魔法?劣等生?しるか!今を生きるので大変なんじゃ!   作:魔剣姫の従僕

15 / 21
祝・漫画断章のグリム4巻発売!!!!!

みんなも買おうぜ!
(まだ、仕事のせいで買えてないけど……)


3 パーティー開始

『……怪しい人はいない……かな?』

『私の方にもね』

「ありがと、皐月さん・遥」

 

パーティー会場の端で目を光らせながら

2人に建物の回りを探ってもらっていた

やまさん達もそれぞれ周囲の調査中

 

全ての学生・この場にいる関係者に対して

《アリス》で理解した私は

近くの椅子に座り、目を伏せる

(予想通り学生は関わっていないとみていいかな、学校ぐるみで何かされると面倒だから有り難いけど)

得た情報を整理していると

 

「あれ、香狩?何でここに居るのよ」

「……ほぇ?」

目を開くと、給仕服を身に纏ったエリカがいた

「どうしたの?」

「こっちの質問は無視?……椅子に座って顔色悪そうな人が居たから声をかけたの」

「あー……ん、大丈夫。ちょっと人に酔っただけ」

「そう?」

「そうだよ、あとここに居るのは……ちょっと訳ありで」

「聞かないであげるわ」

そう言うと、エリカはその場から立ち去った

 

改めて周りを見ても

こちらを気にする人は居なさそうだ

(それじゃ私も消えるとするかな、胃が痛いし)

少々の料理の皿を受け取り、控え室に戻ることにした

 

戻ってきたはいいが

「なんで、酒盛りやってるんですか?」

「お、帰ってきたか」

「お先ー」

「いや、私別に食べませんし」

いい感じに出来上がってる2人

その前に貰ってきた皿を置き

「ホテルの人が1:00に風呂を開けてくれるって言ってましたけど……」

「あー俺今日パスだな」

「オレもな」

酔っ払い共がそう答えた

「……ちょっと外出て来ますね」

(お酒の匂い、前世(昔から)苦手だなぁ)

部屋の外へ、逃げるようにして私は出て行った

 

(さて、どうやって時間潰そうかな)

外を出歩き、木々が生える場所に来た

 

さすがに、断章制御訓練するには目立ちすぎるし……

 

『……あら』

「遥?どうしたの」

『侵入者だわ、近くに1人と遠くの方で3人ね』

うげぇ、タイミング悪すぎ

 

『3人の方には何人か行ったみたい』

「ふーん、じゃあ私はお一人様の方ね」

 

風呂はお預けかなぁ

終わったらシャワーだけでも借りれないかなぁ

そんなことを思いつつ、侵入者の方へ歩く

 

標的の近くまで行き

「そこら辺にいますよね」

隠れている場所に声をかける

返ってきたのは1発の銃声

確実に心臓を貫いて、回りに血が飛び散る

 

「問答無用で撃つなんて……後処理の事とか考えましょうよ」

侵入者は驚愕の感情を浮かべている

(うーん、プロって訳じゃなさそうだし……情報でも奪ってみようかな?)

 

というわけで

襟についていた安全ピンを外して右手に持ち

 

「では、サヨナラです」

 

《自由を奪うモノは檻に》

 

左の手の平に突き刺した

 

 




断章辞典 8巻
《刀山剣樹》
対象の地面と接している部分に、地面から無数の針が生え相手を縫い止め、体に刺さった針から無数の針が生え内部からズタズタにする断章
発動条件は、針を手の平に刺すことによる肉体的・精神的苦痛と断章詩《自由を奪うモノは檻に》

作者「私的に最も見た目がエグそうな断章」
香狩「中身が見えるならな」
作者「生身の人間相手に使うヤツじゃないよなぁ」
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。