SRWXX〜Legend of Kaiser〜   作:BLACKRX

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ちゃお、少しごちゃごちゃしてる感じだけど第二章!行くぜい!

冒頭はグレートマジンカイザー対アイアンカイザーだぜい。


観測された世界で
剣鉄也の異世界奮闘記


話を少し前に遡ろう、十年前……

 

「行くぞ!アイアンカイザー‼︎‼︎」

 

「来い!グレートマジンカイザー‼︎‼︎」

 

ミケーネ本部、そこで二機の魔神が激しい戦いを繰り広げていた、片方はグレートマジンカイザー……グレートがグレートブースターを用いて超進化した姿でパイロットは剣鉄也、正義の魔神である。もう片方はアイアンカイザー、ミケーネがダブルマジンガーを元に作り上げた最強の戦闘獣であり使われてるのは勇者ガラダブラの頭脳である。

 

「ぐっ……はぁ‼︎‼︎‼︎」

 

「ちっ‼︎はぁ‼︎‼︎」

 

二人は超高速な空中戦を繰り広げており二人の動きを視認するのはほぼ不可能に近い、だが……

 

「ぐっ……」

 

「どうした?剣鉄也‼︎‼︎まさかこれで終わりか‼︎‼︎」

 

その超高速でかかるGは剣鉄也の身体を蝕みグレートマジンカイザーの動きを止めてしまう、そしてアイアンカイザーの一撃を喰らい地面に激突するがすぐに立ち上がりカイザーソードを構えて斬りかかる。

 

「そうでなくてはな‼︎‼︎流石は勇者だ‼︎‼︎」

 

「お前こそ!俺にこれを使わせるとはな‼︎‼︎流石としか言えないぞ‼︎‼︎勇者ガラダブラ‼︎‼︎」

 

そして二機の戦いが激しさを増しクライマックスを迎えたとほぼ同時だった、突然ミケーネ本部で異変が起きる。突然ミケーネ本部が大爆発したからだ。

 

「な、あれは……」

 

「見ただけでやばいオーラを感じるな」

 

そこから現れたのはマジンガーZの形をした何かだった。奴は俺たちの方に視線を向けた、その目はグレートマジンカイザーとアイアンカイザー、その両方に向けられていた。

 

「行くぞ、ガラダブラ……奴の目的は俺たちらしい」

 

「そうか、ならば見せてやる‼︎ミケーネの勇者が伊達ではないことを‼︎‼︎」

 

そして俺たち二人はマジンガーZの形をした何かに戦いを挑む。だが……その力は一方的すぎた、俺たち二人は奴の攻撃の前に為すすべもなくやられて行く。

 

「剣鉄也‼︎」

 

「なんだ、ガラダブラ……」

 

「この勝負、預けるぞ‼︎‼︎」

 

だが、そんな中でアイアンカイザーはマジンガーZの形をした何かに突っ込みしがみつく。

 

「見よ‼︎‼︎これがミケーネの勇者‼︎ガラダブラの‼︎‼︎魂だぁぁぁぁぁぁぁぁぁ‼︎‼︎‼︎」

 

そしてアイアンカイザーは大爆発を起こした、そのエネルギーの余波は周囲にいた俺を巻き込みどこかへ飛ばされるような感覚を覚える。

 

「ぐっ……耐えてくれグレート!」

 

その間、マジンガーZの形をした何かと交戦しボロボロになったグレートマジンカイザーから軋むような音が聴こえてくる。それを聞いた俺はそう言うが超合金ニューZαの超ボディはどんどん傷ついていく……そして、いつのまにか開けた場所に出る。

 

「ここは……いつのまに地下から抜けたんだ……」

 

そこはどこかの沖らしく、日本のどこかとしか分からなかった……そしてグレートマジンカイザーはいつのまにかグレートマジンガーになっておりグレートブースターは使い物にならなくなっていた。

 

「む?なんだ……寒気?スクランブルダッシュ‼︎」

 

俺はその中で不気味な気配を感じたのでそこにボロボロのグレートを飛ばす、だが……

 

「なんだ?この化け物は……」

 

そこで見たのはとても巨大な何かだった、それを見た俺は迷わず手を天に伸ばす。

 

「よく分からないがここで倒させてもらう!!唸れ‼︎サンダーブレーク‼︎‼︎」

 

そしてそのまま俺は現段階でグレートマジンガー最大の武装であるサンダーブレークを放つ。サンダーブレークは怪物に直撃したが効いてる様子は無くこちらに気がついたのかそのまま触手を伸ばして来る。

 

「ボロボロだからって舐めるなよ‼︎マジンガーブレード‼︎‼︎……ネーブルミサイル‼︎‼︎」

 

それを見た俺はマジンガーブレードを取り出してそれらの触手を全て斬り払う、そしてそのままネーブルミサイルを放ち攻撃するがダメージを与えてるかと言われれば些か疑問だった。

 

「ん?なんだ……」

 

その中で俺は二人の少女が謎の空間に突入するのを見つける、俺はグレートの光子力エンジンをフル稼働にして速度を光速にする、既にボロボロの身体に鞭を打ちながらも俺は二人の少女を助ける。

 

その後、あの怪物は消滅……俺はグレートが活動限界を迎えたことで生身となり放り出される。そこで俺の記憶は一時的に途絶えた。

 

「君の名前は剣鉄也……でいいのかな?」

 

「そうだ、フリードマンさん」

 

「呼び捨てで構わないよ、鉄也くん」

 

「いや、流石に年長者だ……敬意は払わないとな」

 

「そうか、国籍不明の人物だからね……とりあえず君のことを聞かせてくれないか?」

 

「ああ」

 

そして俺は目を覚ますとどこかの病室だった。そして目の前にいる白髪の白人、リチャード・フリードマンさんとの自己紹介と俺がここにきた経歴を話した。

 

「ミケーネ、魔神皇帝、グレートマジンカイザー、終焉の魔神……」

 

「……夢みたいな物語だろうが本当のことだ」

 

「いや、特に驚かないよ……だいたいこちらも似たような感じになってるしね」

 

「荒魂……人類の悲しき犠牲者か……」

 

そんなことを会話しているとフリードマンさんは口を開いた。

 

「……君の力を貸してくれないか?丁度友人の一人が君に興味を抱いてね」

 

「ん?友人?」

 

そう俺が尋ねた時だった、突然扉が開いてそこからひとりの男性が出てきた、その男性はだいたい俺と同い年ぐらいの人でただならぬオーラを纏っていた。

 

「君が剣鉄也くんか?」

 

「貴方は?」

 

「俺は神隼人……刀剣類管理局とは別系統の組織、EDF日本支部の司令官だ。君の戦い振りはDVDで見せてもらった……君の力を貸して欲しい」

 

「⁉︎」

 

それを聞いた俺は目を疑った(てかDVDで撮ってたのね)、何故?光子力ではなく俺を求めたのかを?

 

「ふっ、なんで俺があの機体だけでは無くお前なのか……それは簡単だ、EDFは特機戦隊の編成を進めている」

 

「特機戦隊?」

 

「そうだ、EDFは公にされてるされてないモノを含めて様々な勢力と戦っている……ノイズ、インベーダー、無人機、次元獣、宇宙からの侵略者……今は個々でバラバラに遊撃戦を繰り広げているがそれらが手を取り合えば強大な力となる。君にもその手助けをして欲しいんだ。もちろん、グレートマジンガーの修理には全面的に協力する……その代わりにと言ったような条件だ」

 

それを聞いた俺は目を丸くした後に笑った、フリードマンさんと隼人さんは目を丸くして見ていたが俺は笑い終わるとこう答えた。

 

「この剣鉄也とグレートマジンガーでよければいくらでも手伝おう……」

 

「ありがとう、君が来てくれるのなら百人力だ」

 

そして俺はスーパーロボット軍団に入った、当初はまだ人数が俺とゲッターチームだけでありスカウトするのに苦労した。

 

「司馬宙!俺とどちらが多くのハニワ野郎を倒せるか勝負だ!」

 

「いいだろう!剣鉄也!」

 

「スピンストーム‼︎」

 

「ブレストバーン‼︎」

 

例えば、戦いに乱入して勝負したり……

 

「カルヴィナ・クーランジュ少尉、本日付けで特機戦隊所属になりました、よろしくお願いします」

 

「よろしく頼む、少尉」

 

「ホワイトリンクスの力、見せてくれよ」

 

有望な人材をヘッドハンティングしたり……

 

「分かった、我々は特機戦隊所属になります」

 

「分かりました、感謝します……」

 

「この組織、信用できるのか?司令?」

 

「ものは試しだ、それに今は戦力が一つでも欲しい」

 

なんか胡散臭い組織と手を組んだりと色々した。まぁ……戦力として考えたらまだまだな部分はあるがかなり強力な組織となっていた。その組織を作る最中に俺はとある任務の最中に二人の女性と出会った。

 

「貴方が剣鉄也さんでいいのでしょうか?」

 

「ん?そうだが?」

 

「ひろ……司馬さんがこちらにいると聞いて来ました、どちらにいますか?」

 

「宙ならあっちで作戦会議してるぞ」

 

「ありがとうございます、ミナトは待っててね」

 

「ああ、行って来なよ!ミッチー」

 

それはとある作戦で邪魔大王国の侵攻が激化した際に二人の少女が来たからだ、御刀を持っているということは刀使なのだろうか……

 

「ねぇ、アンタがあの時……私と篝を救ってくれた人かな?」

 

そんなことを考えていると突然、後ろからそう話しかけられる……俺は何のことかなと考えてるとあの時、俺が飛ばされた時に相模湾大災厄で救った少女だった。

 

「そうだ。最も表向きには公表されてないがな……無事で何よりだ」

 

「無事か……そうとも言えないんだよなぁ」

 

「……そういえばそうだったな、刀使としての力を失ったんだっけな」

 

「ああ、気にしないでくれ……こうなるって心のどこかで分かってたからさ」

 

「そうか、ところで甘いものは好きかな?」

 

「好きだけど?」

 

「任務が始まるまでに時間があるから一緒にお茶でもどうかな?」

 

「喜んで」

 

俺は少し気まずくなったので、違う話題に変えて近くのカフェに行く。それが俺と彼女との出会いだった、その後に何度か会いいつのまにか恋仲になっていた。

 

「ここに来てから3年、君は今いくつだっけ?」

 

「21ですよ…フリードマンさん」

 

そして……それから数ヶ月、俺は彼女と結婚した、そしてその日は奇しくも俺が甲児君と一緒にミケーネとの決戦に赴き、事故で飛ばされてから三年が経過していた、結婚式の最中、俺はタキシードを着たまま屋上に来ていた、そしてそこで俺はフリードマンさんと話していた。

 

「これから彼女を幸せにしていくのだろう、頑張りたまえ」

 

「はい、ですが……」

 

「美奈都くんの容態ことだね」

 

フリードマンさんは俺の心境を察したのかそう尋ねる、俺はこっそり胸ポケットに入れてたUSBを取り出すとそれを見てこうつぶやいた。

 

「そうです、付き合ってから分かったことですが……美奈都は出会った頃よりも弱ってきてます、今はそんなに問題はないですけど……段々と別れの日が近づいてるのを感じます」

 

「そうか、その中で君は君のベストを尽くしなさい……」

 

「もちろん、そのつもりです」

 

俺はフリードマンさんに励まされると胸ポケットに再びUSBメモリを入れて階段を降りて式場へと戻る。

 

「おーい!鉄也!隼人さんが呼んでたぞ」

 

「分かった」

 

そして、俺は隼人さんに呼ばれたので向かうと彼から封筒を貰った……中身は有給休暇だった。

 

「奥さんとの時間を過ごせ。なにお前がいなくても特機戦隊は無事だ」

 

「わかりました。衛藤鉄也!休暇に入ります!」

 

その言葉を聞いた俺は休暇へと入った。だがそこで邪魔大王国の動きが活性化、鋼鉄ジーグこと司馬宙が自身の命を賭けて封印し阿蘇山付近は誰も入れない魔境となった。

 

「カルヴィナ中尉、恋人と仲良くな」

 

「はい、神司令……お世話になりました」

 

特機戦隊のエース、カルヴィナ・クーランジュ中尉が軍を辞め、恋人のアリスター・リンクスに誘われて月のアシュアリー・クロイツ支社へと移った。

 

「……鉄也くん、今までありがとう」

 

「ああ、神さん……礼なんていらない、こちらこそありがとう」

 

「娘さんと仲良くな」

 

そして七年後、俺もまた軍を辞めることになった……パイロットしての限界が来たのだ。無理にグレートマジンカイザーを動かしたツケがここに来て回ったのだろう、俺はもうグレートを操ることは出来ない。

 

「では、軍を辞めるお前にグレートから出てきたこの鳥野郎を監視することをお前に命じる」

 

「俺を寂しくさせないようにの配慮か?ありがとう」

 

こうして、十年も共に戦った部隊を離れて(同時に新しい任務で謎の鳥を監視することになった、その際に娘がエンペラーと名付けた)娘の可奈美と共に静かに暮らすことになった。娘と二人で過ごすのは楽しく色々遊びに行ったり神司令の家などに遊びに行ったりした。そんなある日のこと予想外のことが起きた。

 

「すみませんが、貴方は危険なので死んでもらいます」

 

「ゴフ……」

 

それは可皐月夜見と名乗り、見た感じは娘よりも一つか二つぐらい年上の子によって後ろに刺されたからだ。

 

「悪く思わないでくださいね、貴方の持つ力は後々邪魔になるので」

 

少女はそう言うとその場を離れる、すると二人の人影がこちらに来る。

 

「大丈夫か?鉄也‼︎今から救急車を呼ぶ!」

 

「お父さん!お父さん!」

 

その二人とは神司令と娘の可奈美だった、俺は半ば意識が消えゆく中で胸につけてたペンダントを外して可奈美に伸ばす。

 

「……」

 

可奈美はそれを受け取ろうとしなかった、多分……それを取ったら俺が死ぬと思ったのだろう、だがそんなことしなくても俺の命はあと僅かだ。

 

「えっ……」

 

だから俺はペンダントを強引に下げる、せめて……この力が役立てることを祈って。

 

<コード入力、引き継ぎ終了>

 

これでいい、これでグレートは無事に可奈美に受け継いだ……俺はもう心残りは、あるか……晴れ姿を見たかったな。エンペラー、娘を頼んだ。

 

こうして、俺の意識は闇の中へと落ちた……その中で様々な記憶が頭の中をよぎり楽しくも辛い、悲しい思い出の中で俺は永遠の眠りについたのだった。

 

ーーーー☆

 

「……おはよう、エンペラー」

 

ここは美濃関学園の宿舎、そこで私、衛藤可奈美はある夢を見て目を覚まし隣にいる私の家族で喋る鳥であるエンペラーに朝の挨拶をした。

 

「おはようございます、可奈美さん……なにやら涙を流してますが、何かあったのですか?」

 

「うん……久々にお父さんの夢を見たから懐かしくて」

 

私はテーブルに座り既にできてる昨日、準備だけしておいた朝ごはんをのんびり食べながらその夢を思い返す。

 

「ねぇ、エンペラー……私はなれるかな?お父さんを超える勇者に?」

 

「その夢を語るならまずは予選を勝ち抜かないといけませんね、まぁ……貴女の腕なら本戦も余裕でしょうけど」

 

「そうだね」

 

私はエンペラーに励まされると肩に乗せ、父から受け継いだペンダントを掛けて部屋を出る。戸締りをちゃんとしたかを確認すると私は急いで部屋を出て走る。

「おはよう、可奈美ちゃん、エンペラー」

 

「うん、おはよう!舞ちゃん!」

 

「おはようございます、舞さま」

 

そして舞ちゃんと合流して挨拶をする、お父さん!お母さん!安心して、私は元気に暮らしてるよ。

 

だけど、この時の私は気がついていなかった……これから起きる戦い、そして荒魂以外の存在との命を掛けた戦いになることを私はまだ知らなかった。

 

 

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