…End   作:吉良吉影に憧れる者

2 / 28
同じく設定集みたいな部分があります。


第2話

「曲がりなりにも神に向かって『あんた馬鹿か?』はないじゃろ…ぶっ飛ばすぞ?」

「柄悪ぃな!」

そもそもなんの説明もなくパターンとか意味不明なことを言い出したのはこのおじいさんの方だし、神様を自称してるけど真偽のほどは分かっていない。

「パターンというのは、お主らの言う多次元世界のようなものじゃ」

「え?じゃあほかの世界があるの?それに行っていいの俺?」

「普通はダメだが、最近法が変わっての…。パターン19830813の世界で善悪の均衡が取れなくなってしまったのじゃ。それもこれも『…End』を攻略されてしまったせいなのじゃが…青年よ、その世界行きたいじゃろ?」

『…End』の名前を出されて行きませんとは言えねぇな。もちろんチートなんて持ってかない。…けど、最低限の保証はしてほしい。ちょっとステータス補整が高いとか、かっぴょいい武器とか特別なジョブとか…。

「あー、残念だがお主が考えているゲームの通りとは行かないぞ?ある程度は似ていると思うが…。」

「え?行く意味無いじゃん?」

「だが、全然関係ない訳でもないし、あまりパターンが近い世界だと、お主と同等の存在がいるからそっちを消さなきゃいけなくなるし…」

なるほどパラレルワールドと言っても、同じ世界に同じ人物は存在しちゃいけないのか…。

「さっき言った『…End』がある世界ではまだお主の存在はなかったことになっているから組み込むことは可能じゃぞ?」

ついきになって理由を聞いてみた。別に大した意味もないし、なんとなくの理由の想像もつく。

「概ねその想像通りじゃ。お主の遠い祖先が3人死んでる。理由は『…End』攻略の招集じゃ。」

遠い祖先なのに3人しか死んでないのはゲームとは違うんだな…。

「ま、いーや!とにかく俺がその塔を攻略する物語って訳でしよ?」

「いや、攻略では不十分だ。パターン19830813の神の座を手に入れワシに返して欲しい。報酬は特に決めておらん。そのうち決めろ。」

なるほど、そこはゲームと同じだ。『…End』を最初にクリアした両親は、神の座を与えられた。シリーズによるが初期版で主人公がクリアすると、両親は神の座を元々の神に返し、仲良く暮らしたらしい。殆どのシリーズがそのパターンだ。(パターンってのが紛らわしいな…)

「ジョブはどうする?」

「え?ここで決めてくの?じゃあ容姿何かもいじれるの?」

「それは無理じゃ。名前を変えることは出来るがな。」

そこもゲームと違うか…。

どうせ選べるジョブは初期系統のものだろうからな…。

「魔法なんかはどうなるんだ?」

「……だいたいゲームどおりじゃ。」

怪しいが、べつに某相棒の右京さんじゃないから細かいことまで聞くことはしないの案外神様の事情ってやつなのかもしれないし。

「無難にソードマンか、アーチャー、ソーサラー、モンク、ウォリアー、そのへんかな。でも、仲間を作れる可能性もあるし…」

ゲームの方では1VS1が基本で時たまあるのは敵が大勢で襲ってきたり、連戦を強いられたり、イベントで護衛や協力して戦う程度。でも基本は敵と自分だけなんだよな。

「だったら万能型のソードマンかな。」

このゲームは、ステータスをサイコロで決める。TRPG方式だ。だから結構運ゲーだったりする。

「一応言うが振り直しは出来んので要注意じゃぞ。」

神様が真っ白い髭をさすりながら言う。やり直しができないのはゲームと違うが、まぁ、問題ないだろう。これでも運はいい方だ。(ゲームの『…End』だけだけど。)

さて、どうなるかな!

体力(所謂ヒットポイント、HPなんて呼ばれてるアレ。ゼロになると死ぬことを意味する。最も、戦闘系のジョブについている人間にしか表示されない。というか、ゲームでは、他人の体力を見れない。魔物含めて。)

精神力(所謂マジックポイント、MPだ。ただし精神と言っているようにSAN値の役割もする。最もこれが低くても、魔法が打てないだけであるが…。これまたゼロになると死ぬ。ソードマンでも、ソーサラーでも関係なく。)

攻撃力(そのままである。魔法以外はこれで計算する。)

魔力(これまたそのまま。魔法の計算をする回復や補助もこれで計算する。)

防御力(言わずもがな、そのまま。魔法以外の攻撃に対して計算する。魔法は別)

抵抗力(魔法や呪いに対する耐性の強さである。ほとんどのデバフはこれで計算する。が、例外はもちろんある。)

素早さ(早ければ先制攻撃を取れる。不意打ちを受けても、避けられたりもする。)

知識、話術、器用さ(イベントで使う。必要な値を百面ダイスで判定する。アイテム補整などもある。ただし基礎値はゼロとみなす。)

クリティカル、ファンブル(ステータスではないが大事なことである。行動を起こす際百面ダイスを振り1から5の値はクリティカル、つまり大成功。与えるダメージが上がったり、受けるダメージが減ったり、イベントの結果が良くなる。そして、95から100はファンブル、つまり大失敗。当然与えるダメージは減り、受けるダメージはあがる。イベントの結果は最悪なものとなる。)

さて、ここまで説明したが、退屈だろう。俺の実際のステータスを見てもらおうか!

名前:クエイフ(『…End』の作者が影響を受けたクトゥルフに似た響き。ゲームでの名前として使ってたから、そのまま使った)

種族:人類種(要は人、前も言った通り魔物がいるのでその区別のため。スライムなんかは変化種、ゴブリンなんかは亜人種、キメラなんかは混合種、ドラゴンなんかは竜族種または竜人ないし竜神種、その説明はまた今度にしておこう。最後に天使や悪魔、神様なんかが神と呼ばれる。種って言うのがつかない。神とだけ単品で呼ばれる。これまた理由はまた今度…)

性別:男(解説はいらないよね?もちろん童貞)

ジョブ:ソードマン(1番わかりやすいジョブ。ジョブというのは役割のこと。ゲームを嗜む皆さんならわかりますよね?)

体力:19精神力:10攻撃力:20魔力:4防御力:7抵抗力:6速度:12

最初から選択出来る職業なので弱いのは当たり前。進化させればそれなりに行くはず?

続く

 

 




どうしてもオリジナル作品は説明が必要になるので、長くなる。次はいよいよ転生した世界で戦うと思います。
別な作品の方もこれくらいかければな…。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。