めぐみんをつれてアクア達が離れた事を確認すると、龍哉はカエルの方に狂気の笑みを浮かべながら振り向く。
龍哉「さて、ずいぶんとまたしちまったなぁ…これはその御礼だああぁ!」
龍哉は未だに掴んでいるカエルの舌をしっかり掴み、ジャアントスイングで、残りのカエル達にぶん投げる。
龍哉「めぐみんに、爆裂魔法を魅せて貰った御礼に俺もとっておきを魅せてやるか!……かああぁ…」
和真「あいつまさかあの技を使う気か!」
龍哉は己の気を一点に集中し、両の手のひらを半開きに上下で重ね合わせ、腰を低くして両腕を引いた状態で固定する。
龍哉「…めえええぇ…」
ここまで唱え始めると龍哉の手の中から眩い光りが照らし出される。
和真「もしかしてアイツが貰った特典って、あのアニメ特有のやつか!」
アクア「ふふん、流石引きニートね!龍哉はその種族になっているわ!」
和真「うるせーよ誰が引きニートだ!でもマジか!マジか!龍哉は金髪になったりすんのか!」
龍哉「……はああああぁ…」
アクア「ええ勿論よ!でも最初からなれる訳じゃないけどね」
和真「うおおおーすげー俺のダチすげー!…それに比べて俺の特典はこれだもんな」
アクア「ちょっと!それどうゆう意味!」
めぐみん「あの、龍哉のあの魔法はなんなのですか!またしても私が見たことのない技を使おうとしてるのですが!?」
龍哉「めええええぇっっ!」
アクア「あれはねめぐみん、魔法じゃないのよ」
めぐみん「魔法じゃない!?なら何だというのですか!?」
和真「今にどんなものか龍哉が魅せてくれるさ!」
龍哉は溜まるに溜まった気の塊を両腕を前につき出すことで、レーザーの如く前方に放出する。
龍哉「っはああああぁ!!」
龍哉から放たれた『かめはめ波』は一直線にカエルの群れに突き進み、先程の爆裂魔法ほどの威力ではないがカエル達を一掃した。
龍哉「ふいー、終わったぞ」
和真「すげえぇ!マジもんのかめはめ波じゃねぇか!良いな、俺も打ちてえぇ!」
めぐみん「ホントに凄いですよ龍哉!今のは紅魔族的にビビビっときましたよ!」
龍哉「また、次のクエストでみしてやるよ…さて、めぐみんおんぶはいるか?」
めぐみん「はい、お願いします」
自然なながれでめぐみんを背負う龍哉だったが、和真は慌てるように問いかける。
和真「ちょっと待て待て待てい、龍哉お前めぐみんのこうなる事に関して事前にしってたのか?」
龍哉「ああそうだが?」
和真「そうだがじゃねぇよ!何で言わなかったんだよ!」
龍哉「聞かれなかったし?」
和真「疑問で返すな!と言うことは戦力外がまた増えるって事じゃねぇか!」
龍哉「もしかして、めぐみんを受け入れないつもりか?」
和真「当たり前だろうが!一回魔法打っただけで動けなくなるんだぞ!他の魔法は似たようなものかもしれないし!」
めぐみん「…使えません」
和真「……へ?」
めぐみん「爆裂魔法しか使えないのです」
和真「…ほら、見たことか!完全に戦力外じゃねぇか!」
めぐみん「…っお、お願いします!もう何処のパーティーでも受け入れて貰えないのです!荷物持ちでも何でもしますから!」
和真「駄目だ!爆裂魔法を取り消して他の魔法に振り分けるなら考えてやる」
めぐみん「…勿論和真言う通り、他のスキルを取れば楽に冒険が出来るでしょう。火、水、土、風。この基本属性のスキルを取っておくだけでも違うでしょう。…でも、駄目なのです。私は爆裂魔法しか、愛せない!だって私は爆裂魔法を使う為だけに、アークウィザードの道を選んだのですから!」
アクア「素晴らしいわ!非効率ながらもロマンを追い求めるその姿に、私は感動したわ!」
サムズアップしてる二人を後目に和真はため息を一つつくと、
和真「そっか。多分茨の道だろうけど頑張れよ。ギルドに着いたら報酬は山分けにしよう。まぁ、機会があれば何処かで合うこともあるだろ」
めぐみん「……龍哉、下ろしてください」
龍哉「…めぐみん?」
めぐみん「これ以上恩人の龍哉とそのパーティーの人達には迷惑をかけれません。…私見たいな役立たすがいたら迷惑ですもんね」
笑顔で言いきるめぐみんに龍哉は思わず黙りこんでしまうが、未だめぐみんを背負っている状態の為、震えているのが分かった。
龍哉「…なぁ和真、めぐみんは本当に入れないのか?」
めぐみん「……え?」
和真「はぁ!?何でだよ!じゃあこいつが爆裂魔法うった後はどうすんだよ!」
龍哉「それなら俺が背負うさ、それに今はまだ使えないがアクアから特典として、仙豆の種を貰っている。これを量産すればめぐみんは1日に爆裂魔法を何発でもうち放題。悪い話じゃないだろ?」
和真「…はいはい分かったよ、なら最後まで面倒みてやれよ、めぐみんはお前の事を心底気に入ってるようだし」(。-∀-)ニヤニヤ
アクア「賛成!私もそれが一番たと思うわ!」(。-∀-)ニヤニヤ
龍哉「おい、急にニヤニヤすんなや、めぐみんもなんか…めぐみん?」
めぐみん「…//」
二人の視線に堪えきれなくなった龍哉は、めぐみんに援護的な物を求めるが、顔を向けた瞬間に抱きつくようにして顔を隠し、呼び掛けるとくっついたまま首をふるだけだ。
和真「ニヤニヤ(。-∀-)」
アクア「ニヤニヤ(。-∀-)」
龍哉「だから口に出していうんじゃねぇ//」
こうして我らが一行にめぐみんが加わった。
和真がちょっと酷くしすぎちゃった感があって、少し反省してます。
和真は普通にアクシデントがなければ普通に青少年だと思うのは自分だけですかね?
ではまた次回!