魔法?劣等生?しるか!今を生きるので大変なんじゃ! 作:魔剣姫の従僕
本編で早期解決出来ない理由つけないとね?
香狩「いや、簡単に終わるならやれや。前回もすぐ終わらせたやろ」
「で、手に入った情報から潜入者は8人」
「内コイツと生徒がが捕まえた3人だから」
「あと、4人……ですね」
控え室にて3人で会議中
ようやく手に入れた情報から人数とコードネームが分かった
(逆を言えばそれしか分からなかったとも言えるけど)
「まぁ、この人数で出来ることを考えれば目的もなんとなく分かりますがね」
「だな、俺の刑事としての勘もビンビン伝えてくる」
「……オレ、只の闇医者だからサッサと言ってくれ」
察しの悪いと言うか、考えることを放棄しているヒナさんのために結論だけを言う
「「(恐らく)順位操作による配当金の獲得だな(ですね)」」
「……あぁ、理解したわ。そりゃその人数で襲撃はかけないわな」
生徒の拉致・人質の場合なら人員が欠けた時点で追加要員を増やすか、別の機会にするかを選択するのがセオリーのはずです
でも、この大会中は警備の目が厳しくなっているので要員を増やすのはリスクが高すぎる
消去法で考えるならこれしかないはず……だ
「問題は、どんな手段でいつくるかですね……」
「取り敢えず、明日には動くはずだな」
「……へ?」
「おっ、アンタの呆け顔たぁ珍しいな」
ヒナさんに笑われるがそんなことを気にしてられない
「ど、どうして分かるんですか?」
「この調子で行けば一高の1位はほぼ確実、そして高額配当を狙うなら一番人気を選ぶはずがない」
とやまさんが言う
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『それで今日は試合を見てる訳ね』
「遥、無駄口叩かない」
『はいはい、真面目ねぇ』
一高生が狙われる
それが分かったなら、次は誰が狙われるか
それなら簡単だ
脅威度が高い選手が狙われる
だからこそ、私はこの会場に遥と一緒に居る
優勝候補間違い無しの風紀委員長
恐らく今日のターゲットになるとしたら彼女だ
一応皐月さんには外周部、やまさんとヒナさんは別の会場にいる。万が一を想定してだけどね
『あら?始まったわよ』
その声と共にコースを見る
1位を風紀委員長、そのすぐ後ろを他の選手が追いかけていく
そして、予想していたが起きて欲しくはない事が起こってしまった
私はそれを目に焼き付けた
(はっ、物語とはいえお約束が過ぎるだろが……だが、まぁいい、ある程度の情報は手に入れた)
『あら、冷たいのね。知り合いだというのに』
「心を抑えられない奴が《断章》なんて使えるとでも?」
『それもそうね』
「まぁ、何にせよ明日からの行動が決まったわ」
待ちの一手には変わらないけど
「《さぁ、主人公はどんな解決をするのかしらね》」
この世界が物語と知っている私だからこそ待てる
彼がどこまで早期解決出来るか、不謹慎だけど安心して見ていられる
なぜなら、物語とはどうあったって
(
香狩「おい、これ私が悪人みてぇじゃねぇか!」
作者「言い訳すると、ここで行動した場合、大元を叩けないっていうデメリットがあるし」
香狩「じゃあ私が潰しに……」
作者「君の目的を忘れたの?きみがいないあいだに何か起こったらどうするんだい?」
香狩「……大惨事確定だな」