SRWXX〜Legend of Kaiser〜 作:BLACKRX
「ここが科学要塞研究所?」
カイザー同士の模擬戦から翌日、俺は熱海にあると思われる科学要塞研究所に向かっていた。そして俺は地図にある道なりに沿って歩いているとたどり着いた。
「なんか物騒な形をしてるな……」
俺はそう呟いていると突然、目の前に金髪美女が現れる。
「生体反応確認、照合……兜シロー様でよろしいでしょうか?」
「は、はい?そうですが?」
「どうぞ、こちらへ……剣蔵博士がお待ちです」
その金髪美女は俺をジロジロと眺めた後にそう尋ねてきたので、俺はそう答えると金髪美女はそう言って研究所の中へ入り、俺もその後を追って研究所に入る。
「すごい、中はこうなってるのか……」
俺は研究所に入ると色々なパワードスーツがあり、どれもデザインがカッコよかった、俺は眼を輝かせながらそれらを見ていると金髪美女がこっちだと言ってエレベーターに乗せる。
「この部屋だ、入れ」
エレベーターから降りて暫く歩くとある部屋の前に辿り着く。その部屋の前にはプレートがあり、所長室と書かれていた。
「ここか……失礼します」
俺は扉を開けるとそこには一人の男性が椅子に座っていた、俺はその人を見て確信した、この人が俺に手紙を送った人物でありそして……
「父さん……久しぶりだね、生きてたんだ」
俺の父親、兜剣造博士その人なのだと……椅子に座ってる人物は椅子から立ち上がり俺の前に立つ。
「久しぶりだな、シロー……大きくなったな」
「父さん‼︎」
その言葉を聞いた俺は父親に抱きついて再会を喜ぶ。父さんは俺の頭を撫でる。
「シロー、学校はどうだ?色々とやりにくいとは思うが」
「うん、割と大変かな……初日から大騒動起こしちゃったし」
「そうか、だが……その方が色濃く学園生活の記憶が残るだろう、正直羨ましいよ」
俺と父さんは近くの席に座ると色々と話をする。そして気になっていたことを尋ねた。それは前々から気になっていることだった。
「父さん、教えてくれ……兄貴とおじいちゃんは今、どこにいるの?」
「……」
それを聞いた父さんは少し黙った後に口を開けてこう告げた。
「お父さんと甲児は……ミケーネにつかまり終焉の魔神になろうとしている」
「終焉の魔神……」
俺はそう呟くと父さんはあるデータを見せた。それにはマジンガーZと書かれたパワードスーツの設計図と戦闘データだった、しかもそれは十年前、俺が引き取られる前のものだった……それを見た俺は十年も前からこのような激闘が繰り広げられているのかと少し怖く感じた。
「このマジンガーZはある日を境にある反応をするようになった。幸いにもその力はゴッドスクランダーにより止められていて、ドクターヘル一味との戦いはなんとか乗り切った、だが……」
すると父さんはある日付けのデータを見せる、それは俺が引き取られる日に起きた出来事でもあり白騎士事件と呼ばれる事件が起きた日でもあった。
「その日、甲児はある機体の設計図と父が作った超合金Zを超え、私の作った超合金ニューZを超えた超合金ニューZαを作ったその直後だった、ミケーネがフランスのパリに現れたからだ。甲児は修理、改修したマジンガーZを使って戦うが劣勢になっていく。ほぼ同時に世界各国がミサイルをミケーネに向けて攻撃しようとしたが、その前にハッキングされ目標を変えられてしまう、だがそれは白騎士と呼ばれるISの手によって防がれた、だが……」
父さんはそう言うとある映像を見せる、それはマジンガーZからゴッドスクランダーが外されてある姿へと変えたからだ。そして白い騎士のようなISと交戦する。だが白い騎士のようなISは大破し仮面が剥がれ落ち人の顔が見えそうになったがその前にどこかへ放り投げられる。
「この時、白騎士は大破……世界各国のミサイルを撃ち落とした白騎士といえど相手にならなかった。がゴッドスクランダーを強制装着させることで事態は沈静化した、そしてこのことは核ミサイルが落ちたという体にして事態を沈静化し、また白騎士のおかげでマジンガーについての情報は伏せられた、世界情勢は一変したがそれは誤差範囲内と言える、とりあえず終焉の魔神については黙らせることができた」
父さんはそう説明し終えるとあるものを手渡して来た、それはペンダントの形に良く似ていたが細部が異なっていた。
「これは性能をオミットし、武装を増やしたマジンガーZだ……学園生活を送る上で身を守るための手段は必要不可欠だ、専用のISみたいなもので考えて平気だ」
そして俺は父さんからその機体を貰う、すると突然俺の頭を撫でて来た。
「シロー、すまなかった……生きていたことを隠しそして父とお前の兄について黙ってしまっていた。それと父親失格なのに父さんと呼んでくれてありがとう」
「当たり前だよ、父さんは父さんだよ!誰でもない、兜兄弟の父さんだよ!」
それを聞いた俺は目から涙を浮かべながらこう答える、父さんは笑顔を浮かべてこう言った。
「また会おう、シロー……」
それを聞いた俺は研究所を出る、出る際に誰かに見られてた気がしたが気のせいだと思い、そのまま後にでるのだった。
出るときにふと俺はここで作業してる人たちから父さんの気配を感じ取ったが、気のせいだと思いそとに出てIS学園へと戻った。まぁ……その後はみっちり千冬姉に色々と今日あった授業についての簡単な復習ノートが渡されて俺はそれを復習した。その後の代表候補生を決める戦いまでの間は普通に学園生活を過ごしてついに当日を迎えた。
「織斑、負けたら私は許さないぞ」
「分かってるよ、千冬姉……じゃなかった、織斑先生」
「監視カメラは切ってある、ところで兜博士と何を話したんだ?」
「終焉の魔神のことやミケーネについての話を。映像を介して話されて、それと白騎士事件の真実についても……」
「ならば話は早い、お前に専用機が届いてる……お前は二機専用機持ちとなったわけだ、マジンガーZについては登録済みだから安心しろ」
「ありがとう、千冬姉……じゃあ、行ってくるよ」
俺は千冬姉とそう話をすると灰色のISに乗り込む、すると突然オミットされたマジンガーZの待機状態が光りだして融合する。
「グレートマジンガー、それがお前の名前か……」
そして頭の中にマジンガーZ、並びにマジンカイザーとは違う姿が頭の中に浮かぶ。俺は灰色のISを空に飛ばすと同時にこう叫ぶ。
「スクランブルダァァァァァッシュ‼︎‼︎」
そして灰色のISは輝きだして姿を変える。その名は!その名は!
「聞いて驚け!我が名はグレート!グレートマジンガー!偉大な勇者だ‼︎‼︎」
グレートマジンガー、マジンガーZと灰色のISが融合した空を飛ぶことを前提にパワーアップしたマジンガーの新たなる姿だ。
「待っていましたわ、織斑一夏……」
「いくぞ、セシリア!マジンガーブレード!」
俺はその声を聞きくとライフルを構えたセシリアと向き合い、手にマジンガーブレードを構えて突撃する、こうして戦いの火蓋が切って落とされるのだった。
ーーーー☆
とある研究所にて……
「カイザーとは融合しないか……まだ、中にいる魂はいっくんのことは認めてないみたいだね」
「そのようだな。だが……想定内とも言える」
ひとりの女性がお菓子を食べながらある人と連絡していた、その人物は兜剣造博士だった。
「そうだね。さてミケーネが何も動きを見せないのは不穏だけど……何か掴んでますか?博士?」
「いや、こちらは何もだ……君の方は?」
「特に無いかな、じゃあ報告はこれぐらいにして……試合観戦しましょうか」
「そうだな、不完全なカイザーとは言え海道くんと互角に戦えたシローを応援するか」
そして二人の科学者は画面を見る。勝つのはどちらかなんてのは二人には見えてるのだから。
感想、アドバイス……よろしくお願いしゃす!