魔法?劣等生?しるか!今を生きるので大変なんじゃ!   作:魔剣姫の従僕

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《断章》の過剰使用のせいで
精神疲労により倒れた香狩ちゃん

負けないで!貴方が倒れてしまったら
このお話の主人公はどうなるの

まだ、仕事は残ってる
ここで、踏ん張ればきっといいことがあるから!

次回 「香狩、(精神的に)死す」

香狩「二重の意味で嘘予告やめぇや」


5 一部公開

森の中をひた走る

追ってくる者が3人

走る音がだんだん近くなってくる

 

後ろを気にしすぎたせいか

足下の木の根につまずき、転ぶ

 

立ち上がろうとした私の背中に

何かが乗せられる

それが追ってきた人の足だとすぐ気がついた

 

そして私の体から何か温かいモノが流れ落ち

意識を失った

 

最後に焼き付いた、男共の人相を残して

 

 

「ん、ここは……」

見覚えのない部屋

そのベッドで寝かされていたようだ

 

(とりあえず……メモ)

近くにあった紙に、覚えていることを殴り書いていると

 

「あら、起きたのね」

会長や風紀委員長、深雪ちゃん達1年生がいた

会長が心配そうな顔をしている中

2人だけ、不思議そうな顔をして居る人が居た

 

(実験は成功かな?)

書いた紙をポケットにねじ込みつつ

 

「ありがとうございました」

礼を述べた

 

「どうしてあんな所で倒れてたのかしら?」

聞いてくるであろうと、予想していた質問が来た

「その前に1つだけ」

ベッドから立ち上がり、少しふらついたが彼女達の前まで歩いて行った

 

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「あ、はい。初めまして」

「初めまして」

ようやく顔が晴れた彼女達、それ以外の人間が驚愕しているが

 

「何をしていたかは、言えませんが」

「お礼として1つ教えますね」

 

 

「《食害》」

「食害……ですか?」

全員がベッドに座り、私は壁にもたれて立っている

「《断章》はいくつかの魔法の総称で、その一つが《食害》です。他のモノにも心当たりは……ある人は居ますよね」

この中の3人には、《雪の女王》を見せている

その3人が思考を深める前に

「《食害》は、記憶を喰らう蟲を使役する能力です」

その一言で、さらに驚きが広がる

「いつぞやの騒ぎの時にも使いましたね」

その言葉で、風紀委員長が苦虫をかみ潰した様になる

「……1つ聞いていいですか?」

表面上冷静な会長が聞いてくる

「その蟲は、どこに居るんですか」

(そこにたどり着くのかぁ、話したのは失敗かな) 

まぁ、《食害》は言っても対策は難しいから大丈夫だと思うし

「もちろん、私のココですよ」

頭を指さす

会長は理解したようで、口を閉ざす

 

「待ってください」 

おっと深雪ちゃん

「それでは、2人が貴方を忘れた説明がつきません」

(おっと、其処をついてくるか)

答えは簡単だ

「私は1個しか言いませんよ?」

「……分かりました」

気がついたみたいだけど

私は《食害》しか言うつもりはない

 

部屋をでて、少し歩く

「おー、発見したぞ」

「やまさん、これ」

さっき書いた紙を渡す

「……ん、分かった」

一目見た後、手帳を取りだし

其処に挟み込む

 

「そういや、昨日のヤツが目を覚ましたぞ」

「様子は?」

「アイツに任せたから分からん」

「そっか」

 

 

その後、部屋に戻り

尋問の続きを行った

 

……情報が少しは入手出来たのでヨシとする

 

 

 

 

 

 

 

 




断章辞典 9巻
《名無し》
常時発動型断章
あらゆるモノの名前を喰らう事で、そのものを誰にも認識出来なくなる
瞬間にして全ての人から、そのモノに関しての記憶を抹消できる。

自身にも効果が及んでおり
個人差があるが2週間程顔を合わせないと
香狩の事を忘却する

作者「自分の記憶が無くなり、他人からも忘れられる」
香狩「私の存在……ボロボロだな」
作者「お願い「そのネタはもういいから!」」
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