私が希望ヶ峰学園から出られないのはモノクマが悪い!   作:みかづき

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新世紀銀河伝説再び! 装甲勇者を大地に立て! 後編①

時間は昼をとうに越えているだろう。

そんな時間に起きるなど、まさにクズである。

身体が少し、ヒリヒリする。

昨日、およそ一ヶ月ぶりにお風呂で身体を洗ったせいか。

服も・・・一ヶ月ほど着込んだジャージは焼却炉で燃やされてしまった。

まあ、いいや、代わりのジャージはまだある。

私は、ジャージを着ると鏡も見ずに部屋を出る。

 

あの後…結局、私は娯楽室に戻ることはなかった。

目を腫らしているのをバカにされるのがウザいのもあるが、

それ以上になんというか戻れなかった、のだ。

 

希望を見てしまったから…

 

苗木君と霧切さんと話して、

彼らの瞳の中にそれを見た。 

私がとっくの昔に無くしたもの。

私達、娯楽部が持っていないものを。

そんなことを、ふと考えてしまい、

なんとなく感傷的になり、結局、自室に引きこもってしまった。

ああ、そういえば私…勧誘とかしてたんだっけ。

思い出したくないことを思い出し、

私はけだるい足取りで階段を上がり、そのドアの前に立つ。

 

 

 娯楽室

 

 

プレートにそう書かれている部屋のドアを開く。

 

 

「あら、こんな時間に起きるなんて、黒木さん、アナタは本当にどうしようもないクズですわね」

 

「まったく正真正銘のクズですな。まあ、我々もさっき来たばかりですけど」

 

そこには、希望を捨てた、自堕落でクズな“悪友”達が私を待っていた。

 

「君達だけには、言われたくないなぁ」

 

そう言って、私は、ドアを閉める。

今日もいつものやりとりから一日が始まる。

 

「それでは早速、結果を報告して頂きましょうか」

「昨日は、あのまま帰ってきませんでしたからね。心配でしたぞ」

 

「う…」

 

日常のはじまりからさっそくの例の話題に私は、言葉を窮する。

セレスさんはすまし顔ではあるがどこか面白がっているのがわかる。

山田は言葉とは裏腹に笑みを隠さない。

 

「え、えーと、そ、その件についてなんだけど…」

 

何か面白いことを言わなければいけない雰囲気に正直、迷っていた。

滑るのを覚悟で一発ギャグでもかましてみようか…?

いや、

 

「ゴメン。頑張ってみたけどダメだった…」

 

やめておこう。

私は、正直に話すことにした。

 

「ま、そんなことじゃないかと思っていましたわ」

 

「我々の予想通りですな」

 

二人は目を合わせて笑った。

意外な反応。

もっと露骨に煽ってくると思っていたのだが。

 

「最初から1ミリも期待しておりませんでしたわ。

こういうものは送り出すまでが面白いものです。結果なんてオマケですわ」

 

「ショックで寝込んじゃったのは結構、予想の斜め上で面白かったですがね」

 

「ぐっ…」

 

前言撤回。

時間差で煽って来ただけじゃねーか!

やっぱり、コイツら正真正銘のクズだよ!

 

「これにはいろいろ理由があって――」

 

「別にいいですぞ、黒木智子殿」

 

言い訳をしようとする私の言葉を山田が遮った。

 

「実はさっきもセレス殿と話していたんですよ」

 

「…?」

 

山田がセレスさんに視線を送る。

 

 

 

  娯楽部は僕達、3人がちょうどいいって―――

 

 

 

その言葉にセレスさんは仕方ない、といった感じで肩を竦めた。

 

「不本意ですが、同意します。

これ以上、人数が増えればわたくしの別室が狭くなってしまうことに気づいてしまいました」

 

山田が少し恥ずかしそうに頭をかく。

 

「なんつーか、この3人だと気楽というか、居心地がいいんですよね。

今のこの空間壊したくないから、新メンバー別にいいやって」

 

 

それ意外な言葉だった。

自分では考えたことがなかったから…

言われて、初めて気づき…

 

「うん…そ、そうだね」

 

そして、同意してしまった。

確かに…嫌いではなかった。

この場所も。

山田もセレスさんも。

娯楽部が満更でもないと…

それが当たり前過ぎて、

私は考えることすらしなかった。

いつの間にか、娯楽部は私にとってそんな場所になっていたのだ。

 

「まあぶっちゃけ今更、真面目な人に来られても、

こんだけ堕落した生活を送ってたら、もうまともな対応とかできませんぞ!うひょひょ」

 

山田は爆笑する。

ち、それが本音か!

ちょっと感傷的になってしまったのがすごく恥ずかしいじゃないか。

 

「そうですわね。ここには最底辺のクズしかおりません。わたくしを除いて」

 

セレスさんが煽り始める。

 

「ちょ!?アンタに言われたくないですぞ!」

 

山田が返す。

そうこれはいつものやりとり。

 

「…私が敢えて誰も勧誘しなかったのは、この部の新たな被害者を増やさないため…」

 

「オイオイ、なんか言い始めましたぞ!」

「言い訳が意外なほど自然な入り方でしたわ!?」

 

いつものように私も加わる。

 

「本当だって。実は朝日奈さん達から…」

 

そう、これが娯楽部の日常。

 

「いや、だからさ…」

 

苗木君達はああ言ってくれたけど、

 

「ウルセーぞ!山田!」

 

私にはここでの暮らしが合っている。

 

「セレスさんこそ――」

 

 

娯楽部。

 

それはきっと今の私にとっての日だまり。

 

私はここでクズとして、ダラダラとクズらしく堕落して生きて行こう。

 

 

 

 

 

 

 

  ◆  ◆  ◆

 

 

 

 

 

 

 

 

それが起きたのは1週間後のことだった。

 

「なにやら他の皆さん、下に集まってましたぞ」

 

本日のクズである山田がそんなことを言いながら娯楽部室のドアを開けた。

 

「ふーん」

 

私は気の抜けた返事をする

起き抜けでまだ思考がはっきりしなのもあるが、あまり興味がなかった。

どうせリア充同士でゲームでもやるんだろ?とそう山田に尋ねる。

 

「いやいや、結構シリアスな雰囲気でしたぞ」

 

山田が手を振って否定する。

 

(何か起きた…?)

 

ここで起きることでいいことがあったことがない。

殺人…ならもっと大騒ぎになっているはずだから、何か別の…

 

「行って見ましょう」

 

セレスさんが椅子から立ち上がる。

 

「ここでアレコレ考えても仕方ありませんわ。それにちょうど退屈していましたし」

 

セレスさんの後に続き、部屋を出る。確かにその通りだった。

見に行った方が早い。

何より基本的に私達は暇だし。

 

脱衣所の前にはほぼ全員が集まっていた。いないのは…石丸君だけか。

 

「本当だよ!本当に見たの!」

「落ち着くのだ、朝日奈」

 

取り乱す朝日奈さんを大神さんがなだめている。

 

「くだらん。幽霊などいるはずがなかろう」

 

十神がわけのわからないことを言っている。

幽霊…?何の話だ?

 

 

「嘘じゃないもん!本当に見たの!不二咲ちゃんの幽霊!」

 

 

一瞬、時が止まったような錯覚に囚われた。

 

(ちーちゃんの…幽霊?)

 

霧切さんが朝日奈さんから状況を聞き出している。

昨日、落ち込んでいた朝比奈さんは

元気を出すため夜時間にも関わらずドーナツを取りに向った。

その途中、脱衣所から謎の光が出ていた。脱衣所に入るとそこにはちーちゃんが…

 

「確かめましょう」

 

霧切さんは脱衣所に入っていく。

私達も後に続くことなった。

ちーちゃんの名前を聞いたときから思考が定まらない。

幽霊など今まで見たこともないし、もちろんその存在を信じてすらいなかったのだから。

1箇所だけ半開きになっているロッカーがある。

霧切さんは迷わず進む。

 

(もし…本当に、ちーちゃんの幽霊がいるなら…私は何を話せばいい?)

 

霧切さんはロッカーを開けた。

 

(私が聞きたいこと…それは…)

 

そこには、1台のノートPCがあった。見覚えがあるPCだった。

私があげたんだっけ・・・

霧切さんがマウスに触れた。

ディスプレイに映し出されたものを見た瞬間、本当に私の時間は止まった。

 

「ちーちゃん…」

 

そこにあったのは在りし日の親友の顔。

ディスプレイの中からちーちゃんが目をパチクリしながらこちらを見ている。

 

「でっ出た~~!?」

「南無阿弥陀仏!!南無阿弥陀仏!!」

 

山田と葉隠が念仏を唱えだした。

 

「ほ、ほえ…」

 

朝比奈さんが腰を抜かし尻もちをつく。

この状況を前にほぼ全員が何らかのリアクションを示す。霧切さんを除いて。

彼女は相変わらず悠然としていた。

 

「本当に驚いたわ」

 

そういいながら眉一つ動かさないのは何かのギャグか?

 

「皆タマ、誰ですか?」

 

「シャベッタアアアア!!」

 

山田達が…もういいや。

それより、このちーちゃん…何か変だ?

よく見ると顔の下に吹き出しのポップアップがある。

もしかして…文字を打ち込む?

そう考えた直後、霧切さんはキーボードを打ち込み始めた。

 

"あなたは何者なの?"

 

「あ、はじめまして、ボクはご主人タマ…

不二咲千尋タマに作られた学習型人工知能プログラムのアルターエゴです」

 

打ち込まれた文字にちーちゃんは、いやアルターエゴ?は答えた。

いつかのちーちゃんの言葉が頭を過ぎる。

 

 

 

  "完成したんだ。ボクも・・・これでみんなの力になることができる"

 

 

 

あの時、ちーちゃんが徹夜してまで作っていたのはこれだったのか…

今流行りのAI?とかいうのでいいのか?

ちーちゃんはプログラムの中でもその分野のスペシャリストとは知っていたけど、

まさかこんな中古のノートPCでそれを作るなんて…まさに天才という言葉しかでない。

でも、どうして脱衣所なんかに?

 

「…だから不二咲君はこの部屋を選んだのか」

 

そう呟く霧切さんの視線の先を追い、その言葉の意味を知る。

 

(この部屋には監視カメラがないんだ!)

 

監禁生活も長くなってきたのに初めて知った事実と自分の注意の無さに恥ずかしくなってきた。

 

"あなたは何をしているの?"

 

霧切さんは会話…というか調査を再開した

 

「ハードディスクにある膨大なファイルの解析だよ!

ビックリするくらい複雑なロックが掛かっていているから解析には時間が必要なんだ」

 

アルターエゴは、隠すことなく答える。

 

「最近、解析できたファイルからはこんな画像が出てきたよ」

 

その一枚の画像に、全員が釘付けとなった。

そこには、大和田君とちーちゃん、そして桑田君が映っていた。

仲良さそうに…体操着でだ。

ありえるはずはなかった。

そんな瞬間はなかった。

私達は出会った時はどちらかといえば、険悪だった。

それに、仲良くなる前には…

 

「モノクマの悪ふざけと考えるしかないわね」

 

様々な憶測はどれも的を得ず。

とりあえず、霧切さんの結論に落ち着いた。

その間、アルターエゴはちーちゃんと同じ大きな瞳で興味深そうに私達を観察していた。

 

「皆タマはご主人タマのクラスメイトですか?ご主人タマはどこですか?」

 

その言葉に私を含め皆は沈黙した。

アルターエゴはあの惨劇を知らなかったのだ。

 

霧切さんはキーボードを打つのを一瞬躊躇したが、決意したようにその事実を一気に入力した。

 

"不二咲君は大和田君に殺されたわ"

 

「そうかぁ…覚悟はしていたよぉ。

この状況下でご主人タマが生き残る可能性はとても低いから…」

 

涙を浮かべる表情に切り替わるアルターエゴ。

その顔を見ていると、胸が苦しかった。

本当によく似ていたから。

 

"私は霧切響子。そのまま解析の継続をお願いできるかしら"

 

「あなたが霧切タマですか!データ通り冷静なんだね」

 

アルターエゴの表情が喜びに切り替わる。

 

"隣の一見冴えない彼が苗木君よ"

 

「ちょ!?霧切さん!?」

 

それをきっかけにアルターエゴへの自己紹介タイムが始まった。

 

「山田タマとか、萌え~~」

 

山田の気持ちの悪い声が聞こえる。

みんなが盛り上がる中、私はその輪の外に立っていた。

久々に喪女の本領を発揮した…のではない。

敢えて離れている。

意図的にここにいる。

強がりなんかじゃない。

ふさわしくない…のだ。

何を話せばいい?

どのツラを下げて!

私にはそんな資格などないのだ。

 

「一番後ろにいるあなたがもこタマですね」

 

思考の最中、ハッと顔を上げる。

アルターエゴは優しい笑みを浮かべ、私を見ていた。

 

「データ通りだからすぐにわかったよぉ。ずっと会いたかった。何か喋ってほしいです」

 

みんなは何か察したように道を空ける。

私はそれに従うように覚束無い足取りでアルターエゴの所へと歩く。

 

PCの前に立つ。

アルターエゴは本当にちーちゃんそのままだった。

キーボードに触れる指先が震えているのを感じる。

私がちーちゃんに言いたかったことは…聞きたかったことは…

 

 

 

   "ちーちゃんは、私のことを本当はどう思っていたの?"

 

 

 

入力を終えた瞬間、立ちくらみで危うく倒れそうになったのを霧切さんが支えてくれた。

 

(やってしまった…)

 

いまさら激しい後悔が押し寄せる。

罪を受け入れると言っておきながら、私は何をしているのだ!?

アルターエゴに何を期待しているのだ。

 

アルターエゴはただの…

 

 

 

    "大好きだよ!"

 

 

 

夏に咲き誇るひまわりのようにアルターエゴは笑った。

ちーちゃんのように笑ったのだ。

 

「ボクはプログラムです。だから人の心を本当の意味で理解することができません。

でも…それでもこれだけは言うことができます。

もこタマはご主人タマにとってとても大切な存在だって」

 

優しい眼差しを私に向けながら、アルターエゴは語り続けた。

 

「ご主人タマはボクに与えてくれた情報は…話してくれたことはいつももこタマとのことでした。

今朝の朝食のこととか、一緒に図書館に行った日々の出来事。

もこタマがくれた絶望と戦う勇気。

いつか外に出て一緒に学園生活を送りたいという明日への希望。

ボクに話してくれたことはいつだってもこタマとのことでした。

もこタマへの思いで溢れていました。

だから一目でわかりました。

一番後ろに立っているあの女の子がもこタマだって。

そんなご主人タマのもこタマへの思いを言葉にするなら…きっとそれしかないとボクは思います」

 

語り終わったアルターエゴは少し表情を赤くして目を瞑った。

 

「そう…か」

 

大好き…か。

勿論、それは異性としてではなく、友達としてだろうけど…

 

(ちーちゃんは…私のことを…)

 

嬉しそうに私を見る苗木君の視線を感じた。

何か重みが消えたようにふと身体が軽くなったような感覚を覚えた直後だった。

 

「生きて…いたの…か?不二咲君」

 

その声に全員が振り返った。

いつの間にか、石丸君が入口の前に立っていた。

 

「不二咲君!よかった!生きていたんだね!」

 

ヨロヨロと転びそうになりながら石丸君はアルターエゴのもとに走り寄る。

 

「ち、違うんだ。石丸君!」

 

慌てて苗木君が石丸君を静止し状況を説明する。

 

「そう…なのか。やはり…不二咲君は…死んだのか」

 

石丸君はがっくりと肩を落とした。その姿を見るのは辛かった。

 

「僕に…不二咲君と…話をさせてくれないか」

 

彼のその願いを止める権利のある者などここにはいない。

私は石丸君のため、アルターエゴから離れた。

石丸君はキーボードに触れその思いを綴り始めた。

 

「君は…兄弟を…恨んでいるか…?」

 

涙を流しながら、その言葉を口に出しながら、

 

「兄弟を…止められなかった…僕を恨んでいるか?」

 

その思いをキーボードに打ち込んだ。

それを見ていて苦しかった。

その言葉を聞いて辛かった。

私と同じだ。

石丸君は私と同じ気持ちだったのだ。

 

「石丸君は…責任を感じているんだね。ご主人タマならきっと、

僕の分まで生きて下さい…そう言うと思うよ。それと…」

 

悲しそうな顔で石丸君を見つめるアルターエゴ。

突如、映像が切り替わった次の瞬間、私たちは声を失った。

 

「…で、その責任の重さにお前は潰れちまったんじゃねーだろうなぁ?」

 

画面に現れたのは…大和田君だった。

 

「大和田君!」

 

石丸君はPCを掴み叫ぶ。

 

「男の重さってのはよぉ。

その男が背負ってるモンの重さなんだぜ。わかるだろ…兄弟。オメーならわかるはずだぜ」

 

それはまさに大和田君の言葉。

生きていれば本当に大和田君が言いそうな言葉だった。

 

「ご主人タマが入力していた大和田君の情報をもとに、

ボクなりにシミュレーションしてみたんだぁ」

 

アルターエゴは少し申し訳なさそうに説明した後、再び大和田くんに切り替わる。

 

「まぁ、立ち止まるのはしかたねー。せいぜい時間をかけやがれってんだ。

時間かけて落ち込んで…時間かけて後悔して…

そんで、気づいたらいつの間にかに歩き出している…

人間ってのはよぉ、それくらいテキトーに出来てんだよ」

 

その言葉を残し、大和田くんの映像は消えた。

 

「…なんて偉そうに言っちゃたりして」

 

アルターエゴは恥ずかしそうに笑った。

 

「は…ははは」

 

ポロポロと涙をこぼしながら、石丸君は笑った。

石丸君が笑ったのを見たのは、あの日以来だった。

 

「染み…こんだ…ぜ。今の言葉が…魂があぁぁぁ…僕の中にいぃ~~ッ!」

 

皆はギョッとした。

石丸君の髪が逆立ってる!?

 

「うぉおおおぉぉぉ~~~ッ!!」

「い、石丸君!落ち着いて!」

 

雄叫びを上げる石丸くんに苗木君が止めに入る。

 

「石丸ってのはどこのどいつだ!馬鹿野郎!」

 

石丸君の口調が変わっている。まるであの人のように。

 

「俺は…そう!石田だ!俺は俺!俺なんだああぁぁぁうぉおおおぉぉぉ~~~!!」

 

わけのわからないことを言いながら、石丸君は脱衣所を出て行った。

 

「ま、まあ、元気がないよりはいいよね」

 

苗木君の結論にとりあえず頷くしかなかった。

 

振り返るとアルターエゴが嬉しそうにこちらを見ていた。

その表情は本当にちーちゃんにそっくりで…

 

「もこタマ、もっとボクに…」

「え…?」

 

 

 

  "いろんなことを教えてください"

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 





それは希望の始まりとなり得るのか?


【あとがき】

投稿できただけで嬉しいというのが率直な感想です。
書く体力がちょっと落ちているというのを実感する日々です。
今回は、本来1話の内容を字数のため2話に分けることになりました。
理由としては、やはり書いていてアルターエゴのくだりを軽く扱うことは
できないと判断し、結果として字数が予定より大幅に増えてしまいました。
たぶん今年はあと1話書くことができる・・・はずです。


ダンガンロンパとはかくあるべき・・・と言われる作品を目指して今後とも頑張ります。

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