと死んだダチもそう思ってるはずだ。

だから、ぶん殴ってでもそれをアイツにわからせなくちゃいけない。

まあ、間違いなくぶん殴るけどな。

 

(本当・・・どこまでバカなんだアイツは・・・)

 

 

”人類史上最大最悪の絶望的事件”が起きた少し後、

私のいる避難所にあのバカは・・・黒木智子はやってきた。

超高校級の連中のほとんどが希望ヶ峰学園に残る中、

アイツは、家族と一緒にいることを選んだらしい。

 

”あの”超高校級”の高校生がこの避難所にいるらしい・・・。”

 

そんな噂を耳にしていたが、まさか関わることになるとは思わなかった。

避難所生活をおくる上で、様々な作業をする必要があった。

それは学生だろうがなんだろうが関係ない。

そのため、何人かで”作業班”を作って対応することになった。

そこで何の因果かアイツがいやがった。しかも班長で。

超高校級ってのはどんなスゲーもなのかと思っていたら、

 

胸の先っぽはつまむわ、股間に手を突っ込んでくるわ、

 

あのガキ、完全にイカレてやがる。

何が超高校級だよ!ただのバカじゃねーか!

だけど、あの班が縁で私達、”4人”はなんだかんだでツルむようになった。

腐れ縁・・・ってやつだ。

 

まあ、悪くねーな・・・そう思うようになった頃だ。

 

 

あの襲撃が起きたのは。

 

 

私達の避難所が絶望の連中に襲撃された。

避難所のゲートは何者かに開けられ、

それを待っていたかのように絶望の連中が襲ってきやがった。

その混乱の中で、あのバカは行方不明になっちまった。

 

あの頃の絶望の勢いは圧倒的だった。

世界中でテロが起き、多くの人間が死んだ。

希望を失い、絶望に駆逐されていった。

 

私も正直、やべーと思った。

このまま負けちまうかもしれねーってな。

だけど・・・違った。

未来機関の連中と一緒になって、絶望の連中と戦り合う内に、私は気づいた。

 

コイツら・・・何かおかしいってことにな。

 

上手く説明できねーけど、なんつーか体と心が一致してねーんだ。

絶望を口にする割には、

それは誰かに言わされてるみてーで。

まるで、脳みそに何かを刷り込まれたみてーに喚いてるだけだ。

心からそう思ってるわけじゃねーんだ。

だから、いつもギリギリのところで私達に・・・希望に負けるんだ。

 

要は、ニセモノなんだよ、アイツらは!

 

それから、少しずつ希望側は、戦局を挽回していった。

絶望的な状況はついに、五分まで押し戻していた。

勢いは間違いなく希望が上だ。

このまま行けば・・・いや、間違いなく私達が勝つ!

 

ようやく、あのバカを探す余裕ができる・・・そう思っていた時に、あの放送が始まった。

 

学級裁判。

絶望に乗っ取られた希望ヶ峰学園を舞台にした超高校級達のコロシアイ。

 

その映像は、テレビから携帯まであらゆる媒体を通じて、

世界中に放送されていた。

それは、戦局の挽回を狙う絶望が仕掛けた罠。

希望の芽を文字通り摘むことにより、希望を絶望に堕とす絶望の策略。

 

 

その超高校級の連中の中に・・・あのバカがいやがった。

 

(何やってんだ、アイツは!?)

 

第1回の裁判が流された時、それまでの過程がダイジェストで流れた。

アイツを含め、超高校級の連中は、まるで初めて会ったみたいな雰囲気だった。

そこで、あのバカは相変わらずバカで犯人にされていた。

 

バカすぎる・・・クソが!心臓にわりーじゃねーか!

 

犯人は野球部の野郎で、エグイ処刑が行われた。

あんな環境であのバカがもつわけねえ。

早く助ける必要があった。

だが、希望ヶ峰学園は難攻不落の要塞と化していて、

未来機関の連中も攻略できず、手を焼いていた。

そんな焦りの中・・・あの第2回学級裁判の放送が始まった。

 

不二咲とかいうヤツとダチになった時のあのバカの笑顔。

絶望に堕ちた時のあのバカの顔。

 

ちっ・・・!

まるで自分のことのようにムカついた。いや、それ以上だ。

こんなにムカつくのは、はじめてかもしれない。

 

「ちっ」

 

スクリーンのバットを引き抜き、ざわつく避難所の観衆を見る。

 

「あっ!」

「ヒィ!?」

「おっ!」

「ヒエェエ~~」

 

目の前にいる奴、手当たり次第にガンを飛ばす。

そいつらは悲鳴を上げて、道を開ける。

それに釣られて、後ろの奴らも続く。

まるでモーゼが海を割ったみてーに私の前に道が開かれる。

 

決めた。このまま希望ヶ峰学園に乗り込んでやる!

 

 

「ちょっと、待って!吉田さん!」

 

ゲート付近に着いた時、後ろから声が聞こえた。

 

「ど、どこいくつもりなの!?」

 

同じ作業班だった田中真子が肩で息をしながら、走ってきた。

騒ぎを聞きつけて慌ててきたという感じだ。

 

「決まってんだろ。あのクソクマ野郎をぶち殺しにいくんだよ!」

「む、ムチャだよ!未来機関の人達でもダメなのに!」

 

実際、その通りだし、作戦などなかった。

 

「うるせー!気合だ!気合でなんとかすんだよ!」

「絶対、無理だよ!」

 

真子は即座に否定した。

 

「私も黒木さんのことは心配だけど、で、でも・・・」

「ち、ちげーよ!私はあのクマ野郎を――」

 

押し問答をしていると、後ろに気配を感じ振り向く。

 

「お前・・・」

 

そこにいたのは、同じ作業班だった田村ゆりだった。

物静かで、クセなのかいつもポケットに手を突っ込んでいた。

今もポケットに手を入れている。

コイツは・・・事あるごとに、私とあのバカの間をとりもってきた。

あの班にコイツがいなかったら、

私達は、あんな関係にならなかっただろう。

あのバカをフォローしていたのは、いつもコイツだった。

 

「なんだ、お前も邪魔しにきたのか?」

「・・・違う」

 

ゆりは首を振った。

 

「じゃあ、何し」

「私も一緒に行く」

「なッ!?」

 

その回答に私は慌てた。

 

「馬鹿野郎!死ぬかもしれないんだぞ!」

「ちょっと、ゆり!?」

 

驚いたのは私だけではない。

真子も親友の言葉に耳を疑った。

 

 

 

 

  ”黒木さんは・・・私が助ける・・・ッ!”

  

 

 

ポケットから銃を抜き出しながら、ゆりは私に宣言した。

 

(野郎・・・なんて目してやがんだ・・・!)

 

私がガンの張り合いで負けた・・・?

ちっ覚悟完了ってわけかよ。

 

 

「私も一緒に行っていいかな?」

 

 

その声に振り向く。

そこにはアニメみてーな髪型の女がいた。

見覚えがあった。

 

(コイツ・・・・確か、あのバカが”ネモ”とか呼んでたヤツか)

 

時々、あのバカを煽ってるのを見たことがある。

 

 

「クロとはさぁ・・・前の高校からの付き合いなんだよねぇ」

 

 

前の高校ってのは、あのバカが希望ヶ峰学園に入る前の高校のことか。

陽気な笑みを浮かべているが、その瞳の奥に深い闇を見た。

ネモの背負っている天使の羽がついたバックから、ショットガンがはみ出ていた。

 

(あ、コイツ・・・やベーヤツだ)

 

私が若干引いて、後ずさりした時、何かにぶつかった。

 

「黒木、キモい!キモい!キモい!キモい!キモい!キモい!キモい!キモい!」

「うっちー!?」

 

いつの間にか私の後ろに、ランボーの格好で武装した明らかにやべーヤツが立っていた。

それに気づいた真子が驚きの声を上げた。

 

(うわぁ!?何だこの絵文字みてーな顔の野郎は!?知らねーぞ、こんなヤツは)

 

事態が変な方向に向かっているのを感じる。

なんだこれは!?

なんだこの魔王を倒すために、仲間を集めてるみてーな流れは!?

 

「あ、あの・・・私達も一緒に行かせてください!」

「あん?」

 

また知らねーヤツが現れた。一体今度は何だ!?

 

「もこっちとは、中学からの友達の成瀬優です。私も、もこっちを助けたいんです!」

「もこっち?」

 

何だそりゃ?コワリィッチの仲間か何かか?

ネズミーランドにそんなキャラいたか?

 

「あ、すいません。黒木智子さんのことです」

 

オドオドと喋るしぐさと手に持つフライパンにどこかホッとする。

なんというか、ああ、まともなヤツだ・・・と。

それにしても、あのバカ、そんなあだ名だったんだな。

ああ、智子っち→もこっちってことか。

 

「あ、コゾー!」

 

成瀬の後ろに見知った顔を見つけた。

あのバカの弟だ。

 

「ウッス・・・!」

 

コゾーは私に一礼する。

 

”あの・・・なんというか、あのバカが迷惑かけてすいません”

 

そんな無言のメッセージが伝わってきた。

 

(おお、コイツもまともじゃねーか!)

 

やべーヤツが3連続で来て、一時はどうなるかと思ったが、これなら・・・

 

「えへへ・・・智貴君が行くなら、私もイキたいかな」

 

横から変なメガネ女が現れた。

ヨダレを垂らしながら、コゾーを見ている。

なんだ、コイツは!?明らかにド変態じゃねーか!

 

「うふふ・・お姉ちゃんは本当にしょうがないな」

 

今度は中学生みてーなのが現れた。

一見、まともそうだが、私にはわかる。コイツ・・・たぶんサイコパスだ!

 

 

集まったメンツを見て、私はドン引きする。

まともなのは、田中と成瀬とコゾーしかいない・・・!?

あとは、全員やベーヤツじゃねーか!?

 

なんだこの魔王退治にメンバーを募集したら、

魔王よりやべーバケモノどもが集まっちまったようなオチは!?

 

「なんだお前らは!?」

「武器を持っているぞ!」

「まさか、絶望の一味か!?」

 

未来機関の黒服達がこちらに向かって走ってくる。

どうやら、私達を絶望の連中の仲間と勘違いしているらしい。

もう、何がなんだかわからなくなってきた。

ええい、もうどうにでもなれだ!

 

「いくぞ、てめーら!」

 

私は先頭を切って黒服達に向かって走り出した。

 

まるで、仲間を率いて魔王軍へと突撃する勇者のように――――

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「そうか、鎮圧したか」

 

XXX地区避難所で起きた騒乱は、絶望側の勢力が起こしたテロではなく、

超高校級の”喪女”黒木智子を

救出しようとした彼女の友人達の行動だったことがわかった。

 

報告によると、身柄を拘束した彼女達は幸いなことにケガはないとのこと。

鎮圧に当たった超高校級の超高校級の”レスラー”グレート・ゴズが

軽傷を負っただけで済んだようだ。

 

「うむ・・・」

 

ある意味予想通りだった。

あの学級裁判が放送された後、なんらかの騒乱が起こることは予想がついていた。

ゴズに関しては計算外ではあったが・・・

 

「京助、コーヒー入れたわ!少し休憩しましょう」

 

雪染ちさがいつものように元気な声で執務室に入ってきた。

タイミングがいい。

さすがは元超高校級の”家政婦”と言ったところか。

 

「例の件、解決したみたいね」

「ああ」

 

コーヒーを飲みながら、俺は頷く。

 

「で、どうするつもりなの?」

 

ちさは、覗き込むように俺を見つめる。

 

絶望が起こした希望ヶ峰学園での一連のテロ。

 

彼ら超高校級の生徒の救出および、それに伴う諸問題への対応の権限は、

未来機関会長の天願から、この俺、宗方京助に一任されている。

ちさが聞きたいのは、騒乱を起こした黒木智子の友人達の処遇のことだろう。

 

「京助、厳しいようだけど秩序のため、彼女達に厳罰を課すべきだと思うわ」

「・・・ああ、そのつもりだ」

 

ちさの言葉に俺は頷く。

 

「彼女達には、避難所のトイレ掃除、3ヶ月の厳罰に処す」

 

二人の間に数瞬の沈黙とわずかな緊張感が流れる。

 

「そう言うと思ったわ!京助、だーい好き!」

 

ちさは、俺に抱きつき、笑った。

 

「じゃあ、私は仕事の続きがあるから、またね京助!」

 

ちさに手を振り、見送った後、残りのコーヒーを飲み干す。

変わらない味だった。

変わってしまったのは、ちさだけだ。

 

たとえ、嘘でも・・・あんな提案をする人ではなかった。

 

もし、彼女の提案を受け入れ、厳罰を課したなら、

人々の未来機関への信頼は崩れ、不信感が広まるだろう。

未来機関は、

現状においても要塞と化した希望ヶ峰学園の攻略の糸口を見出せずにいる。

不信の芽は見えないところで芽生え始めている。

第1回学級裁判の後、

舞園さやかや桑田怜恩の両親達と彼らのファンの落胆は目に余るものがあった。

そして今回においては、

大和田紋土の仲間達が、希望ヶ峰学園奪還への協力を嘆願してきている。

あの放送は希望側の結束に負の影響を与え始めていた。

もし・・・彼女達への対応を間違えば、それがきっかけで、不信は一気に開花する。

その矛先は、全て未来機関へと向かうだろう。

不信は失望を、失望は絶望を呼び込む。

それこそが、絶望側の狙いなのだ。

 

なにより、俺自身が厳罰を課すことを望まなかった。

彼女達はただ、自分の友達を救いたかっただけだ。

それだけなのだ。

そんな思いこそが、俺達、希望側が絶望と今日まで戦ってこれた原動力ではないのか?

ちさに、それがわからないはずないのに・・・。

厳しい今までの戦いの日々が彼女を変えてしまったのだろうか。

 

憎むべきは、絶望達。

その源たる超高校級の”絶望”・・・あの女だけでいい。

全ては自分のミスから始まったのだ。

 

希望ヶ峰学園史上最大最悪の事件。

カムクライズルが起こしたとされるこの事件を裏で操っていた

真の首謀者として、2人の女子生徒が浮かび上がった。

 

1人は、超高校級の才能を持った軍人。

そして、もう1人は・・・。

 

親友である逆蔵十三の報告により、俺はシロと判断を下した。

だが、俺は間違っていた。

親友の言葉を否定してでも、ヤツらのマークを外すべきではなかった。

逆蔵から報告を受けたあの日、

校舎の屋上から、”あの女”が下校するのを眺めていた。

まるで俺の視線に気づいたかのように振り返り、あの女は確かに嗤っていた。

 

あれは・・・偶然などではなかったのだ。

俺があの女を・・・超高校級の”絶望”を捕らえてさえいれば、

全ての悲劇は未然に防ぐことができたはずだった。

俺に友人を助けようとしたあの女子高生達を裁く権利などない。

 

そんなことを思い出し、ふとある事実に気づく。

 

世界を絶望に陥れたのは、たった1人の女子高生。

それに挑むのも、また女子高生。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

   え、最近の女子高生って、やべーヤツらしかいない・・・?

 

 

 

 

 

 





ギャグ回です。


【あとがき】

本来、最終話のナレーションで語るはずだった外の世界の情勢を
わたもての吉田さんに語ってもらいました。
ずっと、もこっちの視点から語ってたのに、
いきなり変なナレーションが流れのは嫌だなwと思っていたので、
今回はいい機会と考え、本来であれば、読みきりSSだったこの話を
正式な1話として組み込みました。

直感で生きる女・吉田茉咲!その直感のみで、だいたいの真実を言い当てる!

ダンガンロンパ3を見た人ならわかる内容です。
後に大きな影響を与える情報としては、

避難所襲撃事件の時の情勢が絶望側の勝利目前だった・・・というところでしょうか。


■わたもてメンバーついて

本来、出演予定はありませんでしたが、最近やたら盛り上がってきてるので、
意を決して、最新話まで購読。

うん・・・採用決定!wという流れでした。


■ダンロン3のキャラについて

宗方京助や雪染ちさを出す予定はありませんでしたが、
救出作戦の指揮を取っているのは、確実なので急遽出演に。
黒幕とのカッコいい因縁のシーンから、まさかのオチ担当に。
雪染先生は、あの時点ではすでに・・・


■8巻以降のわたもての感想

率直に言うと方向が変わりましたね。
もこっちの閉ざされたぼっち生活から、もこっちとやべーヤツらの人間関係ものになりました。
今のもこっちでもう一度、この物語を書けと言われても、浮かんでこないw

私の話の方は映画版もこっちとして頑張ります!w


■絶対絶望少女のわたもて版

・吉田さん(金属バット)
・ゆりちゃん(銃)
・ネモ(ショットガン/拡声器)

吉田さんの初心者推奨キャラ感が・・・。
ダンロンのバトルは、こまるとか77期の非戦闘系でも戦えるので、
吉田さん達なら余裕余裕・・・かな?




■わたもてメンバーだけの学級裁判。

・吉田さん・・・推理/裁判ともに何の役にも立たないが、メンバーの精神的支柱に成長。
      最終学級裁判で、何の迷いもなく希望を宣言してる姿が浮かぶ。
      
・ゆりちゃん・・・基本ビビッているが、いろいろ事件を経て、成長or闇堕ち。
       殺人はしないが、襲ってきたヤツを返り討ちにして犯人になりそう。
      
・真子・・・最初の方で殺されそう。所謂、不二咲系。生き残る確立は限りなく低い。


・うっちー・・・モノクマに”もこっちと君だけは助けてあげる”と騙されて殺人を決意。
      ゆりちゃんに喉をつねられ死亡。
      個人的には一番、おしおきのシーンが似合うキャラ。
     
・ネモ・・・闇落ちか希望か・・・もこっちとの関係次第か。ゆりちゃんとの確執イベントあり。


・加藤さん・・・溢れる強キャラオーラ。
       中盤での殺人を行いそう。複雑難解なトリックでメンバー大ピンチ。

・キバ子・・・最初の犠牲者。もしくは、ゆりちゃんに返り討ちに合うイメージ。

・岡田さん・・・殺人はしなさそう。ただネモとの関係でイベントは不可避。

・小宮山さん・・・このメンバーの中だと部外者に近い。犯人でも生き残っても扱いに困る・・・w


うん・・・描けそーにねーな、これ。
引き続き、「私が希望ヶ峰学園から出られないのはモノクマが悪い!」をよろしくお願いします。



PS:わたもて12巻は2月下旬発売!面白いのでよろしくお願いします!




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