魔法?劣等生?しるか!今を生きるので大変なんじゃ! 作:魔剣姫の従僕
《アンデルセンの棺》
視界内に存在する物体(ただし生きていないモノに限る)を意識することで発動する断章
その物体から3メートル以内にいる限り、誰も自分の存在を認識できなくなる。カメラに写っても人間は、使用者を人として認識できないため絶対に見つかることはない
そして、3メートルより外に出るか、物体が視界から外れない限り解除されない
香狩「純粋に原作より強化されてるよな」
作者「まぁ、元が死体にしか発動しないのもあるけど」
香狩「けど?」
作者「単純に私が群草さんが好きってのもある」
香狩「あ、そうっすか」
とまぁ、あの事件から大分たったある日のこと
(いやぁ、学生運動っていつの時代でも青春を感じるねぇ。別にわたしやったことないけど)
立て籠もりなんて物騒な話が一昨日あったことを知り
(昨日はヤボ用で休んだ)
今日も今日とて重役出勤
だったんだけど、
(うわぁ、なにこれ……ほんとに学生運動でも始めたの?)
あからさまに生徒じゃなさそうな人間が学校に侵入していくのを後ろから見る私
(これ、今日も休校ってことにして逃げていいかな?)
思った瞬間に気づかれる私
相手は3人
手にはこん棒
「ついてないね」
そして私はもう一度口を開いた
ーーーーーーー
『うーん……久しぶりに胸がすっきりした!』
左腕から大量の血を流している私に声をかける皐月さん
周囲に広がるのは
ありとあらゆるモノが焼き焦げた世界
『でも、ここまでしなくてもよかったんじゃない?』
現に、もうある程度片ついてるし
「きまってるでしょ」
恩を売っておきたかったのよ
生徒会にも、それ以外にもね
ーーーーーーーーーーーーー
一通り荒事が終了したタイミングを見計らい
「あ、構成員の処遇は任せてよ」
いきなり出した私の声につられて
こちらを見てくる6人
車の中から出て来る私に驚愕の表情を向けている
「ちょっとやりたいことがあるから、ついて来ちゃった♪」
(犯罪組織なら補充するには丁度いいし。私の良心の呵責も少ない、いいことづくめだね)
「ちょっとまて、どうやってついてきた」
見知らぬ男子生徒が話しかけてくる
「君の疑問は、当然だし聞く権利もあるだろうけど」
少し、敵意を込め
持っていたカッターナイフを刃を出さず突きつける
「君に話す義務はないよね」
少し、空気が悪くなるが気にしない
「それじゃあ、後始末やってくるけどついて来ないほうがいいよ?」
カッターナイフをしまいつつ
工場内へ歩き出す
「まだ、普通の人として生きていたいならね」
ついてくる気配はない
(うん、よかったよかった)
目の前の氷像と化した人間の氷だけを焼いて懐を探る
全員分の個人情報を見つけたあと、その部屋を閉鎖し
首に手を当てつぶやく
《・・・・・・・》
あとは、《名無し》を使って証拠隠滅
『珍しいわね、あなたがこんなことするなんて』
「入学してこれなら、これからもっと面倒に巻き込まれそうだしからね、転ばぬ先の杖ってやつよ」
『そっちじゃないわ』
背後から声をかけていた遥が正面に来る
『事後処理をサービスでする方よ』
「……私別にお金欲しさであの仕事やってるんじゃないし……むしろ、今余るくらいあるし」
軽口を叩きながら次の部屋へ向かった
作者「えーっと、入学編次でラストっす」
香狩「なんか今回エラい飛ばしたなぁ」
作者「そもそも、剣道部につながりがないし、断章使って
達也君達のヘルプに入ったとしても、生徒を巻き込むからちまちまとした行為しか出来ないし」
香狩「それで、本来権力パワーで握りつぶすはずの後始末担当だったんだ」
作者「まぁ、事後処理に関して言えばこの世界において最強レベルだしね、君」
香狩「まぁ、今回の話で分かる人は分かるがアレの構成員が増えたぞ」
作者「アレについての説明はもうちょいあとになりそうだなぁ」